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6章 運命の輪
Moon~The tower(ダイジェスト)
しおりを挟む黄土家での誘拐事件から一週間が経っていた。
一晩黄土家にお世話になった翌日、あたしは学園に戻ってきた。
黄土家に誘拐されていた期間、あたしは表向き天城さんから、誘いを受けて、彼女の実家に泊まりに言ったということになった。
聖さんにはそれを言うと、うらやましがられたが、あたしはそれに対し顔をひきつらせるしか出来なかった。
その後、学園の警備はしっかりするから安心して生活するよう真田さんを通じて月下騎士会から伝えられ、その御蔭か、しばらく平穏な時間が過ぎている。
そんな中、ある昼休みに七夕まつりの話になった。
裏戸学園では、期末テストの一週間後に幼稚部を招いてのイベントがある。
それが七夕を祝い、演劇を見せる七夕まつり。
参加は任意のため、去年のあたしは当然のごとく参加しなかったのでその程度の知識しかなく、それを素直に聖さんに言ったら驚かれた。
「うちのクラス出し物係になっちゃったから、今年は全員強制参加だよ」
は? 出しものがかりとはなんぞや、と思っていたら、七夕まつりは有志による出し物の受付をしており、うちのクラスはクラス単位での演劇を申請しているらしい。
そんな話は初耳だった。どうやら、参加していないホームルームで決まったことのようだ。
「……七夕まつりとか面倒くさい。しかも期末後とか」
思わず本音を漏らしたら聖さんにたしなめられた。
どうやらクラスはこの行事に大張り切りで、そんなことを言うなということらしい。
でも、うちのクラスってそんな一致団結系行事好きだっけ?
そんな印象はなかったと思ったら、変化の原因は南出さんだった。
まだ転入して一月も立っていないのに、今や、彼女は暮らすの中心人物だった。
過去の彼女を思い出しても、あんなコミュニケーション能力高かったかな、と首をかしげるほどだ。
そのうち話は着ていく浴衣の話に移り、その時ふと、聖さんが誰をエスコート役に選ぶか気になった。
七夕まつりは立食式のパーティーでもある。ドレスコードが浴衣になる特殊性はあるが、入場の際、男女の同伴が基本だ。
もちろん友達同士でも構わないらしいのだが、やはり男女で来る方が人気が高いようだ。
聖さんは誰に誘われるのだろう。
気になって聞くと、聖さんはさも当然の如く、あたしと行くと告げる。
ヒロインがそれで良いのかと思うが、月下騎士会のどの名前を上げても、聖さんは恥じらう様子も見せない。
どうなってるんだ、と思っていたら、安部さんが昼食らしきものを携え、こちらに近づいてくる。
そのまま会話に加わってきた安部さんとは体育祭の時に食事をして以来、教室で会話するようになった。
彼女があたしたちに積極的に関わるようになったせいか、最近クラスメイトの当たりが柔らかく感じる。
前まで挨拶しても無言だったりしたけれど、最近は挨拶を返してくれる人も増えてきた。
彼女をきっかけにして、聖さんどころかあたしも少しずつクラスに溶け込み始めていた。
サポートキャラクターさまさまである。
安部さんは七夕の同伴相手の話について「月下騎士会に誘われる可能性があるだけ贅沢な話」と溜息をつく。
それから話は七夕の演劇に移る。
クラスの演目は『七夕物語』だと安部さんが教えてくれる。
織姫役は当然の如くヒロイン聖さんだった。
七夕の演劇についてはなしていると、途中で安部さんが顔を曇らせた。
「本当に無事に上映できるといいんだけど」
安部さんの危惧が何を指すものかわからず、理由を聞くと、彼女は占いの結果が良くなかったのだと、私達に語る。
安部さんは趣味でタロットカード占いをやっているらしく、結果は『塔』の正位置だったと告げる。その意味は崩壊、悲劇など。
その意味するところをはっきりと安部さんもわからないようだ。だが、最近の南出さんを中心とした盛り上がりにはややついていけない雰囲気を感じているようだった。
しかし暮らすの雰囲気の変化は南出さんのせいばかりじゃない。
平戸琢磨委員長。
本来、クラスをまとめるべき彼が、最近常時ピリピリした雰囲気で、以前の優等生然とした人当たりの良さが見えないのだ。
当然そんな彼に近づくものは少なく、かわりのようにあらわれた南出さんというカリスマを慕う人が増えたのも、現在のクラスの雰囲気の変化の理由だろう。
徐々に形を変えていくクラスに一抹の不安を感じつつ、あたしたちはそれにフタをするように楽しい会話に興じた。、
3. Strength1
その日、あたしは天空寮の食堂のウォーターサーバーからお湯をもらっていた。
時間は夜の十時で消灯が十一時なので、やや焦り気味に片付け、部屋へと戻ろうとしたら、蒼矢会長に呼び止められた。
天空寮で呼び止められたのははじめてで、暮先先輩の目が気になったもののどうやら寮にいないらしく、会長の説明に安堵する。
それから会長は、あたしの私服姿を見て驚いている。
私服といっても、寝間着寄りの格好で。外を歩いても見苦しくはない程度のおしゃれ度で、まさか会長に会うと思っていなかったから正直恥ずかしい。
それから話はあたしが出した外出届についての話になる。
聖さんに天城さんの家へのお泊り(実際にはひどい目にあっただけなのだが)をうらやましがられて、聖さんはぜひ自分の実家にも来て欲しいとうるさいのだ。
だがそれには外出届が必要だった。
しかし、つい数日前に誘拐されかかった人間にのこのこ外出届けが出されるはずがない。
会長の答えは当然無理、だったが、聖さんを納得させるために、あたしは不許可証明書を発行できないか会長に頼み込んだ。
すると会長に証明書類は寮の自室でしか発行出来ないと言われ、ならば今からとりにいっていいかと尋ねると、それは渋られた。
折衷案として、月下騎士会の寮である月影寮と天空量の間で渡すということになり、あたしはそこで会長が戻ってくるのを待った。
程なくして、証明書を持った会長が現れ、渡してくれる。
お礼を言って、部屋へ戻ろうとした時、会長はなにやらもう一つ、あたしに差し出した。
それはいつか落としたあたしのキーホルダーだった。
それは幽霊の遺品として会長に持って行かれたままの、幼なじみの香織がくれた呪い付きのものだ。
「これをお前に」
突き出されたそれを受け取る。
あまりの唐突さに戸惑うも大事なものだけに返してもらえるのはありがたい。
「え? いいんですか?」「いい、だって、それはもともとお前のだろう」
一瞬何を言われたのかわからず、混乱する。
だが徐々にその意味を理解すれば、血の気が引いた。
「え? えっと、な、何の話で……」
「俺はこれが何なのか前にお前に話したはずだが」
その一言で、ますます青ざめる。
「これをお前に返すといった意味。わからないなんて言わせない」
真剣な会長の顔にどう答えていいのかわからず、口をパクパクさせるしかなかった時だった。
会長を呼ぶ声がして、月影寮に通じる扉が勢い良く開き真田さんが飛び込んできた。
彼女がもたらした情報は恐ろしいもので、紅原が何者かに刺されて意志不明の重体なのだという。
あまりにも非日常な話にあたしは呆然としか出来ない。
それからあれよあれよというまに、学園が封鎖され、あたしの身柄は学園所有の保養施設に移された。
紅原を刺した犯人がまだ見つかっていないようで、捕まるまで学園を封鎖するらしい。
表向きは、危険な断層が見つかりその調査だという話になっている。
あたしは保養施設の一室に引きこもり、食事もあまりとらないので聖さんはひどく心配しているようだった。しかし紅原のことが気になり、自分でもどうしたら良いのかわからなくなっていた。
あたしを心配する声の煩わしさから、一人こっそり保養施設から飛び出し、あてもなくふらふらと歩いていたら、いつか商店街で出会った老婦人に出会う。
彼女と話をする間に、紅原を救う方法を思いついたあたしは彼女の叱咤激励もあり、紅原を救うために行動を開始した。
紅原を救うための行動とは、ゲームに出てくる万能薬を使って、紅原を回復させるというもの。
万能薬は吸血鬼にしか効かないが、その分劇的な効果を得られる、ご都合アイテムだった。
ゲームの知識をフル活用して、学園の地下迷宮にあるそれを手に入れたあたしだったが、突然背後から何者かに襲われ、万能薬の容器を割ってしまう。
容器の中身がこぼれて、襲ってきた相手にかかり、相手が苦しみだす。
その隙を狙って、襲われた相手の顔を見ると、それは吸血鬼もどきと化した平戸琢磨委員長だった。
あたしは状況から紅原を殺そうとしたのはハンターである委員長ではないかと疑い、あまりの怒りに彼に持っていた鬼斬丸という吸血鬼用の刃物を向けてしまった。
そこに霧島君の声が響き、なんとか殺意を実行に移さずに済むが、一度でも知り合いに殺意をむことが信じられず、あたしは恐怖にその場を逃げ出した。
その後霧島くんと委員長は姿を消し、行方不明となる。
それでも、あたしは当初の目的は忘れなかった。
割れた容器から万能薬を拾い集め、保健室で眠っているはずの紅原に会いに行った。
保健室にいた紅原の様子に心を痛めつつ、あたしは葛藤しつつも、ゲームに合った万能薬の与え方で紅原に薬を与えた。
それは口移しの方法だ。
薬を飲んだ紅原の顔色は劇的に回復した。
それに安堵していたら、突然紅原が目を開いた。
ぼんやり寝ぼけているのだとわかったが、何を思ったのか紅原は環にキスをしてきた。
それが嫌でなかったことで、環は自分の気持ちが紅原にあることを認めざるを得なかった。
それでも、環はそれを紅原に押し付ける気も告げる気もなかった。
紅原が好きだと自覚したら、彼に幸せになってほしいという思いも一緒に湧いてくる。
そしてそれはきっと聖さんがそばにいて叶うもの。
あたしは他の攻略対象に悪いと思いつつ、紅原と聖さんの中を進展させるという決意を固めた。
しかし、決意を固めると、今度はうまく行かなく成るというのがあたしの鉄則のようなもの。
七夕まつりの準備も本格的に進む中、そんなに作戦を練る機会も実行できる機会も持てない。
そんなある日、あたしは南出さんの言いなりに、自分のファンクラブを処分する紅原の姿を目的してしまう。
どんな状況か理解するより前に二人はいなくなり、不安だけが掻き立てられる。
そのうち、紅原が南出さんをファンクラブの会長に据えて、やりたい放題を黙認しているという話を耳にするようになる。その御蔭で紅原の学園内の株は急落しており、真田さんはリコール運動が起こるのではと懸念を明かした。
紅原は心配だが、何をすればいいかわからないあたしはだったが、たまたま見かけた彼をつい追て、話をしようとするけれど、その際最中、何者かに階段からつきおとされた。
真田にかけられた声で目覚めたあたしは、しばし気を失っていたことに気付いた。
その頃にはすでに紅原もおらず、まるでゆめか幻だったかのように現実味はない。
階段から落ちはしたけれど、怪我はなく、あたしは突き落とされたことを真田さんに告げること無く帰宅した。
それからあっという間に日付は過ぎ、期末テストも終了。
七夕まつり当日となった。
裏戸学園の七夕祭は、前夜祭を含めたニ日間の日程で開催される。
前夜祭は昼から飾り付けを行い、夕方から開催イベントと花火が開催される。
そのトップバッターのイベントをかかえるわがクラスは結構、大変な騒ぎとなっていた。
「う、いたたた」
「……大丈夫? 環ちゃん」
「だ、大丈夫」
あたしが舞台裏で衣装のシャツに袖を通しながら呻いていたら、聖さんに心配そうな声をかけてくる。
先日階段から落下した際に怪我はないと思っていたのだが、肩を痛めていたみたいで袖一つ通すだけで一苦労してした。
それでもなんとか頭部以外の着替えを完了して、聖さんに向き直れば、彼女は織姫の衣装姿だ。
そのな彼女はあたしの舞台衣装を見つめてほお、と息を吐いた。
「環ちゃん、いいね。似合ってるよ」
「……それはどうも」
この衣装が似合っていると言われても、あんまりなあ。
あたしが着ているのは燕尾服を改造した鵲の衣装だった。
カラス科の鵲は胸と羽先以外は全部真っ黒の鳥だ。
羽を意識したかのように袖先には取り外しのできる白い布が取り付けられ、動かすと動きに合わせて動く細工がしていある。
去年の演じ手からの借り物だけど、こってるなあ。 さて、本番直前のこの時間に、なぜ本来役者でもないあたしがこんな姿になっているのかと言えば、役者が一人足りなくなったからだ。
彦星役の生徒が、プレッシャーに負けて、体調不良になって動けなくなったのである。
急遽、彼の代わりを仕立てる事になったのだが、当然誰も演じたことのないだし嫌がった。
最終的に、登場シーンを減らし、じゃんけんで負けた男子にカンペを用意することとなった。
その負けた男子が四人いる鵲役の一人だったので、繰り上げの様にあたしがその役におさまったのだ。
あとはマスクをかぶるだけという段まで用意を済ませて、あたしは開演前に手洗いをすまそうとトイレに向かう。
その帰りに子供の無き声を聞いて、あたしは小さな迷子の女の子を拾った。
明らかに上流階級の子女と思しきその子供は古風なしゃべり方のその女の子は環に七夕物語は変だと訴えてきた。
どうして愛しあう二人が一年に一度の逢瀬で満足できるのかわからないとませたことをいう女の子だとあたしが感心していたら、彼女はあたしに人のいる場所に連れて来てくれたお礼だと行ってチョコレートをくれた。
それを開演前に口に放り込んだあたしは休息に意識を失い……
ーーーーーーーーーーーーーーーー
再びすぐに目を開いた環はは完全に酔払っていた。
彼女は先程女の子が訴えたことは尤もだと感じ、彼女が喜びそうな方向に話の筋を曲げてしまう。
会場は大盛り上がりだが、環のアドリブにクラスメイトは四苦八苦する。
そして大盛況で終わったあと、怒られると思った環はその場を逃げ出し、特別教室に隠れた。
ーーーーーーーーーーー
それからしばらくして起こされる声にあたしは目覚めた。
あれ? なんで特別教室になんているんだろう。
確かあたし、演劇の出番の前だったよね。
なのに、どうしてここにいて、目の前に険しい顔の紅原がいるのだろう。
分からないなりに、ここにいては行けないことだけはわかり、逃げようとしたが、入ってきた南出さんに捕まってしまう。
そこではじめてあたしは紅原と南出さんの関係を知らされた。
南出さんは紅原のかつての恋人の姉だった。
紅原の恋人は彼の花嫁に成るための儀式に失敗して命を落としている。
その罪悪感から、彼女の姉に対し強く言えなくなっていたようだった。
一方南出さんは妹を殺され、更にはそレを隠蔽しようとした吸血鬼にそれまで暮らしてきた家も仕事も追われてしまい、その復讐から反吸血鬼組織に入ったようで、彼女は紅原に吸血鬼の存在を公にしろと要求していた。
吸血鬼たちはかつて人間の迫害から逃れてこの地に来たという歴史を持っている。
当然彼らは、人間に居場所と存在を知られることを恐れている。
そのため、吸血鬼に対する最大の嫌がらせは、存在の暴露だといっても過言ではなかった。
しかし、そんなことを許せば、紅原は吸血鬼から殺されるかもしれない。
そして、最悪なことにこの場にたまたま居合わせたことで、南出さんはあたしを盾に紅原を脅し始めてしまった。
紅原の血だという赤い液体をちらつかせる南出さん。
吸血鬼の血は人間に取って致死毒といえるもので、一滴でも触れたら精神を犯され、生ける屍となり、殺されるまで他の生き血を求める化物になってしまう。
そうなると殺すしか無く、それゆえに致死率は限りなく高い毒だといえる。
あたしを人質にされて南出さんに逆らえない紅原は、学園の内外に吸血鬼の存在を伝えるべく、放送室に行ってしまった。
自分の間の悪さと力の無さに悔いるが、なんとか事態を打破できないか、南出さんを説得しようと試みる。
その過程で彼女が妹に対して屈折した愛情を持っており、いろんな誤解をしていることに気づく。
それを解く最中、彼女がいつか廃屋で出会った誘拐犯であったブルーローズだと悟る。
しかし最終的には説得は失敗し、紅原の暴露放送が始まってしまう。
それにうなだれていたら、放送に南出さんが気を取られている間に、あたしは放送室にいるはずの紅原にすくいだされた。
どうして、と思っていたら、どうやら全ては南出の凶行を止めるべく、秘密裏に事件解決に動いていた紅原と蒼矢の連携の賜物だった。
彼らは、連絡を蜜に取り合い、最終的に南出に仲間がいないことを突き止め、彼女の身柄を拘束することに成功した。
しかし、その成功こそ油断を産む元だったのか。
紅原が南出を捕らえるため、環から僅かに離れた瞬間。
紅原の血を煽った南出が、そのままの勢いで環に飛びついて、口移しで紅原の血液を環に流し込んだ。
その瞬間あたしの意識は闇に落ちた。
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