少年少女の異世界英雄譚 ~ みんなで異世界を生き抜きます ~

エイスト

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第一章 勇者降臨、伝説の幕開け

第四話「初めての戦闘、協力プレイで勝利してやるぜ‼︎」

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 音が聞こえた草むらの方に目を向けたら、ツノの生えたウサギが出てきた。しかも、ウサギの頭上に文字が浮かんでいる。

〈一角兎 Lv3    種族  兎種〉

 いっかくうさぎ?まるでゲームの敵キャラアイコンみたいだ。モンスターの名前とレベル、種族が見えるけど、これは『目利き』の効果のようだ。

「キュ!」

 一角兎は僕らを確認するや否や、跳躍してツノを一直線に前に出して突進してきた。

「危ない!」

 僕はすぐさまアザレアさんの前に出る。僕らの中でも弱いと思ったのか、アザレアさんをねらったんだろう。
 僕はアザレアさんの前に出て、手に持っていた銃で一角兎の突進を止める。そのとき、持っていた銃とツノがぶつかり、金属音が鳴り響く。そしてその隙を突き、一角兎が空中にいる状態で素早いパンチで殴りつける。

「おらぁ‼︎」

「キュッ!」

 襲いかかって来た一角兎は殴った方向に吹っ飛び、そのまま木に激突した。かなり痛そうだ。
 しかし逃げることを知らないのか、再び突進して来た。

「せやっ‼︎」

 さっきと同じく一直線状の攻撃のため、今度はウサギの横に立ちそのまま横蹴りを喰らわせた。そして木に激突した。
 しかしまた立ち上がり、襲いかかろうとしている。

「おかしい…。普通なら骨の一本や二本は折れてるはずなのに。」

 先ほどから木に激突したというのに、未だに襲いかかって来るなんておかしいとしか思えない。

「…もしかしてスキルとかが関わっているのか。」

 さっきステータスボードで確認したことろ、護身術のスキルはあったが格闘術とかのスキルはなかった。
 護身術はあくまで最低限身を守るための格闘術の一種。だから正拳突きや横蹴りとかの格闘技の効果が発揮されなかったのだろうか。
 もともと僕は護身として格闘術を学んでいて、腕力や筋力は同年代で平均より高かった。
 なのに余りダメージを与えることができない。

(そういえば、殴った瞬間に一瞬だけ力が抜けたような。)

 …スキル以外にも、クラスが関係してるのだろうか。クラスが銃士だから、物理攻撃力はそこまで高くないとか。

(もしそれが本当なら最悪だ。せっかく鍛えて手に入れた腕力が意味がないなんて、そりゃないだろ。)

 そう思いながらまた一角兎の攻撃を防ぐ。今はなんとか攻撃を防げているが、いつまで保つことか。このままではジリ貧だ。

(なにか逆転できそうなものがあればいいんだけど…)

 そう思った瞬間、手に持っている銃に目を向ける。
 銃を使ったことは全然ないけど、今の僕は命中率に特化しているから、もしかしたら逆転できるかもしれない。

「とにかくやるしかないか。」

 突進してきた一角兎を殴り飛ばし、とりあえず片手で銃を持って構えてみる。クラススキルの『全銃術』によるおかげか、構え方が自然と分かる。これはかなり便利だ。
 
(さっき調べておいた『見切り』と『集中』、『命中』も使ってみるか。)

 そう思い、(スキル『集中』)と念じてみた。ラノベだとスキルを使うときは念じることがあるため試しにやってみた。
 すると、周りの動きがゆっくり動いてるように見える。予想通り、これが『集中』による効果なのだろう。自身の思考力を上げることで、周りがゆっくりと動いてるように見える効果があるみたいだ。
 あと、『見切り』の効果で僕と一角兎との距離が五メートルほどとなんとなく分かるし、『命中』で銃弾が一角兎の足に当たるのも感覚で分かる。この組み合わせは役に立ちそうだ。
 少し話がズレたが、これで目の前にいる一角兎を倒せるかもしれない。

(よし!早速やってみるか。)

 そう意気込んだ瞬間、一角兎は僕に狙いを定め今までのよりも早く強烈そうな突進をしてきた。
 咄嗟に銃を構え引き金を引く。

 バァン!

 発砲音が辺りに鳴り響く。
 すると一角兎がその場に転んだ。『命中』での狙い通り、足に当たったようだ。

「よし!攻撃が入った。」
 
 スキルによる補助もあって、狙いを定めるのに十分な時間を得ることができた。
 しかしそう思ったのも束の間、一角兎が再び突進してくる。さっきより動きが鈍くて遅いが、足だけでは倒せきれないみたいだ。

「今度こそ仕留めてやる。」

 次は一角兎の頭に狙いを定め、1~2メートルくらい近づいてきた瞬間に引き金を引く。
 バァン
 再び銃声が響き渡り、一角兎が地面にポトリと落ちる。見てみると頭に弾が当たった痕跡がある。
 それを認識した途端、目の前に小さなステータスボードが現れた。

《レベルアップしました。Lv1→Lv2》

 レベルが上がったようだ。なんかゲームのようで自分が強くなったのを実感する。

「とりあえずなんとか倒せたか。」

 戦闘での時間は2~3分くらいだったけど、体感時間は10分に感じた。

「みんな、無事かい?」

 みんなの方に目を向けると、口を塞いでいたり、呆然と立ち尽くしていた。

「みんな、どうしたの?」

「エ…エイスト君、その…ウサギさんから血が…。」

 血?そういえば、倒した一角兎から血が出ている。別に生き物だからを血を流すのは当たり前なのだが。
 そう思い、一角兎の死体を掴み、みんなに見せる。

「もう倒してるから大丈夫だよ。」

 すると、アザレアさんとザルビアらが後ろに後ずさる。他のみんなはビクッと反応したが少し引いてる様子だ。なんだか少しショック。

「ひっ!み、見せないで。」

「血…血を見るのは苦手なんです。」

 なるほど。どうやら血を見るのが苦手なようだ。僕は血を見るのはどうも思わないが。まぁみんなが全員同じというわけないか。

 ガサガサ、ガサガサ

 また草むらから音が聞こえる。また一角兎だろうか。

「キュッ!」

「キュキュッ!」

「キュア!」

 草むらから一角兎が出てきた。それも一体ではなく複数体だ。さっきの銃声を聞きつけたんだろうか。正直鬱陶しい。

「くそ!やるしかないか。」

 先ほどと同じく複数のスキルを発動し、連射で撃ち出す。

 バァンバァンバァン

「ギュッ!」

 全体の内一羽に命中したが、残りはかわし切った。いくらスキルによる効果があっても複数相手だと厳しい。

「キュッ!」

 一角兎の二羽がとんでもないくらい高く跳んだ。おそらく五メートルくらいは跳んだんじゃないだろうか。一体どうすればあれだけ高く跳べるのだろうか。

「みんな、そっちにニ羽行ったから気をつけて!」

 今の僕は目の前の敵を相手にしてるため、後ろにまで相手することはできない。

「…やるしかないか、こっちは任せろ!」

「よっしゃあ、初戦闘だ!」

「僕もいくよ!」

「せ、拙者も!」

「ザルビア、俺の後ろにいろ。」

「女子の皆さんは僕たちの後ろに。」

 パチラとジニア、ウツギにデイジーが前に出て戦闘を始めた。その後ろではストックとノバラが女子たちの前に出て構えている。

(とりあえず後ろはなんとか大丈夫そうだな。僕は少し危ないけど。)

 今の状況を確認する。僕の目の前には三羽の一角兎がいて、今にも突進しようと構えている。後ろでは二羽の一角兎とみんなが戦っている。

 そして僕なのだが…。最初の戦闘のときに二発、先ほど三発も撃ったため、残り撃てる回数が限られる。

(魔力弾を撃って気づいたけど、少しずつ身体がだるくなってきたな。これが魔力を消費する感覚なのか?そうなると早く倒さなきゃだから、相手の隙を突いて狙い撃つしか…)

 何かいい考えがないか考えてる間にも、三羽の一角兎は僕に突進をしてくる。僕はなんとか攻撃を捌き切っているが、いつまでもつか分からない。
 
(くそ!なにか打開策は、って危ない!)

 『生残術』の護身術で攻撃を捌き切っていたが、三羽の内一匹がみんなに狙いを定めた。これ以上みんなの方に敵が増えたら、怪我人が出るかもしれない。

 ガキィン

 僕は咄嗟に攻撃を防ぎ、またさっきの金属音が響く。しかしその隙をついて残りの二羽が突進してきた。

 ドスッ ブスリッ

 鈍く刺さる音と同時に腕と足に痛みが走る。そこまで痛くはないが、一角兎のツノが刺さってる感触がする。

「くっ…ぬおぉ!」

 僕はすぐさま一角兎を掴み、引き抜いたら思いっきり投げ飛ばした。

「ギュ!」

「ギャ!」

 二羽とも地面にぶつかり、鈍い声を出してその場に倒れるがすぐに起き上がった。

(余り痛みがないからまだ動けるな。『身体苦痛耐性』のおかげだな。)

 痛みに対する耐性があって良かった。なかったら今頃どうなっていたか分からない。

(しかしこの状況は不味いな。流石にこれ以上はもう保たないぞ。)

 『身体苦痛耐性』で痛みは余りないけど、ダメージは確実に入ってる。威力軽減系のスキルがあればいいけど、あいにく持っていない。痛みなく体が苦しむとはこんな感じなのだろうか。
 
(せめて『刺突耐性』とかあれば良かったんだけど。)

 そんなふうに思っていると、一角兎が三羽一斉に突進してきた。確実に仕留める気だろう。

(くそ、今撃つべきか!いや、中央以外の二羽がジグザグに動いてるからうまく当たる確率が低すぎる。)

 一角兎たちとの距離が2メートルくらいのところで、僕は半端諦めかけた。

 ここまでか…

 そう思った次の瞬間、目の前にパチラが盾を構えて立つ。

「エイスト、俺の後ろにいろ!」

 そう言って、二羽の一角兎の突進を薙ぎ払い、残る一羽の突進を防いだ刹那、後ろに向けて叫び出した。

「ジニア、今だ!」

「くらえー‼︎」

 パチラが防いでいる隙に、ジニアが一角兎を殴り飛ばした。二人が応援に駆けつけて来てくれたようだ。
 
「パチラ、ジニア、ありがとう。助かったよ。」

「気にするな。それより前の敵に集中だ。」

「俺たち三人でなら数で互角だ!」

 パチラとジニアが助けに来てくれたおかげで命拾いした。二人に感謝だ。

「そういえば、後ろで戦ってたあの一角兎は倒したの?」

「ああ、今はストックとデイジーたちが女子たちを守ってる。後ろは大丈夫だ。」

 後ろを見てみると、ストックとノバラ、デイジーとウツギが女子たちを守るように陣形をとっている。

(よし!一気に形勢逆転した。パチラとジニアと力を合わせれば勝てる。)

「パチラ、敵の攻撃を引きつけて。持ってる盾で相手の攻撃を防ぐんだ。」

「ああ、任せろ。」

「ジニア、さっきの俊敏さを生かして敵の攻撃を躱しつつ攻撃を入れてくれ。」

「よっしゃ、任せろ!」

「僕は二人の援護をする。いくぞ‼︎」

 二人に指示を出して、戦闘を始める。

「さぁかかってこい、ウサギども!」

 パチラが僕らの前に出て、一角兎たちの攻撃を盾で受け止め薙ぎ払う。
 パチラが所有しているのは盾。ゲームの世界で盾を扱うクラスは《守護戦士(ガーディアン)》などがあって、“シールダー”とも呼ばれている。最前線で敵の攻撃を引きつけ受け止めたりするのが役割だ。

「オラオラオラ、かかってきやがれ!」

 ジニアはぶんぶんとジャブしながら一角兎の隙を狙っている。
 ジニアが所有しているのは籠手。ゲームの世界ではどのクラスにも使われているけど、見る限りだと殴るのがメインみたいだから《拳闘士(グラッパー)》などのクラスだろう。機動性があって、渾身の一撃で敵を叩くのが得意だ。

「よし…そこだ!」

 敵が瀕死の状態になってるのを見計らい、僕は引き金を引き、トドメをさす。
 僕が所有しているのは銃。クラスはステータスボードにかいていた通り、《銃士(ガンナー)》だ。ゲームでは命中率が高く、近距離から中距離、遠距離など、バランス豊かに攻撃可能だ。

「よし、最後の一羽だ。エイスト、トドメは任せた。」

「やってやれ、エイスト!」

「了解。これで終わりだ!」

 そして残り一羽に狙い撃ち、僕たちは勝利した。

《レベルアップしました。Lv2→Lv3
【ウェポンスキル】『アイテムドロップ』が解放されました。》

 おっ!なにやら新しいスキルが解放されたみたいだ。『アイテムドロップ』はどういうスキルかは検討はつくけど、

「うぉ!なんか急にステータスボードが出てきたぞ。レベルアップ?」

「うおー、レベルアップだ!ゲームみたいでスゲー!」

 二人のレベルも上がったみたいだ。どうやら敵を倒せば、経験値が手に入ってレベルが上がる仕組みはゲームと同じようだ。

「二人とも、レベルはどれくらい上がった?」

「レベルが2に上がってるぞ。」

「俺もだ!」

 二人ともレベルが2に上がったようだ。そういえば、後ろの二人もレベルが上がっただろうか。そう思い、後ろを振り返り声をかける。

「ストック、ノバラ、デイジー、ウツギ、君たちもレベル上がった?」

「いや。」

「上がってませんが。」

「拙者も。」

「僕も。」

 あれ?四人はレベルが上がってないみたいだ。どういうことだ?

(そういえば、ゲームだと複数人での戦闘で経験値が余り入らないことがあったな。一角兎三羽は僕とパチラ、ジニアが倒したけど、後ろの四人はニ羽だけだったから、経験値量に差があるみたいだな。)

「皆さま、大丈夫ですか。」

「誰か…怪我している人…いる。」

 考え込んでいると、ストックたちの後ろにいる女子たちが心配して話しかけてきた。見た限りだと怪我はしてないみたいだ。

「女子のみんなは大丈夫?誰も怪我してない?」

「はい。わたくしたちは大丈夫ですわ。」

「怪我してないよー。」

 そうしてみんなな安全確認をしていると、また草むらからガサガサと音がする。

(げっ!また敵が来そうな予感がする。ここは逃げよう。)

「みんな、急いでここから離れるよ!」

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