改訂版 勇者と聖女の育成請け負います_みんなで育てれば怖くないね

にしのみつてる

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第7章

巨大船を作ろう ~メガファライナ発進~

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 クリタ島に着いた一行は何をしていいのか分からなかった

「ミカエル、俺たち、これから先はどうするの?」
「はい、只今神界では状況が目まぐるしく変わっており、既に悪の脅威は全て取り除かれ、一部のジェネオスよアギオスたちはバトルメイド、バトル執事を連れて宇宙で活躍をしようとしているのです」

「はぁ、宇宙ってアニメで出てくる宇宙戦艦でも作ったのか?」
「いえ、空に浮かぶ空中島を作り、ドッグの機能と大型転移門の機能を持たせたのです」
「結局、アニメ映画の世界だね」

「ミカエル、俺たちの1000年先を行っているじゃん」
「そうですね~、全てはジェネオスとアギオスたちの願いだそうで、調理専用のロボットと副操縦士のロボットもバトルメイドとバトル執事が中心になって開発しています」

「スミレさん、俺たちも覚悟を決める時期に来たかも知れないね」
「シローさん、どうせなら、二番煎じでもいいから私たちも全世界を回るのも一つの案よ」

「サキヒコとカナエさんは何をしたい?」
「そうですね~、俺とカナエもスミレさんの意見に賛成です」

「イーライとネイト、ヒナミとホノカは何か意見があるか?」
 はい、空に浮かぶ空中島の設計図は既にヨダシステムに登録されています。ミスリルインゴットもありますのでログハウスを改造して 大型飛空船を作る案と ログハウスを残してお椀型の底の部分を作る案の何方がいいですか?

「何方を選んでも速度は今の4倍 マッハ2で航行が可能になります。

 スミレさん、サキヒコ、カナエさんどうする?」

「シローさん、私はログハウスを連結した空中島がいいと思うわ」

 サキヒコとカナエさんはどうだ?

 私は、スミレさんの案に1票です」
 俺は大型飛空船を作る案に1票です」

「シローさんはどうですか?
「俺も大型飛空船だけど、アニメの宇宙戦艦にはこだわらない」

「シローさんかっこいいですね~」
「スミレさん、私もこのクジラさんに乗って旅をしたいです」
「シローさん、私もこの可愛いクジラさんに乗って旅をするわ」

「イーライ、ネイト、設計上は問題ないか?」
「はい、問題ありません。大型の魔導原子炉を作って空に浮かべましょう」

 イーライとネイトはミスリルインゴットを使って骨格を作り始めた。ミスリルインゴットは青白い光を放ちながら骨格が形成されていった。

「では、魔鉱石とミスリル鉱石を加工して大型原子炉と補助原子炉を作ります」
「クリエーション・マジックリアクター・インサート・ホエール・シップ」
「クリエーション・ラージマジックリアクター・インサート・ホエール・シップ」
 ドドーン、ドドーン、太鼓の音が鳴って小型タンクと巨大なタンクが鯨の骨格の中に入っていった。

「皆さん、手を繋いでカーボンファイバーで鯨の骨格を覆いましょう」
「クリエーション・マジックファイバー・ホエール・シップ」
「浮いている……!」
「すごい、まるで生きてるみたい……」

「シローさん、サキヒコさん、この巨大な鯨メガファライナの機動性を上げるのは『風の石(グラビトン鉱石』が必要です」

「ミカエル、グラビトン鉱は何処にあるの?」
「はい、セリアリューナ山麓のナグラ鉱床にあると言われています」

「ひょっとしてエルフの里?」
「そのとおりです」

「皆んな、キッチン、バス・トイレは什器は最新型で揃えようか?」
「「「はい」」」

「クリエイト・キッチン、バスルーム、トイレット✕2・インサート・メガファライナ」
「メイキング・ハンガー・インサート・メガファライナ」

 イーライ、ネイト、銃器の設置と気象レーダーをお願いしていいかな?」
「了解です」

 シローは操縦席に座り、仲間たちを振り返る。
「イーライ、ネイト、フライト前チェックを読み上げて」

「絶対防御Max展開」
「圧力隔壁異常無し」
「飛空システム異常なし」
「オートバランサー作動正常」
「オートジャイロ作動正常」
「射撃統制システム作動正常」
「計器類オールグリーン」
「フライトチェック、完了」

「補助マジック・リアクター起動」
 
「大型マジック・リアクター起動」
 大型魔導原子炉がかすかな唸りを立てて起動してくる。
「主回路・コンタクト」
 
「マジックリアクター圧力上昇100パーセント」

「テイクオフ」
 ポーンポーン、「メガファライナ発進」

「目的地、、セリアリューナ山麓」
「目的地をセリアリューナ山麓に設定、オートパイロット作動、視界クリアー、コース障害無し」

 ポーンポーン、高度、2万メートルまで上昇します」
「高度1万メートル」
「与圧隔壁異常なし」

「高度2万メートル」
「与圧隔壁異常なし」

 ポーンポーン、「現在、マッハ1で飛行。目的地をセリアリューナ山麓までは4400キロ およそ3時間36分です」

「シローさん、グオングオンとポワーンのギミックは省かれたのですか?」
「サキヒコ、その通り。俺たちの世代はアニメの中で戦艦が宇宙へ飛びっ立ったけど、俺はその中でも自由を追い求める海賊の船に憧れたたんだ」

「だけど、70年代アニメの面影を残ししつつ、静音化で進化したと思うよ」

「ひょっとして、ミカエルがシローさんの思考を読み取ってこの鯨を作ったのですか?」

「サキヒコさん、大きな鯨はモビーディックよ」
「あっ、なるほど~、それも被っているのですね」
「そうみたいだね」

 スミレさん、ここの設備は本当に最新型ですね」
 そうみたいね。シローさんたちのこだわりを読み取ったのですか?

「そうみたいね」

「ヒナミ、ホノカ、お昼の準備をお願い」
「スミレさん、サンドイッチを作りましょう」
「任せたわ」
「「はい」」
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