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第39話 Ωだって人間扱いされたい件〜後編〜
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これから延々とレイプ地獄がつづくのだと思い、死にたいと思った瞬間、教室のドアがぶち破られ、一護くんが飛び込んできた。
「うぎゃああ~ッ!」
男子生徒の何人かが吹っ飛んできたドアの下敷きとなった。
リーダー格の大柄な男子生徒は慌てた。
一護くんは怒りで髪を逆立てて詰め寄る。
恐怖で理性を失った大柄な男子生徒が、一護くんに殴りかかる。だが、その前に一護くんは易々と重たい拳を受け止めて右ストレートを放つ。
大柄な男子生徒は弾けるように吹き飛んで、壁際に崩折れて動かなくなった。
「一護くん!」
制服を剥ぎ取られ、全裸にされてしまった僕は縋るように一護くんを見た。
「アオイ!」
一護くんは全裸の僕の上半身を包むように抱き寄せる。
「アオイがクソDQN共に絡まれているのを見たと話す連中がいて、すぐに駆けつけてきたんだ。すまない、来るのが遅れて……」
「謝らないで……こいつらに先に話しかけたのは僕の方だから……」
こんな連中のことなど相手にせずに見て見ぬ振りをすれば、レイプされそうになることもなかったのだ。
「男の子に楯突くようなことを言った僕が悪いんだよ。それに学校の校則を破って、下半身を晒さなかったからバチが当たったのかも……」
僕は己の羞恥心に負け、男の子の性的な視線から逃れようと躍起になっていたに過ぎない。
素敵な彼氏ができた今も心の中では男という生き物に対する恐怖心を僕は抱き続けているのだ。
「他のΩの子たちが僕には大人に見えることがあるんだ。好きでもない男にいきなり抱かれたり、キスされたりしても嫌な顔一つせずに受け入れて愛想笑いを浮かべながら心の中で泣くの。そんな風に強く生きられない僕はリアルに泣いちゃうんだけどね……」
Ωとして生まれてきた者の宿命だということは分かっているんだけど、未だ大人になりきれない僕に自分の性役割を完全に受け入れられるだけの度量はなかった。
だが、身体の方は否応なく大人へと成熟し、男から性的対象化されてしまう。そうした現実に直面しながらも自分の心と折り合いがつかない僕は一護くんの腕の中で号泣した。
「ううう……うああああああッ!!!」
αやβのような普通の男に生まれれば、こんなことで悩まずに気楽な人生を送れたのに……。
どうして自分はΩなんかに生まれてきてしまったんだろう?
Ωってだけで男の性欲に翻弄されながら産む機械として人生の全てを男のために捧げなければいけない。
それでも他のΩの子は男を喜ばせるような振る舞いに努力を惜しまず、理不尽な扱いにも屈強な精神力で耐え凌いでいる。とてもじゃないが、僕にそんな芸当はできやしない。
一護くんは哀れむような表情を浮かべながら僕の唇にキスをする。
「無理に強くなろうと気を張らなくてもいい。弱いなら弱いままでいい。俺はそんなアオイに惚れちまったんだからよ♡」
一護くんはそう言うと、無理やり脱がされた制服を上半身だけ着せてくれた。
「アオイがしたいように生きればいい。安心しろ♡ 俺がアオイの人生を邪魔するヤツに容赦なく正義の鉄拳を食らわしてやっから!」
一護くんは僕の肩に手を置くと、脱がされたスカートを手渡した。
「さあ、アオイ♡ 校則通りに生きるか、校則に立ち向かうか? どちらの答えを出してもアオイの考えなら俺は全力でサポートするぜ!」
一護くんは僕の股間に釘付けになりながらチンポをビンビンにおっ立てて言った。
羞恥心に負けて、すぐにスカートを穿く僕であったが、本当にこれでいいのかと思い悩んだ。
愛する一護くんを喜ばせたいという思いが僕の中で沸々と湧き上がり、スカートを穿くことに罪悪感のような感情を覚えさせたのだった。
「一護くん……ありがとう♡ 僕、決めたよ!」
自分でも驚くほど一瞬でスカートを降ろした。再び下半身が丸出しとなる。
僕は直立不動の姿勢を取って、両手を腰にやった。
「一護くんったら、さっきから自分のチンポがズボンを突き破るぐらいおっきしてるのに気づいてないの?」
「おっと、俺としたことが! 空気の読めねえチンポで本当に申し訳ねえぜwww」
「うんうん……僕、嬉しいんだ。これからも一護くんが僕を守ってくれるなら、もうパンツさえ穿かずに登校してもいいくらいだよ♡」
堂々と変態的なことを言いながらも僕は頰を染めてモジモジしてしまう。
「アオイが辛くなきゃ、俺は大歓迎だぜ! でも、本当に大丈夫か? 無理しなくてもいいんだぞ……」
一護くんは心配の言葉とは裏腹に僕の尻を撫でまくっていた。
「やれやれ、本音では一護くんも僕に下半身丸出しでいてほしいくせに……」
そう言うと、僕は一護くんの勃起チンポの裏筋をズボン越しに撫であげた。
「いいよ……一護くんにだったらエッチな目で見られても♡」
耳元で囁くように僕が言うと、一瞬で理性が崩壊した一護くんと教室で愛のフュージョンライズに耽るのだった。
「うぎゃああ~ッ!」
男子生徒の何人かが吹っ飛んできたドアの下敷きとなった。
リーダー格の大柄な男子生徒は慌てた。
一護くんは怒りで髪を逆立てて詰め寄る。
恐怖で理性を失った大柄な男子生徒が、一護くんに殴りかかる。だが、その前に一護くんは易々と重たい拳を受け止めて右ストレートを放つ。
大柄な男子生徒は弾けるように吹き飛んで、壁際に崩折れて動かなくなった。
「一護くん!」
制服を剥ぎ取られ、全裸にされてしまった僕は縋るように一護くんを見た。
「アオイ!」
一護くんは全裸の僕の上半身を包むように抱き寄せる。
「アオイがクソDQN共に絡まれているのを見たと話す連中がいて、すぐに駆けつけてきたんだ。すまない、来るのが遅れて……」
「謝らないで……こいつらに先に話しかけたのは僕の方だから……」
こんな連中のことなど相手にせずに見て見ぬ振りをすれば、レイプされそうになることもなかったのだ。
「男の子に楯突くようなことを言った僕が悪いんだよ。それに学校の校則を破って、下半身を晒さなかったからバチが当たったのかも……」
僕は己の羞恥心に負け、男の子の性的な視線から逃れようと躍起になっていたに過ぎない。
素敵な彼氏ができた今も心の中では男という生き物に対する恐怖心を僕は抱き続けているのだ。
「他のΩの子たちが僕には大人に見えることがあるんだ。好きでもない男にいきなり抱かれたり、キスされたりしても嫌な顔一つせずに受け入れて愛想笑いを浮かべながら心の中で泣くの。そんな風に強く生きられない僕はリアルに泣いちゃうんだけどね……」
Ωとして生まれてきた者の宿命だということは分かっているんだけど、未だ大人になりきれない僕に自分の性役割を完全に受け入れられるだけの度量はなかった。
だが、身体の方は否応なく大人へと成熟し、男から性的対象化されてしまう。そうした現実に直面しながらも自分の心と折り合いがつかない僕は一護くんの腕の中で号泣した。
「ううう……うああああああッ!!!」
αやβのような普通の男に生まれれば、こんなことで悩まずに気楽な人生を送れたのに……。
どうして自分はΩなんかに生まれてきてしまったんだろう?
Ωってだけで男の性欲に翻弄されながら産む機械として人生の全てを男のために捧げなければいけない。
それでも他のΩの子は男を喜ばせるような振る舞いに努力を惜しまず、理不尽な扱いにも屈強な精神力で耐え凌いでいる。とてもじゃないが、僕にそんな芸当はできやしない。
一護くんは哀れむような表情を浮かべながら僕の唇にキスをする。
「無理に強くなろうと気を張らなくてもいい。弱いなら弱いままでいい。俺はそんなアオイに惚れちまったんだからよ♡」
一護くんはそう言うと、無理やり脱がされた制服を上半身だけ着せてくれた。
「アオイがしたいように生きればいい。安心しろ♡ 俺がアオイの人生を邪魔するヤツに容赦なく正義の鉄拳を食らわしてやっから!」
一護くんは僕の肩に手を置くと、脱がされたスカートを手渡した。
「さあ、アオイ♡ 校則通りに生きるか、校則に立ち向かうか? どちらの答えを出してもアオイの考えなら俺は全力でサポートするぜ!」
一護くんは僕の股間に釘付けになりながらチンポをビンビンにおっ立てて言った。
羞恥心に負けて、すぐにスカートを穿く僕であったが、本当にこれでいいのかと思い悩んだ。
愛する一護くんを喜ばせたいという思いが僕の中で沸々と湧き上がり、スカートを穿くことに罪悪感のような感情を覚えさせたのだった。
「一護くん……ありがとう♡ 僕、決めたよ!」
自分でも驚くほど一瞬でスカートを降ろした。再び下半身が丸出しとなる。
僕は直立不動の姿勢を取って、両手を腰にやった。
「一護くんったら、さっきから自分のチンポがズボンを突き破るぐらいおっきしてるのに気づいてないの?」
「おっと、俺としたことが! 空気の読めねえチンポで本当に申し訳ねえぜwww」
「うんうん……僕、嬉しいんだ。これからも一護くんが僕を守ってくれるなら、もうパンツさえ穿かずに登校してもいいくらいだよ♡」
堂々と変態的なことを言いながらも僕は頰を染めてモジモジしてしまう。
「アオイが辛くなきゃ、俺は大歓迎だぜ! でも、本当に大丈夫か? 無理しなくてもいいんだぞ……」
一護くんは心配の言葉とは裏腹に僕の尻を撫でまくっていた。
「やれやれ、本音では一護くんも僕に下半身丸出しでいてほしいくせに……」
そう言うと、僕は一護くんの勃起チンポの裏筋をズボン越しに撫であげた。
「いいよ……一護くんにだったらエッチな目で見られても♡」
耳元で囁くように僕が言うと、一瞬で理性が崩壊した一護くんと教室で愛のフュージョンライズに耽るのだった。
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