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第5章
孤独な戦い
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シローとスミレのログハウスが一瞬で消えてしまった後……暫くの間2人はログハウスが消えた空を見上げていたが、気を取り直して目の前の森に向かってサキヒコがドローンを飛ばした。
◇ ◇ ◇ ◇
その巨大な生き物は洞穴の中で昨夜遅くから4人の気配と匂いを察知していた。その巨大な生き物が住む洞穴はゴブリンメイジたちに洞窟全体を守らせ、洞窟の入口は隠蔽魔法で隠していた。ゴブリンをゴブリンメイジに進化させたのは洞穴を縄張りにしている巨大な生き物のグリーンドラゴンだったのだ。
「ギギ、ギギ、ドラゴン様、空飛ぶ家、一つ消えましたが、まだ人の気配します」
「まだ人間は洞穴に気付いていない、ゴブリンたち様子を見てこい」
「ギギ、ギギ、ドラゴン様、了解しました」
「サキヒコさん、さっきからドローンの画像が乱れて上手く映らないの」
「カナエ、それは隠蔽魔法だ。ドローンを退避させて」
「はい」
サキヒコは狙撃銃のスコープを覗いた。よく見ると、1匹のゴブリンが洞窟からこっち見張っていた。ゴブリンとの距離は200m程離れていたが問題なかった。
「カナエ、ゴブリンの頭を狙おう」
サキヒコはゴブリンの頭に狙いを定めた。カチャ、パシューン、グギャ、ドサ、ゴブリンは弾が命中してゴブリンの頭が破裂していた。ゴブリンメイジたちがサキヒコの攻撃に気付きワラワラと洞窟の入口に集まってきた。
「カナエ、UZIで援護して」
「はい」
サキヒコは狙撃銃で ゴブリンメイジを片っ端から狙い撃ちした。カチャ、パシューン、カチャ、パシューン、カチャ、パシューン、ダダダダダ、ダダダダダ、ダダダダダ、ダダダダダ、応援に出てきたゴブリンメイジはカナエのUZI型魔導銃の餌食になって次々と倒れていった。
「サキヒコさん、洞窟の奥の方でかなり大きな赤い点が光っているわ」
「カナエ、入口のゴブリンメイジはどうなの?」
「ゴブリンメイジは全て片付いたよ」
「サキヒコさん、何も考えずに洞窟に入るのは無謀です。先にドローンで洞窟の内部を偵察しましょう」
「アズラエルありがとう。焦りは禁物だね」
サキヒコはドローンを飛ばしたが、ドローンが奥に到達する手前で洞穴の主に攻撃されて映像が突然消えてしまった。
「アズラエル、洞窟の主は何者なの?」
「はい、先程のブレス攻撃から大型のグリーンドラゴンと推測されます。戦うにはロケットランチャが必要になってきます」
「アズラエル、グリーンドラゴンと正面から戦ったら死ぬな」
「はい、サキヒコさんの狙撃銃ではグリーンドラゴンに全く通用しません」
サキヒコはロケットランチャではなく、あくまでもライフルだけで魔物を倒す事に拘っていた。サキヒコは思考加速と並列処理をフル活用していた。転生前の記憶の中から、戦車を狙う大口径の対物ライフルをチョイスしたのだった。
「アズラエル、バレットM107のデータを表示してくれ」
「了解しました。バレットM107のデータを転送します」
「サキヒコさん、私も何か手伝えないの?」
「カナエ、今から、4連バズーカの弾を作るよ。グリーンドラゴンに陽動をかけて二人で一気に叩こう」
「わかったわ」
サキヒコはドラゴンを洞窟の入口まで誘い出したかったので創造で4連バズーカの弾に氷魔法と風魔法と遅延魔法の3つの複合魔法を付与した。
二人は洞窟の中を慎重に進み、カナエが4連バズーカを構えた。
「サキヒコさん、先に撃つわね」
バシューン、バシューン、バシューン、バシューン、4発の弾はグリーンドラゴンの近くで上手く届いたようだ。
「カナエ、退却だ」
二人は転移魔法を発動して一瞬で洞窟の入口まで戻った。遅延魔法が発動し、少し遅れから洞窟の中からバリーン、バリーン、バリーン、バリーンと4回小爆発が起きた。
ギャーオーン、グリーンドラゴンの咆哮が鳴り響き、ドシン、ドシン、ドシン、ドシンと歩く音が聞こえてきた。
「サキヒコさん、大きな赤い点が動いたわ、構えて」
サキヒコは土魔法で急ごしらえした射撃台の上に対戦車ライフルをセットした。
「サキヒコさん、大きなドラゴン」
サキヒコはグリーンドラゴンの首元の弱そうそうな鱗を狙っていた。カチャ、ドゴーン、グリーンドラゴンの首に弾が貫通してドラゴンは一瞬で息絶えた。サキヒコは急いで収納にグリーンドラゴンをしまったのだった。
「サキヒコさん、一発でグリーンドラゴンをやっつけたね」
「うん、俺たちだけでグリーンドラゴンを倒せた」
「サキヒコさん、急いで洞窟の中に入って飛空石を回収してください」
「了解」
サキヒコとカナエは洞窟の中に入って飛空石の回収を全て終えた。洞窟内部は飛空石の他に魔鉱石も大量にあったのでアズラエルは全て回収するように指示した。
「サキヒコさん、カナエさん、お疲れ様でした。飛空石と魔鉱石は規定量が集まりましたので、これよりログハウスの改造に取り掛かりますのでお二人はキャンピングカーの中でおくつろぎ下さい」
「アズラエル、おまかせするよ」
「はい、ログハウスの最終仕上げは3時間程で終わります」
「サキヒコさん、テーブルの上にカニコロッケサンドが置いてあるよ」
「スミレさんが作りかけていたのを神様が転送してくれたのかなぁ」
「きっとそうよ、そうに決まっているわ」
カナエは感激しながらカニコロッケサンドを食べていた。
◇ ◇ ◇ ◇
一方、シローとスミレさんはゼウスが発動した『自立プログラム』でキビピーチ市に強制転送されていた。
「スミレさん、キビピーチ市の海岸だね」
「そのようね」
「サキヒコたちは上手く立ち回れているかな?」
「たぶん大丈夫と思うけど、サキヒコさんって、銃に変な拘りがあったわね」
「サキヒコが拘っているのは狙撃銃だね」
「シローさん、狙撃銃だけでドラゴンと戦えるの?」
「狙撃銃だけではドラゴンと戦うのは無理だろうね。アズラエルのアドバイスを素直に聞いてくれれば地対空ミサイルで攻撃するのが最適だと思うんだ」
「シローさん、スミレさん、サキヒコさんとカナエさんは先ほどグリーンドラゴン戦に勝利しました」
「勝敗の決め手は、カナエさんが4連バズーカでグリーンドラゴンを陽動後にサキヒコさんが大口径の対戦車ライフルでグリーンドラゴンの首を撃ち抜いています」
「スミレさん、サキヒコらしい戦い方だよね」
「ええ、対戦車ライフルって普通の人は絶対に考えない武器よ」
「俺もそう思った。サキヒコは狙撃マニアだからライフルに拘りがあるんだろうね」
「ミカエル、カナエさんは何で戦ったの?」
「ハイ、UZIでゴブリンをダダダと瞬殺しました」
「シローさん、良かったわね」
「ああ、二人ともかなり変わっているけど、これで神様たちも納得したと思うよ」
「そうね」
シローとスミレさんはカニコロッケサンドを食べていた。
(話終わり)
-------------------------------------
大口径の対戦車ライフル:サキヒコが転生前の記憶で創ったバレットM107をベースにアズラエルが最適化したものドラゴンの厚い皮を貫く威力がある。最大射程は2000m
なお、カナエが使ったUZI型魔導銃の有効射程は200mである
◇ ◇ ◇ ◇
その巨大な生き物は洞穴の中で昨夜遅くから4人の気配と匂いを察知していた。その巨大な生き物が住む洞穴はゴブリンメイジたちに洞窟全体を守らせ、洞窟の入口は隠蔽魔法で隠していた。ゴブリンをゴブリンメイジに進化させたのは洞穴を縄張りにしている巨大な生き物のグリーンドラゴンだったのだ。
「ギギ、ギギ、ドラゴン様、空飛ぶ家、一つ消えましたが、まだ人の気配します」
「まだ人間は洞穴に気付いていない、ゴブリンたち様子を見てこい」
「ギギ、ギギ、ドラゴン様、了解しました」
「サキヒコさん、さっきからドローンの画像が乱れて上手く映らないの」
「カナエ、それは隠蔽魔法だ。ドローンを退避させて」
「はい」
サキヒコは狙撃銃のスコープを覗いた。よく見ると、1匹のゴブリンが洞窟からこっち見張っていた。ゴブリンとの距離は200m程離れていたが問題なかった。
「カナエ、ゴブリンの頭を狙おう」
サキヒコはゴブリンの頭に狙いを定めた。カチャ、パシューン、グギャ、ドサ、ゴブリンは弾が命中してゴブリンの頭が破裂していた。ゴブリンメイジたちがサキヒコの攻撃に気付きワラワラと洞窟の入口に集まってきた。
「カナエ、UZIで援護して」
「はい」
サキヒコは狙撃銃で ゴブリンメイジを片っ端から狙い撃ちした。カチャ、パシューン、カチャ、パシューン、カチャ、パシューン、ダダダダダ、ダダダダダ、ダダダダダ、ダダダダダ、応援に出てきたゴブリンメイジはカナエのUZI型魔導銃の餌食になって次々と倒れていった。
「サキヒコさん、洞窟の奥の方でかなり大きな赤い点が光っているわ」
「カナエ、入口のゴブリンメイジはどうなの?」
「ゴブリンメイジは全て片付いたよ」
「サキヒコさん、何も考えずに洞窟に入るのは無謀です。先にドローンで洞窟の内部を偵察しましょう」
「アズラエルありがとう。焦りは禁物だね」
サキヒコはドローンを飛ばしたが、ドローンが奥に到達する手前で洞穴の主に攻撃されて映像が突然消えてしまった。
「アズラエル、洞窟の主は何者なの?」
「はい、先程のブレス攻撃から大型のグリーンドラゴンと推測されます。戦うにはロケットランチャが必要になってきます」
「アズラエル、グリーンドラゴンと正面から戦ったら死ぬな」
「はい、サキヒコさんの狙撃銃ではグリーンドラゴンに全く通用しません」
サキヒコはロケットランチャではなく、あくまでもライフルだけで魔物を倒す事に拘っていた。サキヒコは思考加速と並列処理をフル活用していた。転生前の記憶の中から、戦車を狙う大口径の対物ライフルをチョイスしたのだった。
「アズラエル、バレットM107のデータを表示してくれ」
「了解しました。バレットM107のデータを転送します」
「サキヒコさん、私も何か手伝えないの?」
「カナエ、今から、4連バズーカの弾を作るよ。グリーンドラゴンに陽動をかけて二人で一気に叩こう」
「わかったわ」
サキヒコはドラゴンを洞窟の入口まで誘い出したかったので創造で4連バズーカの弾に氷魔法と風魔法と遅延魔法の3つの複合魔法を付与した。
二人は洞窟の中を慎重に進み、カナエが4連バズーカを構えた。
「サキヒコさん、先に撃つわね」
バシューン、バシューン、バシューン、バシューン、4発の弾はグリーンドラゴンの近くで上手く届いたようだ。
「カナエ、退却だ」
二人は転移魔法を発動して一瞬で洞窟の入口まで戻った。遅延魔法が発動し、少し遅れから洞窟の中からバリーン、バリーン、バリーン、バリーンと4回小爆発が起きた。
ギャーオーン、グリーンドラゴンの咆哮が鳴り響き、ドシン、ドシン、ドシン、ドシンと歩く音が聞こえてきた。
「サキヒコさん、大きな赤い点が動いたわ、構えて」
サキヒコは土魔法で急ごしらえした射撃台の上に対戦車ライフルをセットした。
「サキヒコさん、大きなドラゴン」
サキヒコはグリーンドラゴンの首元の弱そうそうな鱗を狙っていた。カチャ、ドゴーン、グリーンドラゴンの首に弾が貫通してドラゴンは一瞬で息絶えた。サキヒコは急いで収納にグリーンドラゴンをしまったのだった。
「サキヒコさん、一発でグリーンドラゴンをやっつけたね」
「うん、俺たちだけでグリーンドラゴンを倒せた」
「サキヒコさん、急いで洞窟の中に入って飛空石を回収してください」
「了解」
サキヒコとカナエは洞窟の中に入って飛空石の回収を全て終えた。洞窟内部は飛空石の他に魔鉱石も大量にあったのでアズラエルは全て回収するように指示した。
「サキヒコさん、カナエさん、お疲れ様でした。飛空石と魔鉱石は規定量が集まりましたので、これよりログハウスの改造に取り掛かりますのでお二人はキャンピングカーの中でおくつろぎ下さい」
「アズラエル、おまかせするよ」
「はい、ログハウスの最終仕上げは3時間程で終わります」
「サキヒコさん、テーブルの上にカニコロッケサンドが置いてあるよ」
「スミレさんが作りかけていたのを神様が転送してくれたのかなぁ」
「きっとそうよ、そうに決まっているわ」
カナエは感激しながらカニコロッケサンドを食べていた。
◇ ◇ ◇ ◇
一方、シローとスミレさんはゼウスが発動した『自立プログラム』でキビピーチ市に強制転送されていた。
「スミレさん、キビピーチ市の海岸だね」
「そのようね」
「サキヒコたちは上手く立ち回れているかな?」
「たぶん大丈夫と思うけど、サキヒコさんって、銃に変な拘りがあったわね」
「サキヒコが拘っているのは狙撃銃だね」
「シローさん、狙撃銃だけでドラゴンと戦えるの?」
「狙撃銃だけではドラゴンと戦うのは無理だろうね。アズラエルのアドバイスを素直に聞いてくれれば地対空ミサイルで攻撃するのが最適だと思うんだ」
「シローさん、スミレさん、サキヒコさんとカナエさんは先ほどグリーンドラゴン戦に勝利しました」
「勝敗の決め手は、カナエさんが4連バズーカでグリーンドラゴンを陽動後にサキヒコさんが大口径の対戦車ライフルでグリーンドラゴンの首を撃ち抜いています」
「スミレさん、サキヒコらしい戦い方だよね」
「ええ、対戦車ライフルって普通の人は絶対に考えない武器よ」
「俺もそう思った。サキヒコは狙撃マニアだからライフルに拘りがあるんだろうね」
「ミカエル、カナエさんは何で戦ったの?」
「ハイ、UZIでゴブリンをダダダと瞬殺しました」
「シローさん、良かったわね」
「ああ、二人ともかなり変わっているけど、これで神様たちも納得したと思うよ」
「そうね」
シローとスミレさんはカニコロッケサンドを食べていた。
(話終わり)
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大口径の対戦車ライフル:サキヒコが転生前の記憶で創ったバレットM107をベースにアズラエルが最適化したものドラゴンの厚い皮を貫く威力がある。最大射程は2000m
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