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プロローグ
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春の風が頬をかすめ、舞い上がった花びらが街を染めていく。
ピンクの花びらが、あちこちの道に舞い降りていた。
この時期になると、世間では“人生のビッグイベント”があるそうだ。
――今日は、入学式。
道にはピカピカの制服を着て登校する新入生の姿がちらほら見える。
そんな中、俺の家庭はちょっと違っていた。
新品の制服を着た俺は、居間で正座していた。
向かいに座るのは、魔宮組の頭――魔宮正義(まみや まさよし)俺の祖父だ。
「だから! 何ヶ月も前から言ってるだろ! 俺は聖桜学園に入るって!」
「辰巳。わしは、聖桜学園など納得しておらんぞ」
しわがれた声が、畳の上を這うように響く。
祖父は代々、仏家の血を継ぐ僧であり、同時に裏社会の人間でもある。
そんな家に生まれた俺が、“キリスト教系の学校”に進学する――それが気に食わないらしい。
「仏の道を捨てて、異教に染まるつもりか?
魔宮の名に泥を塗るとは、愚息もいいところじゃ……!」
祖父の手が、床に置かれた古い木箱に伸びる。
中には、“信仰の証”として代々受け継がれてきた一本の短刀。
柄に刻まれた梵字が、光を反射して鈍く光った。
「お、おい親父さん、落ち着いてください!」
慌てて数人の若頭が割って入る。
「辰巳も、別に信仰を捨てるわけじゃねぇ。ただ、新しい世界を見てみたいだけですよ!」
若頭が必死に止めにはいり、祖父はやっと落ち着き刀を抜こうとする手を止め、しばらく、沈黙した。
そして、深く息を吐く。
「……好きにせい。ただし――心だけは、魔に染めるな」
「ありがとう、じっちゃん」
と言い俺は頭を下げた。
やっと落ち着いた祖父にホッとし、玄関へ向かう。
門の前で、若頭が涙を拭きながら
「辰巳、大きくなったな……。喧嘩ばっかしてたガキが、もう高校生かよ。実は親父さんもな……さっき制服姿見た瞬間、涙こらえてたんだぜ」と若頭が言った。
魔宮は照れくさく笑いながら
「行ってきます!」と言った。
外の空気がやけにうまい。
――よし、今日からは穏やかにいこう。喧嘩とか絶対しない。
そう心に誓った。……のだが、世の中そううまくはいかない。
通学路の途中、コンビニの前で三人組の不良が、新入生らしき男子を囲んでいた。
制服の襟を掴み、タバコをくわえながらヘラヘラ笑っている。
「おい新入生、入学祝いにカンパしろや」
――うん、絡んでる。
俺は“見なかったことにしよう”と足を速めた。が、
新入生がこっちを見て「助けてください」みたいな目をしてくる。
……あー、もう。しょうがねぇな。
「おい、お前ら。朝っぱらから募金活動か?」
その瞬間、三人の視線がバキッと俺に向いた。
あ、完全にやっちまったやつだ。
「てめぇ、死にてぇのか?」
途端に拳が飛んできた。
(やめろ、死ぬフラグ立てんな。こちとら転生アニメじゃねぇんだよ!)
避けようとした俺の肘が、なぜか完璧に相手の顎へ。
「がふっ!?」
「あっ、ごめ、今の違う! 反射で!」
「ぶっ殺す!!!」
――5秒後。
コンビニ前には、3人のヤンキーが仲良く地面で昼寝していた。
「まったく朝から騒がしいやつらだな」
新入生に目を向ける。
「寄り道なんかしてないで、早く学校行きな。今日の主役だろ?」
「ありがとうございます!」
彼はぺこりと頭を下げて走っていった。
「はぁ……新しい制服、汚れなくてよかった」
その瞬間、コンビニの裏からドタドタと足音が――。
いやな予感しかしない。
おいコラぁぁぁ!! うちの先輩に何してくれてんだあぁぁ!!!」
コンビニの裏から、まるでゾンビ映画みたいに仲間がわらわら出てきた。
数十人。いや、数、数えたくない。
(お前ら、どこにそんなに隠れてたんだよ? 冷凍庫か?)
「テメェ、うちのチームにケンカ売ったな!」
ヤンキーたちが一斉にずり下げたベルトを鳴らす。なんかもう、カチャカチャうるさい。
「……やれ!」
リーダーらしき坊主頭の号令で、一斉に走ってくる。全力ダッシュ
で背後から「待てコラァ!」とか「卑怯者ー!」とか聞こてくる。
魔宮は信号を飛び越え、住宅街を抜け、塀を飛び越える。
どうやらヤンキーたちは巻いたようだ。一息つき
急いでスマホで時間を確認する。
入学式まであと10分――急げば間に合う。
少し汚れた制服なんて気にしてられない。
歩道に戻り、完全にヤンキーたちを巻いたのを確認する。
信号待ちで立ち止まると、隣から声がした。
「お兄さん、いまどこかね?」
振り向くと、白髪混じりの髪をゆるく結び、丸くてぽってりした体つき――まるで抱き心地のよさそうな人が地図を指さしていた。
手元の地図を覗くと――ちょうど、目的地の聖桜学園が示されている。
どうやらこの人も聖桜学園に行くらしい。
「いまここにいますよ」
俺が答えると、その人物は困った顔をした。
「今日は入学式に出なければならんのじゃが……足がどうにも」
杖を使っても、学校までたどり着けないらしい。
俺は一瞬考えた。いや、考えるまでもない。
(やるしかねぇ)
気づけば俺、背中にその丸っこい体をおんぶして走っていた。
「お、お、お兄さん! 速いぞ! 死ぬぞ!」
「大丈夫だ、心配すんな! 俺もあなたも入学式には間に合わせる!」
歩行者や自転車にぶつかりそうになりながら、住宅街を駆け抜ける。
通行人の視線が痛い。
それでも魔宮は気にしてる暇がなかった。
その人物は地図片手に指示までしてくる。
「そっちじゃない、右に曲がれ!」
「ちょ、俺の足が先に死ぬわ!」
それでも全力で走る俺。門をくぐった時には
制服はもうヨレヨレだった。それでも全力で走る俺。
門をくぐったときには、制服はもうヨレヨレだった。
魔宮はすでに体力の限界だった。
桜の木の下に倒れ込むように寝転がり、視界がぼやけていく。
ひらひらと舞う花びらが顔に落ちてきて、春の匂いがした。
「……とりあえず、おっちゃんだけでも間に合って……よかった……」
そう呟きながら、ゆっくりと目を閉じる。
意識はもう朦朧としていたが――耳だけは、まだかすかに生きていた。
「〇〇様! 遅いから心配いたしました!」
「心配かけてすまないのう。……申し訳ないが、その子が目を覚ますまで、傍にいてやってくれぬか?」
柔らかい感触が後頭部を当たる
――柔らかい手の感触が頭に伝わり撫でられているようだ。
(……あったかいな)
その感覚を最後に、魔宮の意識は静かに闇の中へ沈んでいった。
――そして、意識の奥底に沈む記憶がふと顔を出す。
小学生の頃、公園で遊んでいたときのこと。
「おい、魔宮。下級生のくせに生意気なんだよ。痛い目に遭いたいのか?」
上級生はそう言って、俺に迫ってきた。
「うるせぇ。年下相手に三人とか卑怯じゃねーのか!」
思わず言い返す俺。すると、上級生の手が振り上がった――その瞬間、同い年くらいで体は俺より一回り小さい、綺麗な金髪の女の子が間に入ってきた。
「争いはダメー!」
「いきなり誰だよ、邪魔すんなよ!」
上級生は女の子を押し返そうとするが、彼女も負けじと踏ん張る――俺を守ろうとしてくれたのだ。
上級生は「何だこいつ……なんか冷めたわ」と言い残して去っていった。
その勇敢な姿が、誰よりも魅力的に見えた。
それからというもの、放課後はいつも彼女と遊んでいた。
だが、ある日を境に公園には現れなくなった。名前も聞けず、思いを伝えることもできず、どこに行ってしまったのかもわからない。
ただ一つ、彼女の手がかりがあるとすれば――鼻歌だった。
少女は小さな口をほんのり開き、柔らかい声で歌っていた。
「ららー、ららー♪」
まるで教会の朝の光のように清らかで、耳に残る柔らかい旋律。
旋律ともに魔宮の意識が徐々に戻る。
最初に体の感覚が戻り、後頭部に柔らかい感触を感じる――多分、膝枕されているのだろう。
そして、頭をそっと撫でられる感触も残っていた。
次に聴覚が戻った瞬間――魔宮は心臓が跳ねた。
耳元で、聞き覚えのある鼻歌がふんわりと響いてくるのだ。魔宮は必死に力を振り絞り、体を起こす。
視界はまだぼんやりとして、ふわふわした光が差し込む。
「うわああ、起こしてしまってごめんなさいっ!」
小さな声が、赤くなった顔とともに逃げるように見えた。
「ちょ、ちょっと待ってください!」
声を出そうと口を開くが、まだかすれ声しか出ない。
それでも胸の奥が、じわじわと温かく満たされる。
懐かしさに押され、思わず額に一筋、涙が伝っていた。
ピンクの花びらが、あちこちの道に舞い降りていた。
この時期になると、世間では“人生のビッグイベント”があるそうだ。
――今日は、入学式。
道にはピカピカの制服を着て登校する新入生の姿がちらほら見える。
そんな中、俺の家庭はちょっと違っていた。
新品の制服を着た俺は、居間で正座していた。
向かいに座るのは、魔宮組の頭――魔宮正義(まみや まさよし)俺の祖父だ。
「だから! 何ヶ月も前から言ってるだろ! 俺は聖桜学園に入るって!」
「辰巳。わしは、聖桜学園など納得しておらんぞ」
しわがれた声が、畳の上を這うように響く。
祖父は代々、仏家の血を継ぐ僧であり、同時に裏社会の人間でもある。
そんな家に生まれた俺が、“キリスト教系の学校”に進学する――それが気に食わないらしい。
「仏の道を捨てて、異教に染まるつもりか?
魔宮の名に泥を塗るとは、愚息もいいところじゃ……!」
祖父の手が、床に置かれた古い木箱に伸びる。
中には、“信仰の証”として代々受け継がれてきた一本の短刀。
柄に刻まれた梵字が、光を反射して鈍く光った。
「お、おい親父さん、落ち着いてください!」
慌てて数人の若頭が割って入る。
「辰巳も、別に信仰を捨てるわけじゃねぇ。ただ、新しい世界を見てみたいだけですよ!」
若頭が必死に止めにはいり、祖父はやっと落ち着き刀を抜こうとする手を止め、しばらく、沈黙した。
そして、深く息を吐く。
「……好きにせい。ただし――心だけは、魔に染めるな」
「ありがとう、じっちゃん」
と言い俺は頭を下げた。
やっと落ち着いた祖父にホッとし、玄関へ向かう。
門の前で、若頭が涙を拭きながら
「辰巳、大きくなったな……。喧嘩ばっかしてたガキが、もう高校生かよ。実は親父さんもな……さっき制服姿見た瞬間、涙こらえてたんだぜ」と若頭が言った。
魔宮は照れくさく笑いながら
「行ってきます!」と言った。
外の空気がやけにうまい。
――よし、今日からは穏やかにいこう。喧嘩とか絶対しない。
そう心に誓った。……のだが、世の中そううまくはいかない。
通学路の途中、コンビニの前で三人組の不良が、新入生らしき男子を囲んでいた。
制服の襟を掴み、タバコをくわえながらヘラヘラ笑っている。
「おい新入生、入学祝いにカンパしろや」
――うん、絡んでる。
俺は“見なかったことにしよう”と足を速めた。が、
新入生がこっちを見て「助けてください」みたいな目をしてくる。
……あー、もう。しょうがねぇな。
「おい、お前ら。朝っぱらから募金活動か?」
その瞬間、三人の視線がバキッと俺に向いた。
あ、完全にやっちまったやつだ。
「てめぇ、死にてぇのか?」
途端に拳が飛んできた。
(やめろ、死ぬフラグ立てんな。こちとら転生アニメじゃねぇんだよ!)
避けようとした俺の肘が、なぜか完璧に相手の顎へ。
「がふっ!?」
「あっ、ごめ、今の違う! 反射で!」
「ぶっ殺す!!!」
――5秒後。
コンビニ前には、3人のヤンキーが仲良く地面で昼寝していた。
「まったく朝から騒がしいやつらだな」
新入生に目を向ける。
「寄り道なんかしてないで、早く学校行きな。今日の主役だろ?」
「ありがとうございます!」
彼はぺこりと頭を下げて走っていった。
「はぁ……新しい制服、汚れなくてよかった」
その瞬間、コンビニの裏からドタドタと足音が――。
いやな予感しかしない。
おいコラぁぁぁ!! うちの先輩に何してくれてんだあぁぁ!!!」
コンビニの裏から、まるでゾンビ映画みたいに仲間がわらわら出てきた。
数十人。いや、数、数えたくない。
(お前ら、どこにそんなに隠れてたんだよ? 冷凍庫か?)
「テメェ、うちのチームにケンカ売ったな!」
ヤンキーたちが一斉にずり下げたベルトを鳴らす。なんかもう、カチャカチャうるさい。
「……やれ!」
リーダーらしき坊主頭の号令で、一斉に走ってくる。全力ダッシュ
で背後から「待てコラァ!」とか「卑怯者ー!」とか聞こてくる。
魔宮は信号を飛び越え、住宅街を抜け、塀を飛び越える。
どうやらヤンキーたちは巻いたようだ。一息つき
急いでスマホで時間を確認する。
入学式まであと10分――急げば間に合う。
少し汚れた制服なんて気にしてられない。
歩道に戻り、完全にヤンキーたちを巻いたのを確認する。
信号待ちで立ち止まると、隣から声がした。
「お兄さん、いまどこかね?」
振り向くと、白髪混じりの髪をゆるく結び、丸くてぽってりした体つき――まるで抱き心地のよさそうな人が地図を指さしていた。
手元の地図を覗くと――ちょうど、目的地の聖桜学園が示されている。
どうやらこの人も聖桜学園に行くらしい。
「いまここにいますよ」
俺が答えると、その人物は困った顔をした。
「今日は入学式に出なければならんのじゃが……足がどうにも」
杖を使っても、学校までたどり着けないらしい。
俺は一瞬考えた。いや、考えるまでもない。
(やるしかねぇ)
気づけば俺、背中にその丸っこい体をおんぶして走っていた。
「お、お、お兄さん! 速いぞ! 死ぬぞ!」
「大丈夫だ、心配すんな! 俺もあなたも入学式には間に合わせる!」
歩行者や自転車にぶつかりそうになりながら、住宅街を駆け抜ける。
通行人の視線が痛い。
それでも魔宮は気にしてる暇がなかった。
その人物は地図片手に指示までしてくる。
「そっちじゃない、右に曲がれ!」
「ちょ、俺の足が先に死ぬわ!」
それでも全力で走る俺。門をくぐった時には
制服はもうヨレヨレだった。それでも全力で走る俺。
門をくぐったときには、制服はもうヨレヨレだった。
魔宮はすでに体力の限界だった。
桜の木の下に倒れ込むように寝転がり、視界がぼやけていく。
ひらひらと舞う花びらが顔に落ちてきて、春の匂いがした。
「……とりあえず、おっちゃんだけでも間に合って……よかった……」
そう呟きながら、ゆっくりと目を閉じる。
意識はもう朦朧としていたが――耳だけは、まだかすかに生きていた。
「〇〇様! 遅いから心配いたしました!」
「心配かけてすまないのう。……申し訳ないが、その子が目を覚ますまで、傍にいてやってくれぬか?」
柔らかい感触が後頭部を当たる
――柔らかい手の感触が頭に伝わり撫でられているようだ。
(……あったかいな)
その感覚を最後に、魔宮の意識は静かに闇の中へ沈んでいった。
――そして、意識の奥底に沈む記憶がふと顔を出す。
小学生の頃、公園で遊んでいたときのこと。
「おい、魔宮。下級生のくせに生意気なんだよ。痛い目に遭いたいのか?」
上級生はそう言って、俺に迫ってきた。
「うるせぇ。年下相手に三人とか卑怯じゃねーのか!」
思わず言い返す俺。すると、上級生の手が振り上がった――その瞬間、同い年くらいで体は俺より一回り小さい、綺麗な金髪の女の子が間に入ってきた。
「争いはダメー!」
「いきなり誰だよ、邪魔すんなよ!」
上級生は女の子を押し返そうとするが、彼女も負けじと踏ん張る――俺を守ろうとしてくれたのだ。
上級生は「何だこいつ……なんか冷めたわ」と言い残して去っていった。
その勇敢な姿が、誰よりも魅力的に見えた。
それからというもの、放課後はいつも彼女と遊んでいた。
だが、ある日を境に公園には現れなくなった。名前も聞けず、思いを伝えることもできず、どこに行ってしまったのかもわからない。
ただ一つ、彼女の手がかりがあるとすれば――鼻歌だった。
少女は小さな口をほんのり開き、柔らかい声で歌っていた。
「ららー、ららー♪」
まるで教会の朝の光のように清らかで、耳に残る柔らかい旋律。
旋律ともに魔宮の意識が徐々に戻る。
最初に体の感覚が戻り、後頭部に柔らかい感触を感じる――多分、膝枕されているのだろう。
そして、頭をそっと撫でられる感触も残っていた。
次に聴覚が戻った瞬間――魔宮は心臓が跳ねた。
耳元で、聞き覚えのある鼻歌がふんわりと響いてくるのだ。魔宮は必死に力を振り絞り、体を起こす。
視界はまだぼんやりとして、ふわふわした光が差し込む。
「うわああ、起こしてしまってごめんなさいっ!」
小さな声が、赤くなった顔とともに逃げるように見えた。
「ちょ、ちょっと待ってください!」
声を出そうと口を開くが、まだかすれ声しか出ない。
それでも胸の奥が、じわじわと温かく満たされる。
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