356 / 475
第二十二章
イケメン教師、池井について尋ねられる
しおりを挟む
麓戸が薄く笑いながら小坂に言う。
「手◯ンでイかされたか。中がビクビクしてる」
麓戸の指がまだ中にあって熱い内部をくじいている。出したばかりなのにまだ腰が疼く。小坂は、まだほしいというように自然と腰を浮かす。
「女の身体になったようにメスイキを求めてるのか。研修の成果は相当だったようだな。研修では下の口や上の口で何人ものをひっきりなしに咥えていたんだろう。こんなに淫乱な身体になりやがって」
「はい……身体中を舐めていただきました」
小坂は、思い出しうっとりと答えた。咥えたり入れたりしている間も、そこら中を舐められたり弄られたりしていた。
「池井ともやったんだろう」
麓戸の声が責めているように思えた。
「はい、しました。ごめんなさい。麓戸さんの好きだった人の弟さんとは知らず」
麓戸が尋ねた。
「池井の弟はどうだった?」
「良かったです……」
本当のことを言っていいのかわからない。が、正直に言う以外なかった。
「池井櫂もオデトの糞便を見たのか?」
麓戸は興奮して詳細を聞きたがっているように小坂には思えた。
「はい……。間近で」
小坂は恥ずかしさにためらいながらも答えた。
「見られて興奮したんだろう」
そう言う麓戸の声も興奮しているようだった。
「恥ずかしかったけれど、すごく感じてしまいました」
言いながら思い出して小坂もまたドキドキしてきた。
「いやらしい奴め。スカトロで感じるなんて」
そう言って小坂を言葉で攻めながら、明らかに麓戸も興奮しているようだった。小坂の脳裏に研修の情景が思い浮かんだ。
「池井さんも興奮して、たくさんの人とセックスしてました」
僕だけじゃないんです。
「そうなのか」
「ええ。尿道にカテーテルも入れられたっていってました」
自分もそんな痛そうなことをされたらどうしようと思ったが、麓戸は小坂が本当に嫌がることはしないとわかっていたから言ったのだった。
「池井櫂は美男子だっただろう?」
「はい……」
麓戸さんの方が、と言った方がいいのか迷ったけれど、そんなおべっかは必要ないと言われそうだった。
「また櫂とセックスしたいか?」
「そうですね……」
小坂が麓戸の店の客とする時も、麓戸によくこう聞かれた。小坂がもう一度してもいいという客とだけしていた。少しでもマナーの悪い客や、小坂が嫌だと思った客は二度と店の特別室に招かれなかった。
これは池井を特別室に招くということか。案の定、麓戸は聞いた。
「池井櫂に連絡できるか?」
「職場のメールは送れますけど」
教職員名簿を見れば連絡先はわかった。もちろん職場に電話もできる。けれど私用で、ましてこんなことの連絡に公共の電話やメールを使ってはいけない。電話して携帯の電話番号を聞けばいいかもしれない。連絡先を交換すればよかった。
「呼び出して今度三人で会わないか?」
「それはセックスするってことですか?」
小坂はドキドキしながら聞いた。
「手◯ンでイかされたか。中がビクビクしてる」
麓戸の指がまだ中にあって熱い内部をくじいている。出したばかりなのにまだ腰が疼く。小坂は、まだほしいというように自然と腰を浮かす。
「女の身体になったようにメスイキを求めてるのか。研修の成果は相当だったようだな。研修では下の口や上の口で何人ものをひっきりなしに咥えていたんだろう。こんなに淫乱な身体になりやがって」
「はい……身体中を舐めていただきました」
小坂は、思い出しうっとりと答えた。咥えたり入れたりしている間も、そこら中を舐められたり弄られたりしていた。
「池井ともやったんだろう」
麓戸の声が責めているように思えた。
「はい、しました。ごめんなさい。麓戸さんの好きだった人の弟さんとは知らず」
麓戸が尋ねた。
「池井の弟はどうだった?」
「良かったです……」
本当のことを言っていいのかわからない。が、正直に言う以外なかった。
「池井櫂もオデトの糞便を見たのか?」
麓戸は興奮して詳細を聞きたがっているように小坂には思えた。
「はい……。間近で」
小坂は恥ずかしさにためらいながらも答えた。
「見られて興奮したんだろう」
そう言う麓戸の声も興奮しているようだった。
「恥ずかしかったけれど、すごく感じてしまいました」
言いながら思い出して小坂もまたドキドキしてきた。
「いやらしい奴め。スカトロで感じるなんて」
そう言って小坂を言葉で攻めながら、明らかに麓戸も興奮しているようだった。小坂の脳裏に研修の情景が思い浮かんだ。
「池井さんも興奮して、たくさんの人とセックスしてました」
僕だけじゃないんです。
「そうなのか」
「ええ。尿道にカテーテルも入れられたっていってました」
自分もそんな痛そうなことをされたらどうしようと思ったが、麓戸は小坂が本当に嫌がることはしないとわかっていたから言ったのだった。
「池井櫂は美男子だっただろう?」
「はい……」
麓戸さんの方が、と言った方がいいのか迷ったけれど、そんなおべっかは必要ないと言われそうだった。
「また櫂とセックスしたいか?」
「そうですね……」
小坂が麓戸の店の客とする時も、麓戸によくこう聞かれた。小坂がもう一度してもいいという客とだけしていた。少しでもマナーの悪い客や、小坂が嫌だと思った客は二度と店の特別室に招かれなかった。
これは池井を特別室に招くということか。案の定、麓戸は聞いた。
「池井櫂に連絡できるか?」
「職場のメールは送れますけど」
教職員名簿を見れば連絡先はわかった。もちろん職場に電話もできる。けれど私用で、ましてこんなことの連絡に公共の電話やメールを使ってはいけない。電話して携帯の電話番号を聞けばいいかもしれない。連絡先を交換すればよかった。
「呼び出して今度三人で会わないか?」
「それはセックスするってことですか?」
小坂はドキドキしながら聞いた。
1
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
皇帝陛下の精子検査
雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。
しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。
このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。
焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる