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第2話 腹が減ったら食う
しおりを挟む腹減ったけど、さっきのまだ食べない方が良いよね~という空気のなか
一徳はホットドッグをモシャモシャ食べていた
「スタジオからなんも食べずに来たから、腹へってんだよね」
「俺らは昼はラーメン食べてきたからな、ガッツリ」
「あーーーーーラーメン.......久しく食べてないよ」
すまんな~♪俺達だけえとヘラヘラしてたら
「俺最近彼女と一緒にゲーム攻略してたんだよね」
一徳がおもむろに話しはじめた
「で、何?ここ、まさか見たことあるダンジョンとか?」
「うん、なんとなくここ似てる。しかもゲーム中の呪文日本語縛りなんだよね」
「何それ詳しく」
「何のゲームだよ」
「エロい18禁の乙女ゲーム」
「「.......」」
「それ、彼女と一緒にヤってたのか?」
「言い方w」
ニヤニヤする二人
「あらすじはよ」
「うん」
一徳が言うにはこうだった
良くある学園物恋愛シミュレーションゲームの様なストーリーに霊獣召喚や魔物を倒したりとRPG要素が多いゲームで卒業パーティーの断罪イベントまで色んな悪役令嬢が出てくるのだが
兎に角エロトラップが多く、ヒロインは令嬢達のエロの魔の手から攻略対象を救っていかなくてはいけないのだ。無事に攻略出来たらその対象の悪役令嬢は断罪され、投獄や、死刑や国外追放様々である。
「ふーん、でここはどこなんだ?」
「多分最後に討伐しに行ったダンジョン」
「ふーん、出れるのか?」
「うん多分」
「んでダンジョン何階だよ」
って話してたら一徳眉間に指をあてて言った
「地下6階、ねえもしかしたら眩しいかもしれないけど唱えて良い?呪文」
「良いけど、何明るくすんの?」
「うん、じゃあ、いくよ[点灯]」
一徳の体の中心から放射状に何かが広がった
「ウワッ目が!目が~♪」
「そういうの良いから.......明るいな半径4メートルってとこか.......これ俺達も唱えたらもっと、明るくなんのかな?」
「言ってみよっかw[点灯]ウワッ」
過の腕から何かが出た、落ちた!
「何これ?」
足下に落ちた黒い筒状の物を拾って垂直に伸ばしてみた
「LEDランタンだね」
「「だね」」
「なんで?」
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