精神科に行ったら男同士でエッチなことしちゃいました♡

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1 最先端メンタルケア

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 日々のストレスで僕の精神状態は限界に近かった。
 怒り、哀しみ、不安といった負の感情が頭の中で洪水のように氾濫する。
 精神科にかかりたくても病院はどこも予約でいっぱいであり、初診の患者を受け入れてくれる所はどこにもなかった。
 数多くの病院から見放されてしまった僕は孤独と絶望の渦に飲み込まれながらも病院探しに奔走し続ける。
 今日もネットで近距離の精神科を検索していると、意外と近くに予約制じゃないクリニックがあった。だが、クチコミがないためクリニックの詳しい実態は不明だ。
 精神科は医師との相性こそが最も重要なのは言うまでもない。その肝心な医師についての情報がないのは不安だが、予約制でない点は非常に評価できる。
 そのクリニックの名は『チンチンクリニック』――。
 クリニック名の正確な由来は判然としないが、普通に考えれば下ネタ以外の何物でもない。もう少しマシなネーミングはなかったのだろうか?
 チンチンクリニックは自宅の最寄り駅から数駅ほどの距離だった。アクセス抜群の駅から近い好立地にありながらネットのクチコミが一つもないのは謎だが、他に行ける病院がない以上は止むを得ない。
 僕は満を持してクリニックの門を叩いた。
 こぢんまりとした待合室を通過すると、受付の人に保険証を手渡した。


「診察室へどうぞ~」


 次の瞬間、すぐに診察室へと案内され、心底驚愕した。
 一般的な精神科は予約制の所であっても待ち時間が半端なく長いの普通だ。予約通りの時間帯に来院してても、かなり待たされるのは精神科あるあるである。
 診察室に入ると、横顔だけで眉目秀麗だと分かるイケメン医師がホワイトブロンドを靡かせながら僕の方を振り向いた。


「やあ、初めまして。本日は君が一番最初の患者だよ」


 顔だけでなく、低音イケボの声にまで魅了された僕は自然と心安らいだ。この雰囲気にどこかで覚えがあるような不思議と懐かしい感じがした。
 何故か安らぎ、心の扉を開けてしまいそうになる、この空気感に緊張は一気に吹き飛んだ。
 どんな者でも受け入れてくれそうな優しい雰囲気の医師と対面する形で座ると、早速こちらの全身を隈なくチェックしながらカルテに何やら記入していく。


「えっと……初めまして……よろしくお願いします」
「はい、よろしくね、ユメト君♡」


 人間関係が壊滅的な超絶コミュ障の挨拶にも嫌な顔一つせず、医師は僕の名前を呼んでくれた。


「私は絵路井えろい 鎮太ちんた。これから君の主治医になる者だ」


 絵路井えろい先生に僕は洗いざらい心のわだかまりを吐き出した。
 お金がないこと、友達や恋人がいないこと、孤独であること等を一通り話し終えた僕を労わるように絵路井えろい先生は優しい言葉をかけてくれた。


「いつかは間違いなく元気になれるからね。だから今は充分リラックスして休もう。大丈夫、君は独りなんかじゃない。これからは私が傍で見守るから♡」


 絵路井えろい先生は親身になって寄り添ってくれた。先生にとって僕は、いくら患者とはいえ他人のはずだが、まるで恋人や家族のことを心配するように接してくれた。
 感激のあまり目頭が熱くなり、目尻に浮かんだ涙を指で拭う。


「おぉ、私のユメト君が涙を! 大丈夫⁉︎ どこか苦しいのかい⁉︎」


 少しばかり涙を流しただけで、ここまで心配してくれる人がいるなんて知らなかった。
 ここまで優しくされていいのだろうか。
 こんな風に人に優しくされた経験がないせいか、夢を見ているような気分だ。
 ただそこにいるだけでこちらを包み込むような、穏やかで心地いい医師は初めてだった。


「えっと、心配してくれてありがとうございます……ん?」


 一瞬、僕は目を丸くして、絵路井えろい先生の身体の一点を見つめた。
 すぐに頬を赤らめて視線を逸らす。僕が先ほど視線をやった先を見て、絵路井えろい先生はその反応の意味を理解した。
 絵路井えろい先生の股間が大きくテントを張っていたのだ。男なら誰もが経験したことのある生理現象ではあるが、診察中に勃たせるとは元気にも程があるだろう。
 妙な状況に現実感がなくなり、やはり夢なのではないかと疑ってしまう。


「これこそが男として健康な証だよ♡ リビドーが人間の健康状態を最も大きく左右するのさ」


 飢えた者でも、食べ物を目にすればそれを食べるだけの力を発揮する。雪山で遭難しても、灯りを見つければ体温が上昇する。つまり本能に従って生きることが人間を人間たらしめるのだろう。


「私は今まで『心のケアの重要性』を色んな人に説いてきた。日本では軽視されがちな精神面でのサポートこそが実は最も効果的だとね。そして、その中でも性欲……いや、リビドーを呼び覚ますことが鬱や不安を取り除くのに最適解だと判明したんだ!」


 絵路井えろい先生はベルトを外してズボンを脱ぎ始める。
 思わず絵路井えろい先生の下半身を見ると、勃起した肉棒を掴んで、これ見よがしに誇示してきた。
 漲ったペニスを手で上下にぶるん、ぶるんと振る。


「えっと……何を……ちょ、ちょっと???」


 単にいやらしくそれを見せるだけではないということを僕は直感した。勃起したチンポで絵路井えろい先生がやろうとしていることを理解した瞬間、僕は診察室のベッドに押し倒されていた。
 慌てて寝返りを打つ。ベッドの上を這って床に下りようとした。
 だが、後ろから抱きつかれて逃げられない。
 身体を表にひっくり返されて、絵路井えろい先生が押しかぶってくる。
 絵路井えろい先生は硬化した肉棒を手で数回、ギュッとしごいて亀頭の先端を僕の下半身へ向けてきた。僕は顔を起こしていたので、その光景を目の当たりにした。


「さあ、治療を始めるぞ~♡」


 下半身を剥き出しにされ、内腿の柔らかいところに親指を食い込まされて、グイと大股開きに持っていかれる。
 ビンッと勃った肉棒が迫る。僕は精液が飛び出してくるであろう赤い尿道口を目撃した。
 ついに亀頭が接触した。
 絵路井えろい先生が両手を僕の体側について腰を引く。
 先っぽがわずかに離れた直後、「いくよ♡」と優しく声をかけてから挿入し始める。


「ああああああああああああああああああ~ッ!!!」


 僕の中が絵路井えろい先生の肉棒の直径くらいにまで拡張された。
 今までの人生の中で感じたことのない穴の開き方と痛みだった。
 肉棒の半分まで入って止まったが、絵路井えろい先生は「あぁ~♡」と快感のような声を漏らして、ベッドについた両手を肘に代えて身体を支えた。
 ポジションを整えるように腰を動かしたりかと思うと、さらにグイッと奥まで届けとばかり、奥深く挿入した。


「ふぎゃあぅぅ……はうぐぁあううぅぅ~ッ!」


 僕は勃起したペニスの太さと硬さ、そして奥まで届く長さを生まれて初めて自らの肉体ではっきりと感じ取った。
 そして腰の前後動が開始された。一定のリズムでズボッ、ズボッと嵌めていく。


「あああぁぁッ! ひいいい~ッ!」


 亀頭が僕の中で衝突を繰り返し、その度に深いところの快感が導き出された。
 痛いけれど快感。快感だけど痛い。その繰り返しである。
 括約筋がクイクイ締まる。感じれば感じるほど、犯してくるオチンポを締め付けてしまう。
 ペニスの根元と恥骨を秘部に押しつけられて、密着状態で腰を細かく前後動してくる。
 突っ込まれた肉棒の先端から、ねっちょりと漏れてくるのを確かに感じた。
 胸を揉まれながら、肉棒による突きを繰り返されていく。
 やがて左右の足首を掴まれて、両脚を開きますながら身体の方へ倒された。ちんぐり返しの羞恥ポーズになる。絵路井えろい先生の体重が僕の下半身に上方向からのしかかり、完全に動けなくなった。
 しばらくすると僕をひっくり返して身体を裏返しにする。
 胴体に手を回されて抱き起こされ、四つん這いのバックポーズに持っていかれた。
 首だけひねって振り返ると、絵路井えろい先生と眼が合った。お尻を突き出した状態の自分を見られるのは恥ずかしかった。


「恥ずかしがらなくていいんだよ。とっても可愛いお尻なんだから♡」


 尻たぶを手のひらですっと撫でると、両手で尻を鷲掴みにしてきた。


「あうッ、はうぅぅ~!」


 絵路井えろい先生は腰に反動をつけて、肉棒を激しく打ち込んでくる。それは蒸気機関車のピストンを思わせた。


「うおおおおお~ッ!」


 僕は絵路井えろい先生のオスの声を聞いた。
 直後、ドクン、ドクンとペニスが脈打ちを開始した。
 どろどろの白濁液が尿道内を走り抜け、僕の中に吐き出された。
 肉棒を突っ込まれるたび、ドビュッ、ドビュッと繰り返し激しく射精されていく。
 その刹那、絶頂感の波が打ち寄せてきた。


「あンンッ……あはぁうッ、ああああああああああああ~ッ!!!」


 衝撃と快感で、息も出来ないくらいイキまくる。
 射精しながらのピストン運動が繰り返される中、心地いい快感に包み込まれていく。
 日頃の不安感が一気に噴出したようで、まぶたが重くて仕方なかった。
 ゆっくりと暗転していく視界の中、絵路井えろい先生のことだけがいつまでも脳裏に強く残るのだった。
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