21 / 78
第2章
だめだこりゃ 強制転送
しおりを挟む
ヨーヘーとアッコの緊急処置と再インストールが行われた翌朝……
シローとスミレさんは早起きをして朝の鐘の時間には冒険者ギルドの食堂に来ていた。朝の早い時間帯はその日の新しい依頼が張り出されるので依頼ボードの前は多くの冒険者たちでごった返していた。
シローとスミレさんはサンドイッチにお茶と軽めの朝食を注文したが、この世界の冒険者たちは酷い二日酔いでもない限りは朝からガッツリと大盛り肉のステーキを頬張っていた。二人が朝食を食べ終えた頃、ヨーヘーとアッコはドタバタと慌てて冒険者ギルドに入ってきた。
一瞬、冒険者たちは奇妙な出で立ちの二人に注目をしたが、一昨日のリンクル、フェイル、ウィリアムのヘマを目の当たりにしているのでヨーヘーとアッコに絡むとヤバいので知らんぷりをしていた。
ヨーヘーとアッコはシローたちのテーブルの前で土下座をした。冒険者たちはじっと成行きを見つめている。
「シローさん、スミレさん、昨日は本当にすまなかった。どうか許してくれ」
「ヨーヘーさん、アッコさん、おはようございます。どうか頭を上げてください。二人の謝罪は受け入れますから」
「今日は二人だけで依頼を受けてください。俺たちは他にやることがあるので本当に指導ができないのです」
「シローさん、分かったよ。俺たちも甘えずに二人で出来る依頼がないかボードを見てくるよ」
「そうしてくれると助かります」
ヨーヘーはかなり反感を持った表情をシローに返したが、そこはスルーした。
「ヨーヘー、この依頼を受けるのよ 『Dランク:トロクルシ村のウルフベリーの採取 オーク目撃情報あり』」
「アッコ、『オーク目撃情報あり』って書いてあるけど俺たちだけで大丈夫なのか?」
「絶対に大丈夫よ、私たちだけで倒せそうな今のランクに応じた依頼を持ってきたのよ」
二人は受付で依頼の内容を詳しく聞いた。
「トロクルシ村に行くには、乗り合い馬車で2時間の旅程になります。トロクルシ村に行く乗り合い馬車は頻繁に出ていますから、今からでも間に合いますよ」
「ウルフベリーは必ず1籠以上納品してください。オークの他にも魔物がいるかも知れませんので充分に注意してください。では、鮮度を優先しますので納品は3日後までです」
「わかりました。よろしくお願いします」
ヨーヘーとアッコの二人は冒険者ギルドを出ると、大急ぎで河原に向かって走って行き、直ぐにキャンピングカーに乗り込んだ。
「ジョフィエル、トロクルシ村のウルフベリーがある場所まで連れて行ってくれ」
「ヨーヘーさん了解しました。トロクルシ村へはキャンピングカーの地上走行で30分です」
「それから、ヨーヘーさんのコルトガバメントはいつでも撃てるようにホルスターを具現化で作っておきましょう」
「アッコさんも、レイピアを帯剣してください」
ジョフィエルはしごく当たり前のことをヨーヘーとアッコが忘れているようなので、冒険に出かける前のレクチャーをしてくれた。キャンピングカーは30分後にはトロクルシ村へ到着した。
二人はキャンピングカーから降りて手を繋いで村はずれの森の方へと歩いて行った。
「ヨーヘー、何かいる気配がするわ」
「うん、そうだな」
ヨーへーはコルトガバメントを構えて辺りを警戒していた。
「アッコ、オークだ」
ビッ、ビッ、ビッ、オークの顔にヨーへーの電撃が当たって直ぐに動かなくなった。
更にやっかいな事に、二体のオークが二人に迫ってきていた。ブヒ、ブヒ、ブヒ、ブヒ、ブヒ、ブヒ、オークは鼻を鳴らしながら二人を威嚇してきた。
「アッコ、後ろに隠れて」
ビッ、ビッ、ビッ、ビッ、ビッ、ビッ、幸いに、電撃は二体のオークに当たったので何事も無かったが、二人は怖い思いをした。ヨーヘーがオークを収納に片付け、ようやくウルフベリーの採取を始めようとしたときだった。
「アッコ、どれくらい採るのだっけ?」
「ギルドで何か言われたけど忘れたわ。そうね、籠に採れるだけ全部収穫して帰りましょうよ」
「そうだな」
ヨーへとアッコはウルフベリーを全て収穫し尽くした。ウルフベリーの木の向こうで小さな複数の影が二人を見ていた。
「ヨーヘー、ゴブリン」
ビッ、ビッ、ビッ、クギャ、ドサッ、ビッ、ビッ、ビッ、クギャ、ドサッ、ヨーヘーはゴブリンの集団にコルトガバメントで電撃を打ち続けた。ビッ、ビッ、ビッ、クギャ、ドサッ、電撃が当たるたびにゴブリンはもがいて死んでいった。
「ふぅ、しつこいゴブリンだった」
「ねえ、ヨーヘー、抱いて」
ヨーへーとアッコは昨夜の反省を忘れてセックスをしようとしたところに頭に電撃が走り、ジョフィエルから連絡が入った。
(ヨーヘーさん、アッコさん、昨夜の事をもう忘れたのですか?)
(今日から真面目に働いて魔物退治をしながら冒険をするのでは無かったのですか?)
「ジョフィエル、俺たちそんな約束したか?俺たちは約束なんかしていないぞ」
「ジョフィエル、私たち、これからセックスするので邪魔をしないで」
(だめだこりゃ)
アッコはヨーへーのペニスを口に含み、直ぐにヨーへーが下に寝転びお互いのソレを舐め合っていた。
アッコはヨーヘーに跨って大きく、グリングリンとグラインドを始めたので、ヨーへーは直ぐに大爆発を起こしていた。次に、体の向きを変えてヨーへーは高速ピストンでアッコに向かって腰を振り続けて、2回目の放出が終わっていた。
「ヨーヘー帰りましょう」
「ああ、そうしよう」
二人はスッキリした表情で、草むらから立ち上がった。
「アッコ、昼飯はワインを付けてくれ。それから一度セックスの続きをしようよ」
「ええ、いいわよ」
「ヨーヘー、私お腹がペコペコよ」
アッコは収納に残っていた食材で簡単に親子丼を作ってくれた。ヨーヘーとアッコはワインを飲み終わると、酔った勢いで今度は獣のように何度もセックスを続け、夜遅くに疲れ果ててキャンピングカーで寝てしまった。
◇ ◇ ◇ ◇
ジョフィエルから送信された映像は逐次神界に届いており、オリンポスの神々全員がヨーヘーとアッコを見限った瞬間だった。神々はヨーヘーとアッコの情交を一部始終見て、世界辞書強化版の再インストールが失敗に終わったことに気づいた。ゼウスの妻へーラーはミーミル、ソフィアに世界辞書の大幅な見直しを命じた。
「「「「「だめだこりゃ」」」」」
「「コイオスよ、神の間で情交するような非常識者をジェネオスとアギオスにしたのは完全に失敗であった。全ての責任を取り、今からその二人の記憶を全て消すのじゃ」
「はっ、仰せの通り」
ゼウスの命令は絶対であった。コイオスは全責任を取って、1ヶ月後までに再びジェネオスとアギオスを育てないと村神に格下げになることが神界の会議で決定していた。
神界の会議ではジェネオスとアギオスの転生時の上限は20代の若者までにする事が地球の神々と交わされた。またテオスシステムを改良してジェネオスとアギオスの『セックスの回数に関する上限』が設けられた。
『リバース』
ゼウスはヨーヘーとアッコに対して強制転送を発動したので 寝入ったままのヨーヘーとアッコはキャンピングカーごと消滅してしまい、14万8千光年離れた『セックスが盛んな星』の住人に生まれ変わったのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
その日の夕方……
(シローさん、スミレさん、神界から情報によると、ヨーヘーさんとアッコさんは『セックスのやり過ぎ』でゼウス様の怒りに触れキャンピングカーごと消滅して何処かの星の住人になったそうです)
ミカエルはヨーヘーとアッコが二人で冒険に出かけ、オークとゴブリンは討伐したが……その後のセックスが問題となり、矯正転送になったことを伝えた。
「ヒロシさん、かなり年上の人は転生して上手くいかないのね」
「ミサエさん、こればかりは生まれ変わってもその人の運命だからどうしようもないね。確かにヨーヘーさんは少し横柄だったから嫌だったけど、セックスは干渉できないからね」
「そうね、セックスもやりすぎると神様に嫌われるのは確かなよね」
二人で夕食後のお茶を飲みながら、しみじみと夫婦の会話をしていた。
ちなみに、ヨーヘーとアッコは冒険者ギルドの依頼に失敗し『オークに襲われ行方不明』として、ギルドに公式記録された。人命が軽い世界なので冒険者は自分で命を守っていくのが基本だった。
(話終わり)
----------------------------------
シローとスミレさんは早起きをして朝の鐘の時間には冒険者ギルドの食堂に来ていた。朝の早い時間帯はその日の新しい依頼が張り出されるので依頼ボードの前は多くの冒険者たちでごった返していた。
シローとスミレさんはサンドイッチにお茶と軽めの朝食を注文したが、この世界の冒険者たちは酷い二日酔いでもない限りは朝からガッツリと大盛り肉のステーキを頬張っていた。二人が朝食を食べ終えた頃、ヨーヘーとアッコはドタバタと慌てて冒険者ギルドに入ってきた。
一瞬、冒険者たちは奇妙な出で立ちの二人に注目をしたが、一昨日のリンクル、フェイル、ウィリアムのヘマを目の当たりにしているのでヨーヘーとアッコに絡むとヤバいので知らんぷりをしていた。
ヨーヘーとアッコはシローたちのテーブルの前で土下座をした。冒険者たちはじっと成行きを見つめている。
「シローさん、スミレさん、昨日は本当にすまなかった。どうか許してくれ」
「ヨーヘーさん、アッコさん、おはようございます。どうか頭を上げてください。二人の謝罪は受け入れますから」
「今日は二人だけで依頼を受けてください。俺たちは他にやることがあるので本当に指導ができないのです」
「シローさん、分かったよ。俺たちも甘えずに二人で出来る依頼がないかボードを見てくるよ」
「そうしてくれると助かります」
ヨーヘーはかなり反感を持った表情をシローに返したが、そこはスルーした。
「ヨーヘー、この依頼を受けるのよ 『Dランク:トロクルシ村のウルフベリーの採取 オーク目撃情報あり』」
「アッコ、『オーク目撃情報あり』って書いてあるけど俺たちだけで大丈夫なのか?」
「絶対に大丈夫よ、私たちだけで倒せそうな今のランクに応じた依頼を持ってきたのよ」
二人は受付で依頼の内容を詳しく聞いた。
「トロクルシ村に行くには、乗り合い馬車で2時間の旅程になります。トロクルシ村に行く乗り合い馬車は頻繁に出ていますから、今からでも間に合いますよ」
「ウルフベリーは必ず1籠以上納品してください。オークの他にも魔物がいるかも知れませんので充分に注意してください。では、鮮度を優先しますので納品は3日後までです」
「わかりました。よろしくお願いします」
ヨーヘーとアッコの二人は冒険者ギルドを出ると、大急ぎで河原に向かって走って行き、直ぐにキャンピングカーに乗り込んだ。
「ジョフィエル、トロクルシ村のウルフベリーがある場所まで連れて行ってくれ」
「ヨーヘーさん了解しました。トロクルシ村へはキャンピングカーの地上走行で30分です」
「それから、ヨーヘーさんのコルトガバメントはいつでも撃てるようにホルスターを具現化で作っておきましょう」
「アッコさんも、レイピアを帯剣してください」
ジョフィエルはしごく当たり前のことをヨーヘーとアッコが忘れているようなので、冒険に出かける前のレクチャーをしてくれた。キャンピングカーは30分後にはトロクルシ村へ到着した。
二人はキャンピングカーから降りて手を繋いで村はずれの森の方へと歩いて行った。
「ヨーヘー、何かいる気配がするわ」
「うん、そうだな」
ヨーへーはコルトガバメントを構えて辺りを警戒していた。
「アッコ、オークだ」
ビッ、ビッ、ビッ、オークの顔にヨーへーの電撃が当たって直ぐに動かなくなった。
更にやっかいな事に、二体のオークが二人に迫ってきていた。ブヒ、ブヒ、ブヒ、ブヒ、ブヒ、ブヒ、オークは鼻を鳴らしながら二人を威嚇してきた。
「アッコ、後ろに隠れて」
ビッ、ビッ、ビッ、ビッ、ビッ、ビッ、幸いに、電撃は二体のオークに当たったので何事も無かったが、二人は怖い思いをした。ヨーヘーがオークを収納に片付け、ようやくウルフベリーの採取を始めようとしたときだった。
「アッコ、どれくらい採るのだっけ?」
「ギルドで何か言われたけど忘れたわ。そうね、籠に採れるだけ全部収穫して帰りましょうよ」
「そうだな」
ヨーへとアッコはウルフベリーを全て収穫し尽くした。ウルフベリーの木の向こうで小さな複数の影が二人を見ていた。
「ヨーヘー、ゴブリン」
ビッ、ビッ、ビッ、クギャ、ドサッ、ビッ、ビッ、ビッ、クギャ、ドサッ、ヨーヘーはゴブリンの集団にコルトガバメントで電撃を打ち続けた。ビッ、ビッ、ビッ、クギャ、ドサッ、電撃が当たるたびにゴブリンはもがいて死んでいった。
「ふぅ、しつこいゴブリンだった」
「ねえ、ヨーヘー、抱いて」
ヨーへーとアッコは昨夜の反省を忘れてセックスをしようとしたところに頭に電撃が走り、ジョフィエルから連絡が入った。
(ヨーヘーさん、アッコさん、昨夜の事をもう忘れたのですか?)
(今日から真面目に働いて魔物退治をしながら冒険をするのでは無かったのですか?)
「ジョフィエル、俺たちそんな約束したか?俺たちは約束なんかしていないぞ」
「ジョフィエル、私たち、これからセックスするので邪魔をしないで」
(だめだこりゃ)
アッコはヨーへーのペニスを口に含み、直ぐにヨーへーが下に寝転びお互いのソレを舐め合っていた。
アッコはヨーヘーに跨って大きく、グリングリンとグラインドを始めたので、ヨーへーは直ぐに大爆発を起こしていた。次に、体の向きを変えてヨーへーは高速ピストンでアッコに向かって腰を振り続けて、2回目の放出が終わっていた。
「ヨーヘー帰りましょう」
「ああ、そうしよう」
二人はスッキリした表情で、草むらから立ち上がった。
「アッコ、昼飯はワインを付けてくれ。それから一度セックスの続きをしようよ」
「ええ、いいわよ」
「ヨーヘー、私お腹がペコペコよ」
アッコは収納に残っていた食材で簡単に親子丼を作ってくれた。ヨーヘーとアッコはワインを飲み終わると、酔った勢いで今度は獣のように何度もセックスを続け、夜遅くに疲れ果ててキャンピングカーで寝てしまった。
◇ ◇ ◇ ◇
ジョフィエルから送信された映像は逐次神界に届いており、オリンポスの神々全員がヨーヘーとアッコを見限った瞬間だった。神々はヨーヘーとアッコの情交を一部始終見て、世界辞書強化版の再インストールが失敗に終わったことに気づいた。ゼウスの妻へーラーはミーミル、ソフィアに世界辞書の大幅な見直しを命じた。
「「「「「だめだこりゃ」」」」」
「「コイオスよ、神の間で情交するような非常識者をジェネオスとアギオスにしたのは完全に失敗であった。全ての責任を取り、今からその二人の記憶を全て消すのじゃ」
「はっ、仰せの通り」
ゼウスの命令は絶対であった。コイオスは全責任を取って、1ヶ月後までに再びジェネオスとアギオスを育てないと村神に格下げになることが神界の会議で決定していた。
神界の会議ではジェネオスとアギオスの転生時の上限は20代の若者までにする事が地球の神々と交わされた。またテオスシステムを改良してジェネオスとアギオスの『セックスの回数に関する上限』が設けられた。
『リバース』
ゼウスはヨーヘーとアッコに対して強制転送を発動したので 寝入ったままのヨーヘーとアッコはキャンピングカーごと消滅してしまい、14万8千光年離れた『セックスが盛んな星』の住人に生まれ変わったのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
その日の夕方……
(シローさん、スミレさん、神界から情報によると、ヨーヘーさんとアッコさんは『セックスのやり過ぎ』でゼウス様の怒りに触れキャンピングカーごと消滅して何処かの星の住人になったそうです)
ミカエルはヨーヘーとアッコが二人で冒険に出かけ、オークとゴブリンは討伐したが……その後のセックスが問題となり、矯正転送になったことを伝えた。
「ヒロシさん、かなり年上の人は転生して上手くいかないのね」
「ミサエさん、こればかりは生まれ変わってもその人の運命だからどうしようもないね。確かにヨーヘーさんは少し横柄だったから嫌だったけど、セックスは干渉できないからね」
「そうね、セックスもやりすぎると神様に嫌われるのは確かなよね」
二人で夕食後のお茶を飲みながら、しみじみと夫婦の会話をしていた。
ちなみに、ヨーヘーとアッコは冒険者ギルドの依頼に失敗し『オークに襲われ行方不明』として、ギルドに公式記録された。人命が軽い世界なので冒険者は自分で命を守っていくのが基本だった。
(話終わり)
----------------------------------
0
あなたにおすすめの小説
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった
海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····?
友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる