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第3章
試験飛行時々人助け~和菓子を探しましょうよ~
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「ミサエさん、私たちってイポニアで和菓子を食べた記憶が無いのですが……」
「ダリナ、突然どうしたの?」
ダリナはカップのお茶を飲みながらため息をついた。
「甘いお菓子も上品な甘さが欲しいのです」
「エレナ、ベッキ、リマーナ、この世界に和菓子があるか調べて、アメリキ国の本に情報が無かったかしら?」
「ミサエさん、リマーナがサクッとヨダシステムにアクセスしてみるのです」
「びえ~ん、ベッキーさん、パスワードで弾かれました テヘペロ」
「リマーナ、待って」
「アラン、リマーナの管理者パスワードを作って」
「管理者パスワードはいつもの『HIROSIMISAE』で入れるはずだよ」
「ベッキさん、入れました」
「ふ~ん、分かったです。アメリキ国には和菓子に似たお菓子ががあるみたいね」
「エレナ、イポニアの情報はどう?」
「ベッキ、全く開発されていない」
「ミサエさん、どうしますか?」
「ヒロシさん、ケトマスまでセレスティアドッグの試験飛行するわよ」
「ヒコさん、目的地ケトマス」
「ヒロシさん、セレスティアドッグはリマーナに操縦を任せましょう」
「うん、何事も経験だね」
「リマーナ、目的地ケトマス」
「ヒロシ艦長、目的地ケトマスに設定します」
「絶対防御Max展開」
「圧力隔壁異常無し」
「飛空システム異常なし」
「オートバランサー作動正常」
「オートジャイロ作動正常」
「射撃統制システム作動正常」
「計器類オールグリーン」
「フライトチェック、完了」
「大型マジック・リアクター起動」
「エネルギ出力100パーセント」
「大型マジック・リアクター圧力上昇」
「主回路・コンタクト」
「V1 V2 VR 」
「テイクオフ」
ポーンポーン、「セレスティア・ドッグ発進」
「目的地をケトマスに設定、オートパイロット作動、視界クリアー、コース障害無し」
「速度マッハ1、高度1万メートルで飛行」
「速度マッハ2で高度2万メートルで飛行」
「エネルギ出力50パーセント」
「大型マジック・リアクター圧力安定」
ポーンポーン、「目的地ケトマスには51分後に到着します」
プープー、プープー、「神界より緊急連絡、パラチ島海域にモビュラ出現、降下してパラチ島上空にて待機せよ」
「コース変更、パラチ島上空1000メートルで待機」
「コース変更、パラチ島上空1000メートルで待機」
「降下開始」
「スピードブレーキアップ、500キロ」
ポーンポーン、「高度9000メートル、5000メートル、3000メートル」
「ギアダウン、微速前進、高度1000メートル」
「補助マジック・リアクターに切り替え」
「主回路・カット」
「搭乗員は、飛行艇に移動してください」
「了解」
「ヒコさん、発進、目標モビュラ海域」
「搭乗員の着席確認、リンクコネクト」
「絶対防御Max展開」
「圧力隔壁異常無し」
「飛空システム異常なし」
「オートバランサー作動正常」
「オートジャイロ作動正常」
「射撃統制システム作動正常」
「計器類オールグリーン」
「フライトチェック、完了」
「マジック・リアクター起動」
「エネルギ出力120パーセント」
「マジック・リアクター圧力上昇、120パーセント」
「コンタクト」
「テイクオフ」
ヒコさんはフル加速で飛行艇を飛ばした。
「リマーナ、アストラ・オービタル・レーダー転送」
「アストラ・オービタル・レーダー転送します」
「ミサエさん、ダリナ、モビュラの反応は?」
「ヒロシさん、60度の方向」
「ヒコさん、60度 高度30メートルを維持」
「了解、60度、高度30メートル」
「ヒロシさん、漁船の向こう」
「ボールターレットMk.I発射」
ダダダ、ダダダ、「モビュラの討伐確認」
「これより帰投する」
「了解、帰投します」
「ヒロシさん、神界からの報告では浮き灯台に船舶が衝突して壊して逃げたそうです」
「了解、セレスティアドッグに帰投してから改めて修理に向かおう」
昼食後、食材購入と浮き灯台修理班に別れた。
アランとエレナ、イワンとベッキが四輪バギー(改)に乗った。
四輪バギー(改)とは、アランとイワンが整備して魔石から超小型マジック・リアクター(通称:ピコ・リアクター)に付け替えたので魔石より出力とエネルギー効率が上がった。
「エレナ、アストラ・オービタル・レーダーで位置情報を照合して」
「アラン、浮灯台発見」
「見事に壊されているな」
「ええ、そうね」
「オール・リペア、エンチャント・マジックバリヤー✕5」
「エンチャント・マジック・オーブ」
アランは5重の耐衝撃マジックバリヤと夜間に赤く光る魔導赤色灯を付与した。
「アラン、5倍だとドラゴンがぶつかっても壊れないわね」
「ぶつかった相手が壊れるだけだ」
(ベッキー、そっちは終わった?)
(ええ、全て修理完了)
(ヒロシさん、漁業ギルドで動作確認をしてください)
(了解、サブローと行ってくるよ)
(アラン、動作オッケーだ)
ヒロシとサブローは漁業ギルドでもらった謝礼で古酒を10瓶購入した。
「サブロー、お金は使ってこそ価値があるね」
「ヒロシさん、古酒は使ってこそ価値があります」
ミサエさんとダリナも島で豚肉を購入できたようだ。
その夜、ナツコさんは購入した豚肉でラフテーを作ってくれた。
「「「「「「「「カンパーイ」」」」」」」」
「ミサエさん、ナツコさんは圧力鍋を使ったの?」
「古酒を入れたそうよ」
「あ~それで、豚肉が柔らかく煮込まれているんだね」
「そうよ」
オリンポスの神殿ではポセイドンとトリトン、アレス、バッカスが飲み始めていた。そこにゼウスが割り込み、いつの間にか男神全員で古酒の酒盛りが始まっていた。
女神たちはラフテーを軽くつまみ、同じパラチ料理でもタコライスを食べることにした。
「ヘーラ様、ピリッとして美味しいですね」
「ダプネー、男神たちに出してやってくれ」
「はっ、仰せの通り」
「それにしても、イポニアに和菓子がなかったかえ?」
「ヘーラ様、マサキとユーミーは民に和菓子を伝えなかったのですか」
「はっ、あの馬鹿、民の記憶を全て消しておるわ」
この後、ヘーラが怒ってげんこつでゼウスの頭を叩いたので、ゼウスは頭にたんこぶが3つできた。
女神たちは料理を片付け、それぞれの宮に帰っていった。
続く──
----------------------------------
セレスティアドッグの飛行の仕組み AIの回答
「雷のような電子の流れ(プラズマ)」と「磁場の反応」を組み合わせることで、UFOの飛行原理に似ている。
1. 魔導原子炉で超高密度のプラズマを生成する雷にも似た強力な電子の流れ(プラズマ)を生み出します。
2. プラズマとセレスティアドッグ内部の磁場が反応します、 UFOの内部には、強力な磁場を発生させる装置(磁場コイルなど)が搭載されています。この磁場と、放出されたプラズマ(荷電粒子)が相互作用します。
3.電磁推進力の発生: プラズマと磁場が反応することで、UFOを空中に押し上げる「電磁推進力」が発生します
「ダリナ、突然どうしたの?」
ダリナはカップのお茶を飲みながらため息をついた。
「甘いお菓子も上品な甘さが欲しいのです」
「エレナ、ベッキ、リマーナ、この世界に和菓子があるか調べて、アメリキ国の本に情報が無かったかしら?」
「ミサエさん、リマーナがサクッとヨダシステムにアクセスしてみるのです」
「びえ~ん、ベッキーさん、パスワードで弾かれました テヘペロ」
「リマーナ、待って」
「アラン、リマーナの管理者パスワードを作って」
「管理者パスワードはいつもの『HIROSIMISAE』で入れるはずだよ」
「ベッキさん、入れました」
「ふ~ん、分かったです。アメリキ国には和菓子に似たお菓子ががあるみたいね」
「エレナ、イポニアの情報はどう?」
「ベッキ、全く開発されていない」
「ミサエさん、どうしますか?」
「ヒロシさん、ケトマスまでセレスティアドッグの試験飛行するわよ」
「ヒコさん、目的地ケトマス」
「ヒロシさん、セレスティアドッグはリマーナに操縦を任せましょう」
「うん、何事も経験だね」
「リマーナ、目的地ケトマス」
「ヒロシ艦長、目的地ケトマスに設定します」
「絶対防御Max展開」
「圧力隔壁異常無し」
「飛空システム異常なし」
「オートバランサー作動正常」
「オートジャイロ作動正常」
「射撃統制システム作動正常」
「計器類オールグリーン」
「フライトチェック、完了」
「大型マジック・リアクター起動」
「エネルギ出力100パーセント」
「大型マジック・リアクター圧力上昇」
「主回路・コンタクト」
「V1 V2 VR 」
「テイクオフ」
ポーンポーン、「セレスティア・ドッグ発進」
「目的地をケトマスに設定、オートパイロット作動、視界クリアー、コース障害無し」
「速度マッハ1、高度1万メートルで飛行」
「速度マッハ2で高度2万メートルで飛行」
「エネルギ出力50パーセント」
「大型マジック・リアクター圧力安定」
ポーンポーン、「目的地ケトマスには51分後に到着します」
プープー、プープー、「神界より緊急連絡、パラチ島海域にモビュラ出現、降下してパラチ島上空にて待機せよ」
「コース変更、パラチ島上空1000メートルで待機」
「コース変更、パラチ島上空1000メートルで待機」
「降下開始」
「スピードブレーキアップ、500キロ」
ポーンポーン、「高度9000メートル、5000メートル、3000メートル」
「ギアダウン、微速前進、高度1000メートル」
「補助マジック・リアクターに切り替え」
「主回路・カット」
「搭乗員は、飛行艇に移動してください」
「了解」
「ヒコさん、発進、目標モビュラ海域」
「搭乗員の着席確認、リンクコネクト」
「絶対防御Max展開」
「圧力隔壁異常無し」
「飛空システム異常なし」
「オートバランサー作動正常」
「オートジャイロ作動正常」
「射撃統制システム作動正常」
「計器類オールグリーン」
「フライトチェック、完了」
「マジック・リアクター起動」
「エネルギ出力120パーセント」
「マジック・リアクター圧力上昇、120パーセント」
「コンタクト」
「テイクオフ」
ヒコさんはフル加速で飛行艇を飛ばした。
「リマーナ、アストラ・オービタル・レーダー転送」
「アストラ・オービタル・レーダー転送します」
「ミサエさん、ダリナ、モビュラの反応は?」
「ヒロシさん、60度の方向」
「ヒコさん、60度 高度30メートルを維持」
「了解、60度、高度30メートル」
「ヒロシさん、漁船の向こう」
「ボールターレットMk.I発射」
ダダダ、ダダダ、「モビュラの討伐確認」
「これより帰投する」
「了解、帰投します」
「ヒロシさん、神界からの報告では浮き灯台に船舶が衝突して壊して逃げたそうです」
「了解、セレスティアドッグに帰投してから改めて修理に向かおう」
昼食後、食材購入と浮き灯台修理班に別れた。
アランとエレナ、イワンとベッキが四輪バギー(改)に乗った。
四輪バギー(改)とは、アランとイワンが整備して魔石から超小型マジック・リアクター(通称:ピコ・リアクター)に付け替えたので魔石より出力とエネルギー効率が上がった。
「エレナ、アストラ・オービタル・レーダーで位置情報を照合して」
「アラン、浮灯台発見」
「見事に壊されているな」
「ええ、そうね」
「オール・リペア、エンチャント・マジックバリヤー✕5」
「エンチャント・マジック・オーブ」
アランは5重の耐衝撃マジックバリヤと夜間に赤く光る魔導赤色灯を付与した。
「アラン、5倍だとドラゴンがぶつかっても壊れないわね」
「ぶつかった相手が壊れるだけだ」
(ベッキー、そっちは終わった?)
(ええ、全て修理完了)
(ヒロシさん、漁業ギルドで動作確認をしてください)
(了解、サブローと行ってくるよ)
(アラン、動作オッケーだ)
ヒロシとサブローは漁業ギルドでもらった謝礼で古酒を10瓶購入した。
「サブロー、お金は使ってこそ価値があるね」
「ヒロシさん、古酒は使ってこそ価値があります」
ミサエさんとダリナも島で豚肉を購入できたようだ。
その夜、ナツコさんは購入した豚肉でラフテーを作ってくれた。
「「「「「「「「カンパーイ」」」」」」」」
「ミサエさん、ナツコさんは圧力鍋を使ったの?」
「古酒を入れたそうよ」
「あ~それで、豚肉が柔らかく煮込まれているんだね」
「そうよ」
オリンポスの神殿ではポセイドンとトリトン、アレス、バッカスが飲み始めていた。そこにゼウスが割り込み、いつの間にか男神全員で古酒の酒盛りが始まっていた。
女神たちはラフテーを軽くつまみ、同じパラチ料理でもタコライスを食べることにした。
「ヘーラ様、ピリッとして美味しいですね」
「ダプネー、男神たちに出してやってくれ」
「はっ、仰せの通り」
「それにしても、イポニアに和菓子がなかったかえ?」
「ヘーラ様、マサキとユーミーは民に和菓子を伝えなかったのですか」
「はっ、あの馬鹿、民の記憶を全て消しておるわ」
この後、ヘーラが怒ってげんこつでゼウスの頭を叩いたので、ゼウスは頭にたんこぶが3つできた。
女神たちは料理を片付け、それぞれの宮に帰っていった。
続く──
----------------------------------
セレスティアドッグの飛行の仕組み AIの回答
「雷のような電子の流れ(プラズマ)」と「磁場の反応」を組み合わせることで、UFOの飛行原理に似ている。
1. 魔導原子炉で超高密度のプラズマを生成する雷にも似た強力な電子の流れ(プラズマ)を生み出します。
2. プラズマとセレスティアドッグ内部の磁場が反応します、 UFOの内部には、強力な磁場を発生させる装置(磁場コイルなど)が搭載されています。この磁場と、放出されたプラズマ(荷電粒子)が相互作用します。
3.電磁推進力の発生: プラズマと磁場が反応することで、UFOを空中に押し上げる「電磁推進力」が発生します
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