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第60話 青春は永遠に忘れない件
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思春期には同性愛的な感情を抱くことが多々あるらしい。
同じΩでありながら、僕に対して同性愛的な好意を寄せてくる尾芽牙くんは思春期真っ只中であるが故の特殊な心理に陥っているだけなのかもしれない。
そう思うと、なんだか寂しいような、黒歴史のような気もしないではないが、尾芽牙くんは将来どんな風に青春時代を回顧するのだろうか?
「思い出は美化されるとか言うけど、本当にそうなのかなぁ? 大人になっても、嫌だった記憶は嫌なままだと思うけど……」
僕の素朴な疑問に尾芽牙くんは一瞬考えてから口を開く。
「歳を重ねるにつれて、若い頃の記憶はキラキラと輝きを増していくものだよ♡」
「う~ん、そういうものなのかなぁ? やっぱり、歳を取るたびに人生はつまらなくなっていくものなの?」
僕の問いに尾芽牙くんはケラケラと微笑みを浮かべながら応えた。
「それは一面の真理ではあるかもしれないけど、アオイくんが傍にいてくれたら、きっとボクの人生は死ぬまで輝いてるはずだよ♡」
「ふ~ん、本当に? 思春期が終わったら、みんな僕のことなんか忘れて離れてっちゃうような……そんな気がしないでもないんだ」
正直な本音を吐露すると、尾芽牙くんは僕の頭を撫でながら優しく語りかける。
「そんなことないよ♡ ボクも一護もアオイくんが嫌がろうと、抵抗しようと一生離れないから安心してwww」
尾芽牙くんはいやらしい手つきで僕の腰に手をまわすと、そのままソフトタッチでお尻を撫で撫でし始める。
「もぉ~、どこ触ってんの! 尾芽牙くんのエッチ……」
「こらこら、ボクから離れちゃダメだよ。離れたくないって言ったのはアオイくんの方なんだから~♡」
そう言うと、尾芽牙くんはゆっくりと僕の服に手をかけた。
露出した胸を凝視され、僕は頰を染めて顔を伏せる。
「そんな物欲しそうな顔しちゃって……」
尾芽牙くんがあまりに熱心に見つめるせいで、僕は諦めたようにそう言って笑った。
僕は可愛い男の子をなだめるような笑みを浮かべて、尾芽牙くんの頭を撫で返した。
僕の指が尾芽牙くんのサラサラな髪を一本ずつ梳いていく。その瞬間、尾芽牙くんの喉が大きくなった。ゆっくりと尾芽牙くんは僕の乳首に吸い付いてくる。
「んッ……なんか……変な感じ……」
口をつけられると、わずかに僕は身じろぎした。
「こんな変態的な日常でも大人になったら……ステキな思い出として思い出す日が来るのかなぁ?」
「うん! 毎日のように思い出してはオカズにするから♡」
そう言うと、尾芽牙くんは頰をへこませて僕の胸を吸う。尾芽牙くんの口の中で気圧が変化し、わずかに口内に胸がめり込んでいく。
ちゅぽッ、ちゅぽッと遊ぶように吸われると、僕はくすぐったくて身をよじって笑う。
尾芽牙くんは魂の赴くまま、自分の欲求に素直に従っていた。
「もぉ~、Ωの胸なんか吸って……恥ずかしくないの?」
「恥ずかしい? 何それ、美味しいの?」
どうやら理性が崩壊し過ぎて、尾芽牙くんの脳内レベルは完全にサルと化していた。
「僕も似たようなものかなぁ……恥ずかしいのに……胸、吸わせちゃってるし……はぁ……あッ……」
僕の言葉には少し熱がこもっていた。自分の中で、何かが高まっているのを感じる。僕の欲求と尾芽牙くんの欲求が合致し始めていた。
「もぉ~、尾芽牙くんったら……がっつき過ぎなんだけどぉ……んッ……はぁ~♡」
しばらく乳首を吸われているうちに、僕の声色はゆっくりと変化していく。緊張の度合いが強かった声が、だんだんとリラックスしていた。
なんとかして平静を装おうとするが、僕の身体は確実に熱を帯びてきている。
「んぅッ……ふぅ……はぁ……あッ……くッ……あぁ~ん♡」
僕の身体は明確に性感を覚えていた。尾芽牙くんの舌使いに興奮している。
尾芽牙くんは胸を揉みながら、きゅっきゅっと軽く引っ張ってきた。今の愛撫で僕は快感を覚え、強い刺激から逃れようと尾芽牙くんの頭を押し返す。
すると、尾芽牙くんはますます僕の乳首に執着し、ぐにゅぐにゅと胸を揉みしだく。
「んぅッ……あぁッ……吸うだけじゃなく……? あぁうッ……こんなの、イッちゃう……はッ、あぁン♡」
僕は抵抗するように首を振ったが、尾芽牙くんの手を振り払おうとはしなかった。いつか終わりが来る青春を存分に謳歌したかったからだ。
いずれ歳を取って更年期を迎えた後も、きっと僕はキラキラな思い出をいつまでも胸に生きていくことだろう。
今を大切に、より良い未来をみんなと共に築いていこうと思う今日この頃――。
同じΩでありながら、僕に対して同性愛的な好意を寄せてくる尾芽牙くんは思春期真っ只中であるが故の特殊な心理に陥っているだけなのかもしれない。
そう思うと、なんだか寂しいような、黒歴史のような気もしないではないが、尾芽牙くんは将来どんな風に青春時代を回顧するのだろうか?
「思い出は美化されるとか言うけど、本当にそうなのかなぁ? 大人になっても、嫌だった記憶は嫌なままだと思うけど……」
僕の素朴な疑問に尾芽牙くんは一瞬考えてから口を開く。
「歳を重ねるにつれて、若い頃の記憶はキラキラと輝きを増していくものだよ♡」
「う~ん、そういうものなのかなぁ? やっぱり、歳を取るたびに人生はつまらなくなっていくものなの?」
僕の問いに尾芽牙くんはケラケラと微笑みを浮かべながら応えた。
「それは一面の真理ではあるかもしれないけど、アオイくんが傍にいてくれたら、きっとボクの人生は死ぬまで輝いてるはずだよ♡」
「ふ~ん、本当に? 思春期が終わったら、みんな僕のことなんか忘れて離れてっちゃうような……そんな気がしないでもないんだ」
正直な本音を吐露すると、尾芽牙くんは僕の頭を撫でながら優しく語りかける。
「そんなことないよ♡ ボクも一護もアオイくんが嫌がろうと、抵抗しようと一生離れないから安心してwww」
尾芽牙くんはいやらしい手つきで僕の腰に手をまわすと、そのままソフトタッチでお尻を撫で撫でし始める。
「もぉ~、どこ触ってんの! 尾芽牙くんのエッチ……」
「こらこら、ボクから離れちゃダメだよ。離れたくないって言ったのはアオイくんの方なんだから~♡」
そう言うと、尾芽牙くんはゆっくりと僕の服に手をかけた。
露出した胸を凝視され、僕は頰を染めて顔を伏せる。
「そんな物欲しそうな顔しちゃって……」
尾芽牙くんがあまりに熱心に見つめるせいで、僕は諦めたようにそう言って笑った。
僕は可愛い男の子をなだめるような笑みを浮かべて、尾芽牙くんの頭を撫で返した。
僕の指が尾芽牙くんのサラサラな髪を一本ずつ梳いていく。その瞬間、尾芽牙くんの喉が大きくなった。ゆっくりと尾芽牙くんは僕の乳首に吸い付いてくる。
「んッ……なんか……変な感じ……」
口をつけられると、わずかに僕は身じろぎした。
「こんな変態的な日常でも大人になったら……ステキな思い出として思い出す日が来るのかなぁ?」
「うん! 毎日のように思い出してはオカズにするから♡」
そう言うと、尾芽牙くんは頰をへこませて僕の胸を吸う。尾芽牙くんの口の中で気圧が変化し、わずかに口内に胸がめり込んでいく。
ちゅぽッ、ちゅぽッと遊ぶように吸われると、僕はくすぐったくて身をよじって笑う。
尾芽牙くんは魂の赴くまま、自分の欲求に素直に従っていた。
「もぉ~、Ωの胸なんか吸って……恥ずかしくないの?」
「恥ずかしい? 何それ、美味しいの?」
どうやら理性が崩壊し過ぎて、尾芽牙くんの脳内レベルは完全にサルと化していた。
「僕も似たようなものかなぁ……恥ずかしいのに……胸、吸わせちゃってるし……はぁ……あッ……」
僕の言葉には少し熱がこもっていた。自分の中で、何かが高まっているのを感じる。僕の欲求と尾芽牙くんの欲求が合致し始めていた。
「もぉ~、尾芽牙くんったら……がっつき過ぎなんだけどぉ……んッ……はぁ~♡」
しばらく乳首を吸われているうちに、僕の声色はゆっくりと変化していく。緊張の度合いが強かった声が、だんだんとリラックスしていた。
なんとかして平静を装おうとするが、僕の身体は確実に熱を帯びてきている。
「んぅッ……ふぅ……はぁ……あッ……くッ……あぁ~ん♡」
僕の身体は明確に性感を覚えていた。尾芽牙くんの舌使いに興奮している。
尾芽牙くんは胸を揉みながら、きゅっきゅっと軽く引っ張ってきた。今の愛撫で僕は快感を覚え、強い刺激から逃れようと尾芽牙くんの頭を押し返す。
すると、尾芽牙くんはますます僕の乳首に執着し、ぐにゅぐにゅと胸を揉みしだく。
「んぅッ……あぁッ……吸うだけじゃなく……? あぁうッ……こんなの、イッちゃう……はッ、あぁン♡」
僕は抵抗するように首を振ったが、尾芽牙くんの手を振り払おうとはしなかった。いつか終わりが来る青春を存分に謳歌したかったからだ。
いずれ歳を取って更年期を迎えた後も、きっと僕はキラキラな思い出をいつまでも胸に生きていくことだろう。
今を大切に、より良い未来をみんなと共に築いていこうと思う今日この頃――。
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