イケメン教師陵辱調教

リリーブルー

文字の大きさ
398 / 475
第二十六章 麓戸と校長の邂逅

麓戸、覗き穴から校長に、小坂の姿を覗かせられる

しおりを挟む
 麓戸の怒りを困ったような顔で受け止めていた神崎が、ふと気がついたように身を乗り出して隣室の方を指差した。
「ほら、始まったようだよ。さあ、覗いてご覧」
神崎にうながされ、壁にうがたれた覗き穴から見せられた光景に麓戸は目を疑った。
 小坂が年増の女にフェラチオされて喘いでいた。
「アァッ、奥さん、いけません、奥さん、そんなっ、ダメです!」
 ジュパッ、ジュパッ。
 毒々しく紅を塗った唇が小坂の脚の付け根で往復している。

「ダメだと言いながら、すごい勃起力だ。羨ましいな。あんないいモノを持っているのに、受け専門では、宝の持ち腐れだ。そう思わないか?麓戸君」
神崎がモニターで確認しながら興奮したように言う。

 隣の部屋にはカメラがあるのだろう。画像が神崎の手元のモニターにリアルタイムで送られてきている。当の本人たちは覗かれていることを果たして知っているのだろうか。

「ああ、すごいわ」
女もうっとりと、小坂の股間のモノを見つめて手で触っている。

「アァ、奥さんダメです!」
女は小坂の尿道口を舌でチロチロ攻める。
「アァァァ!! そこはダメェッ!!」
攻められ興奮して叫んでいるのは小坂の方だ。
 尿道口を責められて喜んでいるのだ。
 嫌がっているようには見えない。
 まさか自ら望んで?

 女の少し垂れ下がった乳房を小坂は後ろから鷲掴みにして揉みながら、女の腰に自分の腰をゆっくりと押し付けるように深く穿って打ちつけている。
「あぁぁぁぁ、奥さん、すごいです。お◯◯◯の中がびしょびしょです、アァ。イイ。イク」
オデトは必死になって女の身体にしがみついて言う。

 オデトが女とこんなことをしているなんて。どういうことなんだ!?

 麓戸は神崎の前にもかかわらずショックを隠せなかった。

 神崎の前で動揺したくなかった。でもオデトのあの様子。なんていやらしいんだ。しかも人妻。不倫か。道義に反することばかり。オデト、どうかしてる。いや、だからいいのか。あんなに夢中になって。

「ダメよ、まだイったらダメ」
女も夢中のようにオデトに執着している。

「激しいねぇ。実に激しいじゃないか。二人とも」
神崎も、のぞき穴から覗いてニヤニヤ笑っている。かと思うと放心状態の麓戸を見て、
「え? そう思わんかね? 麓戸君とやる時も、小坂くんは、あんなに激しいか?」
などと下衆なことを尋ねる。麓戸は、もう何も言い返せなかった。

 オデトは、ただ挿入しているばかりではなかった。小坂は女の股に顔を埋めて積極的にクンニをやり出した。
 脚の間に顔を埋めてピチャピチャ舐めている。どこにマイクをしかけてあるのか、
「んっくっ」
と喘ぎながら夢中のように必死のように貪っている音まで聞こえる。

「麓戸君とやる時、小坂くんは後ろに挿れられるだけだろう? 少しはしゃぶってやったり口で搾り取ったりして口に出させてやることもするか?」
神崎の下衆な質問に答えることなどしまいと麓戸は口を閉ざす。
「麓戸君も後ろの経験がないわけじゃないんだから、たまにはやらせてやったらいいじゃないか。君も美少年の性奴隷として上級生にずいぶん人気があったようだからね」
そう言って神崎は笑う。麓戸の顔が怒りと羞恥でカアッと熱くなる。
「そうでないと浮気されてしまうよ。ほら、あんな風にね」
そう言って神崎は、麓戸の肩を抱きのぞき穴に麓戸の顔を無理矢理押しつけ覗かせた。

「ああ、奥さんいい!奥さんのお◯◯◯いい!」
小坂が今度は、さっきとは違う体位で奥さんの中に挿れている。
 小坂が卑猥な言葉を大声で叫んでいる。興奮している証拠だ。オデトは興奮するといやらしい言葉を恥ずかしげもなく平気で口にするのだ。なぜって、そうするように俺が仕向けたのだから。そうしてオデトは自分の口にした言葉にさらに興奮して、同時に相手の興奮も高めていく。端正な顔の男が快楽に顔を歪ませながら卑猥な言葉を口にする様は見ている者たちをも興奮させた。
 かつては若くはりのあっただろう乳は垂れ下がり、体型の崩れた女だ。なのにオデトは興奮して夢中のように腰を激しく前後に動かしている。赤いマニキュアで塗られた指先が卑猥にオデトに絡みつく。

「いやあ小坂君は助平だねえ。あんないやらしい言葉を叫んで。あの真面目な小坂君があんなことを叫ぶとはねえ。それにあの腰の動き。よく見たまえ。女性をあんなによがらせて大したものじゃないか」
女は脚をガニ股にして小坂の腰を挟みこんでいる。よほどいいのだろう。大きな声で喘ぎ、目を白黒させて長い髪を振り乱している。栗色の髪は緩くウェーブがかり白い掛布の上で乱されている。
 小坂の陽物はぬらぬらと光って女の股に抜き差しを繰り返している。
「あぁ……あぁ」
小坂は獣のように喘ぎながら腰の動きを繰り返す。女は、
「もっと奥、もっと奥を突いて!」
とのけぞりながら叫んでいる。毒々しい紅と情欲で彩られた赤い唇。身体の奥の疼きに耐えられないというように腰を浮かせて小坂を求めている。
「小坂くんの赤ちゃんちょうだい。小坂くんの精子を子宮にいっぱい出して。小坂くんのお○○○○で子宮を突いてちょうだい」
女はそんなことを口走っている。

「麓戸君、どうだね。小坂くんが、年増の女とやっているのを見るのは。え?」
神崎の声が麓戸の耳元で聞こえた。麓戸は何か答えようと思っても何も言えなかった。
 神崎の巧みな指先が、麓戸の下半身を前へ後ろへと中心へ向かって、なぶるように、微妙に肝心なところへの到達をそらすような軌道で、動いていたからだった。
しおりを挟む
感想 28

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

皇帝陛下の精子検査

雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。 しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。 このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。 焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。 漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。 陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。 漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。 漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。 養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。 陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。 漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。 仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。 沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。 日本の漁師の多くがこの形態なのだ。 沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。 遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。 内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。 漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。 出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。 休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。 個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。 漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。 専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。 資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。 漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。 食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。 地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。 この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。 もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。 翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。 この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

処理中です...