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第39話 異世界の新勢力
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「みんな、大丈夫か?」
「大丈夫ですわお兄様」
「これぐらい平気さ兄君様」
「問題ありません、兄様」
「「「兄様ー、大丈夫ですー!!」」」
黒川たちとの戦いが終わり、俺は落ち着いて来た優羽花(ゆうか)から手を離すとポーラ姫、ミリィ、シノブ団長、姫騎士団(プリンセスナイツ)のみんなに声をかけた。
すぐに妹たちの元気な声が帰って来て俺は一安心した。
さっきゴウレムの一撃を受けたカエデとモジミはポーラとミリィの回復魔法を受けて全快している。
俺も地ノ宮流気士術(ちのみやりゅうきしじゅつ)、四の型、瞑想(めいそう)を使い先程黒川のゴウレムの攻撃で受けたダメージの回復を図っているが全快した訳では無い。
こんなに短時間で全快する回復魔法は凄いなと俺は改めて思った。
「ポーラ、ミリィ、さっきの話だと黒川達は俺達より先にこの世界に召喚されたみたいだが、全部で30人ぐらいか?」
「そうですわお兄様」
「よくわかったね兄君様? 正確には36人だね」
「さっきの戦闘で俺の専用装備、見通しの眼鏡(スカウターレンズ)に魔力数値100以上の反応が30箇所映し出された瞬間にあの無数の火球(ファイアボウル)の魔法攻撃が来た。
あれは黒川が伏せていた予備戦力からの魔法攻撃だろう、笹川と同程度の魔力数値が30箇所というのはそのまま黒川の部下の人数分だろうと思った。
黒川は今は部長だと言っていた。そして会議中にこの世界に転移したと言っていたから、おそらくその会議室に居たであろう黒川の部長としての部下の数がそれぐらいだと考えると辻褄は合う。
黒川たちの魔力総数をざっと計算すると魔力数値100以上の人間が35人に魔力数値200の黒川を加えて魔力総数3700以上は確実。
そして黒川は戦闘中に魔力数値100のゴウレムを一度に3体呼び出していた。
少なく見積もっても魔力総数4000の戦力を黒川は擁しているということになる。
…なあミリィ、この世界にとって黒川はかなり危ない存在では無いのか?」
「へえ…そこまで考えていたのかい? 流石は兄君様だね!
ああ、クロカワ君がこのエゾン・レイギスの少なくとも人間界においては危険な存在と言うのは間違いないよ。
異世界、地球から召喚されたクロカワ君は最初から部下を35人も引き連れていたんだ。
これ程の大人数が一度に召喚されたというのはボクも聞いたことが無かった。
そして何より気になったのは、彼女を一目見た時感じたその野心溢れる眼差しだね…ボクもポーラも警戒したさ。
だけどボク達が住まう国、エクスラント聖王国は魔族と戦って貰う為に異世界から召喚された人間を補佐する義務を精霊様達から与えられている。
だから今までの習わし通り、異世界から来た彼女たちを迎え入れて、この世界の知識を与え、魔法を教え、必要な装備を整えて、魔族と戦って貰うことにした。
だが結果はボクやポーラの危惧したとおりになった。
この世界、エゾン・レイギスの知識、魔法を得た彼女はもうこれ以上の用は無いとばかりに王城の宝物殿から装備や資金を奪って行方をくらましたんだ。
今思えばボクたちの判断が甘すぎたとしか言いようがないね…。
おそらくクロカワ君の目的はこの世界で自分の国を興してこのエゾン・レイギスの覇権を握ることだろう。
そしてこの世界の新勢力である彼女に協力する人間はそれなりに居るんだ。
野心を持ち高い戦力を所持する者に与(くみ)して自身も利を得たい、共に天下を握りたいと言う人間はかなり居るという事だね。
それはエクスラント聖王国も例外でも無かった。王国を牛耳ろうとしている大臣、貴族連中、商会、教会の中にもクロカワ君に通じている者が居る様だ。
彼等はクロカワ君が聖王国を出奔(しゅっぽん)したのはボクやポーラたちの王家派の責任にして追及材料にしながらも、出奔前からクロカワ君に協力していたというのなら立ちが悪いね。
本来ならばこの世界エゾン・レイギスの人間はクロカワ君の様な者には一切与することなく、一丸となって人間を根絶やしにしようとする魔族と戦わなかれなならないというのにね…。
いやあ、全くお恥ずかしい限りだよ兄君様」
「そんなことは無いさ、黒川課長はそういった人間の欲、業(ごう)に付け込んで人を動かし、自分の意の通りにするのが上手いんだろう。
そんな人間が大きな力を持ちそして強大な戦力を持っていたら、心惹かれる人間は多いの知れない…。
でも俺は…冷酷非情で人をゴミの様に捨て駒にするやり方の黒川には相容れないし、今後も認めることは無いけどな!」
俺は黒川に捨て駒にされ、それであいつが出世した事実から社会はそういうものだろうと理解はしたが、俺自身がその価値観を認めた訳ではないのだ。
そんな物事の価値観では俺は妹たちを護れない、俺と妹たちのセカイを護れない。
「ボクもクロカワ君のやり方は気に喰わないからね。うん、兄君様と意見が一致してボクは嬉しいよ!
…それはそうと、その眼鏡がオリジナルの見通しの眼鏡なんだね。ちょっとボクに貸してくれてもいいかい?」
「ああ、構わないよ」
俺は眼鏡を外すとミリィに手渡した。
「大丈夫ですわお兄様」
「これぐらい平気さ兄君様」
「問題ありません、兄様」
「「「兄様ー、大丈夫ですー!!」」」
黒川たちとの戦いが終わり、俺は落ち着いて来た優羽花(ゆうか)から手を離すとポーラ姫、ミリィ、シノブ団長、姫騎士団(プリンセスナイツ)のみんなに声をかけた。
すぐに妹たちの元気な声が帰って来て俺は一安心した。
さっきゴウレムの一撃を受けたカエデとモジミはポーラとミリィの回復魔法を受けて全快している。
俺も地ノ宮流気士術(ちのみやりゅうきしじゅつ)、四の型、瞑想(めいそう)を使い先程黒川のゴウレムの攻撃で受けたダメージの回復を図っているが全快した訳では無い。
こんなに短時間で全快する回復魔法は凄いなと俺は改めて思った。
「ポーラ、ミリィ、さっきの話だと黒川達は俺達より先にこの世界に召喚されたみたいだが、全部で30人ぐらいか?」
「そうですわお兄様」
「よくわかったね兄君様? 正確には36人だね」
「さっきの戦闘で俺の専用装備、見通しの眼鏡(スカウターレンズ)に魔力数値100以上の反応が30箇所映し出された瞬間にあの無数の火球(ファイアボウル)の魔法攻撃が来た。
あれは黒川が伏せていた予備戦力からの魔法攻撃だろう、笹川と同程度の魔力数値が30箇所というのはそのまま黒川の部下の人数分だろうと思った。
黒川は今は部長だと言っていた。そして会議中にこの世界に転移したと言っていたから、おそらくその会議室に居たであろう黒川の部長としての部下の数がそれぐらいだと考えると辻褄は合う。
黒川たちの魔力総数をざっと計算すると魔力数値100以上の人間が35人に魔力数値200の黒川を加えて魔力総数3700以上は確実。
そして黒川は戦闘中に魔力数値100のゴウレムを一度に3体呼び出していた。
少なく見積もっても魔力総数4000の戦力を黒川は擁しているということになる。
…なあミリィ、この世界にとって黒川はかなり危ない存在では無いのか?」
「へえ…そこまで考えていたのかい? 流石は兄君様だね!
ああ、クロカワ君がこのエゾン・レイギスの少なくとも人間界においては危険な存在と言うのは間違いないよ。
異世界、地球から召喚されたクロカワ君は最初から部下を35人も引き連れていたんだ。
これ程の大人数が一度に召喚されたというのはボクも聞いたことが無かった。
そして何より気になったのは、彼女を一目見た時感じたその野心溢れる眼差しだね…ボクもポーラも警戒したさ。
だけどボク達が住まう国、エクスラント聖王国は魔族と戦って貰う為に異世界から召喚された人間を補佐する義務を精霊様達から与えられている。
だから今までの習わし通り、異世界から来た彼女たちを迎え入れて、この世界の知識を与え、魔法を教え、必要な装備を整えて、魔族と戦って貰うことにした。
だが結果はボクやポーラの危惧したとおりになった。
この世界、エゾン・レイギスの知識、魔法を得た彼女はもうこれ以上の用は無いとばかりに王城の宝物殿から装備や資金を奪って行方をくらましたんだ。
今思えばボクたちの判断が甘すぎたとしか言いようがないね…。
おそらくクロカワ君の目的はこの世界で自分の国を興してこのエゾン・レイギスの覇権を握ることだろう。
そしてこの世界の新勢力である彼女に協力する人間はそれなりに居るんだ。
野心を持ち高い戦力を所持する者に与(くみ)して自身も利を得たい、共に天下を握りたいと言う人間はかなり居るという事だね。
それはエクスラント聖王国も例外でも無かった。王国を牛耳ろうとしている大臣、貴族連中、商会、教会の中にもクロカワ君に通じている者が居る様だ。
彼等はクロカワ君が聖王国を出奔(しゅっぽん)したのはボクやポーラたちの王家派の責任にして追及材料にしながらも、出奔前からクロカワ君に協力していたというのなら立ちが悪いね。
本来ならばこの世界エゾン・レイギスの人間はクロカワ君の様な者には一切与することなく、一丸となって人間を根絶やしにしようとする魔族と戦わなかれなならないというのにね…。
いやあ、全くお恥ずかしい限りだよ兄君様」
「そんなことは無いさ、黒川課長はそういった人間の欲、業(ごう)に付け込んで人を動かし、自分の意の通りにするのが上手いんだろう。
そんな人間が大きな力を持ちそして強大な戦力を持っていたら、心惹かれる人間は多いの知れない…。
でも俺は…冷酷非情で人をゴミの様に捨て駒にするやり方の黒川には相容れないし、今後も認めることは無いけどな!」
俺は黒川に捨て駒にされ、それであいつが出世した事実から社会はそういうものだろうと理解はしたが、俺自身がその価値観を認めた訳ではないのだ。
そんな物事の価値観では俺は妹たちを護れない、俺と妹たちのセカイを護れない。
「ボクもクロカワ君のやり方は気に喰わないからね。うん、兄君様と意見が一致してボクは嬉しいよ!
…それはそうと、その眼鏡がオリジナルの見通しの眼鏡なんだね。ちょっとボクに貸してくれてもいいかい?」
「ああ、構わないよ」
俺は眼鏡を外すとミリィに手渡した。
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