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第1章
ログハウスを作ろうよ
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サルヒ峠でワイバーン2体と魔猿を倒したヒロシとミサエさん、ダリナとサブローの4人は転移門で麓まで移動してからキャンピングカーを出した。
「今日はこれで終わりだな、今からキャンプにしようか」
「サブロー、ダリナ、気持ち悪くなる前にポーションを飲んでおきなさい」
「「は~い」」
「ヒロシさんもポーションよ」
「ミサエさん、ありがとう」
「ヒロシさん、魔女の家で使っていたお風呂を出すことは可能なの?」
「ミサエさん、お風呂は収納にしまってあるから何時でも出すことは可能だよ」
「ねえヒロシさん、ログハウスを作りましょうよ」
「ミサエさん、今の俺たちなら出来るかも知れないね」
「ラファエル、ログハウスは直ぐに作れるの?」
「はい、既にジェネオスとアギオスがログハウスを作っていますからデータとして共有化されています」
画面には平屋のログハウスが映し出されていた。
「ミサエさん、キッチンとリビングと寝室が2つのログハウスを作ろうか?」
「ラファエル、俺たちの生活様式に合わせてログハウスを最適化してくれ」
「了解しました。平屋建てで、リビング・キッチン、寝室が2つのログハウスのプランはこちらになります」
ラファエルはテオスシステムのおかげでインターネットは常時繋がっているので現代のログハウスを参考にヒロシたち4人の生活様式に合わせて最適化をしてくれた。ログハウスは平屋建てだが、寝室と寝室の間にバスルームと男女別のトイレを挟んでいるのが特徴でお互いのプライバシーは完全に保たれていた。
「ミサエさん、ダリナ、サブロー、皆んなで円陣を組んで魔力を循環してくれないか」
「いっせーので」
4人は円陣を組んで膨大な魔力を循環させた。ドドーン、太鼓の音が鳴ってログハウスが目の前に現れたのだった。基礎部分は先に土魔法で固めているのでログハウスはいつでも収納可能だった。
「ミサエさん、ソタイン村の魔女の家よりもずっと大きいし綺麗ですね」
「そうね、ダリナ中へ入ってみましょう」
「ミサエさん、トイレが2つありますよ」
「ヒロシさんとラファエルが気を使って男性用と女性用で別々にしたのだと思うわ」
「それにお風呂が広くて素敵です」
「多分、ヒロシさんの拘りだと思うわ」
浴槽はヒロシの拘りでユニットバスになっており、保温機能が付いた24時間風呂になっていた。
「ダリナ、貴女もう裸になっているの?」
「サブロー、お風呂に一緒に入ろうよ~」
「ダリナさん、は~い」
「ミサエさん、夕飯の準備をしましょうか?」
「そうね、ダリナとサブローは当分お風呂から出てこないわ」
「ミサエさん、今回はラファエルに手伝ってもらって拘りのシステムキッチンにしました」
「ヒロシさん、ありがとう、今まで家で使っていたのと同じメーカーのキッチンね」
「それに浄水器と食洗機が付いているわ」
「コンロも拘ってIHにしました。でも仕組みは分かりません」
「ヒロシさん、ミサエさん、ダリナさん、サブローさん、皆さんのレベルを確認しましょう」
ダリナとサブローが風呂から上がってきたので4人はレベルを確認した。
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】ヒロシ・ミラタ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】薬師・錬金術師《ジェネオス》
【スキル】
プリアーポス神の加護、ボナデア神の加護
創造・具現化、鑑定、転移、収納、料理人、隠蔽、世界辞書、思念伝達、魔法付与
【LV】150
【MP】150000
【名前】ミサエ・ミラタ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】薬師・魔女《アギオス》
【スキル】
創薬・具現化、鑑定、転移、収納、料理人、隠蔽、世界辞書、思念伝達、魔法付与
【LV】150
【MP】150000
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】ダリナ
【種族】獣人族
【年齢】18
【称号】薬師・魔女《アギオス》
【スキル】
レート神の加護
創薬・具現化、鑑定、転移、収納、料理人、隠蔽、世界辞書、思念伝達、魔法付与
【LV】130
【MP】1300000
【名前】サブロー
【種族】獣人族
【年齢】18
【称号】薬師・錬金術師《ジェネオス》
【スキル】
レート神の加護
創造・具現化、鑑定、転移、収納、料理人、隠蔽、世界辞書、思念伝達、魔法付与
【LV】130
【MP】1300000
◇ ◇ ◇ ◇
「ミサエさん、俺たちのレベルが上がったね」
「多分、神様が言ってたレベル999になるまでは終わらないと思うわ」
「サブロー、ダリナ、レベルが上がって何か変わった事があったか?」
「いいえ、レベルが上がっただけですね」
「神様から新しいスキルはもらっていないみたいです」
「冒険者ギルドでカードを見せる時は話がややこしくなるから全員がレベル70のままで固定しておこうよ」
「つまり弱く見せるのですね」
「そうだよ」
「一般の冒険者はレベル45もあれば一流のAランクだから、俺たちのレベル70は化け物扱いだけど、オカロダ町の冒険者ギルドに記録が残っていると思うから今更改ざんは出来ないからね」
「ヒロシさん、レベルは『70』で固定しておいたらいいのよ」
「そうだね」
「明日はキント市の冒険者ギルドに行ってみようよ」
「ワイバーンと魔猿とミスリル鉱石を売りに行こうよ」
サブローとダリナは食事が終わると直ぐに寝室に入っていけない事の続きを始めた。ヒロシの拘りでダリナとサブローがエッチをしても外に音が漏れない防音構造になっていたのでサブローとダリナは新しくなった寝室で朝まで好きなだけエッチを続けたのだった。
(話終わり)
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「今日はこれで終わりだな、今からキャンプにしようか」
「サブロー、ダリナ、気持ち悪くなる前にポーションを飲んでおきなさい」
「「は~い」」
「ヒロシさんもポーションよ」
「ミサエさん、ありがとう」
「ヒロシさん、魔女の家で使っていたお風呂を出すことは可能なの?」
「ミサエさん、お風呂は収納にしまってあるから何時でも出すことは可能だよ」
「ねえヒロシさん、ログハウスを作りましょうよ」
「ミサエさん、今の俺たちなら出来るかも知れないね」
「ラファエル、ログハウスは直ぐに作れるの?」
「はい、既にジェネオスとアギオスがログハウスを作っていますからデータとして共有化されています」
画面には平屋のログハウスが映し出されていた。
「ミサエさん、キッチンとリビングと寝室が2つのログハウスを作ろうか?」
「ラファエル、俺たちの生活様式に合わせてログハウスを最適化してくれ」
「了解しました。平屋建てで、リビング・キッチン、寝室が2つのログハウスのプランはこちらになります」
ラファエルはテオスシステムのおかげでインターネットは常時繋がっているので現代のログハウスを参考にヒロシたち4人の生活様式に合わせて最適化をしてくれた。ログハウスは平屋建てだが、寝室と寝室の間にバスルームと男女別のトイレを挟んでいるのが特徴でお互いのプライバシーは完全に保たれていた。
「ミサエさん、ダリナ、サブロー、皆んなで円陣を組んで魔力を循環してくれないか」
「いっせーので」
4人は円陣を組んで膨大な魔力を循環させた。ドドーン、太鼓の音が鳴ってログハウスが目の前に現れたのだった。基礎部分は先に土魔法で固めているのでログハウスはいつでも収納可能だった。
「ミサエさん、ソタイン村の魔女の家よりもずっと大きいし綺麗ですね」
「そうね、ダリナ中へ入ってみましょう」
「ミサエさん、トイレが2つありますよ」
「ヒロシさんとラファエルが気を使って男性用と女性用で別々にしたのだと思うわ」
「それにお風呂が広くて素敵です」
「多分、ヒロシさんの拘りだと思うわ」
浴槽はヒロシの拘りでユニットバスになっており、保温機能が付いた24時間風呂になっていた。
「ダリナ、貴女もう裸になっているの?」
「サブロー、お風呂に一緒に入ろうよ~」
「ダリナさん、は~い」
「ミサエさん、夕飯の準備をしましょうか?」
「そうね、ダリナとサブローは当分お風呂から出てこないわ」
「ミサエさん、今回はラファエルに手伝ってもらって拘りのシステムキッチンにしました」
「ヒロシさん、ありがとう、今まで家で使っていたのと同じメーカーのキッチンね」
「それに浄水器と食洗機が付いているわ」
「コンロも拘ってIHにしました。でも仕組みは分かりません」
「ヒロシさん、ミサエさん、ダリナさん、サブローさん、皆さんのレベルを確認しましょう」
ダリナとサブローが風呂から上がってきたので4人はレベルを確認した。
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】ヒロシ・ミラタ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】薬師・錬金術師《ジェネオス》
【スキル】
プリアーポス神の加護、ボナデア神の加護
創造・具現化、鑑定、転移、収納、料理人、隠蔽、世界辞書、思念伝達、魔法付与
【LV】150
【MP】150000
【名前】ミサエ・ミラタ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】薬師・魔女《アギオス》
【スキル】
創薬・具現化、鑑定、転移、収納、料理人、隠蔽、世界辞書、思念伝達、魔法付与
【LV】150
【MP】150000
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】ダリナ
【種族】獣人族
【年齢】18
【称号】薬師・魔女《アギオス》
【スキル】
レート神の加護
創薬・具現化、鑑定、転移、収納、料理人、隠蔽、世界辞書、思念伝達、魔法付与
【LV】130
【MP】1300000
【名前】サブロー
【種族】獣人族
【年齢】18
【称号】薬師・錬金術師《ジェネオス》
【スキル】
レート神の加護
創造・具現化、鑑定、転移、収納、料理人、隠蔽、世界辞書、思念伝達、魔法付与
【LV】130
【MP】1300000
◇ ◇ ◇ ◇
「ミサエさん、俺たちのレベルが上がったね」
「多分、神様が言ってたレベル999になるまでは終わらないと思うわ」
「サブロー、ダリナ、レベルが上がって何か変わった事があったか?」
「いいえ、レベルが上がっただけですね」
「神様から新しいスキルはもらっていないみたいです」
「冒険者ギルドでカードを見せる時は話がややこしくなるから全員がレベル70のままで固定しておこうよ」
「つまり弱く見せるのですね」
「そうだよ」
「一般の冒険者はレベル45もあれば一流のAランクだから、俺たちのレベル70は化け物扱いだけど、オカロダ町の冒険者ギルドに記録が残っていると思うから今更改ざんは出来ないからね」
「ヒロシさん、レベルは『70』で固定しておいたらいいのよ」
「そうだね」
「明日はキント市の冒険者ギルドに行ってみようよ」
「ワイバーンと魔猿とミスリル鉱石を売りに行こうよ」
サブローとダリナは食事が終わると直ぐに寝室に入っていけない事の続きを始めた。ヒロシの拘りでダリナとサブローがエッチをしても外に音が漏れない防音構造になっていたのでサブローとダリナは新しくなった寝室で朝まで好きなだけエッチを続けたのだった。
(話終わり)
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