精神科に行ったら男同士でエッチなことしちゃいました♡

M

文字の大きさ
5 / 18

5 触手セラピー

しおりを挟む
 いつものように絵路井えろい先生目当てで来院した僕は受付で保険証を出した。


「今日は絵路井えろい先生の外来は休診なので別の先生が診察します」


 受付の人にそう言われ、僕はショックのあまり呆然とする。


「さっそく診察室の方へどうぞ~」


 僕は嫌々ながらも診察室へ入ると、絵路井えろい先生と同年代くらいの若い男性医師がいた。


「君がユメトくんか。絵路井えろい先生から話は聞いてるよ。セックスセラピーが功を奏したようだね」


 いきなり知らない先生から『セックスセラピー』というワードが出て驚いてしまった。想像以上に一般的な心理療法なのだろうか?


「ぼくは絵路井えろい先生と違って、ただセックスするだけの心理療法は行ってないんだ。けれど絵路井えろい先生よりも効果的な治療を提供すると約束しよう」


 絵路井えろい先生とのエッチ以外で効果のあるセラピーが存在するとは思えないが、一応診察を受けてみることにした。


「申し遅れたね。ぼくは矢馬井やばい 万太まんた。ところでユメトくんは魔法や超能力などを信じているかな?」


 不意の質問に僕は一瞬狼狽したが、馬鹿正直に「はい!」とテンション高く答えた。


「いい返事だね。これからの時代はオカルトだよ。さあ、そこの魔法陣の上に乗ってごらん」


 僕は矢馬井やばい先生に言われるまま、魔法陣の描かれた妖しげな台座に乗った。
 すると魔法陣から触手が溢れ出し、僕を捕らえる。そして僕の身体を逆さまにして宙に掲げた。
 腕に脚に、そして胸にも、吸盤を持った触手が絡みついてくる。


「ふくぅ……ンッ、ちょっと~⁉︎」


 床を見下ろした僕は驚きで目を見張る。
 魔法陣の中に召喚された触手のような何かが姿を現していた。


「ユメトくんが当院を受診することは10年前から予言していたよ。この日が来ることをずっと待ち侘びていたんだ。君は今宵、ぼくの眷属となることで心身共に救われるのだwww」


 矢馬井やばい先生の言ってることも意味不明だが、何より僕の身に起きている妙ちきりんな状況に愕然とし、言葉を失った。


「ユメトくんを寛解させることで、ぼくの優秀さを絵路井えろい先生にも分からせてやる。触手こそセックスセラピーに勝るとも劣らないことを証明してくれるわwww」


 どうやら矢馬井やばい先生は絵路井えろい先生に対して一方的なライバル意識を燃やしているらしい。
 触手の動きが、ただ拘束するのではなく肌を撫でるようなものに変化していた。
 吸盤を吸いつかせながら肌を撫でてくる感触に僕は鳥肌を立てる。


「こらこら、矢馬井やばい先生。私の可愛いユメトくんに何してるのかなぁ???」


 拘束から逃れようと身悶える僕の窮地を救うべく、絵路井えろい先生が颯爽と触手を手ではたき落としていく。
 触手の拘束から解放され、落下する僕を絵路井えろい先生はお姫様抱っこで受け止める。


絵路井えろい先生、セラピーの邪魔をするのは止めてもらいたいなぁ」


 絵路井えろい先生に食ってかかる矢馬井やばい先生は邪教という言葉こそが相応しい禍々しい雰囲気の頭巾を知らない間に被っていた。
 生理的嫌悪感も加わり、僕は全身に鳥肌を立てる。


矢馬井やばい先生ったら、相変わらずヤバいセラピーを行ってるみたいですね。触手療法なんて、もはや嫌がらせでしかないでしょうwww」
「何を~、異世界より召喚したモンスターを用いたショック療法こそ寛解への近道なのさ!」


 絵路井えろい先生と矢馬井やばい先生の意味不明な口論にドン引きしながらも僕は魔法陣の中へ帰っていく触手をガン見していた。


「いいえ、セックスこそ至高にして最高のセラピーですよ。現にユメトくんは私とのセックスで癒され、ここまで回復することが出来たのですから♡」


 絵路井えろい先生は僕の身体を寄せると、まるで一つに溶け合おうとするかのように胸を互いに押し付け合いながら舌を絡ませる。溢れた唾液をすすり合い、口移しにして飲み合う。


「やれやれ、見せつけてくれちゃってさ。つか、ユメトくん以外に絵路井えろい先生がセックスセラピーを施してるところ見たことないなぁ……」


 僕以外に絵路井えろい先生のセックスセラピーを受けた人がいないことを知り、妙な優越感を覚えた。
 片脚を抱え上げられ、股間を露出した僕は淫らに快楽を叫び始める。
 絵路井えろい先生がペニスを突き入れるたびに、ブヂュッと中出しされた白濁液が溢れ出す。
 僕は快楽に溺れ、自ら腰を振っている。その様を見つめる矢馬井やばい先生の快感は限界に達し、股間のペニスが痙攣して熱い欲望を放った。
 僕と絵路井えろい先生は強く抱き合いながら絶頂へとのぼり詰めていく。
 意識が白く染まるほどの快楽の中、なおも僕は絵路井えろい先生のペニスを搾っていた。
 最後の一滴まで精液を搾り尽くそうと絶頂の高みを極めていくのだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。 漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。 陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。 漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。 漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。 養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。 陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。 漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。 仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。 沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。 日本の漁師の多くがこの形態なのだ。 沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。 遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。 内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。 漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。 出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。 休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。 個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。 漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。 専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。 資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。 漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。 食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。 地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。 この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。 もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。 翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。 この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

寝てる間に××されてる!?

しづ未
BL
どこでも寝てしまう男子高校生が寝てる間に色々な被害に遭う話です。

処理中です...