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無茶な戦い
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一色についていくと、体育館の前で止まった。
「ここで、能力発現の修業をしてもらうよ♪」
ここの体育館はとても広く、綺麗である。
体育館で修業って何をするんだ?
一色は体育館の中に入り、何やら機械のパネルを操作しているようだ。
ピピピ…認証コードが違います
「あれ?おかしいな♪」
頭を掻きながら、また入力する。
ピピピ…認証コードが違います
「あれれ?うーん」
どうやら認証コードを忘れたらしい。
頭の後ろで両手を組み、唸っている。
「どうやら忘れたみたいだね」
比津見が突然後ろから現れる。
「比津見さん、いつからついてきてたんですか?」
「一色についていかせると、ろくなことにならない。心配なんだよ。ほら、後ろには秋さんとのどかもいるだろう」
壁から半分だけ体が出ている。丸見えだ。
なんだか恥ずかしさが込み上げてきた。
「そんなとこにいないで出てきたら?」
俺は秋姉とのどかを呼んだ。
「番号は186386だ」
比津見はサラッと認証コードを入れると、壁が開きエレベーターが現れ、スタスタと中へ入っていく。
エレベーターの中はかなり大きいので、全員で入れた。
ヒュー――ン
これ嫌いなんだよ。これ着いた瞬間、ふわふわした感覚がするんだよな。
ポーン
目的の階に着いた。
案の定、俺は変な感覚に襲われた。気持ち悪い……
中はトレーニングルームのようで、あらゆるマシーンがそろっていた。
「もしかして、筋トレとかするのか?」
「そうじゃない♪これは誰かさんのために作られたもんだ♪」
色々と見て回ったが、肉体強化用の器具しか置いていないみたいだ。
俺たちは大きな空間に連れてこられた。
周りの壁は金属でできており、簡単には壊れなさそうである。
上には、下の様子が見れるガラス張りの部屋がある。
空間の中央で興味深く部屋を見渡していると、一色はニヤリと笑い一言。
「今からチョイと蟲と戦ってもらう♪」
彼はすでに出口のドアノブに手をかけており、いくら走ったところで間に合う距離ではなかった。
一色の姿が扉の奥に消えると、警報の音が響き渡った。
赤のライトが回転しており、俺たちの顔をチカチカと照らしてくる。
もう一種類違う音が加わると同時に、音声が発せられる
ビー ビー ビー ビー
ハエ型の蟲を開放します! ハエ型の蟲を開放します! ハエ型の蟲を開放します!
下から円柱の物体が3つ出てきて、プシューと音がすると、中から音声通りハエ型の蟲が出てきた。
大きさが1mのハエで、丸々としている個体だ。よく見ると普通はハエにない牙がある。
「ちょっと、どういうことなのよ!きもいし!」
彩香が叫ぶと、こちらの声は届いているらしく一色の声が聞こえてきた。
「これからお前たちはその蟲を殲滅してくれ♪そのうち能力に目覚めるだろうし、この程度の蟲に殺されるようじゃあ特殊部隊に必要ないからな♪」
ここで音声が途切れる。
蟲はブウウウンと羽音を鳴らしており、空中を飛び回っている。
「これヤバいって、だって俺たち素手やで?どないすればええんや!」
修司は髪をぐしゃぐしゃにかき乱しながら考えている。
蟲が大きな叫び声をあげるとともに、突進してきた。
修司は避けたが、彩香と俺は腹に直接体当たりされ、後方に5mほど吹っ飛ばされる。
俺の背中に激痛が走る。
どうやら壁に叩きつけられたようだ。
呼吸をすることが困難な状態で、肋骨が折れているかもしれない。
周りを確認すると、彩香は立ち上がっており修司は俺のそばに駆け寄ってくるのが見えた。
彩香は足がふらついており、手で必死に震えを止めようと頑張っている。
「智尋、大丈夫か。」
智尋の容体を確認すると、走り出した。
「こっちにこいや!ハエどもが」
修司はハエを引きつけながら彩香に合図を送る。
彩香は智尋のところへ向かい、手を差し伸べる。
「あーしの右腕、ひびはいってるかも……ジンジンするし……あんたは?」
「肋骨にダメージだな」
引きつけている最中の修司が大声で叫ぶ。
「ずっと走ってるけど、いつもより早いし疲れへん。俺たち、体の強化は始まってるみたいや」
南が言ってた現象だ。
身体能力が上がるとかなんとか。
修司は壁に向かって走り、蟲をおびき寄せた。
壁を蹴り上げて数m飛び上がり、サッカーボールを蹴るように蟲を横の壁に叩きつけた。
流れるように、オーバーヘッドシュートの要領で2匹目の蟲を地面に飛ばす。
蟲の体ははじけ飛び、紫色の体液が飛び散る。
「おい、まずいぞ!」
智尋は3匹目のハエに気づき、大きな声で知らせる。
しかし修司は気づかない。
そして、未だ空中にいる修司に向かって3匹目の蟲が噛みついた。
ザクッ!!!!
「グア―――――――――」
鋭い牙が左腕に食い込み、修司は痛みで顔を歪ませている。
ボトッ!!!!
嫌な音がする。
修司と腕は地面に落ち、左右に転がりながら痛みに必死に耐えている。
智尋の体が固まる。
人間の腕の断面を見てしまったからだろう。
この衝撃はすさまじく、俺の思考力を奪っていった。
彩香の顔も真っ青になっており、足に力が入っていないらしく、ペタッと地面にへたり込んでしまった。
「動け! 動け!」
俺は何も考えず、蟲に向かっていった。
蟲は修司の腕を食おうとしており、俺は全力で殴った。
修司の言うように智尋の力は強くなっており、蟲は奇声を上げた。
キエエエエエエエエ
俺は必死に殴った。
「うおおおお!!」
殴って殴って殴り続けた。
智尋の顔はひどく歪んでいた。
しかし、そんなことが頭の中に入る余裕はない。
蟲の体は柔らかく押さえつけにくい。
滅茶苦茶に暴れられたが、智尋は体重をかけて押さえつける。
「ここで、能力発現の修業をしてもらうよ♪」
ここの体育館はとても広く、綺麗である。
体育館で修業って何をするんだ?
一色は体育館の中に入り、何やら機械のパネルを操作しているようだ。
ピピピ…認証コードが違います
「あれ?おかしいな♪」
頭を掻きながら、また入力する。
ピピピ…認証コードが違います
「あれれ?うーん」
どうやら認証コードを忘れたらしい。
頭の後ろで両手を組み、唸っている。
「どうやら忘れたみたいだね」
比津見が突然後ろから現れる。
「比津見さん、いつからついてきてたんですか?」
「一色についていかせると、ろくなことにならない。心配なんだよ。ほら、後ろには秋さんとのどかもいるだろう」
壁から半分だけ体が出ている。丸見えだ。
なんだか恥ずかしさが込み上げてきた。
「そんなとこにいないで出てきたら?」
俺は秋姉とのどかを呼んだ。
「番号は186386だ」
比津見はサラッと認証コードを入れると、壁が開きエレベーターが現れ、スタスタと中へ入っていく。
エレベーターの中はかなり大きいので、全員で入れた。
ヒュー――ン
これ嫌いなんだよ。これ着いた瞬間、ふわふわした感覚がするんだよな。
ポーン
目的の階に着いた。
案の定、俺は変な感覚に襲われた。気持ち悪い……
中はトレーニングルームのようで、あらゆるマシーンがそろっていた。
「もしかして、筋トレとかするのか?」
「そうじゃない♪これは誰かさんのために作られたもんだ♪」
色々と見て回ったが、肉体強化用の器具しか置いていないみたいだ。
俺たちは大きな空間に連れてこられた。
周りの壁は金属でできており、簡単には壊れなさそうである。
上には、下の様子が見れるガラス張りの部屋がある。
空間の中央で興味深く部屋を見渡していると、一色はニヤリと笑い一言。
「今からチョイと蟲と戦ってもらう♪」
彼はすでに出口のドアノブに手をかけており、いくら走ったところで間に合う距離ではなかった。
一色の姿が扉の奥に消えると、警報の音が響き渡った。
赤のライトが回転しており、俺たちの顔をチカチカと照らしてくる。
もう一種類違う音が加わると同時に、音声が発せられる
ビー ビー ビー ビー
ハエ型の蟲を開放します! ハエ型の蟲を開放します! ハエ型の蟲を開放します!
下から円柱の物体が3つ出てきて、プシューと音がすると、中から音声通りハエ型の蟲が出てきた。
大きさが1mのハエで、丸々としている個体だ。よく見ると普通はハエにない牙がある。
「ちょっと、どういうことなのよ!きもいし!」
彩香が叫ぶと、こちらの声は届いているらしく一色の声が聞こえてきた。
「これからお前たちはその蟲を殲滅してくれ♪そのうち能力に目覚めるだろうし、この程度の蟲に殺されるようじゃあ特殊部隊に必要ないからな♪」
ここで音声が途切れる。
蟲はブウウウンと羽音を鳴らしており、空中を飛び回っている。
「これヤバいって、だって俺たち素手やで?どないすればええんや!」
修司は髪をぐしゃぐしゃにかき乱しながら考えている。
蟲が大きな叫び声をあげるとともに、突進してきた。
修司は避けたが、彩香と俺は腹に直接体当たりされ、後方に5mほど吹っ飛ばされる。
俺の背中に激痛が走る。
どうやら壁に叩きつけられたようだ。
呼吸をすることが困難な状態で、肋骨が折れているかもしれない。
周りを確認すると、彩香は立ち上がっており修司は俺のそばに駆け寄ってくるのが見えた。
彩香は足がふらついており、手で必死に震えを止めようと頑張っている。
「智尋、大丈夫か。」
智尋の容体を確認すると、走り出した。
「こっちにこいや!ハエどもが」
修司はハエを引きつけながら彩香に合図を送る。
彩香は智尋のところへ向かい、手を差し伸べる。
「あーしの右腕、ひびはいってるかも……ジンジンするし……あんたは?」
「肋骨にダメージだな」
引きつけている最中の修司が大声で叫ぶ。
「ずっと走ってるけど、いつもより早いし疲れへん。俺たち、体の強化は始まってるみたいや」
南が言ってた現象だ。
身体能力が上がるとかなんとか。
修司は壁に向かって走り、蟲をおびき寄せた。
壁を蹴り上げて数m飛び上がり、サッカーボールを蹴るように蟲を横の壁に叩きつけた。
流れるように、オーバーヘッドシュートの要領で2匹目の蟲を地面に飛ばす。
蟲の体ははじけ飛び、紫色の体液が飛び散る。
「おい、まずいぞ!」
智尋は3匹目のハエに気づき、大きな声で知らせる。
しかし修司は気づかない。
そして、未だ空中にいる修司に向かって3匹目の蟲が噛みついた。
ザクッ!!!!
「グア―――――――――」
鋭い牙が左腕に食い込み、修司は痛みで顔を歪ませている。
ボトッ!!!!
嫌な音がする。
修司と腕は地面に落ち、左右に転がりながら痛みに必死に耐えている。
智尋の体が固まる。
人間の腕の断面を見てしまったからだろう。
この衝撃はすさまじく、俺の思考力を奪っていった。
彩香の顔も真っ青になっており、足に力が入っていないらしく、ペタッと地面にへたり込んでしまった。
「動け! 動け!」
俺は何も考えず、蟲に向かっていった。
蟲は修司の腕を食おうとしており、俺は全力で殴った。
修司の言うように智尋の力は強くなっており、蟲は奇声を上げた。
キエエエエエエエエ
俺は必死に殴った。
「うおおおお!!」
殴って殴って殴り続けた。
智尋の顔はひどく歪んでいた。
しかし、そんなことが頭の中に入る余裕はない。
蟲の体は柔らかく押さえつけにくい。
滅茶苦茶に暴れられたが、智尋は体重をかけて押さえつける。
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