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第6話
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え~と。戻ってきたのかな?
ん?ベットの上っぽいですね。
………
あれ?ずっと寄り添ってくれてたのかな?
私には両親の他にもう1人家族がいる
それは、双子の兄。ウィルだ
眠ってる
天使がここにいる!
我が兄ながら可愛い。
「ん~?」
あ、起きた
「あれ?僕、ねてた?あっ!ラウは?」
「おはよう。ウィル」
「よかった。目がさめたんだね!
おきなかったらどうしようかと思ったよ!」
「え?どのくらい眠ってた?」
「3日は眠ってたよ」
マジですか。
「あのさ、ラウ。
少しおどろくかもしれないけど聞いて。」
「うん。」
「僕たち2人は神さまのつかいなんだ。」
「うん。」
「それでね、4月から初とうきょういくを受けなきゃ行けなくなってしまって」
「え?」
「そこで、色んなことを学ばなくてはいけないんだ」
「色んなことって?」
「きそ学?ってやつとじゅつ式ってやつを主に習うらしいよ」
「そうなんだ!楽しみ」
「ほんとに?それはよかった!」
「お父さまがラウがおきたら直ぐに来てって言ってたから行こう!」
「うん!」
·····················································································
お父様とは色々な話をした。
学園に通うことになること、称号のこと、ほんとに色々だ。
学園ではウィルと一緒に行動ができるらしいからそこはとってもよかった。
だが、1つ問題があった。
それは、このゲームのヒロインがその学園に通うことになる事だ。
恋愛ゲームの中では高等教育の1年生のときに色々な出来事が多発する。
だが、その前の初等教育の際にはもうフラグが立っているのだ。
そのフラグを折り、ウィルとの楽しい毎日を送れればいいが、多分そんなことは出来ないだろう。
なぜかって?
それはウィルが攻略対象だからだよ!
だけど、まぁゲームの台本に沿っている訳でもないし。大丈夫だよね。きっと…
もう既に私が神の使いになってるんでストーリーをかわってるかもしれないですよね。
あ、もしかして軌道修正とかされるのかしら
やばい、ピンチかも!!
·····················································································
4月。私は全寮制の初等教育学園に通う。
「お嬢様~!そろそろ出発致しますよ~!」
「はーい!」
期待と不安を胸に私はウィルと一緒に家を飛び立った。
ん?ベットの上っぽいですね。
………
あれ?ずっと寄り添ってくれてたのかな?
私には両親の他にもう1人家族がいる
それは、双子の兄。ウィルだ
眠ってる
天使がここにいる!
我が兄ながら可愛い。
「ん~?」
あ、起きた
「あれ?僕、ねてた?あっ!ラウは?」
「おはよう。ウィル」
「よかった。目がさめたんだね!
おきなかったらどうしようかと思ったよ!」
「え?どのくらい眠ってた?」
「3日は眠ってたよ」
マジですか。
「あのさ、ラウ。
少しおどろくかもしれないけど聞いて。」
「うん。」
「僕たち2人は神さまのつかいなんだ。」
「うん。」
「それでね、4月から初とうきょういくを受けなきゃ行けなくなってしまって」
「え?」
「そこで、色んなことを学ばなくてはいけないんだ」
「色んなことって?」
「きそ学?ってやつとじゅつ式ってやつを主に習うらしいよ」
「そうなんだ!楽しみ」
「ほんとに?それはよかった!」
「お父さまがラウがおきたら直ぐに来てって言ってたから行こう!」
「うん!」
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お父様とは色々な話をした。
学園に通うことになること、称号のこと、ほんとに色々だ。
学園ではウィルと一緒に行動ができるらしいからそこはとってもよかった。
だが、1つ問題があった。
それは、このゲームのヒロインがその学園に通うことになる事だ。
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そのフラグを折り、ウィルとの楽しい毎日を送れればいいが、多分そんなことは出来ないだろう。
なぜかって?
それはウィルが攻略対象だからだよ!
だけど、まぁゲームの台本に沿っている訳でもないし。大丈夫だよね。きっと…
もう既に私が神の使いになってるんでストーリーをかわってるかもしれないですよね。
あ、もしかして軌道修正とかされるのかしら
やばい、ピンチかも!!
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4月。私は全寮制の初等教育学園に通う。
「お嬢様~!そろそろ出発致しますよ~!」
「はーい!」
期待と不安を胸に私はウィルと一緒に家を飛び立った。
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