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【第48話:激闘】
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オックスの剣を盾で受け流し、サイクロプスの蹴り上げた足を間一髪で後方に飛んで躱す。
その時にはオックスはすでに補助魔法の間合いの外に移動していた。
「なかなか粘りますね~。さすがシルバーランクといったところでしょうか?」
もう完全に余裕を取り戻してしまったようだ。
出来れば動揺している間に倒してしまいたかったが、こうなっては焦りは禁物だ。
「一般的には、シルバーランク冒険者と衛兵隊長ってどっちが強いんだ?」
「残念ながらシルバーランク冒険者でしょうねぇ。今回は当てはまりそうにないですが!!」
軽口を飛ばして隙を伺うつもりが、いつ拾ったのか、石を投げつけられてこちらが隙を見せてしまう。
「ちっ!?」
避けれないと踏んだオレは咄嗟に肩で石を受け、サイクロプスの拳を盾で受け流した。
「かはっ!?」
さすがに巨体から繰り出された拳は重く、うまく受け流しつもりだったのに、かなりの衝撃を喰らってしまった。
「死ねぇぇぇ!!」
そしてオックスはその隙を見逃してくれるようなやつではない。
剣士系のクラスなのだろうか、鋭い踏み込みで何らかの剣技を放ってきた。
「ちっ!? だがフィアのが数段早いぞ!」
かなりきわどかったが、普段からバフで強化されたフィアの鋭い突きを受けてきたおかげか、今度こそ綺麗に受け流しに成功した。
「なっ!?」
そして、オレもオックスの見せた隙を見逃すつもりはない!
「身体能力向上1.5倍!」
「ぐががぁ”ぁ”ぁ”!!」
すかさず三連続でバフを放ったのだが、一瞬で間合いを取って一つしかあてることが出来なかった。
それでも痛みは相当なものなのだろう。
食いしばった口から赤い一筋の血が見えていた。
ここで決めなければ!
「逃がさない!」
「舐めるなガキがぁ!!」
「「はぁぁ!!」」
交差する怒号。
オレの踏み込みに合わせて袈裟に放たれた斬撃を掲げた盾で正面から受け止める。
「ちっ⁉」
オックスは、さっきオレが当てたバフを逆手にとり、正面から力任せに斬り込んできた。
振り下ろされた剣戟は予想を上回る威力だった。
だけど……魔法を中断させられるほどの威力ではない!!
「身体能力向上……」
「フォーレストォォォ!!!!」
魔法を発動する瞬間、オックスは盾を手で掴み強引に剣をねじ込んできた。
「ぐっ……1.5倍!」
なんとかバフは発動させることが出来たが、肩に剣を受けてしまい、三連続のつもりが単発になってしまった。
「ぐぁ”ぁ”ぁ”…………」
それでも、後ろで転がっている部下たちと同じでもう激痛で動く事はできまい。
オックスはとうとうその場で崩れ落ちた。
このまま放っておいても力尽きて最期の時を迎えることになるだろう。
サイクロプスも指示が途切れたからか、動きを止めている。
オックスが完全に息を引き取ったあとに暴走する恐れはあるが、これで……ひとまずは乗り切ったか?
オレは肩の痛みに耐えながら、息を整え、サイクロプスを警戒しながらもオックスに話しかけた。
「……これで終わりだ。今まで重ね続けた悪事の報いを受けろ」
オックスはもう身動き一つとることができずに藻掻いていたが、オレのその言葉に目を見開き、血走った眼を覗かせながらもう一度口を開いた。
「ははは、は……忌々しい奴だ。だが……詰めが甘い、ぞ……ふふふ、ふ」
もうこと切れる寸前だというのに、オックスの顔が狂気に歪んでいるように見えた。
なんだ? この期に及んでオックスに出来る事など……。
連絡用の魔道具は奪い返されたりはしていない。
ならばサイクロプスかと思ったが、こちらも特に変わった動きは見せていない。
「もうお前に出来る事はなにもない。あの世で罪を償ってこい」
ハッタリか? それとも虚勢か?
しかし、オックスがそんなことをするか?
なにか、何かを見落としているのか?
「ふふ、ふ……すぐにまた会える……フォーレス、ト……君……」
しかし何かが起こる事はなく、オレが警戒し思考を巡らせている間にオックスは動かなくなっていた。
「なんだ……オックスは何を企んでいたんだ?」
最期のあの表情と台詞、ハッタリには思えなかった。
だが……このままここで考えこんでいるわけにもいかない。
今はまだ動きを止めているが、サイクロプスも健在だ。
攻撃した瞬間に自我を取り戻して反撃してくるかもしれないが、仮にもBランクの魔物だ。このまま放置しておくわけにもいかなかった。
「まずはこいつを倒すか……」
いきなり動き出すかもしれない。
まずは落ちていた剣を拾って態勢を整え、補助魔法がギリギリ届くところまで距離を取ると、オレは一気にバフを叩き込んだ。
「身体能力向上1.5倍! 重ね掛け! 身体能力向上1.5倍! 重ね掛け! 身体能力向上1.5倍!」
まずは素早く三連続でバフを掛けてみるが、サイクロプスが動く様子はない。
普通に魔物使いが使役している魔物ならば反撃してきそうなものだが、オックスの持つ強力なアーティファクトによって強制的に従えさせられているためか、こちらを見る事もなく動く様子はなかった。
「……悪いが、動かないならこのまま倒させてもらうぞ」
別にサイクロプスに同情を抱くようなことはないが、ちょっと複雑な感情だ。
でも、Bランクの魔物をリスクなく倒せるチャンスだ。
きっちり止めを刺させてもらおう。
「重ね掛け! 身体能力向上1.5倍!」
その後もサイクロプスは反応を見せず、三連続での発動を数回繰り返すと、そのままゆっくり後ろへと倒れていったのだった。
その時にはオックスはすでに補助魔法の間合いの外に移動していた。
「なかなか粘りますね~。さすがシルバーランクといったところでしょうか?」
もう完全に余裕を取り戻してしまったようだ。
出来れば動揺している間に倒してしまいたかったが、こうなっては焦りは禁物だ。
「一般的には、シルバーランク冒険者と衛兵隊長ってどっちが強いんだ?」
「残念ながらシルバーランク冒険者でしょうねぇ。今回は当てはまりそうにないですが!!」
軽口を飛ばして隙を伺うつもりが、いつ拾ったのか、石を投げつけられてこちらが隙を見せてしまう。
「ちっ!?」
避けれないと踏んだオレは咄嗟に肩で石を受け、サイクロプスの拳を盾で受け流した。
「かはっ!?」
さすがに巨体から繰り出された拳は重く、うまく受け流しつもりだったのに、かなりの衝撃を喰らってしまった。
「死ねぇぇぇ!!」
そしてオックスはその隙を見逃してくれるようなやつではない。
剣士系のクラスなのだろうか、鋭い踏み込みで何らかの剣技を放ってきた。
「ちっ!? だがフィアのが数段早いぞ!」
かなりきわどかったが、普段からバフで強化されたフィアの鋭い突きを受けてきたおかげか、今度こそ綺麗に受け流しに成功した。
「なっ!?」
そして、オレもオックスの見せた隙を見逃すつもりはない!
「身体能力向上1.5倍!」
「ぐががぁ”ぁ”ぁ”!!」
すかさず三連続でバフを放ったのだが、一瞬で間合いを取って一つしかあてることが出来なかった。
それでも痛みは相当なものなのだろう。
食いしばった口から赤い一筋の血が見えていた。
ここで決めなければ!
「逃がさない!」
「舐めるなガキがぁ!!」
「「はぁぁ!!」」
交差する怒号。
オレの踏み込みに合わせて袈裟に放たれた斬撃を掲げた盾で正面から受け止める。
「ちっ⁉」
オックスは、さっきオレが当てたバフを逆手にとり、正面から力任せに斬り込んできた。
振り下ろされた剣戟は予想を上回る威力だった。
だけど……魔法を中断させられるほどの威力ではない!!
「身体能力向上……」
「フォーレストォォォ!!!!」
魔法を発動する瞬間、オックスは盾を手で掴み強引に剣をねじ込んできた。
「ぐっ……1.5倍!」
なんとかバフは発動させることが出来たが、肩に剣を受けてしまい、三連続のつもりが単発になってしまった。
「ぐぁ”ぁ”ぁ”…………」
それでも、後ろで転がっている部下たちと同じでもう激痛で動く事はできまい。
オックスはとうとうその場で崩れ落ちた。
このまま放っておいても力尽きて最期の時を迎えることになるだろう。
サイクロプスも指示が途切れたからか、動きを止めている。
オックスが完全に息を引き取ったあとに暴走する恐れはあるが、これで……ひとまずは乗り切ったか?
オレは肩の痛みに耐えながら、息を整え、サイクロプスを警戒しながらもオックスに話しかけた。
「……これで終わりだ。今まで重ね続けた悪事の報いを受けろ」
オックスはもう身動き一つとることができずに藻掻いていたが、オレのその言葉に目を見開き、血走った眼を覗かせながらもう一度口を開いた。
「ははは、は……忌々しい奴だ。だが……詰めが甘い、ぞ……ふふふ、ふ」
もうこと切れる寸前だというのに、オックスの顔が狂気に歪んでいるように見えた。
なんだ? この期に及んでオックスに出来る事など……。
連絡用の魔道具は奪い返されたりはしていない。
ならばサイクロプスかと思ったが、こちらも特に変わった動きは見せていない。
「もうお前に出来る事はなにもない。あの世で罪を償ってこい」
ハッタリか? それとも虚勢か?
しかし、オックスがそんなことをするか?
なにか、何かを見落としているのか?
「ふふ、ふ……すぐにまた会える……フォーレス、ト……君……」
しかし何かが起こる事はなく、オレが警戒し思考を巡らせている間にオックスは動かなくなっていた。
「なんだ……オックスは何を企んでいたんだ?」
最期のあの表情と台詞、ハッタリには思えなかった。
だが……このままここで考えこんでいるわけにもいかない。
今はまだ動きを止めているが、サイクロプスも健在だ。
攻撃した瞬間に自我を取り戻して反撃してくるかもしれないが、仮にもBランクの魔物だ。このまま放置しておくわけにもいかなかった。
「まずはこいつを倒すか……」
いきなり動き出すかもしれない。
まずは落ちていた剣を拾って態勢を整え、補助魔法がギリギリ届くところまで距離を取ると、オレは一気にバフを叩き込んだ。
「身体能力向上1.5倍! 重ね掛け! 身体能力向上1.5倍! 重ね掛け! 身体能力向上1.5倍!」
まずは素早く三連続でバフを掛けてみるが、サイクロプスが動く様子はない。
普通に魔物使いが使役している魔物ならば反撃してきそうなものだが、オックスの持つ強力なアーティファクトによって強制的に従えさせられているためか、こちらを見る事もなく動く様子はなかった。
「……悪いが、動かないならこのまま倒させてもらうぞ」
別にサイクロプスに同情を抱くようなことはないが、ちょっと複雑な感情だ。
でも、Bランクの魔物をリスクなく倒せるチャンスだ。
きっちり止めを刺させてもらおう。
「重ね掛け! 身体能力向上1.5倍!」
その後もサイクロプスは反応を見せず、三連続での発動を数回繰り返すと、そのままゆっくり後ろへと倒れていったのだった。
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