【R18】 無垢な花嫁と六人の夫 終わらない夜伽、そして復讐

千日紅

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【R18】 正也坊ちゃまの激しい甘え


 「正也坊ちゃまの激しい甘え」


 旦那様は男たちに輿にのせられて、朝からお出かけになった。
 わたしにはとてもお手伝いのできないきちんとした洋装のお姿を見送ると、本当に立てないのだろうかと不思議になる。

 五爵制度五位といえど、男爵家の妻は家の中のことをするものではない。みな使用人が動いてくれて、わたしは東側に与えられたきれいな畳の部屋で、身をもてあましていた。
 午後になると蒸し暑かったので自分の身を清め、一旦浴衣に着替えて濡れた髪を拭いながら結おうかどうしようかと、ため息をついた。

 女学校に通っていた、ただの少女だったわたしのしなくてはならないことは、習い事ぐらいだった。
 時間が空いても、身をもてあますことはなかった。

 梅雨の気配がする頃には、わたしの体はすっかり変わってしまった。
「……旦那様」
 お体を拭くときに、旦那様はいつもわたしの胸を弄る。胸だけ。胸と、そして突端の赤いそれ。
 それはもっと赤くなって、固くなっていた。子どものようだと恥ずかしく思っていた胸も、丸く張っている。
「旦那、様」
 そっと、わたしは一人、薄い浴衣の上から胸に手を当てた。
 それだけで足の間に、ずくんと大きな律動が走る。
 そこが疼いて疼いて、気が狂いそう。
 けれど旦那様はわたしの胸、赤い乳首だけを執拗に舐る。

「……っ……」
 疼きに堪えられず、わたしは二つに折った座布団にまたがるように座った。
 はしたない。わかっている。
 なのにわたしの心と関係なく、腰が前後に揺れてしまう。
「ん……」
 座布団がそこに当たるのに、わたしは熱い息を吐いた。

「いた!」
 突然、乱暴に襖が開けられた。
「正也坊ちゃま……っ!」
 学生服の三男、正也坊ちゃま部屋に飛び込んでらっしゃるのに、わたしは慌てて座布団を追い払った。

「今日お父様お出かけなんだってね」
 膝に乗るような勢いで、正也坊ちゃまがわたしのそばにいらっしゃる。
「ええ。大切な会合だそうです」
「ふうん」
 いたずらっぽく笑って、正也坊ちゃまはわたしに肩を寄せてらっしゃった。

 おいくつなのか、わたしは知らない。背丈はわたしとほとんど変わらない。いいえ、もう少し小さくてらっしゃる。
 お年は何度か尋ねたけれど、その度「二十歳だよ」「十だよ」と、正也坊ちゃまふざけて答えてくださらない。

「お父様いないと、さびしい?」
 幼い声でわたしに尋ねて、いつの間にか正也坊ちゃまはわたしの胸に顔を近づけていた。

 そうされるだけで、今のわたしは体の奥に火がついてしまう。
「そんなこと。お仕事ですもの」

 おまえが初めていったはしたない声を、屋敷中の者が聞いたな。

 胸を嬲られてはじめていってしまった日、旦那様はそうおっしゃった。
 けれど使用人たちも、正也坊ちゃまも、お兄さまたちもお変わりない。

 きっと聞こえなかったに違いない。

「ねえ。一人でなにしてたの? どうしてあんなところに座布団があるの?」

 さっき押してしまった座布団が斜めになっていて、正也坊ちゃまに尋ねらたら確かに不自然な置き方になってしまっていた。

「お片づけを、しようと思っていたのです」
「ふうん」
 また、いたずらっぽく正也坊ちゃまはお笑いになった。

「僕、お母様の顔も知らないんだよね」
 ふと正也坊ちゃまが、さびしそうにそんなことをおっしゃる。

「まあ……」
 この屋敷の中に一緒に住んでいる三人の兄弟は、それぞれ母親が違うらしいということはわたしもなんとなく気づいていた。
 使用人たちの立ち話が聞こえてしまったが、屋敷の外にも、旦那様にはお子がいらっしゃるらしい。

 そういうことは当たり前だと、わたしは母に習っていた。

「おかわいそうに」
 けれどまだ少年のように見える正也坊ちゃまがお母様を知らないのは、わたしにはいたましい。

「じゃあ、お母様になってくれる?」
 この屋敷に嫁いで数か月がたって、義理の息子の一人である正也坊ちゃまがそんなことをおっしゃるのに、わたしは思わずうなずいた。
「もちろんです。わたしなどではいたらないかもしれませんが」
「うれしい!」
 あどけなく笑って、正也坊ちゃまはわたしに抱きついてらっしゃった。
 戸惑ったけれど、お母様を知らないのだからきっと甘えたいのだとそのまま受け止める。

 正也坊ちゃまは、わたしの胸に何度も顔をすり寄せた。
「正也坊ちゃま……」
 わたしはそこが敏感になってしまっていて、そっと正也坊ちゃまの肩を押そうとした。

「僕、お母様のおっぱいも吸ったことがないんだよ」
 真面目な声で、悲しそうに正也坊ちゃまがわたしをお見上げになる。

 そんなことを言われては押し返せず、けれど正也坊ちゃまが頬を胸にすり寄せるたびにわたしの赤いそれが、固く震えた。

「ここ」
 指先で、浴衣の上から正也坊ちゃまがわたしの胸に触れる。
「赤ちゃんのとき、みんなお母様のおっぱい、こうするんでしょう?」
 無邪気に正也坊ちゃまは、浴衣の上からわたしの胸を揉んだ。

「そんなとこなさっては……いけません」
「だって、僕のお母様なんだよね?」
 胸を揉みながら、正也坊ちゃまがわたしを見ていらっしゃる。

「ええ……ええ、そうです」
「よかった。嘘じゃないんだ」
 幼い言葉にわたしはもう抗えず、正也坊ちゃまのしたいままにお任せしていた。

 母恋しさに、女の胸を触りたいだけなのかもしれない。
 そうしてわたしも疼きを収めようとしたとたん、正也坊ちゃまの手がわたしの浴衣の襟から肌に滑り込んだ。

「正也坊ちゃま……っ」
「お母様なのに、浴衣の上から胸を触っていたらおかしいじゃない」
 言われれば正也坊ちゃまのおっしゃる通りなのだけれど、素手で肌を弄られてわたしは声が出そうになる。

「どうしてここ、固いの? 赤い」
「……っ……」
 乳首を、正也坊ちゃまは指でそっと撫でられた。
 やわらかく、触れるか触れないかという感触で撫でられて、わたしは息もできない。

 畳に倒れてしまわないように、なんとか両手で自分の体を支えた。

「赤いの、みんな吸うんだよね」
 そうおっしゃると正也坊ちゃまは、わたしの乳首を口に入れてしまった。
「……っ」
 吸われて、舌で撫でられて、喉がのけぞる。

「痛いの?」
「……っ、は……い……」
 痛いからやめてくださいと言おうとした途端、正也坊ちゃまは座布団をひっぱってわたしの膝を割った。

「なにを……っ」
「さっき、ここに当ててたから。その方がいいのかと思って。違うの?」
 何もわからないような目をして、開かせたわたしの膝の間に正也坊ちゃまは二つに折った座布団を押し当てた。

「んあ……っ」
 声が出そうになって、右手て自分で口を塞ぐ。

「おっぱいを吸ってるだけなのに、どうしたの? 大丈夫?」
 心配そうにおっしゃって、やめてくださるのかと思ったら正也坊ちゃまはまた乳首を口に入れた。

「あまい」
 子どものようにおっしゃって、飴玉を転がすようにわたしの赤いそれを舌で揺らす。
「ん……っ、んん……っ」
 こんなところを人に見られたら、お母様の代わりをしていたといっても信じてもらえない。
 必死に声を殺して、正也坊ちゃまの終わらない乳吸いに腰が浮いてしまって、わたしは喉をのけぞらせた。

「きれいなおっぱいだね。白い肌」
 正也坊ちゃまは乳首を吸いながら、座布団をわたしのあそこにぐいぐいと押し当てていた。

 そこは、旦那様が触ってくださらない場所だ。
 わたしは一人で、お風呂で椅子に押し当てたり、こうして座布団に押し当てたりして、どうしたらいいかわからないでいた。

「ねえ。おっぱい、ここから出てるみたい」
「正也坊ちゃま……っ」
 正也坊ちゃまは座布団を横に置いて、わたしの足を開かせてその中を覗いていた。
 洋装の時には下着を身に着けるが、和装のときには何もはかない。

 正也坊ちゃの指が伸びて、わたしの股の間を触った。
「あぁっん」
 初めて人の手でそこを触られて、わたしの体は壊れてしまうほど震えた。

「びしょびしょだね。おっぱい、やっぱりここから出てる」
 そうおっしゃっると正也坊ちゃまは、わたしのそこに顔をうずめた。
「やめてください……それは……っ」
 それは、なんなのだろう。
 旦那様がわたしの胸を弄ぶようになって、最初わたしは自分が粗相をしているのだと思っていた。おもらしをしたように、そこがびしょびしょになってしまう。

「これ、なに?」
 正也坊ちゃまに尋ねられて、わたしは答えられないった。
 一度、怖かったけれど触って手に取って見てみた。透明で、ぬるりとしている。
「わかりません……」
「おっぱいだよ。きっと。僕のための」

 そのまま正也坊ちゃまは、わたしのその密を舌で舐め、吸い始めた。
「……っ……」
 悲鳴をこらえて両手で口を覆ったら、体が後ろに倒れてしまった。

「お許しになって……正也坊ちゃま……どうか……どうか……」
 どんなにお願いしても、正也坊ちゃまは本当に幼い子どものように一心不乱に密を舐めて吸い続けている。

「おいしいよ」
 囁いた正也坊ちゃまの息が、そこにかかった。
 
 びくん、と体が跳ねてつま先が伸びる。
「どうか……っ、あぁっ、ん……っ」
 乳首吸われていくときとは違う、体の奥から何か熱いものがせりあがってくるような大きなうねりに呑まれて、わたしは声を漏らしてしまった。

 わたしの意志とは無関係に体は繰り返し跳ねて、ほとんど帯しかまとっていない有様で畳に倒れると、正也坊ちゃまが顔をお上げになった。

「おっぱいを吸っただけなのに、どうしたの?」
 きょとんとした顔でわたしを見て、笑うと正也坊ちゃまは立ち上がった。

「お母様、またね」
 子どものように笑顔で言い残して、部屋から出ていく。

 初めて知った下肢が焼けるような快楽に、わたしはもう何も考えられずただ横たわっていた。 
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