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第2章
神界に招かれた~~仙桃パフェと、勇者召喚の魔力観測~~
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途中、ヒロシのノープランな寄り道はあったが、無事にエラーダ国に到着した。
「ラファエル、ここが理想郷なんだね」
「そうですここがエラーダの人々の理想郷なのです」
ヒロシたち4人が着いた場所はオルメノスというエラーダ国の古い町だった。一見すると、何もない草原にぽつんと遺跡が残された本当に寂れた町だった。
「ミサエさん、何だか寂れた古い町だね」
「ヒロシさん、ここに来るのが目的だったのでしょ」
「うん、神様との約束だったから確かにそうだけど……」
ヒロシは返答に困ってしまった。こんな何も無い場所で旅が終わる訳が無いと思ったのだ。
「ダリナさん、全くお店が無いですね」
「サブロー、もう帰ろうよ」
「そうか、ここから天界に行けるはずだ」
「ヒロシさん、ログハウスで天界に行くのですか?」
「サブロー、俺にはそんな高等な知恵はないよ」
「まぁ、そうですが……」
ヒロシは草原にログハウスを着陸させ、大理石を材料にして、具現化でオリンポス神殿のミニチュアを作った。
「へぇ~、ヒロシさん器用に作りますね」
「ミサエさん、ダリナ、サブロー、これが依り代になるはずだから天界につながるはずだ」
「ヒロシさん、依り代って難しい言葉を知っているのですね」
「サブロー、ヒロシさんとミサエさんは私たちのお父さんお母さんより長生きしているから当たり前よ」
「ダリナさん、今更ですがそうでしたね」
「プリアーポス様、ボナデア様、レート様、聞こえていますか?」
「おお、どうしたのじゃ」
「今からそちらにお伺いしたいのですが、どうしたらよいのですか?」
「しばし待たれよ、ゼウス様とヘーラー様に聞いてくるのじゃ」
「天界門を作ったのでログハウスと繋げたのじゃ」
「そこの大理石のドアを開けると、オリンポスの神殿前じゃ」
ヒロシは大理石の天界門を開けた。
「「「「うわぁ~~~」」」」
4人は思わず声をあげた。神殿の前は世界の美しい花々が咲き乱れ、小鳥のさえずりも聞こえた。
「ミサエさん、ここは阿弥陀経の世界かな」
「ヒロシさん、何でお経が出てくるの?、ここは神様の世界なのよ」
ゴチン、ミサエさんのゲンコツがヒロシの頭を軽く殴った。
「ミサエさん、大きな池があって、小鳥のさえずりが聞こえて俺には極楽浄土の世界に見えるよ」
ゴチン、ゴチン、ミサエさんのゲンコツがヒロシの頭を軽く殴った。
「サブロー、きっと美味しいお菓子がいっぱい出てくるよ」
「ダリナさん、よだれが垂れていますよ」
「サブローありがとう」
サブローはハンカチを出してダリナのよだれを拭いた。
「では、神殿へと案内するのじゃ」
4人はプリアーポス様、ボナデア様、レート様に案内されてオリンポスの神々が座する宮殿の間へと案内された。
◇ ◇ ◇ ◇
オリンポスの宮殿ではゼウスとヘーラが玉座に座っていた。その周りを男神と女神のペアが囲んでいるのだが、どうやら会議をしながら食事をしているようにも見えた。
「ゼウス様、ヘーラ様、皆様にはいつも多大なるご加護を頂き、誠にありがとうございます。ジェネオスアギオスを代表して厚く御礼申し上げます」
4人は玉座の前でひざまずき、丁寧に挨拶をした。
「ヒロシ、ミサエ、ダリナ、サブロー、よくぞ参った。固い挨拶は無用じゃ、こっちに来て神々と一緒に食事をするのじゃ」
最初に出されたのは、元の世界で見たことのある香りの良い蒸留酒だった。
「バッカス様、ブランデーですか?」
「そうじゃ、ようやくナニサカ市で作れる技術が確立したところじゃ」
「ナニサカ市の名物がまた一つ増えるたのですね」
「そういうことじゃな」
男神たちはブランデーを飲みながら、世間話で盛り上がっていたが、綺羅びやかな衣装の女神たちはヘーラの手前上、騒ぐ訳にはいかなかったのだ。
「今回、汝らを呼んだのは今後の方針について、ジェネオスとアギオスの意見を聞きたいからじゃ」
「そうそう、汝らが見つけたダラムマサラは周辺諸国で流行っておるのじゃ」
「ダリナとサブローが見つけたタイバンカステラもイポニアで流行の兆しを見せておるのじゃ」
「そうすると、次の旅からは世界中のB級グルメとスイーツ探しですか?」
「ヒロシ、そのとおりじゃ、妾はスイーツには目がないのじゃ」
「ヘーラー様、私たちが各地のスイーツを調べ詳細に報告いたします」
「ミサエ、ダリナ、頼んだのじゃ」
「「はっ、仰せのままに」」
「どうじゃ、AIクリスタル脳は調子が良いじゃろう」
「はい、思考加速と並列処理のお陰で問題解決が早くなったように感じます」
「そうじゃろう、あれはミーミルとソフィアの傑作なのじゃ」
「そうなんですね、本当にありがとうございます」
「会議の途中、割り込むことをお許し下さい。たった今、大規模な勇者・聖女の召喚が行われたようです」
「ミーミル、ソフィア、詳しく話すのじゃ」
「では、皆様、巨大スクリーンご覧ください」
「神殿には巨大スクリーンがに世界地図が映し出され、アメリカ大陸に似た地図が映っていた」
「大規模な勇者・聖女の召喚が行われた場所はこの二ヶ所です」
「ヒロシたちはこの場所に行けそうか?」
「はい、空飛ぶログハウスで飛べば、時間はかかりますが行けなくはありません」
「では、新大陸の召喚・勇者と聖女の調査を神託とする」
「「「「「はっ、仰せのままに」」」」
ここで神々は一旦休憩に入り、女神たちがスムージーを配っていた。一緒に添えられたタイバンカステラは女神たちに好評であり、ミサエさんとダリナはヘーラから褒められたのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
「これより、第二部を始める」
女神たちの会議が始まった。議長を務めるヘーラはすこぶる機嫌が良かったのだった。
担当の女神たちは都市の名物を報告していた。
「ヒロシさん、こうして聞いていると、イポニアも探せばB級グルメはいっぱいありそうね」
「そうだね、いずれ機会があればイポニアを周遊してみたいね」
「ミサエさん、提案ですが、桃が手に入れば新しい桃パフェが出来ますよ」
「ダリナ、貴方、桃パフェの作り方を知っているの?」
「はい、学生の頃にスイーツ店でアルバイトをしてたのでおおよその作り方はわかっています」
「ミサエ、ダリナ、桃の材料は支給するので桃パフェを披露してはくれまいか?」
「ヘーラ様、わかりました。では新鮮な桃を皆様の人数分ご用意下さい」
下級神の女神たちは男神にも手伝ってもらいながら仙桃の実を急いで集めだした。
「ヘーラ様、仙桃の実を100個ほど集めてまいりました」
ボナデアが代表して報告をした。
「サブローさん、アイスクリームメーカーを具現化で作って」
「ラファエル、アイスクリームメーカーの詳細を表示して」
「アイスクリームメーカーはこちらです」
ダリナは画面を見ながら、赤いボール型のアイスクリームメーカーを選んだ。
「サブローさん、アイスクリームメーカーの具現化をお願い」
「ダリナさん、任せて」
ヒロシもアイスクリームメーカーの具現化を手伝ったのでアイスクリームメーカー5台は数秒で出来上がった。
「ボナデア様、新鮮なミルクを用意できますか?」
「大丈夫じゃ、直ぐに用意させよう」
ダリナは仙桃の実をさいの目にカットしてアイスクリームメーカーに入れてアイスクリームを作った。ミサエさんとヒロシとサブローは仙桃の実の皮を丁寧にむいて人数分を用意した。
サブローとヒロシはパフェグラスを具現化で作り、仙桃のアイスクリームをグラスにいれ、その上に仙桃の実を乗せた。
「ヘーラ様、こちらが仙桃のパフェでございます。どうぞお召し上がり下さい」
女神たちも手伝ってもらい、オリンポスの神々はダリナの作った仙桃のパフェを食べたのだった。
「うむ、これは美味じゃ」
「ヘーラ、アギオスたちに借りが出来たな」
「そうですね、アギオスたちの知識は妾たちの想像を超えておりました」
「ミーミル、ソフィア、これよりアギオスが作る料理はテオスシステムに全て記録していくのじゃ」
「仙桃のアイスクリームは神撰メニューに正式採用するのじゃ」
「「はっ、仰せのままに」」
ダリナが作った仙桃のパフェのレシピは神々のデザートに加えられたが、基本のアイスクリームを作る際に果物を変えれば幾多の種類のパフェが出来ることをヘーラに進言した。
こうして、二人のアギオスが作った料理は神界のデータベースで管理されることになってレシピの共有化が進んだのだった。ヒロシたち4人は天界の宮殿で食事と酒が振る舞われ、一泊して次の朝に帰ることにした。
「プリアーポス様、ボナデア様、楽しい時間をありがとうございました」
「依り代を使って儂らに呼びかければ何時でも神界に来れるので遠慮なく来るのじゃ」
「「「「わかりました」」」」
「では、充分にいただきましたのでこれでお暇します」
「気をつけて帰るのじゃ」
ヒロシが天界門を開けるとログハウスに戻ってきていた。天界と地上では時間軸が少しズレているらしく、天界でほんの1日の滞在のつもりが、ヒロシたち4人は1年間ほど天界に行っていた事になっていた。
(話終わり)
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「ラファエル、ここが理想郷なんだね」
「そうですここがエラーダの人々の理想郷なのです」
ヒロシたち4人が着いた場所はオルメノスというエラーダ国の古い町だった。一見すると、何もない草原にぽつんと遺跡が残された本当に寂れた町だった。
「ミサエさん、何だか寂れた古い町だね」
「ヒロシさん、ここに来るのが目的だったのでしょ」
「うん、神様との約束だったから確かにそうだけど……」
ヒロシは返答に困ってしまった。こんな何も無い場所で旅が終わる訳が無いと思ったのだ。
「ダリナさん、全くお店が無いですね」
「サブロー、もう帰ろうよ」
「そうか、ここから天界に行けるはずだ」
「ヒロシさん、ログハウスで天界に行くのですか?」
「サブロー、俺にはそんな高等な知恵はないよ」
「まぁ、そうですが……」
ヒロシは草原にログハウスを着陸させ、大理石を材料にして、具現化でオリンポス神殿のミニチュアを作った。
「へぇ~、ヒロシさん器用に作りますね」
「ミサエさん、ダリナ、サブロー、これが依り代になるはずだから天界につながるはずだ」
「ヒロシさん、依り代って難しい言葉を知っているのですね」
「サブロー、ヒロシさんとミサエさんは私たちのお父さんお母さんより長生きしているから当たり前よ」
「ダリナさん、今更ですがそうでしたね」
「プリアーポス様、ボナデア様、レート様、聞こえていますか?」
「おお、どうしたのじゃ」
「今からそちらにお伺いしたいのですが、どうしたらよいのですか?」
「しばし待たれよ、ゼウス様とヘーラー様に聞いてくるのじゃ」
「天界門を作ったのでログハウスと繋げたのじゃ」
「そこの大理石のドアを開けると、オリンポスの神殿前じゃ」
ヒロシは大理石の天界門を開けた。
「「「「うわぁ~~~」」」」
4人は思わず声をあげた。神殿の前は世界の美しい花々が咲き乱れ、小鳥のさえずりも聞こえた。
「ミサエさん、ここは阿弥陀経の世界かな」
「ヒロシさん、何でお経が出てくるの?、ここは神様の世界なのよ」
ゴチン、ミサエさんのゲンコツがヒロシの頭を軽く殴った。
「ミサエさん、大きな池があって、小鳥のさえずりが聞こえて俺には極楽浄土の世界に見えるよ」
ゴチン、ゴチン、ミサエさんのゲンコツがヒロシの頭を軽く殴った。
「サブロー、きっと美味しいお菓子がいっぱい出てくるよ」
「ダリナさん、よだれが垂れていますよ」
「サブローありがとう」
サブローはハンカチを出してダリナのよだれを拭いた。
「では、神殿へと案内するのじゃ」
4人はプリアーポス様、ボナデア様、レート様に案内されてオリンポスの神々が座する宮殿の間へと案内された。
◇ ◇ ◇ ◇
オリンポスの宮殿ではゼウスとヘーラが玉座に座っていた。その周りを男神と女神のペアが囲んでいるのだが、どうやら会議をしながら食事をしているようにも見えた。
「ゼウス様、ヘーラ様、皆様にはいつも多大なるご加護を頂き、誠にありがとうございます。ジェネオスアギオスを代表して厚く御礼申し上げます」
4人は玉座の前でひざまずき、丁寧に挨拶をした。
「ヒロシ、ミサエ、ダリナ、サブロー、よくぞ参った。固い挨拶は無用じゃ、こっちに来て神々と一緒に食事をするのじゃ」
最初に出されたのは、元の世界で見たことのある香りの良い蒸留酒だった。
「バッカス様、ブランデーですか?」
「そうじゃ、ようやくナニサカ市で作れる技術が確立したところじゃ」
「ナニサカ市の名物がまた一つ増えるたのですね」
「そういうことじゃな」
男神たちはブランデーを飲みながら、世間話で盛り上がっていたが、綺羅びやかな衣装の女神たちはヘーラの手前上、騒ぐ訳にはいかなかったのだ。
「今回、汝らを呼んだのは今後の方針について、ジェネオスとアギオスの意見を聞きたいからじゃ」
「そうそう、汝らが見つけたダラムマサラは周辺諸国で流行っておるのじゃ」
「ダリナとサブローが見つけたタイバンカステラもイポニアで流行の兆しを見せておるのじゃ」
「そうすると、次の旅からは世界中のB級グルメとスイーツ探しですか?」
「ヒロシ、そのとおりじゃ、妾はスイーツには目がないのじゃ」
「ヘーラー様、私たちが各地のスイーツを調べ詳細に報告いたします」
「ミサエ、ダリナ、頼んだのじゃ」
「「はっ、仰せのままに」」
「どうじゃ、AIクリスタル脳は調子が良いじゃろう」
「はい、思考加速と並列処理のお陰で問題解決が早くなったように感じます」
「そうじゃろう、あれはミーミルとソフィアの傑作なのじゃ」
「そうなんですね、本当にありがとうございます」
「会議の途中、割り込むことをお許し下さい。たった今、大規模な勇者・聖女の召喚が行われたようです」
「ミーミル、ソフィア、詳しく話すのじゃ」
「では、皆様、巨大スクリーンご覧ください」
「神殿には巨大スクリーンがに世界地図が映し出され、アメリカ大陸に似た地図が映っていた」
「大規模な勇者・聖女の召喚が行われた場所はこの二ヶ所です」
「ヒロシたちはこの場所に行けそうか?」
「はい、空飛ぶログハウスで飛べば、時間はかかりますが行けなくはありません」
「では、新大陸の召喚・勇者と聖女の調査を神託とする」
「「「「「はっ、仰せのままに」」」」
ここで神々は一旦休憩に入り、女神たちがスムージーを配っていた。一緒に添えられたタイバンカステラは女神たちに好評であり、ミサエさんとダリナはヘーラから褒められたのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
「これより、第二部を始める」
女神たちの会議が始まった。議長を務めるヘーラはすこぶる機嫌が良かったのだった。
担当の女神たちは都市の名物を報告していた。
「ヒロシさん、こうして聞いていると、イポニアも探せばB級グルメはいっぱいありそうね」
「そうだね、いずれ機会があればイポニアを周遊してみたいね」
「ミサエさん、提案ですが、桃が手に入れば新しい桃パフェが出来ますよ」
「ダリナ、貴方、桃パフェの作り方を知っているの?」
「はい、学生の頃にスイーツ店でアルバイトをしてたのでおおよその作り方はわかっています」
「ミサエ、ダリナ、桃の材料は支給するので桃パフェを披露してはくれまいか?」
「ヘーラ様、わかりました。では新鮮な桃を皆様の人数分ご用意下さい」
下級神の女神たちは男神にも手伝ってもらいながら仙桃の実を急いで集めだした。
「ヘーラ様、仙桃の実を100個ほど集めてまいりました」
ボナデアが代表して報告をした。
「サブローさん、アイスクリームメーカーを具現化で作って」
「ラファエル、アイスクリームメーカーの詳細を表示して」
「アイスクリームメーカーはこちらです」
ダリナは画面を見ながら、赤いボール型のアイスクリームメーカーを選んだ。
「サブローさん、アイスクリームメーカーの具現化をお願い」
「ダリナさん、任せて」
ヒロシもアイスクリームメーカーの具現化を手伝ったのでアイスクリームメーカー5台は数秒で出来上がった。
「ボナデア様、新鮮なミルクを用意できますか?」
「大丈夫じゃ、直ぐに用意させよう」
ダリナは仙桃の実をさいの目にカットしてアイスクリームメーカーに入れてアイスクリームを作った。ミサエさんとヒロシとサブローは仙桃の実の皮を丁寧にむいて人数分を用意した。
サブローとヒロシはパフェグラスを具現化で作り、仙桃のアイスクリームをグラスにいれ、その上に仙桃の実を乗せた。
「ヘーラ様、こちらが仙桃のパフェでございます。どうぞお召し上がり下さい」
女神たちも手伝ってもらい、オリンポスの神々はダリナの作った仙桃のパフェを食べたのだった。
「うむ、これは美味じゃ」
「ヘーラ、アギオスたちに借りが出来たな」
「そうですね、アギオスたちの知識は妾たちの想像を超えておりました」
「ミーミル、ソフィア、これよりアギオスが作る料理はテオスシステムに全て記録していくのじゃ」
「仙桃のアイスクリームは神撰メニューに正式採用するのじゃ」
「「はっ、仰せのままに」」
ダリナが作った仙桃のパフェのレシピは神々のデザートに加えられたが、基本のアイスクリームを作る際に果物を変えれば幾多の種類のパフェが出来ることをヘーラに進言した。
こうして、二人のアギオスが作った料理は神界のデータベースで管理されることになってレシピの共有化が進んだのだった。ヒロシたち4人は天界の宮殿で食事と酒が振る舞われ、一泊して次の朝に帰ることにした。
「プリアーポス様、ボナデア様、楽しい時間をありがとうございました」
「依り代を使って儂らに呼びかければ何時でも神界に来れるので遠慮なく来るのじゃ」
「「「「わかりました」」」」
「では、充分にいただきましたのでこれでお暇します」
「気をつけて帰るのじゃ」
ヒロシが天界門を開けるとログハウスに戻ってきていた。天界と地上では時間軸が少しズレているらしく、天界でほんの1日の滞在のつもりが、ヒロシたち4人は1年間ほど天界に行っていた事になっていた。
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