イケメン教師陵辱調教

第二十六章 麓戸と校長の邂逅

麓戸、神崎の手におちる。

「小坂くんは、女は苦手だとか何とか言って、本当はあんなにケダモノのように夢中になって女を抱くんだからな。まったく隅におけないよ。そう思わんか？」
神崎に重ねて尋ねられても麓戸は何も言えなかった。小坂の別の一面を見るようであり、麓戸は混乱し動揺していた。
　そして何より、神崎の巧みな愛撫の快感が、嫌悪感を超えてしまっていることに呆然として縛りつけられたように身動きできなかった。
　ああオデト、きれいだ。好きだ。あんなおぞましい中年の淫蕩な人妻とまぐわって快楽に溺れているオデトの姿を覗いて興奮している自分。こんなゲスに身体を触らせて、快感を貪っている自分。こっそり恋人の浮気セックスを覗いていやらしさに股間を膨らませて楽しんでいる自分。最低だ。最悪だ。こんなのはダメなのに……！

「どうしたんだい、麓戸君、返事がないが」
そう言って神崎は、きわのところまで指先で攻めてくる。いっそ触って、つかんで、揉みしだいて、上下に擦ってくれればいいのに。腰を壁に押しつけたい。
「……っ……んっ………あっ……」
「どうしたんだね。言葉で言ってくれないとわからないじゃないか」
神崎の指は意地悪く周囲を愛撫するだけで局所に触れようとしない。
「もう……」
「もうなんだね？　イキそうか？」
麓戸は首を振る。触ってくれないと生殺しだ。
「どうして欲しい？　言ってご覧。君の言う通りにしてあげるから」
「○○ぽを……」
「○○ぽを触って欲しいのかい？」
麓戸は小さく頷いた。
「いいよ。素直で可愛いね。気持ちよくなりたいんだね。あんな小坂くんたちの様子を見せつけられたら、こっちもあてられてたまらないのは当然の反応だ。何も恥ずかしがることはない。どれ見せてごらん。どうなってるのか」
そう言って神崎は麓戸の前に触れた。
「アッ……アア……」
神崎に触らせてこんな変な声を出してしまうなんておぞましい。だが神崎の指先は勃起した麓戸の竿を上下になぞり、麓戸の興奮をたまらないものにさせた。
「お願いだ……」
麓戸の唇は興奮で震えた。そんな麓戸の唇を神崎のもう片方の手が撫で回した。唇は敏感になっていて触れられるだけで快感に眩暈がしそうだった。
「ん？　どうしてほしいんだい？　ハルトくん」
名前で呼ばれて気色悪いが身体は気持ちよくてたまらない。もっと、もっと、と求めてしまう。
「いい……すごく……いい」
「ああ、ハルトくんは、いい子だ。素直になって可愛いよ。ハルトくん、キミはほんとに美少年だよ」
「アッ……アアッ……もっと」
「もっとどうしてほしいんだい？　言ってくれないとわからないよ」
「先を……先を触ってくれ……っ」
「どこの先だい？」
「○○ポだっ……」
「恥ずかしいねえ、ハルトくんはエッチだねえ。そんなところを先生に触ってほしいだなんて、悪い子だ」
「アッ……アッ……」
麓戸は身体をよじらせて快感を求めてもがいた。神崎にガッチリと身体を押さえつけられていて自分で触ることはできない。
「ハルトくんは、自分で触ろうとしているのかな？　先生の前でオナニーするなんて恥ずかしいねえ。オデトくんのエッチを見て興奮してしまったんだね。さあ、我々も気持ちいいことをしようか」
神崎は麓戸の首筋をべちゃべちゃと舐めてきた。耳の中も舐められてゴソゴソべちゃべちゃと唾液を汚くすする音がする。おぞましい。なのに快感で身体は痺れるように熱くなって感じている。
「アァァッ……」
「いいんだろう？　気持ちいいんだろう。そうだ喘ぎなさい。もっと大きな声で喘いでもいいんだよ。その方がもっと興奮して気持ちよくなれるからね」
麓戸は神崎の腕の中でもがいた。
「アァァァ……早く……○○ポ触って」
「んー？　どこかな？　ハルトくんの可愛い○○ポはどこかな？」
神崎はわざと焦らすように違うところを弄ってみせる。
「アァァァ！　ソコ！　そこ、触って」
少しでも神崎の指先が局所に触れると麓戸はそう言って恥も外聞もなくねだった。
「可愛いねえ。必死でねだったりして。いいよ、いいよ。そういうハルトくんはすごく可愛いよ。もっと必死な顔を見せてごらん。泣いてもいいんだよ。泣いてお願いして、苦しくてお漏らししてもいいよ」
「やだ……いやだ……そんなの……」
そう思うのだが、お漏らしをしてもいいと言われると興奮で膝がガクガクしてきた。
「ああああ」
乳首を摘まれて麓戸は喘ぐ。乳首から電気のように快感が全身に走る。
「気持ちいいだろう？」
「だめ……変になっちゃう」
もうすでに変になっていた。自我が崩壊していた。そんな麓戸に、神崎は微笑みかけてきて、
「可愛いよ」
と声をかけるのだった。