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五十谷
●1 出会い2
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俺は、早速、地図に最初に書かれていた観光名所の榎神社に足を向けることにした。
榎神社は、村の中ほどにあり現在地から徒歩となると、少しばかり歩かなければならなかった。
少し気が重かったが、デカイスクープを取る為だって思うとちょこっとだけ元気が出てきた。
こういったことの積み重ねがデカイスクープを取るコツだと那緒が声高々に飲み屋で言っていたのを思いだして、苦笑した。
アイツは、デカイスクープこそまだ取れていないが実直で質実剛健なところを社長にいたく気に入られてる。
しかも、先輩達からも信頼が厚い。
俺も、アイツのそんなところは正直憧れている節がある。
だから、今回この案件で絶対にスクープを掴んで、アイツに追いついてやる!アイツから認められてやる!
俺は、歩きながら静かに闘志を内に秘めるのだった。
榎神社には、役場からおおよそ15分くらいで到着した。
しかし、到着した俺に早速試練が襲い掛かるのだった。
「嘘だろ…。」
俺は、絶句した。
榎神社は、小高い丘の上にある為にそこに至るまでに石畳の階段が長く高く積み上がっているのだ。
目測でも、優に200段は越えている。
こんなのを登った暁には、足が動かなく自信があった。
「……まぁ、でも行くしかないか…。」
こんなので、へこたれては一流ライターの名が廃る。
俺は、ため息を一つ吐いて長く険しい頂に挑むのだった。
ぜぇぜぇと息を切らしながら何とか登り終えると、眼前には以外と広々とした神社の境内がそこにはあった。
そして、登りきった階段を振り返り見てみると、五十谷村の雄大な景色を贅沢に一望出来た。
つい、取材に来たことを忘れて一眼レフを構えて、写真を撮ってしまった。
本当にこんなのどかそうな村で噂通りのことが起こったのだろうか。
「……おや?」
俺がしばらくカメラで撮っていると、背後からしがれた声が聞こえてきた。
振り返って声の主の姿を確認してみる。
そこには、神主さんらしき老人が確認出来た。
「あんた……、旅行者かい?」
「はい、そうです。ここの五十谷村がとても綺麗だったと旅好きな友人から聞いて興味が出てきまして……。」
とりあえず、口から出任せを言ってみた。
すると、神主さんらしき老人は、にっこりと笑顔になった。
「そーかい、そーかい。それなら五十谷村を楽しんでらっしゃいな。ここは、本当に何にもない村だけどよ。」
「はい、そうさせて頂きます。」
老人は、そう言うと神社の奥へと姿を消した。
…今思えば、老人に五十谷村について色々と話を伺っておくべきだったのかもしれないな。
榎神社は、村の中ほどにあり現在地から徒歩となると、少しばかり歩かなければならなかった。
少し気が重かったが、デカイスクープを取る為だって思うとちょこっとだけ元気が出てきた。
こういったことの積み重ねがデカイスクープを取るコツだと那緒が声高々に飲み屋で言っていたのを思いだして、苦笑した。
アイツは、デカイスクープこそまだ取れていないが実直で質実剛健なところを社長にいたく気に入られてる。
しかも、先輩達からも信頼が厚い。
俺も、アイツのそんなところは正直憧れている節がある。
だから、今回この案件で絶対にスクープを掴んで、アイツに追いついてやる!アイツから認められてやる!
俺は、歩きながら静かに闘志を内に秘めるのだった。
榎神社には、役場からおおよそ15分くらいで到着した。
しかし、到着した俺に早速試練が襲い掛かるのだった。
「嘘だろ…。」
俺は、絶句した。
榎神社は、小高い丘の上にある為にそこに至るまでに石畳の階段が長く高く積み上がっているのだ。
目測でも、優に200段は越えている。
こんなのを登った暁には、足が動かなく自信があった。
「……まぁ、でも行くしかないか…。」
こんなので、へこたれては一流ライターの名が廃る。
俺は、ため息を一つ吐いて長く険しい頂に挑むのだった。
ぜぇぜぇと息を切らしながら何とか登り終えると、眼前には以外と広々とした神社の境内がそこにはあった。
そして、登りきった階段を振り返り見てみると、五十谷村の雄大な景色を贅沢に一望出来た。
つい、取材に来たことを忘れて一眼レフを構えて、写真を撮ってしまった。
本当にこんなのどかそうな村で噂通りのことが起こったのだろうか。
「……おや?」
俺がしばらくカメラで撮っていると、背後からしがれた声が聞こえてきた。
振り返って声の主の姿を確認してみる。
そこには、神主さんらしき老人が確認出来た。
「あんた……、旅行者かい?」
「はい、そうです。ここの五十谷村がとても綺麗だったと旅好きな友人から聞いて興味が出てきまして……。」
とりあえず、口から出任せを言ってみた。
すると、神主さんらしき老人は、にっこりと笑顔になった。
「そーかい、そーかい。それなら五十谷村を楽しんでらっしゃいな。ここは、本当に何にもない村だけどよ。」
「はい、そうさせて頂きます。」
老人は、そう言うと神社の奥へと姿を消した。
…今思えば、老人に五十谷村について色々と話を伺っておくべきだったのかもしれないな。
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