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第十四話
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聖桜学園の廊下は、やたらと長い。
一歩間違えると、ラスボスでも出てきそうなダンジョンみたいだ。
そんな廊下を――俺、魔宮辰巳は包帯ぐるぐるの頭で歩いていた。
……そう、先日ヤンキーにどつかれたせいで、見事に負傷中である。
当然、注目の的だ。
「魔宮くん、喧嘩したの!?」
「最近おとなしかったのに~、見直してたのに~!」
「やっぱ“喧嘩番長”の称号は返上できなかったか……」
――そんな称号、いつの間に授与されたんだよ。
そのとき。
「おはよー、魔宮ーっ! 今日のテスト自信ある?」
ドンッ! 背中に衝撃。
反射的に振り向くと、そこには満面の笑みを浮かべた神崎がいた。
「いってぇ……神崎、おまえな……! 頭ケガしてんの見えねぇのか!?」
「えっ、あ、ごめん! でも生きてるなら元気ってことでしょ!」
「いや論理おかしいだろ!」
神崎は悪びれもせずに笑いながら、俺の包帯をじーっと見つめてくる。
「……それ、巻き方ダサくない?」
「黙れ。命の勲章だ。」
「うわー出た、厨二病。黒崎だけで十分だよ。」
ため息をつきながら教室へ入るとすでに綾瀬、黒崎がそれぞれ机に向かっていた。
妙に真剣な顔で勉強している。
「何その集中力……」
俺がつぶやくと、黒崎が顔も上げずに言った。
「今日、中間テストだろ。それに――“なんでも券”チャンスだ。」
「……ああ、あれか。好きなお願い一つ聞いてもらえるやつ。」
「そう、それ。」
神崎がニヤッと笑う。
「ふふふ、優勝したら魔宮に“シスター服で謝罪”とか命じちゃおうかなぁ~」
「やめろ、罰ゲームが過ぎる!」
そのとき、教室のドアが開いた。
「おはよー。はい注目~! 今日はいよいよテストだぞ~!」
担任の天城先生が、いつも通りのテンションで入ってくる。
だが俺の頭を見ると、二度見したあと――なぜかスルー。
まあ、そこは触れない優しさだろう。
教室の空気は、どこかピリッとしていた。
クラスメイトが一斉に席に着き、ペンの音やページをめくる音だけが響く。
俺は包帯の上から頭を軽く押さえ、深呼吸。
「よし……集中、集中だ。」
神崎は前の席で机に突っ伏しな
たがら、鉛筆をカチカチと鳴らしている。
綾瀬は真剣そのもので、ノートをギッシリと埋めていた。
黒崎は少し前のめりで、無言で問題を解いている――その頬には、まだ涙の跡がうっすら残っていた。
「……あいつら、何にそんなに真剣になってるんだ?」
試験開始のチャイムが鳴る。
「はい、スタート!」
天城先生の声に合わせて、教室が一気に静まり返る。
ページをめくる音。ペン先の走る音。
それだけで、異様な緊張感が生まれる。
俺は問題用紙を見下ろした。
「……まずは基本からか……」
頭の包帯が少しズキズキする。
だが集中を切らさず、ペンを走らせる。
そのとき、後ろから小さな笑い声が聞こえた。
「ふふっ……この問題、天城先生やるじゃん」
思わず横目で見ると、神崎が眉間にしわを寄せながらも楽しそうにノートを見ていた。
――ったく、こいつはどんな時でもマイペースだ。
やがて天城先生が声を上げた。
「終了ーっ!」
教室中が一斉に息をつく。
「ふぅ……」
俺は背もたれに体を預け、ぼんやり天井を見上げた。
「魔宮、どうだった?」
神崎歩いて話しかけてきた。
「あー……頭が痛くて、あんま集中できなかったわ。」
「そっかー。でも、元気そうで何より!」
……うん、元気ってのは、こういう意味じゃねぇ。テストが終わり、俺たちはいつものように部室へ集まっていた。
窓の外は夕焼け色で、修道院の古い壁にオレンジの光が差し込んでいる。
「ふあ~、終わった終わった~!」
神崎がソファにダイブしながら叫ぶ。
「もう一生勉強したくな~い!」
「お前、毎回それ言ってるけど一週間後にまた言うだろ」
「うっ……否定できないのが悔しい」
綾瀬はそんなやり取りをよそに、静かに紅茶を注いでいた。
「でも、なんだかんだで今回はちゃんと頑張ったよね」
「そうそう、なんでも券かかってるしな」
俺がそう言うと、ちょうどドアが開いた。
「おーい、お前ら~! 今回はよく頑張ったな!」
顧問の天城先生が、成績表の束を片手に入ってくる。
白衣のポケットには、なぜかチョコバー。いつも通りだ。
「お互いの苦手教科を補い合って、なんとか全員赤点回避! いや~、青春してるなぁ~!」
「先生、それ完全に部活のノリですよね」
「だって“聖心部”だろ? 心を助け合うのがモットーだ!」
そう言って天城先生はニヤリと笑い、成績表を手に取る。
「じゃあ――結果発表、いっちゃおうか!」
神崎が身を乗り出す。
「出た、恒例のドラムロールタイム!」
黒崎が机を指でトントン叩きながら、「ドゥルルルルル……」と口でリズムを刻む。
天城先生がわざとらしく間を置いた。
「まずは……ビリから!」
部室に一瞬、緊張が走る。
天城先生が紙をめくり、ニヤッと笑う。
「――魔宮辰巳!」
「……ま、赤点じゃないだけ奇跡かな」
「全体的に点数は伸びてる健闘した、拍手!」「パチパチパチ~」
神崎が拍手しながら、にやけ顔で言った。
「いや~、“喧嘩番長”が“勉強番長”にはなれなかったか~」
「黙れ。包帯つけながらテスト受けたハンデ考慮しろ!」天城先生が笑いながら次の紙を見る。
「じゃあ続いて……三位、神崎!」
「は? ウチ三位!? マジ~!?」
神崎が立ち上がって、思わず頭を抱える。
「え、でも今回ガチで頑張ったんだけど!?」
「そう言って、寝落ちしてた日あったじゃん」
黒崎が冷静にツッコむ。
「うるさ~い! 夜の二時までは頑張ってたし!」
綾瀬がくすりと笑う。
「でも惜しいな~。あとちょっとで二位だったのに」
「うぅ~、ギリ負けるのいっちばん悔しいやつ~!」
神崎はソファにダイブして、クッションを抱きしめた。天城先生がわざと声を張る。
「では残るは――クラスの優等生、黒崎! そしてそれに挑む綾瀬!」
「ふっ、勝負の結果なんて見えてる」
黒崎は髪をかき上げ、静かに腕を組む。
「今回は満点を狙った」
「そう言って、前回ケアレスミスしてたじゃん」
綾瀬が紅茶を口にしながら、涼しい顔で返す。
「……あれは事故だ」
「はいはい、理系男子あるある~」
神崎がソファで転がりながら茶化す。
天城先生はわざとらしく二人の成績表を見比べ、ニヤリ。
「僅差だな……まさかここまで接戦とは!」
部室の空気が一瞬だけ張り詰める。
神崎が息をのむ。俺も思わず身を乗り出した。「勝者は――綾瀬!最高得点の98点だ!「やったぁ!」
綾瀬が立ち上がって手を叩く。
黒崎は小さくため息をつき、天井を仰いだ。
「……文系、強し」
「黒崎くん、次は一緒に勉強しよう?」
「……善処する」
「はいはい、それじゃ今回の“なんでも券”は綾瀬の勝ち~!」
神崎が叫ぶと、部室に笑い声が広がる。天城先生は満足げにうなずいた。
「うんうん、青春ってやつだな。それじゃ私は職員会議があるから、仲良くするんだぞ~」
白衣を翻し、天城先生は部室を出ていった。
ドアが閉まる音がして、静寂のあと――
「で、綾瀬ちゃん!」
神崎がすかさず身を乗り出す。
「“なんでも券”、何に使うの~? やっぱ告白とか!?」
「ちょ、ちょっと神崎さん!」
綾瀬はあわてて笑いながら手を振った。
「そんな使い方しないってば~」
「え~? 怪しい~!」
神崎がニヤニヤとからかう。
その横で、黒崎が紅茶を口にしながら静かに言った。
「……“願いの書”をどう使うかは、その者の魂次第だ。」
黒崎が紅茶を口にしながらつぶやく。
「出た、黒崎の中二ワード!」
神崎がすかさず突っ込む。
「ち、違うわ! 比喩よ、比喩!」
黒崎は頬を染めてむくれながらも、カップを置いた。
「……綾瀬なら、変なことには使わないと思っただけ。」
「そっか、黒崎さんなりの信頼ってやつだね」
綾瀬がくすっと笑うと、黒崎は少しだけ視線をそらした。
「……別に、そういうつもりじゃないけど。」
笑い声が広がる。
その音の中で、ふと綾瀬の笑う顔が病室の光景と重なった。
――“魔宮くんに使う”
冗談とも本気ともつかないあの言葉。
もし本当に使うとしたら、なぜ俺なんかに――。
そんな考えが胸を掠める。
窓の外では、暮れゆく空が少しだけ滲んで見えた。
一歩間違えると、ラスボスでも出てきそうなダンジョンみたいだ。
そんな廊下を――俺、魔宮辰巳は包帯ぐるぐるの頭で歩いていた。
……そう、先日ヤンキーにどつかれたせいで、見事に負傷中である。
当然、注目の的だ。
「魔宮くん、喧嘩したの!?」
「最近おとなしかったのに~、見直してたのに~!」
「やっぱ“喧嘩番長”の称号は返上できなかったか……」
――そんな称号、いつの間に授与されたんだよ。
そのとき。
「おはよー、魔宮ーっ! 今日のテスト自信ある?」
ドンッ! 背中に衝撃。
反射的に振り向くと、そこには満面の笑みを浮かべた神崎がいた。
「いってぇ……神崎、おまえな……! 頭ケガしてんの見えねぇのか!?」
「えっ、あ、ごめん! でも生きてるなら元気ってことでしょ!」
「いや論理おかしいだろ!」
神崎は悪びれもせずに笑いながら、俺の包帯をじーっと見つめてくる。
「……それ、巻き方ダサくない?」
「黙れ。命の勲章だ。」
「うわー出た、厨二病。黒崎だけで十分だよ。」
ため息をつきながら教室へ入るとすでに綾瀬、黒崎がそれぞれ机に向かっていた。
妙に真剣な顔で勉強している。
「何その集中力……」
俺がつぶやくと、黒崎が顔も上げずに言った。
「今日、中間テストだろ。それに――“なんでも券”チャンスだ。」
「……ああ、あれか。好きなお願い一つ聞いてもらえるやつ。」
「そう、それ。」
神崎がニヤッと笑う。
「ふふふ、優勝したら魔宮に“シスター服で謝罪”とか命じちゃおうかなぁ~」
「やめろ、罰ゲームが過ぎる!」
そのとき、教室のドアが開いた。
「おはよー。はい注目~! 今日はいよいよテストだぞ~!」
担任の天城先生が、いつも通りのテンションで入ってくる。
だが俺の頭を見ると、二度見したあと――なぜかスルー。
まあ、そこは触れない優しさだろう。
教室の空気は、どこかピリッとしていた。
クラスメイトが一斉に席に着き、ペンの音やページをめくる音だけが響く。
俺は包帯の上から頭を軽く押さえ、深呼吸。
「よし……集中、集中だ。」
神崎は前の席で机に突っ伏しな
たがら、鉛筆をカチカチと鳴らしている。
綾瀬は真剣そのもので、ノートをギッシリと埋めていた。
黒崎は少し前のめりで、無言で問題を解いている――その頬には、まだ涙の跡がうっすら残っていた。
「……あいつら、何にそんなに真剣になってるんだ?」
試験開始のチャイムが鳴る。
「はい、スタート!」
天城先生の声に合わせて、教室が一気に静まり返る。
ページをめくる音。ペン先の走る音。
それだけで、異様な緊張感が生まれる。
俺は問題用紙を見下ろした。
「……まずは基本からか……」
頭の包帯が少しズキズキする。
だが集中を切らさず、ペンを走らせる。
そのとき、後ろから小さな笑い声が聞こえた。
「ふふっ……この問題、天城先生やるじゃん」
思わず横目で見ると、神崎が眉間にしわを寄せながらも楽しそうにノートを見ていた。
――ったく、こいつはどんな時でもマイペースだ。
やがて天城先生が声を上げた。
「終了ーっ!」
教室中が一斉に息をつく。
「ふぅ……」
俺は背もたれに体を預け、ぼんやり天井を見上げた。
「魔宮、どうだった?」
神崎歩いて話しかけてきた。
「あー……頭が痛くて、あんま集中できなかったわ。」
「そっかー。でも、元気そうで何より!」
……うん、元気ってのは、こういう意味じゃねぇ。テストが終わり、俺たちはいつものように部室へ集まっていた。
窓の外は夕焼け色で、修道院の古い壁にオレンジの光が差し込んでいる。
「ふあ~、終わった終わった~!」
神崎がソファにダイブしながら叫ぶ。
「もう一生勉強したくな~い!」
「お前、毎回それ言ってるけど一週間後にまた言うだろ」
「うっ……否定できないのが悔しい」
綾瀬はそんなやり取りをよそに、静かに紅茶を注いでいた。
「でも、なんだかんだで今回はちゃんと頑張ったよね」
「そうそう、なんでも券かかってるしな」
俺がそう言うと、ちょうどドアが開いた。
「おーい、お前ら~! 今回はよく頑張ったな!」
顧問の天城先生が、成績表の束を片手に入ってくる。
白衣のポケットには、なぜかチョコバー。いつも通りだ。
「お互いの苦手教科を補い合って、なんとか全員赤点回避! いや~、青春してるなぁ~!」
「先生、それ完全に部活のノリですよね」
「だって“聖心部”だろ? 心を助け合うのがモットーだ!」
そう言って天城先生はニヤリと笑い、成績表を手に取る。
「じゃあ――結果発表、いっちゃおうか!」
神崎が身を乗り出す。
「出た、恒例のドラムロールタイム!」
黒崎が机を指でトントン叩きながら、「ドゥルルルルル……」と口でリズムを刻む。
天城先生がわざとらしく間を置いた。
「まずは……ビリから!」
部室に一瞬、緊張が走る。
天城先生が紙をめくり、ニヤッと笑う。
「――魔宮辰巳!」
「……ま、赤点じゃないだけ奇跡かな」
「全体的に点数は伸びてる健闘した、拍手!」「パチパチパチ~」
神崎が拍手しながら、にやけ顔で言った。
「いや~、“喧嘩番長”が“勉強番長”にはなれなかったか~」
「黙れ。包帯つけながらテスト受けたハンデ考慮しろ!」天城先生が笑いながら次の紙を見る。
「じゃあ続いて……三位、神崎!」
「は? ウチ三位!? マジ~!?」
神崎が立ち上がって、思わず頭を抱える。
「え、でも今回ガチで頑張ったんだけど!?」
「そう言って、寝落ちしてた日あったじゃん」
黒崎が冷静にツッコむ。
「うるさ~い! 夜の二時までは頑張ってたし!」
綾瀬がくすりと笑う。
「でも惜しいな~。あとちょっとで二位だったのに」
「うぅ~、ギリ負けるのいっちばん悔しいやつ~!」
神崎はソファにダイブして、クッションを抱きしめた。天城先生がわざと声を張る。
「では残るは――クラスの優等生、黒崎! そしてそれに挑む綾瀬!」
「ふっ、勝負の結果なんて見えてる」
黒崎は髪をかき上げ、静かに腕を組む。
「今回は満点を狙った」
「そう言って、前回ケアレスミスしてたじゃん」
綾瀬が紅茶を口にしながら、涼しい顔で返す。
「……あれは事故だ」
「はいはい、理系男子あるある~」
神崎がソファで転がりながら茶化す。
天城先生はわざとらしく二人の成績表を見比べ、ニヤリ。
「僅差だな……まさかここまで接戦とは!」
部室の空気が一瞬だけ張り詰める。
神崎が息をのむ。俺も思わず身を乗り出した。「勝者は――綾瀬!最高得点の98点だ!「やったぁ!」
綾瀬が立ち上がって手を叩く。
黒崎は小さくため息をつき、天井を仰いだ。
「……文系、強し」
「黒崎くん、次は一緒に勉強しよう?」
「……善処する」
「はいはい、それじゃ今回の“なんでも券”は綾瀬の勝ち~!」
神崎が叫ぶと、部室に笑い声が広がる。天城先生は満足げにうなずいた。
「うんうん、青春ってやつだな。それじゃ私は職員会議があるから、仲良くするんだぞ~」
白衣を翻し、天城先生は部室を出ていった。
ドアが閉まる音がして、静寂のあと――
「で、綾瀬ちゃん!」
神崎がすかさず身を乗り出す。
「“なんでも券”、何に使うの~? やっぱ告白とか!?」
「ちょ、ちょっと神崎さん!」
綾瀬はあわてて笑いながら手を振った。
「そんな使い方しないってば~」
「え~? 怪しい~!」
神崎がニヤニヤとからかう。
その横で、黒崎が紅茶を口にしながら静かに言った。
「……“願いの書”をどう使うかは、その者の魂次第だ。」
黒崎が紅茶を口にしながらつぶやく。
「出た、黒崎の中二ワード!」
神崎がすかさず突っ込む。
「ち、違うわ! 比喩よ、比喩!」
黒崎は頬を染めてむくれながらも、カップを置いた。
「……綾瀬なら、変なことには使わないと思っただけ。」
「そっか、黒崎さんなりの信頼ってやつだね」
綾瀬がくすっと笑うと、黒崎は少しだけ視線をそらした。
「……別に、そういうつもりじゃないけど。」
笑い声が広がる。
その音の中で、ふと綾瀬の笑う顔が病室の光景と重なった。
――“魔宮くんに使う”
冗談とも本気ともつかないあの言葉。
もし本当に使うとしたら、なぜ俺なんかに――。
そんな考えが胸を掠める。
窓の外では、暮れゆく空が少しだけ滲んで見えた。
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