10 / 17
第九話
しおりを挟む
夜になり、聖桜学園はすっかり昼とは違う顔を見せていた。
校舎の窓は真っ暗で、風が吹くたびに木々がざわめく。
「……やっぱ、夜の学校って不気味に見えるよな」
思わず独り言が漏れる。
昼間はただの学園なのに、夜になるとまるで別の世界に見えるのはなんでだろうな。
俺は懐中電灯を片手に、集合場所である修道院の前へ向かった。
月明かりに照らされたその建物は、どこか神聖というより――むしろ不気味で、背筋がぞくっとするほど静まり返っている。
そのとき、背後から明るい声が響いた。
「やっほー、魔宮~!」
――神崎だ。
振り返ると、手首に数珠を三本も巻いて、にっこにこしている。
「……おまえ、それ何だよ」
「え? 除霊セット。これで“声の主”が出ても大丈夫っしょ?」
「どう見てもただの宗教混合ファッションだろ!」
「うっさいな~、信心は自由でしょ?」
神崎はぷいっと顔をそらす。(……どこが信心だよ。完全に夜遊び仕様じゃねーか)
すると、後ろから少し息を切らした声が聞こえた。
「ご、ごめん、お待たせ!」
綾瀬だ。
いつも通りの笑顔で、なぜかでかいリュックを背負っている。
「おい綾瀬、その荷物どうした。ピクニックか?」
「違うよ! ちゃんと準備してきたの!」
そう言って、綾瀬は嬉しそうにリュックを開ける。
中には――十字架、ニンニク、そして銀のスプーンがぎっしり。
「……おまえ、相手はヴァンパイアじゃねぇぞ」
「えっ、違うの!? だって怖いときってだいたいコレ効くじゃん!」
「いや、ジャンルが違ぇんだよ……」
綾瀬はさらに胸を張って言う。
「それにこれ! 水筒の中、聖水だから!」
「……うん、それ多分、水道水だろ」
「違うよ!ちゃんと“神の名のもとに清めてください”って唱えたもん!」
神崎が隣で腹を抱えて笑っている。
「やば、二人とも方向性バラバラすぎ! ホラーよりカオスだわ!」
(……ほんと、なんでこいつらと夜の学校に来てんだ俺は)
「じゃあ、行くぞ」
俺がそう言って、重々しい修道院のドアに手をかけた。
ギィィ……と金属が軋むような音を立てて、ドアがゆっくり開く。
中は真っ暗。
昼間見たときとまるで違う――静寂が張りつめている。
空気がひんやりしていて、足を踏み入れるたびに床がわずかに鳴った。
「……やっぱり雰囲気あるな」
神崎が冗談めかして言う。
「とりあえず電気つけるぞ」
俺は壁のスイッチを探り、パチッと押した。
瞬間、部屋がパッと明るくなる。「ほら、なんだ。電気ついたらもう怖くないだろ」
そう言って肩の力を抜いた、その――次の瞬間だった。
――バチンッ!
突然、照明が消えた。
真っ暗。息をのむ音だけが響く。
そして――
カラン。
何かが床に落ちる小さな音。
「ひゃっ!?」
「うわぁっ!」
「きゃあああ!」
三人同時に叫んだ。
俺は思わず懐中電灯をつけた。
光の円が床を照らすと――そこには、転がったミニ聖母マリア像があった。
しかも……真っ二つに割れている。
「……あ、あれ? これ、俺が買ったやつじゃん!」
神崎が叫ぶ。
「え、買ったのかよ!」
「そうだよ! 名前もちゃんとつけてたのに!」
「名前!?」
「スザンヌ!」
「スザンヌって誰だよ!」
「聖母マリアの“スザンヌ様”だよぉぉ! なんで壊れるのぉ!」
神崎は割れた像を抱きかかえ、涙目で崩れ落ちる。
その姿にツッコミを入れる気力も出なかった。
……だって。
綾瀬が、真剣な顔で像を見つめていたからだ。
「これって……最後に見たの、部室だよね?」
「え?」
俺と神崎が同時に顔を上げる。
「つまり……誰かがここに持ってきたってこと?」
沈黙。
俺たちは、顔を見合わせる。
……つまり――
「わ、わたしたち三人以外に……他に人がいる……?」
綾瀬の言葉に、背筋がぞくっとした。
そのとき――
修道院の奥から、カタ……カタ……と何かが動く音がした。
神崎が小声でつぶやく。
「……スザンヌ、怒ってる……?」
「黙れぇぇぇっ!!!」
俺と綾瀬の声が、見事にハモった。
「……っ、いまの音、聞こえた?」
綾瀬が息をのむ。
修道院の奥――闇の向こうで、何かがゆっくりと動いているような音がする。
神崎はスザンヌを抱いたまま、震えながら言った。
「な、なんかマジでヤバい気がする……スザンヌが言ってるもん……“帰れ”って……」
「スザンヌ喋んのかよ!!」
俺のツッコミが響いた直後――
――ギィィ……。
まるで、誰かが扉を開けるような音。
三人の視線が、一斉にその方向へ向いた。
俺は手の震えを押さえながら、懐中電灯をそっと向ける。
光の先に――白い仮面をかぶった人影が立っていた。
「……っ!!」
仮面の下の目が、じっとこちらを見ている。
微動だにしない。まるで、俺たちを“観察している”かのように。
「きゃああああ!!!」
「ぎゃあああああ!!!」
「スザンヌううううう!!!」
三人の絶叫が重なった。
次の瞬間、俺たちは全力で廊下を駆けだした。
階段を駆け上がり、息を切らしながら二階へ逃げ込む。
神崎はスザンヌを抱きしめたまま叫ぶ。
「絶対バチ当たったって!スザンヌ割ったから呪われたんだって!!」
「落ち着け神崎!スザンヌ関係ねぇ!!」
「ある!スザンヌの魂が怒ってるの!!」
「ねぇ、二人とも……!」
綾瀬が震える声で指をさす。
階段の下――
懐中電灯の光が届くギリギリの暗闇の中で、
さっきの仮面の人影が、ゆっくりとこちらを見上げていた。階段を駆け上がり、足音が木造の床を叩く。
「早く!早く!」
綾瀬が半泣きで叫ぶ。
背後で――カタ……カタ……と、あの足音が追ってくる。
「やばいやばいやばい!!!」
神崎はスザンヌを抱きしめたまま、ほとんど四つん這いで階段を登る。
「絶対バチ当たったって!スザンヌ割ったから呪われたんだって!!」
「落ち着け神崎!スザンヌ関係ねぇ!!」
「ある!スザンヌの魂が怒ってるの!!」
「だからスザンヌに魂ねぇっての!!」
俺はドアを乱暴に開け放つ。
「とりあえず部室だ、部室に行くぞ!!」
三人は息を切らしながら、半分パニックのまま部室へ飛び込んだ。
「ねー、これからどうするの?」
神崎が息を切らしながら言う。
魔宮は腕を組んで「うーん」と唸ったあと、真顔で言った。
「とりあえず……あの仮面は幽霊じゃないな。足、あったし」
「あーたしかに!」
綾瀬と神崎が同時にうなずく。
でも、その“たしかに”が逆に怖かった。
――“人間”だったら、なんであんな時間にあんな所にいたんだ?
魔宮が顎に手を当てて考え込んでいると、ふいに腕を引っ張られた。「……ん?」と振り返ると、そこには綾瀬。
「魔宮くん、トイレ行きたい」
「…………は?」
真剣そのものの顔で言う綾瀬。
その目はまんまるで、月明かりを映して透き通っていた。
――てか、こんな状況で可愛いのずるいだろ。
修道院のトイレは一階の右側にある。
つまり、俺たちの部室がある二階の左棟とは――真反対だ。
「神崎。俺、綾瀬と一階行くけど……おまえどうする?」
神崎は即答した。
「行くに決まってんでしょ! 一人で残るとか絶対イヤ!!」
「いや、別に置いてかねぇけど……」
「トイレって……まさかあの真っ暗な廊下の奥の!?」
「そこしかねぇだろ」
神崎の顔が一瞬で青ざめた。
「……スザンヌ、守ってね……」
胸元の割れたマリア像をぎゅっと握りしめる。
魔宮はため息をつき、懐中電灯を持ち直した。
「よし。じゃあ――行くか」
三人は、再び闇の階段を下り始めた。
校舎の窓は真っ暗で、風が吹くたびに木々がざわめく。
「……やっぱ、夜の学校って不気味に見えるよな」
思わず独り言が漏れる。
昼間はただの学園なのに、夜になるとまるで別の世界に見えるのはなんでだろうな。
俺は懐中電灯を片手に、集合場所である修道院の前へ向かった。
月明かりに照らされたその建物は、どこか神聖というより――むしろ不気味で、背筋がぞくっとするほど静まり返っている。
そのとき、背後から明るい声が響いた。
「やっほー、魔宮~!」
――神崎だ。
振り返ると、手首に数珠を三本も巻いて、にっこにこしている。
「……おまえ、それ何だよ」
「え? 除霊セット。これで“声の主”が出ても大丈夫っしょ?」
「どう見てもただの宗教混合ファッションだろ!」
「うっさいな~、信心は自由でしょ?」
神崎はぷいっと顔をそらす。(……どこが信心だよ。完全に夜遊び仕様じゃねーか)
すると、後ろから少し息を切らした声が聞こえた。
「ご、ごめん、お待たせ!」
綾瀬だ。
いつも通りの笑顔で、なぜかでかいリュックを背負っている。
「おい綾瀬、その荷物どうした。ピクニックか?」
「違うよ! ちゃんと準備してきたの!」
そう言って、綾瀬は嬉しそうにリュックを開ける。
中には――十字架、ニンニク、そして銀のスプーンがぎっしり。
「……おまえ、相手はヴァンパイアじゃねぇぞ」
「えっ、違うの!? だって怖いときってだいたいコレ効くじゃん!」
「いや、ジャンルが違ぇんだよ……」
綾瀬はさらに胸を張って言う。
「それにこれ! 水筒の中、聖水だから!」
「……うん、それ多分、水道水だろ」
「違うよ!ちゃんと“神の名のもとに清めてください”って唱えたもん!」
神崎が隣で腹を抱えて笑っている。
「やば、二人とも方向性バラバラすぎ! ホラーよりカオスだわ!」
(……ほんと、なんでこいつらと夜の学校に来てんだ俺は)
「じゃあ、行くぞ」
俺がそう言って、重々しい修道院のドアに手をかけた。
ギィィ……と金属が軋むような音を立てて、ドアがゆっくり開く。
中は真っ暗。
昼間見たときとまるで違う――静寂が張りつめている。
空気がひんやりしていて、足を踏み入れるたびに床がわずかに鳴った。
「……やっぱり雰囲気あるな」
神崎が冗談めかして言う。
「とりあえず電気つけるぞ」
俺は壁のスイッチを探り、パチッと押した。
瞬間、部屋がパッと明るくなる。「ほら、なんだ。電気ついたらもう怖くないだろ」
そう言って肩の力を抜いた、その――次の瞬間だった。
――バチンッ!
突然、照明が消えた。
真っ暗。息をのむ音だけが響く。
そして――
カラン。
何かが床に落ちる小さな音。
「ひゃっ!?」
「うわぁっ!」
「きゃあああ!」
三人同時に叫んだ。
俺は思わず懐中電灯をつけた。
光の円が床を照らすと――そこには、転がったミニ聖母マリア像があった。
しかも……真っ二つに割れている。
「……あ、あれ? これ、俺が買ったやつじゃん!」
神崎が叫ぶ。
「え、買ったのかよ!」
「そうだよ! 名前もちゃんとつけてたのに!」
「名前!?」
「スザンヌ!」
「スザンヌって誰だよ!」
「聖母マリアの“スザンヌ様”だよぉぉ! なんで壊れるのぉ!」
神崎は割れた像を抱きかかえ、涙目で崩れ落ちる。
その姿にツッコミを入れる気力も出なかった。
……だって。
綾瀬が、真剣な顔で像を見つめていたからだ。
「これって……最後に見たの、部室だよね?」
「え?」
俺と神崎が同時に顔を上げる。
「つまり……誰かがここに持ってきたってこと?」
沈黙。
俺たちは、顔を見合わせる。
……つまり――
「わ、わたしたち三人以外に……他に人がいる……?」
綾瀬の言葉に、背筋がぞくっとした。
そのとき――
修道院の奥から、カタ……カタ……と何かが動く音がした。
神崎が小声でつぶやく。
「……スザンヌ、怒ってる……?」
「黙れぇぇぇっ!!!」
俺と綾瀬の声が、見事にハモった。
「……っ、いまの音、聞こえた?」
綾瀬が息をのむ。
修道院の奥――闇の向こうで、何かがゆっくりと動いているような音がする。
神崎はスザンヌを抱いたまま、震えながら言った。
「な、なんかマジでヤバい気がする……スザンヌが言ってるもん……“帰れ”って……」
「スザンヌ喋んのかよ!!」
俺のツッコミが響いた直後――
――ギィィ……。
まるで、誰かが扉を開けるような音。
三人の視線が、一斉にその方向へ向いた。
俺は手の震えを押さえながら、懐中電灯をそっと向ける。
光の先に――白い仮面をかぶった人影が立っていた。
「……っ!!」
仮面の下の目が、じっとこちらを見ている。
微動だにしない。まるで、俺たちを“観察している”かのように。
「きゃああああ!!!」
「ぎゃあああああ!!!」
「スザンヌううううう!!!」
三人の絶叫が重なった。
次の瞬間、俺たちは全力で廊下を駆けだした。
階段を駆け上がり、息を切らしながら二階へ逃げ込む。
神崎はスザンヌを抱きしめたまま叫ぶ。
「絶対バチ当たったって!スザンヌ割ったから呪われたんだって!!」
「落ち着け神崎!スザンヌ関係ねぇ!!」
「ある!スザンヌの魂が怒ってるの!!」
「ねぇ、二人とも……!」
綾瀬が震える声で指をさす。
階段の下――
懐中電灯の光が届くギリギリの暗闇の中で、
さっきの仮面の人影が、ゆっくりとこちらを見上げていた。階段を駆け上がり、足音が木造の床を叩く。
「早く!早く!」
綾瀬が半泣きで叫ぶ。
背後で――カタ……カタ……と、あの足音が追ってくる。
「やばいやばいやばい!!!」
神崎はスザンヌを抱きしめたまま、ほとんど四つん這いで階段を登る。
「絶対バチ当たったって!スザンヌ割ったから呪われたんだって!!」
「落ち着け神崎!スザンヌ関係ねぇ!!」
「ある!スザンヌの魂が怒ってるの!!」
「だからスザンヌに魂ねぇっての!!」
俺はドアを乱暴に開け放つ。
「とりあえず部室だ、部室に行くぞ!!」
三人は息を切らしながら、半分パニックのまま部室へ飛び込んだ。
「ねー、これからどうするの?」
神崎が息を切らしながら言う。
魔宮は腕を組んで「うーん」と唸ったあと、真顔で言った。
「とりあえず……あの仮面は幽霊じゃないな。足、あったし」
「あーたしかに!」
綾瀬と神崎が同時にうなずく。
でも、その“たしかに”が逆に怖かった。
――“人間”だったら、なんであんな時間にあんな所にいたんだ?
魔宮が顎に手を当てて考え込んでいると、ふいに腕を引っ張られた。「……ん?」と振り返ると、そこには綾瀬。
「魔宮くん、トイレ行きたい」
「…………は?」
真剣そのものの顔で言う綾瀬。
その目はまんまるで、月明かりを映して透き通っていた。
――てか、こんな状況で可愛いのずるいだろ。
修道院のトイレは一階の右側にある。
つまり、俺たちの部室がある二階の左棟とは――真反対だ。
「神崎。俺、綾瀬と一階行くけど……おまえどうする?」
神崎は即答した。
「行くに決まってんでしょ! 一人で残るとか絶対イヤ!!」
「いや、別に置いてかねぇけど……」
「トイレって……まさかあの真っ暗な廊下の奥の!?」
「そこしかねぇだろ」
神崎の顔が一瞬で青ざめた。
「……スザンヌ、守ってね……」
胸元の割れたマリア像をぎゅっと握りしめる。
魔宮はため息をつき、懐中電灯を持ち直した。
「よし。じゃあ――行くか」
三人は、再び闇の階段を下り始めた。
0
あなたにおすすめの小説
貞操逆転世界で出会い系アプリをしたら
普通
恋愛
男性は弱く、女性は強い。この世界ではそれが当たり前。性被害を受けるのは男。そんな世界に生を受けた葉山優は普通に生きてきたが、ある日前世の記憶取り戻す。そこで前世ではこんな風に男女比の偏りもなく、普通に男女が一緒に生活できたことを思い出し、もう一度女性と関わってみようと決意する。
そこで会うのにまだ抵抗がある、優は出会い系アプリを見つける。まずはここでメッセージのやり取りだけでも女性としてから会うことしようと試みるのだった。
俺をフッた幼馴染が、トップアイドルになって「もう一度やり直したい」と言ってきた
夏見ナイ
恋愛
平凡な大学生・藤堂蓮には忘れられない過去がある。高校時代、告白した幼馴染の星宮瑠奈に「アイドルになるから」とこっ酷くフラれたことだ。
数年後、瑠奈は国民的アイドル『LUNA』として輝いていた。遠い世界の住人になった彼女との再会なんて、あるはずもなかった――そう、変装した彼女が俺の前に現れ、「もう一度やり直したい」と泣きつくまでは。
トップアイドルの立場を使い強引に迫る元幼馴染と、過去の傷。揺れ動く俺の日常を照らしてくれたのは、俺の才能を信じてくれる後輩・朝霧陽葵の存在だった。
俺をフッた幼馴染か、俺を支える後輩か。過去の清算と未来の選択を描く、ほろ苦くも甘い、逆転ラブコメディ、開幕。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
俺をフッた女子に拉致されて、逃げ場のない同棲生活が始まりました
ちくわ食べます
恋愛
大学のサークル飲み会。
意を決して想いを告げた相手は、学内でも有名な人気女子・一ノ瀬さくら。
しかし返ってきたのは――
「今はちょっと……」という、曖昧な言葉だった。
完全にフラれたと思い込んで落ち込む俺。
その3日後――なぜか自分のアパートに入れなくなっていた。
高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる