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二章
25.レコーディング
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「プロテインで太ったって言われた時、すぐピンと来たんだよ。牛乳で溶いたんじゃないかなって!」
「フーン…」
「あと糖質制限で、食事のタンパク質を増やしてる可能性とか。もうちょっと聞きたかったけど、コメント欄だけだと難しいよな」
「へーーー」
「おい、カナタ!聞いてんのかよ?!」
「ソウマさん、うっっっるさっ!」
カナタが怒って、隣のソウマを怒鳴った。しかしいつもよりずっと声は小さい。多分、場所が関係しているのだ。ここは下北沢にある、おしゃれな音楽スタジオ。社長が契約した音楽制作会社の事務所でもあるらしい。すっごく家賃は高そうだ。
スタジオは三階建ての建物の最上階にある。スタジオに入ると、中は真新しい木目調の落ち着く雰囲気の空間になっていた。ミキサーの前にはミュージシャン的な人が数名座っている。その正面には長方形の窓がついていて窓の向こう側は録音用ブースがあり、想像上の『音楽スタジオ』と同じだ。
録音ブースでは今まさに、シオンが歌を録音している。
「何だよ、せっかく緊張を和らげようとしてやったのに…」
「いやいや、今曲覚えてるんです。みてわからないんですか?二日で四曲とるんですよ、間違えられないんですよ!?」
予算の関係で何と二日で、四曲録音するらしい。事前にみんなで必死に練習たが、カナタはまだ不安定なのだ。
「でもさ、この曲難しいよな。テンポが早くてリズムが取りにくいし、跳躍、転調…!カナタじゃ無くてもしんどい。しかも、なんか歌詞も…う~~ん、好きじゃない!」
「ソウマさん…、声が大きい!」
「大丈夫、ヘッドフォンしてるから」
しかし、大丈夫ではなかった。シオンの母であり、社長の藤崎由香里はソウマの前で腕を組み仁王立ちした。口はきゅっとへの字に結ばれ、ほうれい線が浮き上がったその顔は……、間違いない、怒っている!
「ソウマ、何かいった?」
「いえ、何も…!」
ソウマは視線を逸らし、何も言ってないよな!と隣のカナタに同意を求めた。
「由香里、ちょっと!」
ソウマを睨んでいた社長を、ミキサーの前に座っていたミュージシャン風の男が下の名前で呼んだ。名前を呼ばれた社長は、スカートをふわりと回転させて、その男の所へ走って行った。
「良かったー!」
「ソウマさん、、本当やめて下さいよ~!解散だって言われたらどうするんですか?!」
「だから良かったっていってるじゃん!」
ソウマとカナタは、シオンをソロデビューさせた後、社長がYBIを解散させる気じゃないかと恐れているらしい。
マコトは次、収録ということもあってイヤホンで静かに曲を聞き、集中している。
「ちょっとーみんな、一回集合~!」
シオンの録音が終わったらしく、社長から集合の号令がかかった。全員で、ミキサー前に集まる。
「今回の曲、すごく難しいでしょ?でも、シオンの出来がすごくいいの!だから今回はAメロがシオンとマコト、Bメロがキョウとシオン、サビメインがシオンで、あと全員でユニゾンってことにしようと思いまーす!」
「「「「え?!」」」」
ランキングバトルで誰か外れることもあるから、事前にパート割は均等に割り振って、社長もそれに了承していたはずだ。それなのに、突然…。しかもまだシオン以外歌を披露していないのにどう言うつもりだ?
「この歌はさ、歌唱力のあるメンバーがサビを担当した方が引き立つと思うんだ。これまでの実績も踏まえて、今回はシオンで」
社長の隣で腕を組んでいた男が、ヘッドフォンを首にかけると口を開いた。しかも『シオンで』と言い切っている。YBIは金がなくてプロデューサーはいないといっていたけど、偉そうなこの男は一体何者なんだ?
「それで行くって、困ります。ランキング四位のシオンをメインにされたら落ちた時カバーできません。それは俺だって同じ。だから均等割で、って決めたじゃないですか」
マコトはその男に、すかさず反論した。シオン以外のメンバーはそうだそうだ、という顔で二人のやり取りを見守る。
「でも、実際録音してみたら、その方がいいかなって思ったんだよ」
「じゃあ、シオンの録音、聞いてみましょうか」
マコトも一歩も引く気配がない。
全員でシオンの録音を聞いたのだが…。正直よくなかったと思う。特にBメロのラップパートはリズムが全然取れていない。流石に、社長も慌てている。
「ちょっと…!シオン、あなたちゃんと練習したの?!」
「え?シーちゃんのパート、最高だったでしょ!」
「「「「「え?!」」」」」
ミュージシャンの男が、シオンを褒めたから、全員が驚いて声を出してしまった。素人目にも、わかりやすく外してたけど、この男、分かってない?
「憲司…。ちょっとこれは…。シオン、もう一回とりましょう!ほら、ブースに入って!」
しかしシオンは返事をせずに、レコーディング室を出て行ってしまった。
「シオン…っ!…仕方ないわね…。じゃ、いったん全員通しでやりましょうか。マコト、入って」
マコトはシオンを追わずに、ブースに入って行った。シオンを追いかけるか迷っていると、ミキサーの前にいたミュージシャンが、扉の方へ向かう。
「憲司?!」
「ちょっとシオンくんを探してくるよ!」
憲司と社長に呼ばれたミュージシャンは、シオンを追って出て行った。シオンは中学生。追ってくれるのはありがたいが…。あの人、レコーディングしていた訳じゃないのか…?
社長はブツブツ言いながら正面を向き、マコトのレコーディングを腕を組んで見ている。
「あのぉ、カナタさん。さっきの憲司さんて一体…」
「憲司?これだよ、コレ!」
カナタは、歌詞の上に書かれた文字を指差した。『作詞作曲 古川憲司』と書かれている。
「社長のカレピ兼、音楽制作会社の社長。うち以外の仕事してる所は見たことないけど」
「ソウマさん、響に言うなよ!先入観がつくからやめろってマコトがいってたろ!」
「でも、YBIの問題は楽曲が難しくてダサいことだよ。前のアルバムもあいつ作で、超売れ残ってんの!」
ライブは演出あるからみんな来てくれるけど…、とソウマは頬を膨らませる。そうなんだ。あの若干ダサい感じがアイドル曲あるあるなのかと思ってたけど、、そう言われればStomixの曲は今っぽかったっけ。
「しかもシオンのBメロ最高とか…。やべーな、あいつ」
「うん…。声変わり前だから不安定なんだよ、きっと」
ソウマにいつも反論するカナタも、それについては反論しなかい。カナタは耳にイヤホンを入れて、またレコーディングのイメージトレーニングを開始したので、代わりにいつも全く会話に入らないキョウが呟いた。
「マコトは完璧…」
「うんうん」
「マコトメインでいいと思うけど」
「フツーに考えればな?」
キョウとソウマの話を遮って、突然カナタが立ち上がった。
「わーーー!」
カナタはイヤホンで音楽を聞いたまま、叫んだ。みんなの視線が集まったことに気付き、イヤホンを外す。
「俺、一回外で練習してくる…」
「お、おう…」
緊張と、レコーディングの不安で叫んだカナタは、ブツブツ言いながらレコーディング室を出て行った。
しかし、割とすぐに戻って来て、青い顔で扉の外から俺たちを手招く。
「来てくれ!シオンがやばい!」
「「「何?!」」」
俺とソウマ、キョウはカナタに呼ばれてスタジオの外に飛び出した。そして、カナタについて飲み物の自販機が置いてある、休憩用スペースまで走る。
「憲司が継子に性的虐待してるっ!」
「まじかよ!?」
ソウマがばん、と休憩室の扉を開けると、二人は不自然に密着していた体をさっと離した。驚いた顔で俺たちを見た、社長の彼氏、憲司は立ち上がる。
「おいっ…!」
「ソウマ!」
叫んだのは、シオンだった。その隙に、憲司はするりと俺たちの脇を通り抜けて休憩室を出て行ってしまった。シオンはズボンからだらしなく出ているシャツを、慌てて元に戻している。
「お前さぁ…」
「母さんには言わないで」
シオンはそう言うと、帰ろうとした。カナタがシオンを引き止める。
「シオンくんまって!送ってく!」
「大丈夫。タクシー呼ぶから」
「じゃあタクシーまで送る」
スタジオの外に出て、シオンは慣れた手付きでスマートフォンを操作し、タクシーを呼んだ。その間に、ソウマたちはシオンの荷物を取りに、スタジオへ戻った。
「シオンくん、憲司さんのこと、ちゃんと話そう…?あれはまずいよ」
「別に、あの人はちょっと距離近いだけだよ。本当に何もないから!」
距離感近いだけで、ズボンにインしてたシャツが外に出たりする?あれは明らかに…。それに何もない、と言う割に、シオンは酷く動揺している。
「でも!」
「ママには言わないで!絶対!」
シオンはキツく、俺に怒鳴った。そして、口の端だけを無理やり持ち上げて笑う。
「本当に何でもないよ。俺かわいくても男だし。ゲイなんてさ、人口比率、10%以下だよ。マコト以外、聞いたことないから……、大丈夫」
全然大丈夫じゃない顔で、シオンは帰って行った。
「フーン…」
「あと糖質制限で、食事のタンパク質を増やしてる可能性とか。もうちょっと聞きたかったけど、コメント欄だけだと難しいよな」
「へーーー」
「おい、カナタ!聞いてんのかよ?!」
「ソウマさん、うっっっるさっ!」
カナタが怒って、隣のソウマを怒鳴った。しかしいつもよりずっと声は小さい。多分、場所が関係しているのだ。ここは下北沢にある、おしゃれな音楽スタジオ。社長が契約した音楽制作会社の事務所でもあるらしい。すっごく家賃は高そうだ。
スタジオは三階建ての建物の最上階にある。スタジオに入ると、中は真新しい木目調の落ち着く雰囲気の空間になっていた。ミキサーの前にはミュージシャン的な人が数名座っている。その正面には長方形の窓がついていて窓の向こう側は録音用ブースがあり、想像上の『音楽スタジオ』と同じだ。
録音ブースでは今まさに、シオンが歌を録音している。
「何だよ、せっかく緊張を和らげようとしてやったのに…」
「いやいや、今曲覚えてるんです。みてわからないんですか?二日で四曲とるんですよ、間違えられないんですよ!?」
予算の関係で何と二日で、四曲録音するらしい。事前にみんなで必死に練習たが、カナタはまだ不安定なのだ。
「でもさ、この曲難しいよな。テンポが早くてリズムが取りにくいし、跳躍、転調…!カナタじゃ無くてもしんどい。しかも、なんか歌詞も…う~~ん、好きじゃない!」
「ソウマさん…、声が大きい!」
「大丈夫、ヘッドフォンしてるから」
しかし、大丈夫ではなかった。シオンの母であり、社長の藤崎由香里はソウマの前で腕を組み仁王立ちした。口はきゅっとへの字に結ばれ、ほうれい線が浮き上がったその顔は……、間違いない、怒っている!
「ソウマ、何かいった?」
「いえ、何も…!」
ソウマは視線を逸らし、何も言ってないよな!と隣のカナタに同意を求めた。
「由香里、ちょっと!」
ソウマを睨んでいた社長を、ミキサーの前に座っていたミュージシャン風の男が下の名前で呼んだ。名前を呼ばれた社長は、スカートをふわりと回転させて、その男の所へ走って行った。
「良かったー!」
「ソウマさん、、本当やめて下さいよ~!解散だって言われたらどうするんですか?!」
「だから良かったっていってるじゃん!」
ソウマとカナタは、シオンをソロデビューさせた後、社長がYBIを解散させる気じゃないかと恐れているらしい。
マコトは次、収録ということもあってイヤホンで静かに曲を聞き、集中している。
「ちょっとーみんな、一回集合~!」
シオンの録音が終わったらしく、社長から集合の号令がかかった。全員で、ミキサー前に集まる。
「今回の曲、すごく難しいでしょ?でも、シオンの出来がすごくいいの!だから今回はAメロがシオンとマコト、Bメロがキョウとシオン、サビメインがシオンで、あと全員でユニゾンってことにしようと思いまーす!」
「「「「え?!」」」」
ランキングバトルで誰か外れることもあるから、事前にパート割は均等に割り振って、社長もそれに了承していたはずだ。それなのに、突然…。しかもまだシオン以外歌を披露していないのにどう言うつもりだ?
「この歌はさ、歌唱力のあるメンバーがサビを担当した方が引き立つと思うんだ。これまでの実績も踏まえて、今回はシオンで」
社長の隣で腕を組んでいた男が、ヘッドフォンを首にかけると口を開いた。しかも『シオンで』と言い切っている。YBIは金がなくてプロデューサーはいないといっていたけど、偉そうなこの男は一体何者なんだ?
「それで行くって、困ります。ランキング四位のシオンをメインにされたら落ちた時カバーできません。それは俺だって同じ。だから均等割で、って決めたじゃないですか」
マコトはその男に、すかさず反論した。シオン以外のメンバーはそうだそうだ、という顔で二人のやり取りを見守る。
「でも、実際録音してみたら、その方がいいかなって思ったんだよ」
「じゃあ、シオンの録音、聞いてみましょうか」
マコトも一歩も引く気配がない。
全員でシオンの録音を聞いたのだが…。正直よくなかったと思う。特にBメロのラップパートはリズムが全然取れていない。流石に、社長も慌てている。
「ちょっと…!シオン、あなたちゃんと練習したの?!」
「え?シーちゃんのパート、最高だったでしょ!」
「「「「「え?!」」」」」
ミュージシャンの男が、シオンを褒めたから、全員が驚いて声を出してしまった。素人目にも、わかりやすく外してたけど、この男、分かってない?
「憲司…。ちょっとこれは…。シオン、もう一回とりましょう!ほら、ブースに入って!」
しかしシオンは返事をせずに、レコーディング室を出て行ってしまった。
「シオン…っ!…仕方ないわね…。じゃ、いったん全員通しでやりましょうか。マコト、入って」
マコトはシオンを追わずに、ブースに入って行った。シオンを追いかけるか迷っていると、ミキサーの前にいたミュージシャンが、扉の方へ向かう。
「憲司?!」
「ちょっとシオンくんを探してくるよ!」
憲司と社長に呼ばれたミュージシャンは、シオンを追って出て行った。シオンは中学生。追ってくれるのはありがたいが…。あの人、レコーディングしていた訳じゃないのか…?
社長はブツブツ言いながら正面を向き、マコトのレコーディングを腕を組んで見ている。
「あのぉ、カナタさん。さっきの憲司さんて一体…」
「憲司?これだよ、コレ!」
カナタは、歌詞の上に書かれた文字を指差した。『作詞作曲 古川憲司』と書かれている。
「社長のカレピ兼、音楽制作会社の社長。うち以外の仕事してる所は見たことないけど」
「ソウマさん、響に言うなよ!先入観がつくからやめろってマコトがいってたろ!」
「でも、YBIの問題は楽曲が難しくてダサいことだよ。前のアルバムもあいつ作で、超売れ残ってんの!」
ライブは演出あるからみんな来てくれるけど…、とソウマは頬を膨らませる。そうなんだ。あの若干ダサい感じがアイドル曲あるあるなのかと思ってたけど、、そう言われればStomixの曲は今っぽかったっけ。
「しかもシオンのBメロ最高とか…。やべーな、あいつ」
「うん…。声変わり前だから不安定なんだよ、きっと」
ソウマにいつも反論するカナタも、それについては反論しなかい。カナタは耳にイヤホンを入れて、またレコーディングのイメージトレーニングを開始したので、代わりにいつも全く会話に入らないキョウが呟いた。
「マコトは完璧…」
「うんうん」
「マコトメインでいいと思うけど」
「フツーに考えればな?」
キョウとソウマの話を遮って、突然カナタが立ち上がった。
「わーーー!」
カナタはイヤホンで音楽を聞いたまま、叫んだ。みんなの視線が集まったことに気付き、イヤホンを外す。
「俺、一回外で練習してくる…」
「お、おう…」
緊張と、レコーディングの不安で叫んだカナタは、ブツブツ言いながらレコーディング室を出て行った。
しかし、割とすぐに戻って来て、青い顔で扉の外から俺たちを手招く。
「来てくれ!シオンがやばい!」
「「「何?!」」」
俺とソウマ、キョウはカナタに呼ばれてスタジオの外に飛び出した。そして、カナタについて飲み物の自販機が置いてある、休憩用スペースまで走る。
「憲司が継子に性的虐待してるっ!」
「まじかよ!?」
ソウマがばん、と休憩室の扉を開けると、二人は不自然に密着していた体をさっと離した。驚いた顔で俺たちを見た、社長の彼氏、憲司は立ち上がる。
「おいっ…!」
「ソウマ!」
叫んだのは、シオンだった。その隙に、憲司はするりと俺たちの脇を通り抜けて休憩室を出て行ってしまった。シオンはズボンからだらしなく出ているシャツを、慌てて元に戻している。
「お前さぁ…」
「母さんには言わないで」
シオンはそう言うと、帰ろうとした。カナタがシオンを引き止める。
「シオンくんまって!送ってく!」
「大丈夫。タクシー呼ぶから」
「じゃあタクシーまで送る」
スタジオの外に出て、シオンは慣れた手付きでスマートフォンを操作し、タクシーを呼んだ。その間に、ソウマたちはシオンの荷物を取りに、スタジオへ戻った。
「シオンくん、憲司さんのこと、ちゃんと話そう…?あれはまずいよ」
「別に、あの人はちょっと距離近いだけだよ。本当に何もないから!」
距離感近いだけで、ズボンにインしてたシャツが外に出たりする?あれは明らかに…。それに何もない、と言う割に、シオンは酷く動揺している。
「でも!」
「ママには言わないで!絶対!」
シオンはキツく、俺に怒鳴った。そして、口の端だけを無理やり持ち上げて笑う。
「本当に何でもないよ。俺かわいくても男だし。ゲイなんてさ、人口比率、10%以下だよ。マコト以外、聞いたことないから……、大丈夫」
全然大丈夫じゃない顔で、シオンは帰って行った。
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