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指にまとわりつく香油
アダンは引きだしから香油びんをとりだした。アダンは、儀式のように、うやうやしく指に香油をからめた。ハサンが、
「あなたのために」
と調合してくれた特別な香油だった。
こころをとろかす甘いエキゾチックな香りが、ふくいくと漂い、アダンの鼻孔をくすぐった。アダンの指に、トロリとした粘度のある褐色の液体が、まとわりついた。指にまとわりつくオイルを見ているだけで、アダンの息はあがった。
「ああ、ハサン、お願いだ……ほしい……それを、アナルに……挿れてくれ!」
アダンは、自分で懇願し、じゅうぶんに焦らしたあと、おもむろに自分の指をアナルに挿れていった。じりじりと進む指に、アダンは喘いだ。
「あっ……あぁっ、いい……ハサン、もっと……あぁ、もっと!」
アダンはもっとほしくて気が狂いそうだった。
「あぁ、ハサン、お願いだ……そんなに焦らさないでくれ」
アダンは指を二本に増やした。
「ああ……いい……ハサンのが……ほしい……」
アダンは指を三本に増やした。
「あっ! ハサン……ああっ」
アダンは、騎乗位のようにしゃがみこみ、腰を上下に動かした。
「いいっ……ソコ……もっと、突いて……アァァ……!」
恥ずかしい。屈辱だ。こんな自涜に、はまっているなんて。ハサンのせいだ、こんなアナルオナニーにはまったのは。
でもアダンはまだ、ふみとどまっていた。あれから現実にアダンのアナルを満たしたのは、自分の指と、玩具だけだった。
指だけでは、ものたりない。指だけで、がまんしようとするのだが、欲情は、とてもそれでは、おさまりそうもなかった。
「あなたのために」
と調合してくれた特別な香油だった。
こころをとろかす甘いエキゾチックな香りが、ふくいくと漂い、アダンの鼻孔をくすぐった。アダンの指に、トロリとした粘度のある褐色の液体が、まとわりついた。指にまとわりつくオイルを見ているだけで、アダンの息はあがった。
「ああ、ハサン、お願いだ……ほしい……それを、アナルに……挿れてくれ!」
アダンは、自分で懇願し、じゅうぶんに焦らしたあと、おもむろに自分の指をアナルに挿れていった。じりじりと進む指に、アダンは喘いだ。
「あっ……あぁっ、いい……ハサン、もっと……あぁ、もっと!」
アダンはもっとほしくて気が狂いそうだった。
「あぁ、ハサン、お願いだ……そんなに焦らさないでくれ」
アダンは指を二本に増やした。
「ああ……いい……ハサンのが……ほしい……」
アダンは指を三本に増やした。
「あっ! ハサン……ああっ」
アダンは、騎乗位のようにしゃがみこみ、腰を上下に動かした。
「いいっ……ソコ……もっと、突いて……アァァ……!」
恥ずかしい。屈辱だ。こんな自涜に、はまっているなんて。ハサンのせいだ、こんなアナルオナニーにはまったのは。
でもアダンはまだ、ふみとどまっていた。あれから現実にアダンのアナルを満たしたのは、自分の指と、玩具だけだった。
指だけでは、ものたりない。指だけで、がまんしようとするのだが、欲情は、とてもそれでは、おさまりそうもなかった。
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