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第3章
空中島を作ろうよ~まさかの神様総動員?~
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「ヒロシ、エルメアに向けて出発します」
ヒロシの言葉は神界に届いていた。
「申し上げます、ジェネオスが出発宣言をしました」
「ミーミル、ソフィア、全力でサポートじゃ」
「ヨダシステム、旗艦サーバー起動」
「魔導・エネルギー充填150%」
グオン、グオン、ピュルル、ピュルル……旗艦サーバーは全宇宙のデーターをサーチし始めた。
「惑星エルメア、データベリファイ」
「惑星エルメアにアヌンナキ星人の形跡はなし」
「メガドラコニア・ラファエルにアップロード」
「アップロード完了」
ピコピコ、ピュルル「エネルギー充填150% 航行に支障なし」
「メガドラコニア発進!速度500キロで航行」
「速度500キロ」
「500キロ航行」
「大型転移ボール発射用意」
「発射」
「マジックゲート展開」
「トランスファー・エルメア」
「トランスファー・エルメア」
「アブソーブマジックボール」
「全艦停止」
「全艦停止」
「動力、補助エンジンに切り替え」
「サブリアクター起動」
「アラン、イワン、対空防御を頼む」
「対空魔導砲、全門起動。迎撃準備完了」
「メインモニター、アストラ・ブラスター発射口を投影」
「メインモニター、発射口映像に切り替え」
「射撃統制システム作動」
「艦の制御をヒロシ艦長に渡します」
「アラン、イワン、マジックトピード装填」
「ローディング・マジックトピード」
「マジックトピード装填完了」
「トリガセットオン」
「トリガー確認、オン」
「目標、エルメア」
「目標、軸線に乗りました」
「3,2,1、撃てー」
チュドーン
「エルメアに突入します」
「シェル、外れました」
「着地ヨーシ」
「確認、ヨーシ」
「着地まで——5、4、3、2、1」
「ミスリル結界柱着地成功です」
「反転180度ゴースタン」
「反転180度ゴースタン」
「大型転移ボール発射用意」
「発射」
「マジックゲート展開」
「トランスファー・タイバン島横、無人島」
「トランスファー・タイバン島横、無人島」
「アブソーブマジックボール」
「着陸準備」
「ポーン、ポーン、メガロドラコニア、着陸します」
「高度300メートル……タッチダウン」
「ふう、成功だね」
「いや、失敗です。無駄な動作が多すぎます」
「アラン、どうして?」
「これは、俺たち二人の意見ですが、空中島に転移ボールを搭載しましょう」
「それだと、どうなるの?」
「まず、大型転移ボールの回収作業は不要になります」
「それから、『反転180度ゴースタン』で空中島のドッグに帰るので着地は不要になります」
「それから、ミサエさん、ダリナさんのスイーツはスイーツ専用転移門でいつでもパリシ、ナトホカ、サンフランシスキに移動可能です」
「ヒロシさん、空中島は絶対に作って。私もだけどヘーラ様と女神様から恨みを買うわよ」
「ヒロシさん、僕からもお願いですが、全神様を敵に回しますよ。ジン、テキーラ、ウォッカは必須です」
「わかりました。アラン、イワン、今から空中島を作ろうよ」
「「「「「「「「はい」」」」」」」」
「それから、空中島の管理はヒコさんに似せたアンドロイドを作りますのでミサエさんたちで検討してください」
「エレナ、ベッキ任せた」
「アラン、任された」
こうして、ヒロシが折れて、アランとイワンで『仮称:空中島』の設計に入った。
「プリアーポス様とボナデア様、聞こえてますか? テオスシステムの予備があったら転送してください」
「空中島を作るので これからは『酒飲み放題、スイーツ食べ放題』です」
「うむ、ゼウス様とヘーラ様に聞くので暫し待つのじゃ」
その頃、オリポス神殿ではヒロシの爆弾発言に男神たちは雄叫びを、女神たちはヘーラに詰め寄っていた。
「「「「「うぉ~~~『酒飲み放題、スイーツ食べ放題』異議なし~~~」」」」」
「ミーミル、ソフィア、大至急、空中島の取り掛かるのじゃ」
「はっ、仰せの通り」
ヘーラの一声で、ミーミル、ソフィア、ヘスティア、アテナ、アルテミスの5柱と天使たちが総動員され、空中島はほんの数秒で出来上がった。
「申し上げます。空中島が完成しました」
「ミーミル、ソフィア、ヘスティア、アテナ、アルテミス、大義であった」
「オリンポス神界を総動員させるスイーツの力だった」
「ヒロシ、ミサエ、今より空中島を下賜するので天界まで取りに来るのじゃ」
「はっ、仰せの通り」
「転移」
メガドラコニアはオリンポス神殿前の庭に転移していた。
庭には、プリアーポス様とボナデア様が待っていてくれた。
「お~よく来たのじゃ。さぁ、遠慮せずに皆も中に入って食事じゃ」
「宮殿のテーブルには、これまでヒロシたちが食してきた食事が並べられ、色とりどりのスイーツが並んでいた」
ヒロシ、サブロー、此度の任務、大義で有った。我らも存分に酒と食事を楽しんでおるのじゃ」
「ミサエ、ダリナ、此度の任務、大義で有った。そなたらが見つけたスイーツは我ら女神の至高の一時を楽しせてくれるのじゃ」
「空中島を活用し、まだ訪問していない国々でスイーツを見つけるのじゃ」
「はっ、仰せのとおり」」
「次の柱の打ち上げは一月後じゃ、それまでに我らに新しい神饌を見せて欲しいのじゃ」
「はっ、仰せのとおり」」
「では、メガドラコニアは空中島にドッキングしておるので、あとは、管理アンドロイドを改良するがよかろう」
「「「「はい」」」」
「では、神饌を楽しみにしておるのじゃ」
「はい、また伺います」
「転移」
「アラン、空島はかっこいいな」
「ああ、いいな」
「エレナ、ベッキ、リマーナのAIクリスタル脳を書き換えよう」
「ええ、ヒコさんの知識を転送して、スイーツ特化は消さないでね」
「リマーナ、シャットダウン。操縦桿を新しく作っておこう」
「リスタート・オートマチックランチワゴンMK3! 最終調整完了!」
ドドーン!
「おまたせしました~機関助手・リマーナ、17歳爆誕! テヘペロ」
「リマーナ、空島の管理はお願いね」
「はい、まかせて下さい」
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ヒロシの言葉は神界に届いていた。
「申し上げます、ジェネオスが出発宣言をしました」
「ミーミル、ソフィア、全力でサポートじゃ」
「ヨダシステム、旗艦サーバー起動」
「魔導・エネルギー充填150%」
グオン、グオン、ピュルル、ピュルル……旗艦サーバーは全宇宙のデーターをサーチし始めた。
「惑星エルメア、データベリファイ」
「惑星エルメアにアヌンナキ星人の形跡はなし」
「メガドラコニア・ラファエルにアップロード」
「アップロード完了」
ピコピコ、ピュルル「エネルギー充填150% 航行に支障なし」
「メガドラコニア発進!速度500キロで航行」
「速度500キロ」
「500キロ航行」
「大型転移ボール発射用意」
「発射」
「マジックゲート展開」
「トランスファー・エルメア」
「トランスファー・エルメア」
「アブソーブマジックボール」
「全艦停止」
「全艦停止」
「動力、補助エンジンに切り替え」
「サブリアクター起動」
「アラン、イワン、対空防御を頼む」
「対空魔導砲、全門起動。迎撃準備完了」
「メインモニター、アストラ・ブラスター発射口を投影」
「メインモニター、発射口映像に切り替え」
「射撃統制システム作動」
「艦の制御をヒロシ艦長に渡します」
「アラン、イワン、マジックトピード装填」
「ローディング・マジックトピード」
「マジックトピード装填完了」
「トリガセットオン」
「トリガー確認、オン」
「目標、エルメア」
「目標、軸線に乗りました」
「3,2,1、撃てー」
チュドーン
「エルメアに突入します」
「シェル、外れました」
「着地ヨーシ」
「確認、ヨーシ」
「着地まで——5、4、3、2、1」
「ミスリル結界柱着地成功です」
「反転180度ゴースタン」
「反転180度ゴースタン」
「大型転移ボール発射用意」
「発射」
「マジックゲート展開」
「トランスファー・タイバン島横、無人島」
「トランスファー・タイバン島横、無人島」
「アブソーブマジックボール」
「着陸準備」
「ポーン、ポーン、メガロドラコニア、着陸します」
「高度300メートル……タッチダウン」
「ふう、成功だね」
「いや、失敗です。無駄な動作が多すぎます」
「アラン、どうして?」
「これは、俺たち二人の意見ですが、空中島に転移ボールを搭載しましょう」
「それだと、どうなるの?」
「まず、大型転移ボールの回収作業は不要になります」
「それから、『反転180度ゴースタン』で空中島のドッグに帰るので着地は不要になります」
「それから、ミサエさん、ダリナさんのスイーツはスイーツ専用転移門でいつでもパリシ、ナトホカ、サンフランシスキに移動可能です」
「ヒロシさん、空中島は絶対に作って。私もだけどヘーラ様と女神様から恨みを買うわよ」
「ヒロシさん、僕からもお願いですが、全神様を敵に回しますよ。ジン、テキーラ、ウォッカは必須です」
「わかりました。アラン、イワン、今から空中島を作ろうよ」
「「「「「「「「はい」」」」」」」」
「それから、空中島の管理はヒコさんに似せたアンドロイドを作りますのでミサエさんたちで検討してください」
「エレナ、ベッキ任せた」
「アラン、任された」
こうして、ヒロシが折れて、アランとイワンで『仮称:空中島』の設計に入った。
「プリアーポス様とボナデア様、聞こえてますか? テオスシステムの予備があったら転送してください」
「空中島を作るので これからは『酒飲み放題、スイーツ食べ放題』です」
「うむ、ゼウス様とヘーラ様に聞くので暫し待つのじゃ」
その頃、オリポス神殿ではヒロシの爆弾発言に男神たちは雄叫びを、女神たちはヘーラに詰め寄っていた。
「「「「「うぉ~~~『酒飲み放題、スイーツ食べ放題』異議なし~~~」」」」」
「ミーミル、ソフィア、大至急、空中島の取り掛かるのじゃ」
「はっ、仰せの通り」
ヘーラの一声で、ミーミル、ソフィア、ヘスティア、アテナ、アルテミスの5柱と天使たちが総動員され、空中島はほんの数秒で出来上がった。
「申し上げます。空中島が完成しました」
「ミーミル、ソフィア、ヘスティア、アテナ、アルテミス、大義であった」
「オリンポス神界を総動員させるスイーツの力だった」
「ヒロシ、ミサエ、今より空中島を下賜するので天界まで取りに来るのじゃ」
「はっ、仰せの通り」
「転移」
メガドラコニアはオリンポス神殿前の庭に転移していた。
庭には、プリアーポス様とボナデア様が待っていてくれた。
「お~よく来たのじゃ。さぁ、遠慮せずに皆も中に入って食事じゃ」
「宮殿のテーブルには、これまでヒロシたちが食してきた食事が並べられ、色とりどりのスイーツが並んでいた」
ヒロシ、サブロー、此度の任務、大義で有った。我らも存分に酒と食事を楽しんでおるのじゃ」
「ミサエ、ダリナ、此度の任務、大義で有った。そなたらが見つけたスイーツは我ら女神の至高の一時を楽しせてくれるのじゃ」
「空中島を活用し、まだ訪問していない国々でスイーツを見つけるのじゃ」
「はっ、仰せのとおり」」
「次の柱の打ち上げは一月後じゃ、それまでに我らに新しい神饌を見せて欲しいのじゃ」
「はっ、仰せのとおり」」
「では、メガドラコニアは空中島にドッキングしておるので、あとは、管理アンドロイドを改良するがよかろう」
「「「「はい」」」」
「では、神饌を楽しみにしておるのじゃ」
「はい、また伺います」
「転移」
「アラン、空島はかっこいいな」
「ああ、いいな」
「エレナ、ベッキ、リマーナのAIクリスタル脳を書き換えよう」
「ええ、ヒコさんの知識を転送して、スイーツ特化は消さないでね」
「リマーナ、シャットダウン。操縦桿を新しく作っておこう」
「リスタート・オートマチックランチワゴンMK3! 最終調整完了!」
ドドーン!
「おまたせしました~機関助手・リマーナ、17歳爆誕! テヘペロ」
「リマーナ、空島の管理はお願いね」
「はい、まかせて下さい」
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