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第3部 電脳機神兵の花嫁になんてならない!
第5章 アリーシャ、新しい服に着替える
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メトロポラリスまでは結構な長距離移動だったため、1日目は早々に身体を休めた。
本格的な視察が始まったのは2日目からだ。
私はトランクに詰めてきた視察用の新しい服に着替え、ネイヴィーの待つホールへ向かった。
「おはようございます、アリーシャ様。……あら?昨日とは違う御衣装なのですね。他国にもそのように活動的な婦人服があったのですか……」
ネイヴィーが私の姿に軽く目を見開く。
「クリスパレスの先進的な服飾デザイナーによる最新作なんです。ガルトブルグの皇子からのプレゼントで……」
ガルトブルグの皇子クリアは、あれ以来、何かと手紙や贈り物を送って寄越す。
そのうちのひとつが、今着ている "プリンセス・フォーマル・スーツ" 。
永遠の迷子ことルーチェリーナ・ブルームの最新作だ。
「アリーシャ様が懇意にしてらっしゃるチェリーブルーム洋品店のオーダーメイドな辺り、あざといですよ。チェリーさんデザインの服なら絶対着てもらえるだろうと踏んでのセレクトですよ」
届いた時、創君はそう言ってプリプリしていたっけ……。
しかし、チェリーが作っただけあってセンスが良い。
活動的なミニスカートの上には、前開きの膝丈オーバースカートが付属し、肌の露出を抑えている。
上半身も肩は出ているものの、首元はレースの襟で覆われ、繊細なリボンが可愛らしく上品なアクセントを添えている。
動きやすくて、ちょっと大人な雰囲気を漂わせながらも、お姫様らしい気品は失わせない絶妙なデザインだ。
「そのお洋服でしたら、安心してあちこち案内できますわ。ウチの仕事場はロングドレスには不向きな場所もたくさんありますので」
……って言うか、お姫様ドレスのままだと、塔の探索にもボスからの逃亡にも不利なんだよね。
だから、その辺はしっかり事前準備してきたのだ。
「では参りましょう。このレイの塔にはメトロポラリスでも指折りの技術者が集まっておりますの。もちろん女性技術者もおりますわ」
「確かアニキ……ブルー王子の仕事場もここにあるんですよね。もちろんそこも行きますよね!?」
創君がやや喰いつき気味にネイヴィーに尋ねる。
「ちょっと創……ユース!今回の目的はブルーじゃなくて女性の働き方の視察なんだからね!」
レイの塔は王城代わりであると同時に、メトロポラリス国営商会の“本社”にあたる。
ネイヴィーのような秘書や、国のエリート技術者たちの集まる職場でもあるのだ。
「メトロポラリス七星匠は皆このレイの塔にいるんですよね!? あー……全員会いたいな……。アニキにはもう会ったけど……ダムじいとか、エヴァ姉さんとか……」
創君は私の声などまるで耳に入っていない様子だ。
そのうっとりした眼差しには、ネイヴィーもちょっとヒいている。
「……我が国のことをよくご存知なのですね。仰る通り、通称 "七星匠" と呼ばれるS級マイスター7人は、全員このレイの塔に工房を構えておりますわ。そのうちの1人、エヴァーミリア・エンジェリオンの下へはこれから参りますが……」
「あっ、その人……シェリーロワール出身者ですよね?七星匠の紅一点で、外国人初のS級マイスターっていう……」
そのキャラは私もしっかり覚えていた。何と言ってもメトロポラリス編の重要人物だからだ。
実は彼女、勇者レッドの叔母で、偶然この国を訪れた甥っ子を無料で家に泊めてくれ、いろいろ世話してくれる、ありがたくて便利な存在なのだ。
「ええ。我が国は他国からの移住者も積極的に受け入れております。我が国とは異なる文化・教育の下で育った方々は、我が国に新しい発想・新しい技術をもたらしてくれますので。シェリーロワールのみならず、ガルトブルグやクレッセントノヴァから来た人間もおりますわ」
言いながらネイヴィーは、私たちに首から下げるタイプの入館証を配る。
「こちらはセキュリティエリアに入るためのカードキーにもなっています。機密保持のため、このキーで入退室の記録を取っておりますし、天井のカメラでも常時チェックしておりますが、お気を悪くなさらないでくださいね」
私と創君は何となく理解して頷くが、護衛騎士の面々は何を言われているのか分からないという顔をしている。
……ファンタジーな国から一気にハイテク技術の国へ来ちゃったら、カルチャーショック以前に理解不能だよね……。
「マイスター・エヴァーミリアの工房はこちらです」
ネイヴィーに案内され、私たちはレイの塔の主塔から渡り廊下でつながった小塔の1つへと向かう。
レイの塔には主塔と別館の他に7つの小塔が付いている。その7つの塔のそれぞれが、S級マイスターの工房兼住居なのだ。
「このアリオトの塔がマイスター・エヴァーミリアの工房ですわ。工房主が女性なためか、徒弟にも女性が多いのですわ」
メトロポラリスの技術者は、師匠の下で働きながらその技術を学ぶ。しかし……
「えっと……エヴァさん、徒弟の皆さんにちゃんと教えられているんでしょうか?あの人、確かコミュニケーションにちょっと難がありますよね……?」
おそるおそる尋ねると、ネイヴィーの口元がほんのわずかに引きつった。
「さすがはシェリーロワールの姫君。よくご存知ですね。でも大丈夫ですよ。技術者には無口な人間も多いですから、徒弟たちも慣れている……はずです」
後半、自信無さげに声を小さくし、ネイヴィーは工房の扉を開ける。
そこにはヴィクトリアン風の優雅な衣装を身にまとった女性――エヴァーミリア・エンジェリオンが立っていた。
本格的な視察が始まったのは2日目からだ。
私はトランクに詰めてきた視察用の新しい服に着替え、ネイヴィーの待つホールへ向かった。
「おはようございます、アリーシャ様。……あら?昨日とは違う御衣装なのですね。他国にもそのように活動的な婦人服があったのですか……」
ネイヴィーが私の姿に軽く目を見開く。
「クリスパレスの先進的な服飾デザイナーによる最新作なんです。ガルトブルグの皇子からのプレゼントで……」
ガルトブルグの皇子クリアは、あれ以来、何かと手紙や贈り物を送って寄越す。
そのうちのひとつが、今着ている "プリンセス・フォーマル・スーツ" 。
永遠の迷子ことルーチェリーナ・ブルームの最新作だ。
「アリーシャ様が懇意にしてらっしゃるチェリーブルーム洋品店のオーダーメイドな辺り、あざといですよ。チェリーさんデザインの服なら絶対着てもらえるだろうと踏んでのセレクトですよ」
届いた時、創君はそう言ってプリプリしていたっけ……。
しかし、チェリーが作っただけあってセンスが良い。
活動的なミニスカートの上には、前開きの膝丈オーバースカートが付属し、肌の露出を抑えている。
上半身も肩は出ているものの、首元はレースの襟で覆われ、繊細なリボンが可愛らしく上品なアクセントを添えている。
動きやすくて、ちょっと大人な雰囲気を漂わせながらも、お姫様らしい気品は失わせない絶妙なデザインだ。
「そのお洋服でしたら、安心してあちこち案内できますわ。ウチの仕事場はロングドレスには不向きな場所もたくさんありますので」
……って言うか、お姫様ドレスのままだと、塔の探索にもボスからの逃亡にも不利なんだよね。
だから、その辺はしっかり事前準備してきたのだ。
「では参りましょう。このレイの塔にはメトロポラリスでも指折りの技術者が集まっておりますの。もちろん女性技術者もおりますわ」
「確かアニキ……ブルー王子の仕事場もここにあるんですよね。もちろんそこも行きますよね!?」
創君がやや喰いつき気味にネイヴィーに尋ねる。
「ちょっと創……ユース!今回の目的はブルーじゃなくて女性の働き方の視察なんだからね!」
レイの塔は王城代わりであると同時に、メトロポラリス国営商会の“本社”にあたる。
ネイヴィーのような秘書や、国のエリート技術者たちの集まる職場でもあるのだ。
「メトロポラリス七星匠は皆このレイの塔にいるんですよね!? あー……全員会いたいな……。アニキにはもう会ったけど……ダムじいとか、エヴァ姉さんとか……」
創君は私の声などまるで耳に入っていない様子だ。
そのうっとりした眼差しには、ネイヴィーもちょっとヒいている。
「……我が国のことをよくご存知なのですね。仰る通り、通称 "七星匠" と呼ばれるS級マイスター7人は、全員このレイの塔に工房を構えておりますわ。そのうちの1人、エヴァーミリア・エンジェリオンの下へはこれから参りますが……」
「あっ、その人……シェリーロワール出身者ですよね?七星匠の紅一点で、外国人初のS級マイスターっていう……」
そのキャラは私もしっかり覚えていた。何と言ってもメトロポラリス編の重要人物だからだ。
実は彼女、勇者レッドの叔母で、偶然この国を訪れた甥っ子を無料で家に泊めてくれ、いろいろ世話してくれる、ありがたくて便利な存在なのだ。
「ええ。我が国は他国からの移住者も積極的に受け入れております。我が国とは異なる文化・教育の下で育った方々は、我が国に新しい発想・新しい技術をもたらしてくれますので。シェリーロワールのみならず、ガルトブルグやクレッセントノヴァから来た人間もおりますわ」
言いながらネイヴィーは、私たちに首から下げるタイプの入館証を配る。
「こちらはセキュリティエリアに入るためのカードキーにもなっています。機密保持のため、このキーで入退室の記録を取っておりますし、天井のカメラでも常時チェックしておりますが、お気を悪くなさらないでくださいね」
私と創君は何となく理解して頷くが、護衛騎士の面々は何を言われているのか分からないという顔をしている。
……ファンタジーな国から一気にハイテク技術の国へ来ちゃったら、カルチャーショック以前に理解不能だよね……。
「マイスター・エヴァーミリアの工房はこちらです」
ネイヴィーに案内され、私たちはレイの塔の主塔から渡り廊下でつながった小塔の1つへと向かう。
レイの塔には主塔と別館の他に7つの小塔が付いている。その7つの塔のそれぞれが、S級マイスターの工房兼住居なのだ。
「このアリオトの塔がマイスター・エヴァーミリアの工房ですわ。工房主が女性なためか、徒弟にも女性が多いのですわ」
メトロポラリスの技術者は、師匠の下で働きながらその技術を学ぶ。しかし……
「えっと……エヴァさん、徒弟の皆さんにちゃんと教えられているんでしょうか?あの人、確かコミュニケーションにちょっと難がありますよね……?」
おそるおそる尋ねると、ネイヴィーの口元がほんのわずかに引きつった。
「さすがはシェリーロワールの姫君。よくご存知ですね。でも大丈夫ですよ。技術者には無口な人間も多いですから、徒弟たちも慣れている……はずです」
後半、自信無さげに声を小さくし、ネイヴィーは工房の扉を開ける。
そこにはヴィクトリアン風の優雅な衣装を身にまとった女性――エヴァーミリア・エンジェリオンが立っていた。
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