浮気されて婚約破棄したので、隣国の王子様と幸せになります
ミシェル・ペルグランは公爵家の第二子として生まれた。
同じく公爵家嫡男であるナルシス・クレジオに愛の告白を受け、婚約へと至る。
けれどその告白は真っ赤な嘘だった。
ナルシスの本命はガルニエ公爵家一人娘のリンダで、公爵家跡取り同士の道ならぬ恋のカムフラージュとして使われたらしい。
「誰がお前のようなつまらない女を本気で好きになどなるか」
「あんたみたいな冴えない女にナルシスはもったいないわ」
浮気現場を目撃してしまったミシェルに、ナルシスとリンダは開き直り嘲笑うように言った。
「そうね。私も、あなたみたいな低能とは合わないと思っていたところ」
にっこり笑ってミシェルは言う。
地味で真面目な彼女を侮っていた二人は驚愕した。
本来とても気の強いミシェルは、嫁の貰い手がなくなると両親に言われ家族以外には猫をかぶっていた。
どうせ婚約は解消、傷物扱いされてロクな嫁入り先も見つからない。
そう気付いて自ら本性を露呈させることにしたのだ。
婚約破棄のために二人の関係を白日の下に晒したら、隣国の末王子と婚約していたらしいリンダまで婚約破棄になったらしい。
自邸の庭園でひとり密かに祝杯を上げるミシェルのもとに、一人の青年が迷い込む。
すっかり出来上がった彼女は、彼の素性も聞かずに付き合わせることにした。
それがリンダの元婚約者だとも知らずに。
※架空の世界の架空の国のお話です。
※ヒロインが酔っぱらっているシーンが多いです。
この作品はアルファポリスから書籍化されています
同じく公爵家嫡男であるナルシス・クレジオに愛の告白を受け、婚約へと至る。
けれどその告白は真っ赤な嘘だった。
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すっかり出来上がった彼女は、彼の素性も聞かずに付き合わせることにした。
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