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第3章
女子会でテヘペロっと、リマーナ爆誕!~ミルクセーキと爆買い後のお茶会~
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「ふぅ~、足を地面につけるのは気持ちいいですね」と、サブローが非公式休憩室で伸びをしながら言うと、ヒロシが笑い返した。「サブロー、何だかお爺さんになったな」
「ヒロシさん、サンフランシスキの爆買いは凄まじかったですね」
「アラン、イワン、ミサエさんたちの大事な仕事だ。ちょっと時間だけどこれからも辛抱してくれ」
「「はい、わかりました」」
「ヒロシさん、それよりも、新しいミルクセーキメーカーを作りました」
「アラン、イワン、直ぐにリビングに届けてくれ」
「「了解」」
一方、女子メンバーは艦内リビングでお茶会(ガールズトーク)の真っ最中だった。
木目調のテーブルには、爆買いしてきたばかりのチーズケーキが並んでいた。そしてエレナとベッキが淹れた芳醇な香り豊かな紅茶が並んでいた。
「エレナ、ベッキ、頼まれていたミルクセーキメーカーを作ってきた」
「アラン、イワン、ありがとう」
「ミサエさん、ダリナさん、ミルクセーキが出来ました」
ミサエさんとダリナは一口飲んで、エレナとベッキに目を向けた。
「ふふ、やっぱり爆買いした後は楽しいわね。このミルクセーキも最高ね」
「ダリナ、後でサブローに持っていってあげて」
「は~い」
ベッキは自分たちの分もミルクセーキを作って、一口飲んで、うっとりした表情で応える。
「はい。エレナと私で買ってきたマシュマロで、スモアを作りたいですね」
「私も、チョコチップクッキー、早く食べたいです」と、エレナが嬉しそうに笑う。
和やかな雰囲気に包まれる中、ミサエさんはふと、ヒコさんの新しい助手の話を思い出したかのように、エレナに問いかけた。
「エレナ、厨房の新しい子の案は決まった?」
「ミサエさん、それがアランとイワンとも協議中で、将来的にヒコさんの代わりに副操縦士として使いたいたいそうです」
ミサエは目を細めて微笑む。
「……ねぇ、エレナ、ベッキ、責任は取るから、私たちだけで作りましょうよ」
ミサエさんの目には、技術的な仕様よりも、可愛い「妹分」を作りたいという強い意志が宿っていた。
「エレナ、ベッキ、作っちゃおうよ!」
「「はい!」」
「まずは『汎用くん』にウイッグを被せて」
「年齢は……貴方たちと同じ17歳に決定ね。駆動部はヒコさんと同じで屋外でも使えるように改良して、トレイは取り外し可能にしましょう」
「そうだ、スイーツの情報はヨダシステムに転送できるようにリンクをして、先に元の世界のスイーツの情報を全種類の中から、和菓子、洋菓子に特化して、パティシエ専門にしましょう」
三人は顔を見合わせ、楽しそうに笑った。
「クリエイト・オートマチックランチワゴンMK3!」
ドドーン!
「おまたせしました~機関助手・リマーナ(仮)、17歳爆誕! テヘペロ」
その頃、サブローはダリナから手渡されたミルクセーキを受け取り、ゆっくりと味わった。
「ヒロシさん、やっぱり、やっぱりミルクセーキは格別ですね」
「サブロー、俺はコーラがいいぞ」
「アラン、イワン、ソーダーメーカーも開発するか?」
「そうですね、ヒコさんが喜ぶんのは目に見えてます」
遠くから、艦内リビングの笑い声と「テヘペロ」が響いてくる。
サブローはミルクセーキを一口飲み、目を細めて呟いた。
「なんだか、また賑やかになりそうですね……」
メガドラコニア号は新しい仲間が増えてますます賑やかになった。
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「ヒロシさん、サンフランシスキの爆買いは凄まじかったですね」
「アラン、イワン、ミサエさんたちの大事な仕事だ。ちょっと時間だけどこれからも辛抱してくれ」
「「はい、わかりました」」
「ヒロシさん、それよりも、新しいミルクセーキメーカーを作りました」
「アラン、イワン、直ぐにリビングに届けてくれ」
「「了解」」
一方、女子メンバーは艦内リビングでお茶会(ガールズトーク)の真っ最中だった。
木目調のテーブルには、爆買いしてきたばかりのチーズケーキが並んでいた。そしてエレナとベッキが淹れた芳醇な香り豊かな紅茶が並んでいた。
「エレナ、ベッキ、頼まれていたミルクセーキメーカーを作ってきた」
「アラン、イワン、ありがとう」
「ミサエさん、ダリナさん、ミルクセーキが出来ました」
ミサエさんとダリナは一口飲んで、エレナとベッキに目を向けた。
「ふふ、やっぱり爆買いした後は楽しいわね。このミルクセーキも最高ね」
「ダリナ、後でサブローに持っていってあげて」
「は~い」
ベッキは自分たちの分もミルクセーキを作って、一口飲んで、うっとりした表情で応える。
「はい。エレナと私で買ってきたマシュマロで、スモアを作りたいですね」
「私も、チョコチップクッキー、早く食べたいです」と、エレナが嬉しそうに笑う。
和やかな雰囲気に包まれる中、ミサエさんはふと、ヒコさんの新しい助手の話を思い出したかのように、エレナに問いかけた。
「エレナ、厨房の新しい子の案は決まった?」
「ミサエさん、それがアランとイワンとも協議中で、将来的にヒコさんの代わりに副操縦士として使いたいたいそうです」
ミサエは目を細めて微笑む。
「……ねぇ、エレナ、ベッキ、責任は取るから、私たちだけで作りましょうよ」
ミサエさんの目には、技術的な仕様よりも、可愛い「妹分」を作りたいという強い意志が宿っていた。
「エレナ、ベッキ、作っちゃおうよ!」
「「はい!」」
「まずは『汎用くん』にウイッグを被せて」
「年齢は……貴方たちと同じ17歳に決定ね。駆動部はヒコさんと同じで屋外でも使えるように改良して、トレイは取り外し可能にしましょう」
「そうだ、スイーツの情報はヨダシステムに転送できるようにリンクをして、先に元の世界のスイーツの情報を全種類の中から、和菓子、洋菓子に特化して、パティシエ専門にしましょう」
三人は顔を見合わせ、楽しそうに笑った。
「クリエイト・オートマチックランチワゴンMK3!」
ドドーン!
「おまたせしました~機関助手・リマーナ(仮)、17歳爆誕! テヘペロ」
その頃、サブローはダリナから手渡されたミルクセーキを受け取り、ゆっくりと味わった。
「ヒロシさん、やっぱり、やっぱりミルクセーキは格別ですね」
「サブロー、俺はコーラがいいぞ」
「アラン、イワン、ソーダーメーカーも開発するか?」
「そうですね、ヒコさんが喜ぶんのは目に見えてます」
遠くから、艦内リビングの笑い声と「テヘペロ」が響いてくる。
サブローはミルクセーキを一口飲み、目を細めて呟いた。
「なんだか、また賑やかになりそうですね……」
メガドラコニア号は新しい仲間が増えてますます賑やかになった。
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