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第2章
マヨネーズの材料~飛空船のヒント~
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ヒロシのわがままで空飛ぶ筏を作る予定だったが、ミサエさんとダリナの提案で4人はスイーツを探しに転移門でロキシア国のナトホカに瞬間移動をしていた。
「ご主人ありがとう、いい買い物が出来たよ」
ヒロシはナトホカの魔導具店の店主に礼を言って店の外に出た。
「ヒロシさん、飛空船のヒントが見つかってナトホカに来た甲斐がありましたね」
「そうだね」
「ダリナさ~ん、こっちです」
サブローは大きく手を振ってダリナとミサエさんに叫んだ。
「ヒロシさん、私たちもいっぱい買ってもらったからもう許してあげるわ」
「聖女様、寛大なるお許しをありがとうございます」
ヒロシはミサエさんの前にひざまずいて手の甲にキスをした。
「ダリナ様、いつもありがとうございます」
サブローもヒロシの真似をしてひざまずいてダリナの手の甲にキスをした。
「ヒロシさん、新鮮な生卵と油とお酢を手に入れにましょう」
「ミサエさん、マヨネーズの材料だね」
「そうよ、ログハウスに帰ったらフィッシュバーガーのタルタルソースを作るのよ」
「ミサエさん、卵が売っていますよ」
「本当ね、卵20個下さい」
「1個、銅貨1枚で銀貨2枚だ」
ミサエさんは、銀貨2枚を支払った。卵を大事に収納にしまった。
「次は酢と油だね」
「ダリナ、ワインビネガーを探しましょう」
卵を売っていた主人に聞くとワインビネガーと食用油は食料品店に売っていると教えてくれた。
「ミサエさん、ワインビネガーと食用油が置いてあります。
「ダリナ、大人買いよ」
食用油はパーム油、ひまわり油、オリーブ油が並んでいたがミサエさんは大人買いで全ての食用油を買った。
「ヒロシさん、蟹ですよ、それも大きなタラバガニです」
「サブロー、俺たちも大人買いだ」
ヒロシはタラバガニをトロ箱で2箱を買い、ホタテ貝もトロ箱で2箱買った。
「サブロー、今夜は海鮮BBQだな」
「そうですね」
ジュルリ、サブローはよだれを垂らしそうになったが、自制心で頑張った。
「ミサエさん、バターも欲しくなるね」
「ダリナ、食品店に戻るわよ」
「は~い」
「ヒロシさん、甘エビもあるわよ~」
「サブロー、甘エビもトロ箱で買っていこう」
ヒロシとサブローは肉屋で豚肉の塊を買ったのだった。
(ミサエさん、ダリナ、食料品は買ったのでそっちに向かうよ)
「ヒロシさん、こっちよ」
「は~い」
「ミサエさん、宝石店です」
「ダリナ、ヒロシさんとサブローに大粒の宝石を買ってもらいましょう」
ミサエさんとダリナは先に宝石店に入っていった。店内は大粒の高級な宝石から一般向けの小さな宝石までショーケースに並んでいた。
「いらっしゃいませ、魔女様、導師様」
宝石店の男性店員は4人を丁寧に迎えてくれた。
「魔女様、こちらの大粒のエメラルドはいかがでしょう?」
「魔女様、こちらの大粒のサファイアはいかがでしょう?」
「二つでいくらになるの?」
「はい、本来は一つ金貨50枚ですが、本日は特別決算セールでして二つで金貨60枚でいかがでしょう?」
「いただくわ、ヒロシさん、お金を払って」
ヒロシは店員に金貨60枚を支払った。こういう大きな買い物をする時はミサエさんのほうが一枚上手だとヒロシとサブローは感じたのだった。
「ミサエさん、それにしても大きなサファイアとエメラルドの宝石だね」
「ヒロシさん、私とダリナが貴族や王族の前に出たときにペンダントにして付けようと思っているの」
「へぇ~、ミサエさん、そんな先の事も考えていたのですか、恐れ入りました」
「ダリナさん、ミサエさんを怒らすとお金がかかるのが良くわかりました」
「サブロー、ポップキャンディ買ってくれたら許してあげる」
この後、サブローはダリナのためにポップキャンディを30本買ったのだった。
4人はいつのまにか大通りの先にある中央広場まで歩いてきた。
(皆さん、強盗よけに絶対防御を発動しておきます)
「ヒロシさん、広場で蚤の市をやっていますね」
「そうだね、見ていて楽しそうだね」
「ヒロシさん、うどん屋さんの屋台ですよ」
「えっ、サブローどうして?」
(皆さん、50年前に渡り人が『カケオントン』という名前でうどんをナトホカの街に伝えたからです)
「へぇ~、讃岐うどんがロキシアで発展していたんだ」
「そうです」
「ミサエさん、うどんを食べていく?」
「ええ、ちょどお腹が空いていたから皆んなで食べていきましょう」
「スープパスタ、4つ」
「スープパスタ、4つ、銅貨2枚ね」
「へい、お待ち」
味は普通に和風だしのうどんで4人は郷愁の味を覚えたのだった。
「ヒロシさん、帰ったらうどんの研究ね」
「サブローもお願いね」
(ヒロシさん、サブローさん、ヒントは昆布出汁です)
「あ~、だから懐かしい味がしたんだ」
(昆布は先程の大通りの海産物店で手に入りますよ)
ミサエさんとダリナは海産物店で出汁昆布を大量に買ったのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
帰宅後、ヒロシたちは海鮮BBQでを楽しんだ後、満足した笑顔で皆がくつろいでいた。
「ミサエさん、ナトホカは素敵な場所でしたね。」ダリナは満足そうな顔でミサエさんに言った。
「そうね、色々といっぱい買えたから満足よ」ミサエさんも満足そうな顔で答えた。
「それに、ナトホカの魔導具店で飛空船に関するヒントを手に入れられたからね、行って良かったよ」
「ヒロシさん、うどんの研究も出来ますね」
「そうだね」
しばらくして、2組のペアに別れ、体を休めるために寝室に戻っていった。
(話終わり)
----------------------------------
「ご主人ありがとう、いい買い物が出来たよ」
ヒロシはナトホカの魔導具店の店主に礼を言って店の外に出た。
「ヒロシさん、飛空船のヒントが見つかってナトホカに来た甲斐がありましたね」
「そうだね」
「ダリナさ~ん、こっちです」
サブローは大きく手を振ってダリナとミサエさんに叫んだ。
「ヒロシさん、私たちもいっぱい買ってもらったからもう許してあげるわ」
「聖女様、寛大なるお許しをありがとうございます」
ヒロシはミサエさんの前にひざまずいて手の甲にキスをした。
「ダリナ様、いつもありがとうございます」
サブローもヒロシの真似をしてひざまずいてダリナの手の甲にキスをした。
「ヒロシさん、新鮮な生卵と油とお酢を手に入れにましょう」
「ミサエさん、マヨネーズの材料だね」
「そうよ、ログハウスに帰ったらフィッシュバーガーのタルタルソースを作るのよ」
「ミサエさん、卵が売っていますよ」
「本当ね、卵20個下さい」
「1個、銅貨1枚で銀貨2枚だ」
ミサエさんは、銀貨2枚を支払った。卵を大事に収納にしまった。
「次は酢と油だね」
「ダリナ、ワインビネガーを探しましょう」
卵を売っていた主人に聞くとワインビネガーと食用油は食料品店に売っていると教えてくれた。
「ミサエさん、ワインビネガーと食用油が置いてあります。
「ダリナ、大人買いよ」
食用油はパーム油、ひまわり油、オリーブ油が並んでいたがミサエさんは大人買いで全ての食用油を買った。
「ヒロシさん、蟹ですよ、それも大きなタラバガニです」
「サブロー、俺たちも大人買いだ」
ヒロシはタラバガニをトロ箱で2箱を買い、ホタテ貝もトロ箱で2箱買った。
「サブロー、今夜は海鮮BBQだな」
「そうですね」
ジュルリ、サブローはよだれを垂らしそうになったが、自制心で頑張った。
「ミサエさん、バターも欲しくなるね」
「ダリナ、食品店に戻るわよ」
「は~い」
「ヒロシさん、甘エビもあるわよ~」
「サブロー、甘エビもトロ箱で買っていこう」
ヒロシとサブローは肉屋で豚肉の塊を買ったのだった。
(ミサエさん、ダリナ、食料品は買ったのでそっちに向かうよ)
「ヒロシさん、こっちよ」
「は~い」
「ミサエさん、宝石店です」
「ダリナ、ヒロシさんとサブローに大粒の宝石を買ってもらいましょう」
ミサエさんとダリナは先に宝石店に入っていった。店内は大粒の高級な宝石から一般向けの小さな宝石までショーケースに並んでいた。
「いらっしゃいませ、魔女様、導師様」
宝石店の男性店員は4人を丁寧に迎えてくれた。
「魔女様、こちらの大粒のエメラルドはいかがでしょう?」
「魔女様、こちらの大粒のサファイアはいかがでしょう?」
「二つでいくらになるの?」
「はい、本来は一つ金貨50枚ですが、本日は特別決算セールでして二つで金貨60枚でいかがでしょう?」
「いただくわ、ヒロシさん、お金を払って」
ヒロシは店員に金貨60枚を支払った。こういう大きな買い物をする時はミサエさんのほうが一枚上手だとヒロシとサブローは感じたのだった。
「ミサエさん、それにしても大きなサファイアとエメラルドの宝石だね」
「ヒロシさん、私とダリナが貴族や王族の前に出たときにペンダントにして付けようと思っているの」
「へぇ~、ミサエさん、そんな先の事も考えていたのですか、恐れ入りました」
「ダリナさん、ミサエさんを怒らすとお金がかかるのが良くわかりました」
「サブロー、ポップキャンディ買ってくれたら許してあげる」
この後、サブローはダリナのためにポップキャンディを30本買ったのだった。
4人はいつのまにか大通りの先にある中央広場まで歩いてきた。
(皆さん、強盗よけに絶対防御を発動しておきます)
「ヒロシさん、広場で蚤の市をやっていますね」
「そうだね、見ていて楽しそうだね」
「ヒロシさん、うどん屋さんの屋台ですよ」
「えっ、サブローどうして?」
(皆さん、50年前に渡り人が『カケオントン』という名前でうどんをナトホカの街に伝えたからです)
「へぇ~、讃岐うどんがロキシアで発展していたんだ」
「そうです」
「ミサエさん、うどんを食べていく?」
「ええ、ちょどお腹が空いていたから皆んなで食べていきましょう」
「スープパスタ、4つ」
「スープパスタ、4つ、銅貨2枚ね」
「へい、お待ち」
味は普通に和風だしのうどんで4人は郷愁の味を覚えたのだった。
「ヒロシさん、帰ったらうどんの研究ね」
「サブローもお願いね」
(ヒロシさん、サブローさん、ヒントは昆布出汁です)
「あ~、だから懐かしい味がしたんだ」
(昆布は先程の大通りの海産物店で手に入りますよ)
ミサエさんとダリナは海産物店で出汁昆布を大量に買ったのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
帰宅後、ヒロシたちは海鮮BBQでを楽しんだ後、満足した笑顔で皆がくつろいでいた。
「ミサエさん、ナトホカは素敵な場所でしたね。」ダリナは満足そうな顔でミサエさんに言った。
「そうね、色々といっぱい買えたから満足よ」ミサエさんも満足そうな顔で答えた。
「それに、ナトホカの魔導具店で飛空船に関するヒントを手に入れられたからね、行って良かったよ」
「ヒロシさん、うどんの研究も出来ますね」
「そうだね」
しばらくして、2組のペアに別れ、体を休めるために寝室に戻っていった。
(話終わり)
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