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第一章
第27話:討伐隊
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結局、護衛が一人ついているという話は、式神というレアスキルを隠すためと森羅さん自身を守るための虚偽の報告だったことがわかった。
森羅さん自身も護衛がついているという話を知らなかったため、探索者協会から森羅家に確認をしたところ、あっさり認めて謝罪されたそうだ。
はた迷惑な……。
まあでも、気持ちはわからないでもない。
森羅さんは大企業のお嬢様だし、ダンジョンの中の出来事すべてがログに残ると言っても、抑止力にしかならない。
犯罪がバレるのを覚悟した人を相手にした場合にはなんの効果もないのだから。
状況報告を終えたのはまだ昼過ぎだったが、さすがに色々あって疲れたのでこの日は浅井ダンジョンでの探索は諦め、そのまま家に帰ることにしのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇
フィールドボスの一件があってから数日後。
浅井ダンジョン最奥のイレギュラーに対して討伐隊が派遣されることが決定した。
そのため、今日は浅井ダンジョンには入場規制がかかっている。
にも関わらず、オレは今日も探索者協会浅井支部へと訪れていた。
「霧島さん! こちらです!」
「森羅さん、おはようございます。早めに来たつもりだったけど、もうみんな集まっているんですか?」
理由は、その討伐隊にオレと森羅さんも同行することになったからだ。
なぜそんな事になっているのかと言うと、今回の討伐隊が森羅家お抱えの高ランクパーティーによって行われることになり、経験を積ませるために森羅さんも同行することになったのだが、オレも一緒にどうかと誘われたからだ。
ただ、森羅さんとは違って指名依頼という形をとってもらっているので、ちゃんと報酬が出る。しかも、森羅家からのお礼も兼ねてということでかなり高額な……。
お礼も兼ねているとはいえ、さすがに同行して見学するだけで高額の報酬を貰うのは気が引けたので、アイテムボックスが使えると打ち明け、荷物持ちをさせて貰うことになった。
「はい。もう皆さん集まっていますが、集合時間にはまだ余裕があるので大丈夫ですよ」
討伐隊の皆が待っている会議室に向かう間、森羅さんと少し話をしたが、もうすっかり元気になっているようだ。
「元気になったのは良かったけど、昨日も潜っていたんですか?」
「はい。でも、昨日は中の時間の流れが遅くて、出てきたら五時間も経ってたのでびっくりしました」
それは知ってる。
「ですよね。私も少しですが潜ってました」
オレも昨日潜って時間の流れがかなり遅かったから、すぐに出てきて駐車場に停めた軽トラのダンジョンの方に潜っていた。
コボルト相手に何時間も戦っていたらレベルも上がって19になった。
最初の目標のレベル20も目前。スキルこそ発現していないがメイスの扱いにもだいぶん慣れてきた。なかなか順調だ。
ただ、浅井ダンジョンの時間の流れる早さに合わせて売る魔石の数は調整して少なめにしておいたので、儲けは少なかった。
「そうなんですね! それならメッセージを送れば良かったな~」
他愛もない話をしながら歩いていると、すぐに会議室に着いた。
「椿さん、霧島さんが来られました!」
会議室に入ると、そこには六人の探索者が集まっていた。
驚くことに討伐隊は1パーティーだけらしいので、もう全員揃っていることになる。
森羅さんが言った『椿さん』らしき人がこちらに歩いて来たので挨拶をしておく。
「失礼します。今日、荷物持ちとして同行させて頂く霧島です」
「Bランクパーティー『百花』のリーダーをしている椿だ。なんでもアイテムボックスを使えるらしいな。助かるよ」
話には聞いていたが本当に女性だけで構成されたパーティーのようだ。
部屋の中には女性しかおらず、ちょっと気後れしてしまいそうだ。
その上、椿さんは現代風にアレンジされた和風のボディーアーマーを着用しており、思わず見惚れてしまいそうになるぐらいに綺麗な人だった。
「はい。厳密にはアイテムボックスに似たスキルなんですが、その、口外しないようにお願いします」
「あぁ、わかっている。そういう契約も結んでいるから心配しないでくれ。そもそも我々は森羅の分家にあたる者だ。本家が恩を受けた者に不利益になるようなことはしない」
機密保持契約を結んでもらっているので大丈夫だろうとは思っていたが、森羅さんの家の身内なら安心だな。
「わかりました。改めてよろしくお願いします」
その後、メンバーの紹介を受けたが、みんなモデルをやっていると言われてもおかしくないぐらいに美人揃いで、ちょっと驚いた。
高レベルの探索者は纏っている魔力の影響で実年齢よりも若々しくなるのだが、ここまで容姿が整っているのは元から綺麗な人たちなのだろう。
メンバー構成は、リーダーで後方アタッカー、弓使いの椿さん。
盾役で掻楯使いの穂上さん。ちなみに本来は並べ置いて使う盾なのだそうだが、この人は持ち歩いて使うらしい……。
前衛アタッカーのうちの一人が槍使いの本庄さん。
もう一人が二刀流で斥候も兼ねる三上さん。
最後に後衛で陰陽系の技を使うサポート役の日暮さんだ。
「え~~~期待の新人みたいなこと聞いてたけど、既にベテランの風格を醸し出してない?」
淡々と準備をしていると、パーティー最年少らしい三上さんに突っ込まれた。
「ははは……森羅さんと同じ日に探索者になったから一応新人ですよ。まぁ見ての通り新人って呼ばれるような歳ではないですが」
普通の新人探索者と比べれば、軽トラダンジョンで何倍もの時間潜っているけど新人です。
「いや、そういう意味ではないですって! ほんとに風格っていうかなんていうか……」
「わかる~! なんかこれからイレギュラーの討伐に同行するとは思えないぐらい落ち着いてるよね!」
「ははは。そうですか? 自分ではわからないですね」
あと、ここまで落ち着いてるのは、この三日間、軽トラダンジョンで大勢の敵と戦う想定の訓練をしていたからだな。
ダンジョンリソースが溢れかえるほど貯まってたから、奮発して大量のコボルトを配置して戦闘訓練を繰り返していたのだ。
本来ならダンジョンリソースが1000を超えるとダンジョンブレイクが起きる危険があるのだけど、うちのダンジョンはブレイクしない設定にしてあるのでリソースがたまり続けている。
しかも普段は配置する魔物の数も、討伐される数も少ないので省エネだ。
だから元々リソースがかなり貯まっていたのだけれど、少し前からその貯まる速度が急激に上がっていた。
ダンジョンアドミニストレーターを取得した時に植え付けられた知識によると、強い魔物を配置するとリソースの回復速度があがるらしいのだが……そこだけちょっと心配だ。
もしかして、最近スライム一〇匹に加えて、コボルト、ニワトリ、クレイジーシープをそれぞれ10匹ほど配置して警備兼雑用をさせて色々実験をしているのだが、それが影響しているのだろうか?
でも、普通のダンジョンと比べればそれでも配置している魔物の数は圧倒的に少ないはず。
ん~まだまだダンジョンの管理はわからないことだらけだな。
まぁとにかく、リソースにかなり余裕が出来てきたので、ちょっと贅沢にコボルトを配置して対多数の訓練をしていたというわけだ。今回オレの出番は無いだろうけど。
「さて、盛り上がっている所悪いが時間だ。そろそろ出発しようか」
森羅さん自身も護衛がついているという話を知らなかったため、探索者協会から森羅家に確認をしたところ、あっさり認めて謝罪されたそうだ。
はた迷惑な……。
まあでも、気持ちはわからないでもない。
森羅さんは大企業のお嬢様だし、ダンジョンの中の出来事すべてがログに残ると言っても、抑止力にしかならない。
犯罪がバレるのを覚悟した人を相手にした場合にはなんの効果もないのだから。
状況報告を終えたのはまだ昼過ぎだったが、さすがに色々あって疲れたのでこの日は浅井ダンジョンでの探索は諦め、そのまま家に帰ることにしのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇
フィールドボスの一件があってから数日後。
浅井ダンジョン最奥のイレギュラーに対して討伐隊が派遣されることが決定した。
そのため、今日は浅井ダンジョンには入場規制がかかっている。
にも関わらず、オレは今日も探索者協会浅井支部へと訪れていた。
「霧島さん! こちらです!」
「森羅さん、おはようございます。早めに来たつもりだったけど、もうみんな集まっているんですか?」
理由は、その討伐隊にオレと森羅さんも同行することになったからだ。
なぜそんな事になっているのかと言うと、今回の討伐隊が森羅家お抱えの高ランクパーティーによって行われることになり、経験を積ませるために森羅さんも同行することになったのだが、オレも一緒にどうかと誘われたからだ。
ただ、森羅さんとは違って指名依頼という形をとってもらっているので、ちゃんと報酬が出る。しかも、森羅家からのお礼も兼ねてということでかなり高額な……。
お礼も兼ねているとはいえ、さすがに同行して見学するだけで高額の報酬を貰うのは気が引けたので、アイテムボックスが使えると打ち明け、荷物持ちをさせて貰うことになった。
「はい。もう皆さん集まっていますが、集合時間にはまだ余裕があるので大丈夫ですよ」
討伐隊の皆が待っている会議室に向かう間、森羅さんと少し話をしたが、もうすっかり元気になっているようだ。
「元気になったのは良かったけど、昨日も潜っていたんですか?」
「はい。でも、昨日は中の時間の流れが遅くて、出てきたら五時間も経ってたのでびっくりしました」
それは知ってる。
「ですよね。私も少しですが潜ってました」
オレも昨日潜って時間の流れがかなり遅かったから、すぐに出てきて駐車場に停めた軽トラのダンジョンの方に潜っていた。
コボルト相手に何時間も戦っていたらレベルも上がって19になった。
最初の目標のレベル20も目前。スキルこそ発現していないがメイスの扱いにもだいぶん慣れてきた。なかなか順調だ。
ただ、浅井ダンジョンの時間の流れる早さに合わせて売る魔石の数は調整して少なめにしておいたので、儲けは少なかった。
「そうなんですね! それならメッセージを送れば良かったな~」
他愛もない話をしながら歩いていると、すぐに会議室に着いた。
「椿さん、霧島さんが来られました!」
会議室に入ると、そこには六人の探索者が集まっていた。
驚くことに討伐隊は1パーティーだけらしいので、もう全員揃っていることになる。
森羅さんが言った『椿さん』らしき人がこちらに歩いて来たので挨拶をしておく。
「失礼します。今日、荷物持ちとして同行させて頂く霧島です」
「Bランクパーティー『百花』のリーダーをしている椿だ。なんでもアイテムボックスを使えるらしいな。助かるよ」
話には聞いていたが本当に女性だけで構成されたパーティーのようだ。
部屋の中には女性しかおらず、ちょっと気後れしてしまいそうだ。
その上、椿さんは現代風にアレンジされた和風のボディーアーマーを着用しており、思わず見惚れてしまいそうになるぐらいに綺麗な人だった。
「はい。厳密にはアイテムボックスに似たスキルなんですが、その、口外しないようにお願いします」
「あぁ、わかっている。そういう契約も結んでいるから心配しないでくれ。そもそも我々は森羅の分家にあたる者だ。本家が恩を受けた者に不利益になるようなことはしない」
機密保持契約を結んでもらっているので大丈夫だろうとは思っていたが、森羅さんの家の身内なら安心だな。
「わかりました。改めてよろしくお願いします」
その後、メンバーの紹介を受けたが、みんなモデルをやっていると言われてもおかしくないぐらいに美人揃いで、ちょっと驚いた。
高レベルの探索者は纏っている魔力の影響で実年齢よりも若々しくなるのだが、ここまで容姿が整っているのは元から綺麗な人たちなのだろう。
メンバー構成は、リーダーで後方アタッカー、弓使いの椿さん。
盾役で掻楯使いの穂上さん。ちなみに本来は並べ置いて使う盾なのだそうだが、この人は持ち歩いて使うらしい……。
前衛アタッカーのうちの一人が槍使いの本庄さん。
もう一人が二刀流で斥候も兼ねる三上さん。
最後に後衛で陰陽系の技を使うサポート役の日暮さんだ。
「え~~~期待の新人みたいなこと聞いてたけど、既にベテランの風格を醸し出してない?」
淡々と準備をしていると、パーティー最年少らしい三上さんに突っ込まれた。
「ははは……森羅さんと同じ日に探索者になったから一応新人ですよ。まぁ見ての通り新人って呼ばれるような歳ではないですが」
普通の新人探索者と比べれば、軽トラダンジョンで何倍もの時間潜っているけど新人です。
「いや、そういう意味ではないですって! ほんとに風格っていうかなんていうか……」
「わかる~! なんかこれからイレギュラーの討伐に同行するとは思えないぐらい落ち着いてるよね!」
「ははは。そうですか? 自分ではわからないですね」
あと、ここまで落ち着いてるのは、この三日間、軽トラダンジョンで大勢の敵と戦う想定の訓練をしていたからだな。
ダンジョンリソースが溢れかえるほど貯まってたから、奮発して大量のコボルトを配置して戦闘訓練を繰り返していたのだ。
本来ならダンジョンリソースが1000を超えるとダンジョンブレイクが起きる危険があるのだけど、うちのダンジョンはブレイクしない設定にしてあるのでリソースがたまり続けている。
しかも普段は配置する魔物の数も、討伐される数も少ないので省エネだ。
だから元々リソースがかなり貯まっていたのだけれど、少し前からその貯まる速度が急激に上がっていた。
ダンジョンアドミニストレーターを取得した時に植え付けられた知識によると、強い魔物を配置するとリソースの回復速度があがるらしいのだが……そこだけちょっと心配だ。
もしかして、最近スライム一〇匹に加えて、コボルト、ニワトリ、クレイジーシープをそれぞれ10匹ほど配置して警備兼雑用をさせて色々実験をしているのだが、それが影響しているのだろうか?
でも、普通のダンジョンと比べればそれでも配置している魔物の数は圧倒的に少ないはず。
ん~まだまだダンジョンの管理はわからないことだらけだな。
まぁとにかく、リソースにかなり余裕が出来てきたので、ちょっと贅沢にコボルトを配置して対多数の訓練をしていたというわけだ。今回オレの出番は無いだろうけど。
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