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第2章
バトルゴーレムの進化~言葉を覚えてアンドロイドの一歩手前ですが、何か?~
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ヒロシたち4人はパラチ島で海の怪物モビュラの討伐報酬を受け取り夜遅くに転移門でタイバン島横の無人島に帰ってきたのだった。
帰宅が夜遅くになった訳は、漁業ギルドにヒロシたちから金貨100枚が寄付されたのでいつものように酒盛りが始まって島民全員が飲めや歌えで酔いしれたのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
ピピピ、ピピピ、ピピピ、ラファエルはいつもと同じ時間の朝6時にアラームをセットしていた。
「ラファエル、おはよう」
「ヒロシさん、ミサエさん、おはようございます」
ダリナさんとサブローさんも既に起きていますのでリビングに集まってください。
「信心深き清き者たちよ」
ヒロシのタブレットが光り輝き、3Dフォログラムのプリアーポス様とボナデア様とレート様が現れた。
「パラチ島のモビュラ討伐は大儀であった」
「皆のお陰で儂らもポセイドンから感謝されたのじゃ」
「ここしばらくの間は魔物討伐は無いので無人島でゆっくりと過ごすのじゃ」
「「「「はっ、ありがとうございます」」」」
それだけ言われると3柱の神様は消えていかれた。
「ラファエル、そう言えばオオコウモリの声帯だけ買ってゴーレムの改造が何も出来ていなかったね」
「そうでしたね、ゴーレムの改造は共有されていますので今から改造しましょう」
「ヒロシさん、サブローさん、4体のゴーレムを召喚してください」
「サモン、イワン、ベッキ」
「サモン、アラン、エレナ」
「ヒロシさん、サブローさん、オオコウモリの声帯の装着は『インサート・ボイスコード・ゴーレムの名前』です」
「インサート・ボイスコード・イワン」
「インサート・ボイスコード・ベッキ」
「インサート・ボイスコード・アラン」
「インサート・ボイスコード・エレナ」
「ミサエさん、ダリナ、ゴーレムに声帯を取り付けたよ」
「ヒロシさん、いま行くわ」
「「ミサエさん、ダリナさん、おはようございます」」
「「エレナ、ベッキ、貴女たち喋れるの?」」
「はい、声帯をつけてもらったので喋れるようになりました」
「ヒロシさん、ベッキとエレナの声が男の子の声になっているわ、今すぐ何とかして」
「ラファエル、声帯を可変して自然な女の子の声にしてくれ」
「了解です」
「「ミサエさん、ダリナさん、この声の感じでどうでしょうか?」」
「エレナ、ベッキ、完璧よ」
「ダリナ、ベッキとエレナにかわいい服を作るわよ?」
「ミサエさん、メイド服ですか?」
「ラファエル、メイド服を見せて」
ダリナはサブローのタブレットでメイド服を検索した。
「ダリナさん、メイド服はこちらになります」
「ミサエさん、この赤のチェック柄のメイド服をベッキとエレナに着せましょう」
「そうね、この猫のメイド服もいいわね」
「決めたわ、メイド服は2つとも作るわ」
ミサエさんは赤のチェック柄のメイド服2着とピンクの猫メイド服2着を具現化で作った。
「ミサエさん、私が着てもいいですか?」
「多分、ダリナが言うだろうと思ったわ」
ダリナは直ぐにピンクの猫メイド服に着替えたのだった。
「サブロー、どう似合っている?」
「ダリナさん、素敵です」
「猫耳カチューシャが似合っていますよ」
ミサエさんは、ダリナが着替えている間にベッキとエレナにメイド服を着せていた。カチューシャは白耳にレースをあしらったのだった。
「ヒロシさん、サブロー、どう似合っている?」
「「ベッキとエレナはとっても似合っています」」
ヒロシたちはゴーレムに持たせる長剣をタブレットで検索していたがミサエさんから突然話題を振られたので反射的に答えたのだった。
(サブロー、グッジョブ)
(どういたいまして)
「ラファエル、エクスカリバーを見せて」
「はい、エクスカリバーはこちらです」
「ラファエル、ミスリル製にして魔導銃を組み込んでくれ」
「了解です。アダマンタイトを砕いてから磨いて柄に入れます」
「お願いするよ」
空中に2本のエクスカリバー浮かび上がっていた。
今までの武器の脱着は『 ディスラプション=ゴーレム名』です」
「ディスラプション・アラン」
「ディスラプション・イワン」
今までの長剣型魔導銃はアランとイワンから外されたのでラファエルが資源として回収した。
「インストーリング・エクスカリバー・アラン」
「インストーリング・エクスカリバー・イワン」
「ヒロシさん、アランとイワンに盾を持たせましょう」
「サブロー、魔猿の反省だね」
「そうです」
「ラファエル、ミスリル製の盾を見せてくれ」
「ミスリルの盾はこちらです」
ラファエルはミスリル製の盾を画面に表示した。ヒロシとサブローは一気に具現化で作ったのだった。
「ヒロシさん、サブローさん、盾に絶対防御を+5で加えましょう。呪文は『エンチャント・シールド+5』です」
「「エンチャント・シールド+5」」
「インストーリング・ミスリルシールド・アラン」
「インストーリング・ミスリルシールド・イワン」
「サブロー、かっこよくなったな」
「ヒロシさん、アランとイワンにアンテナを付けましょう」
ヒロシはサブローがゴーレムのアンテナを付けるのに反対をしなかった。サブローはラファエルに手伝ってもらいアランとイワンの頭部にロボットアニメのアンテナを取り付けたのだった。
「サブロー、本物のロボットだな」
「そうですね、早く戦ってみたいです」
「サブロー、カッコイイじゃない」
「私のベッキも可愛いでしょ」
「ダリナさん、ベッキの必殺技は何ですか?」
「ミサエさん、ベッキとエレナの必殺技は何ですか?」
「ダリナ、そんな装備はないわよ」
「ヒロシさん、ダリナさんが困っていますので何とかして下さい」
「そうだね、アランとイワンは主に雷魔法だから、今まで使わなかったけど風魔法の風刃にしようか」
ヒロシはミスリルを加工して杖の先をピンクの星型にしたワンドより少し長めのスタータクトを2つ作った。
「ラファエル、タクトの触媒として手元に小さなアダマンタイトはめてくれ」
「ヒロシさん、完成しました」
「インストーリング・スタータクト・エレナ」
「インストーリング・スタータクト・ベッキ」
「エンチャント・アンチシールド✕5・エレナ」
「エンチャント・アンチシールド✕5・ベッキ」
「エレナとベッキの猫耳カチューシャに絶対防御5倍を付与したよ」
「ミサエさん、ダリナ、どうかな?」
「ヒロシさん、すごいわ」
「サブロー、ありがとう」
続く──
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帰宅が夜遅くになった訳は、漁業ギルドにヒロシたちから金貨100枚が寄付されたのでいつものように酒盛りが始まって島民全員が飲めや歌えで酔いしれたのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
ピピピ、ピピピ、ピピピ、ラファエルはいつもと同じ時間の朝6時にアラームをセットしていた。
「ラファエル、おはよう」
「ヒロシさん、ミサエさん、おはようございます」
ダリナさんとサブローさんも既に起きていますのでリビングに集まってください。
「信心深き清き者たちよ」
ヒロシのタブレットが光り輝き、3Dフォログラムのプリアーポス様とボナデア様とレート様が現れた。
「パラチ島のモビュラ討伐は大儀であった」
「皆のお陰で儂らもポセイドンから感謝されたのじゃ」
「ここしばらくの間は魔物討伐は無いので無人島でゆっくりと過ごすのじゃ」
「「「「はっ、ありがとうございます」」」」
それだけ言われると3柱の神様は消えていかれた。
「ラファエル、そう言えばオオコウモリの声帯だけ買ってゴーレムの改造が何も出来ていなかったね」
「そうでしたね、ゴーレムの改造は共有されていますので今から改造しましょう」
「ヒロシさん、サブローさん、4体のゴーレムを召喚してください」
「サモン、イワン、ベッキ」
「サモン、アラン、エレナ」
「ヒロシさん、サブローさん、オオコウモリの声帯の装着は『インサート・ボイスコード・ゴーレムの名前』です」
「インサート・ボイスコード・イワン」
「インサート・ボイスコード・ベッキ」
「インサート・ボイスコード・アラン」
「インサート・ボイスコード・エレナ」
「ミサエさん、ダリナ、ゴーレムに声帯を取り付けたよ」
「ヒロシさん、いま行くわ」
「「ミサエさん、ダリナさん、おはようございます」」
「「エレナ、ベッキ、貴女たち喋れるの?」」
「はい、声帯をつけてもらったので喋れるようになりました」
「ヒロシさん、ベッキとエレナの声が男の子の声になっているわ、今すぐ何とかして」
「ラファエル、声帯を可変して自然な女の子の声にしてくれ」
「了解です」
「「ミサエさん、ダリナさん、この声の感じでどうでしょうか?」」
「エレナ、ベッキ、完璧よ」
「ダリナ、ベッキとエレナにかわいい服を作るわよ?」
「ミサエさん、メイド服ですか?」
「ラファエル、メイド服を見せて」
ダリナはサブローのタブレットでメイド服を検索した。
「ダリナさん、メイド服はこちらになります」
「ミサエさん、この赤のチェック柄のメイド服をベッキとエレナに着せましょう」
「そうね、この猫のメイド服もいいわね」
「決めたわ、メイド服は2つとも作るわ」
ミサエさんは赤のチェック柄のメイド服2着とピンクの猫メイド服2着を具現化で作った。
「ミサエさん、私が着てもいいですか?」
「多分、ダリナが言うだろうと思ったわ」
ダリナは直ぐにピンクの猫メイド服に着替えたのだった。
「サブロー、どう似合っている?」
「ダリナさん、素敵です」
「猫耳カチューシャが似合っていますよ」
ミサエさんは、ダリナが着替えている間にベッキとエレナにメイド服を着せていた。カチューシャは白耳にレースをあしらったのだった。
「ヒロシさん、サブロー、どう似合っている?」
「「ベッキとエレナはとっても似合っています」」
ヒロシたちはゴーレムに持たせる長剣をタブレットで検索していたがミサエさんから突然話題を振られたので反射的に答えたのだった。
(サブロー、グッジョブ)
(どういたいまして)
「ラファエル、エクスカリバーを見せて」
「はい、エクスカリバーはこちらです」
「ラファエル、ミスリル製にして魔導銃を組み込んでくれ」
「了解です。アダマンタイトを砕いてから磨いて柄に入れます」
「お願いするよ」
空中に2本のエクスカリバー浮かび上がっていた。
今までの武器の脱着は『 ディスラプション=ゴーレム名』です」
「ディスラプション・アラン」
「ディスラプション・イワン」
今までの長剣型魔導銃はアランとイワンから外されたのでラファエルが資源として回収した。
「インストーリング・エクスカリバー・アラン」
「インストーリング・エクスカリバー・イワン」
「ヒロシさん、アランとイワンに盾を持たせましょう」
「サブロー、魔猿の反省だね」
「そうです」
「ラファエル、ミスリル製の盾を見せてくれ」
「ミスリルの盾はこちらです」
ラファエルはミスリル製の盾を画面に表示した。ヒロシとサブローは一気に具現化で作ったのだった。
「ヒロシさん、サブローさん、盾に絶対防御を+5で加えましょう。呪文は『エンチャント・シールド+5』です」
「「エンチャント・シールド+5」」
「インストーリング・ミスリルシールド・アラン」
「インストーリング・ミスリルシールド・イワン」
「サブロー、かっこよくなったな」
「ヒロシさん、アランとイワンにアンテナを付けましょう」
ヒロシはサブローがゴーレムのアンテナを付けるのに反対をしなかった。サブローはラファエルに手伝ってもらいアランとイワンの頭部にロボットアニメのアンテナを取り付けたのだった。
「サブロー、本物のロボットだな」
「そうですね、早く戦ってみたいです」
「サブロー、カッコイイじゃない」
「私のベッキも可愛いでしょ」
「ダリナさん、ベッキの必殺技は何ですか?」
「ミサエさん、ベッキとエレナの必殺技は何ですか?」
「ダリナ、そんな装備はないわよ」
「ヒロシさん、ダリナさんが困っていますので何とかして下さい」
「そうだね、アランとイワンは主に雷魔法だから、今まで使わなかったけど風魔法の風刃にしようか」
ヒロシはミスリルを加工して杖の先をピンクの星型にしたワンドより少し長めのスタータクトを2つ作った。
「ラファエル、タクトの触媒として手元に小さなアダマンタイトはめてくれ」
「ヒロシさん、完成しました」
「インストーリング・スタータクト・エレナ」
「インストーリング・スタータクト・ベッキ」
「エンチャント・アンチシールド✕5・エレナ」
「エンチャント・アンチシールド✕5・ベッキ」
「エレナとベッキの猫耳カチューシャに絶対防御5倍を付与したよ」
「ミサエさん、ダリナ、どうかな?」
「ヒロシさん、すごいわ」
「サブロー、ありがとう」
続く──
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