1個上のあなた

にかにか

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青咲高校に入学式!

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私の名前は桜庭美々
今日は青咲高校の入学式
なぜこの高校に選んだかって?それはー
1個上の大好きな西木雄也がいるから!
運動神経も勉強もすごくて成績オール5
なんでそんなに知ってるかって?お隣さん同士で親同士も仲がいいから!いろんな情報が私に入ってくるってわけ!
あっ!やばい遅刻しちゃう!

「おはよー」
今挨拶した子は私の親友と桜木鈴ちゃん
ふわふわしてて可愛いの!
美「おはよー!同じクラスでよかったね!」
鈴「そーだね」
美「隣の子…女の子かな男の子かなー…」
「どーも!よろしくな!」
…誰?…隣の人か…
美、鈴「ど、どーも」
「名前言ってないな!俺は遠山淳也!そっちは?」
美「桜庭美々です」
鈴「桜木鈴」
淳「へー!どっちも桜がついてるんだな!だから中がいいのかー納得!」
「はーい!皆さん入学式が始まるので並んでくださーい」
あー入学式かー…

「ただいまより開会式をはじめます    まず…」
ドキドキが止まらない!だって!後ろには大好きな西木雄也!そう!ゆーくんがいるんだもん!
「……新入生退場」

鈴「長かったねー」 
美「そーぉ?」
鈴「あー雄也くんいたもんね」
美「うん!だから長く感じなかった!」
ガラガラー
「席についてー
はい!1年E組の担任の佐藤美沙です!よろしくね!じゃーまず自己紹介しよーか!」
「青西…………桜庭……夏帆です。」
キーンコーンカーンコーン
担「さて!自己紹介も終わったし鐘も鳴ったから今日はこれで終わり!明日からは授業もあるし部活の体験もあるから!あー体験は一週間しかないから今から決めときなー!では!気おつけー礼!さよーなら」
『さよーなら』

美「終わったー」
鈴「よし!帰ろー!」
淳「俺も一緒に帰っていい?」
鈴「いいけど…男子友達と帰れば?」
淳「さっき話してたのは皆電車なんだー」
鈴「まー進学校だし大学受験にも有利だからねーほかの県からも来てるらしいし」
美「そーなんだ!」
淳「なー部活どこに入る?」
美、鈴「テニス!」
淳「俺もテニス部!」
美「テニスなんだー!なんで?」
淳「西木雄也を超えたいから」
美「えっ?」
鈴、淳「あっ!」
ドン
美「わっ!」
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