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3 セックスセラピー
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単身で上京して自活しようと試みたが、結果的に東京に馴染めず精神を病んだ僕は実家に戻っていた。
無理に自立したところで心のバランスを崩しては意味がないと絵路井先生からも言われ、実家で静養することを決めた。
「働かなくてもいい。今は楽しいことを目一杯やろう。ユメトくんは未だ若い。人生はまだまだこれからだよ♡」
絵路井先生の言葉に僕は思わず涙を流してしまうほど感激した。
今年で30歳になった僕は人生に妙な焦燥感を覚えるようになり、自分を見失いかけていた。けれど絵路井先生との出会いによって徐々に自分の心を取り戻しつつあった。
「ありがとうございます。先生のおかげで人生がまた楽しくなってきました。不束者ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします」
僕が深々とお辞儀をすると、敬愛する絵路井先生は頭を優しく撫でてくれた。
「世の中には悪い人間もいれば良い人間もいる。だから人間の悪いところばかりを見てはいけないよ。人間には光の部分だって、ちゃんとあるのだから♡」
絵路井先生との出会いを通して人間の光の部分をとくと体感することができた。
人間の闇ばかりを見続けてきた僕は人間不信に陥っていたが、絵路井先生のセラピーによって再び人間を信じられるようになった。
「先生のおかげで、また誰かを信頼できるようになりました。世界は醜いと思っていたけど……今は少しばかり綺麗に見えるような気がします」
絵路井先生の傍にいられる限り、僕の人生は安泰だ。
人を傷つけるのは人だが、人を救うのもまた人だということを学んだ僕は再び人生に希望を見出せるようになった。
現在受給している障害年金が、いつか必要なくなるくらい復活できる日が来ればいいと思っている。
「さあ、こっちへおいで。今日もユメトくんをギュ~ってしてあげる♡」
絵路井先生が両手を広げると、その強烈な誘惑に抗うことなど不可能だった。僕は母に抱きつく子供のように、絵路井先生の胸板へと飛び込んでいった。
「よしよし……これからも心置きなく甘えていいんだよ♡」
ギュッと絵路井先生の胸に顔を埋めて頷く。もはや自分の気持ちに抗えない僕には、それしか出来なかった。
「甘えん坊なユメトくんも可愛いなぁ。それでいいんだよ。ユメトくんの全ては私が受け止めてあげるから♡」
絵路井先生の甘い声が耳を撫でる。
「あ……また大きくなってますよ♡」
僕は太腿にぐいぐい当たる感触に気づいた。
絵路井先生はゆっくりと頷いて、こちらに微笑みかけると僕の服を脱がし始める。
僕の素肌を隠していた布が床に落ち、ひとつ、またひとつと裸身が露わになっていく。それを見つめる絵路井先生の竿はいよいよ硬く熱くなる。
僕なりに覚悟はしていたが、やはり相当恥ずかしい。おしめを替えられる赤ちゃんのような恰好にされた僕は絵路井先生の眼前で秘部を晒す。
「ユメトくんのここ……いつも綺麗だよね♡」
そんなところを褒められても正直複雑な気分だが、思ったことをそのまま口に出してしまう絵路井先生の素直な気持ちが嬉しかった。
灼熱のように滾ったものを僕の中へ突き立てたいという欲求を抑えられない絵路井先生の前で、はしたなく身体を開く。
股間にまたがるように絵路井先生が覆い被さってくる。そのまま僕の割れ目に亀頭を押し当て、ゆっくりと腰を下ろしていく。
「んんッ……! あぁ……あぁッ!」
じわじわと亀頭の先が潜り込み、狭い通路を昇っていく。
割れ目と密着した亀頭がズブズブと奥へと突き進んでいく感覚に思わず僕は絵路井先生の首に両腕を絡めて抱きついた。
「ほ~ら、全部入ったよ♡」
絵路井先生の声かけに僕はコクコクと頷き返す。
ぴったりとはまり込み、ひとつに溶け合うような感覚に安心感を覚える。
絵路井先生は夢中で僕の胸を吸い上げる。当然ながらその乳首から母乳が出ることはないが、それでも絵路井先生は吸い付き続ける。
絵路井先生の吐息が熱く、淫らなものへと変わっていく。抽送のリズムは息づかいにあわせて、速くテンポの良いものへと変わっていく。
僕のヒップが股間とぶつかるたびに、はしたない水音が鳴る。
愛液はとめどなく溢れ、じっとりと腰元で水たまりをつくっていく。気づけば僕も絵路井先生の動きに合わせて腰を突き上げていた。
腰を強く突き上げられると甘い吐息が漏れる。しかもそれまでとは比べ物にならない、強い快感が電流のように腰から全身へ駆け巡っていく。
ずちゅんッ! ずちゅんッ! ずちゅんッ!
かき混ぜられる水音と、お互いにぶつかる肉の音。それらが合わさり、絵路井先生との交わりをいっそう意識させられ興奮をかき立てた。
僕の締め付けに吸い寄せられるように腰が浮き上がり、絵路井先生は欲望の全てを解放する。
びゅるるるッ! びゅるるるッ!
「はぁぁああん♡ んぁッ……はぁぁぁぁぁん!!!」
勢いよく飛び出した白濁液は僕の中へと注ぎ込まれ、入りきらない分は出口を求めて逆流した。脈動を続けるペニスは無遠慮に射精を繰り返す。
絵路井先生はゆっくりと愛おしむように僕の頭を撫でる。幸せな感情がじわりと胸を満たしていく。
僕は絵路井先生に抱かれながら、ゆっくりと意識は眠りの淵に落ちていくのだった。
無理に自立したところで心のバランスを崩しては意味がないと絵路井先生からも言われ、実家で静養することを決めた。
「働かなくてもいい。今は楽しいことを目一杯やろう。ユメトくんは未だ若い。人生はまだまだこれからだよ♡」
絵路井先生の言葉に僕は思わず涙を流してしまうほど感激した。
今年で30歳になった僕は人生に妙な焦燥感を覚えるようになり、自分を見失いかけていた。けれど絵路井先生との出会いによって徐々に自分の心を取り戻しつつあった。
「ありがとうございます。先生のおかげで人生がまた楽しくなってきました。不束者ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします」
僕が深々とお辞儀をすると、敬愛する絵路井先生は頭を優しく撫でてくれた。
「世の中には悪い人間もいれば良い人間もいる。だから人間の悪いところばかりを見てはいけないよ。人間には光の部分だって、ちゃんとあるのだから♡」
絵路井先生との出会いを通して人間の光の部分をとくと体感することができた。
人間の闇ばかりを見続けてきた僕は人間不信に陥っていたが、絵路井先生のセラピーによって再び人間を信じられるようになった。
「先生のおかげで、また誰かを信頼できるようになりました。世界は醜いと思っていたけど……今は少しばかり綺麗に見えるような気がします」
絵路井先生の傍にいられる限り、僕の人生は安泰だ。
人を傷つけるのは人だが、人を救うのもまた人だということを学んだ僕は再び人生に希望を見出せるようになった。
現在受給している障害年金が、いつか必要なくなるくらい復活できる日が来ればいいと思っている。
「さあ、こっちへおいで。今日もユメトくんをギュ~ってしてあげる♡」
絵路井先生が両手を広げると、その強烈な誘惑に抗うことなど不可能だった。僕は母に抱きつく子供のように、絵路井先生の胸板へと飛び込んでいった。
「よしよし……これからも心置きなく甘えていいんだよ♡」
ギュッと絵路井先生の胸に顔を埋めて頷く。もはや自分の気持ちに抗えない僕には、それしか出来なかった。
「甘えん坊なユメトくんも可愛いなぁ。それでいいんだよ。ユメトくんの全ては私が受け止めてあげるから♡」
絵路井先生の甘い声が耳を撫でる。
「あ……また大きくなってますよ♡」
僕は太腿にぐいぐい当たる感触に気づいた。
絵路井先生はゆっくりと頷いて、こちらに微笑みかけると僕の服を脱がし始める。
僕の素肌を隠していた布が床に落ち、ひとつ、またひとつと裸身が露わになっていく。それを見つめる絵路井先生の竿はいよいよ硬く熱くなる。
僕なりに覚悟はしていたが、やはり相当恥ずかしい。おしめを替えられる赤ちゃんのような恰好にされた僕は絵路井先生の眼前で秘部を晒す。
「ユメトくんのここ……いつも綺麗だよね♡」
そんなところを褒められても正直複雑な気分だが、思ったことをそのまま口に出してしまう絵路井先生の素直な気持ちが嬉しかった。
灼熱のように滾ったものを僕の中へ突き立てたいという欲求を抑えられない絵路井先生の前で、はしたなく身体を開く。
股間にまたがるように絵路井先生が覆い被さってくる。そのまま僕の割れ目に亀頭を押し当て、ゆっくりと腰を下ろしていく。
「んんッ……! あぁ……あぁッ!」
じわじわと亀頭の先が潜り込み、狭い通路を昇っていく。
割れ目と密着した亀頭がズブズブと奥へと突き進んでいく感覚に思わず僕は絵路井先生の首に両腕を絡めて抱きついた。
「ほ~ら、全部入ったよ♡」
絵路井先生の声かけに僕はコクコクと頷き返す。
ぴったりとはまり込み、ひとつに溶け合うような感覚に安心感を覚える。
絵路井先生は夢中で僕の胸を吸い上げる。当然ながらその乳首から母乳が出ることはないが、それでも絵路井先生は吸い付き続ける。
絵路井先生の吐息が熱く、淫らなものへと変わっていく。抽送のリズムは息づかいにあわせて、速くテンポの良いものへと変わっていく。
僕のヒップが股間とぶつかるたびに、はしたない水音が鳴る。
愛液はとめどなく溢れ、じっとりと腰元で水たまりをつくっていく。気づけば僕も絵路井先生の動きに合わせて腰を突き上げていた。
腰を強く突き上げられると甘い吐息が漏れる。しかもそれまでとは比べ物にならない、強い快感が電流のように腰から全身へ駆け巡っていく。
ずちゅんッ! ずちゅんッ! ずちゅんッ!
かき混ぜられる水音と、お互いにぶつかる肉の音。それらが合わさり、絵路井先生との交わりをいっそう意識させられ興奮をかき立てた。
僕の締め付けに吸い寄せられるように腰が浮き上がり、絵路井先生は欲望の全てを解放する。
びゅるるるッ! びゅるるるッ!
「はぁぁああん♡ んぁッ……はぁぁぁぁぁん!!!」
勢いよく飛び出した白濁液は僕の中へと注ぎ込まれ、入りきらない分は出口を求めて逆流した。脈動を続けるペニスは無遠慮に射精を繰り返す。
絵路井先生はゆっくりと愛おしむように僕の頭を撫でる。幸せな感情がじわりと胸を満たしていく。
僕は絵路井先生に抱かれながら、ゆっくりと意識は眠りの淵に落ちていくのだった。
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