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四月三日、事件発生。
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星海市があるのは、俗に熱帯と称される地域だ。
故に八嶋国と比べると夏が長く、冬と呼ぶには暖かい。(まあ、地元の人間には十分寒いらしいが)
そんな星海の四月は、一神教の祝祭を控えて、主に新城の方が賑やかになってくる時分だ。
城市にも教会はあるが、新城側に大きな聖堂があり、猊利典国からの移住者が多く住むからだ。
事件は、そんな季節の朝起こった。
登校出勤で多くの人がごった返すバスの停留所で、一人の猊国人青年が変死したのだ。
バスの中で苦しみだし、止まった停留所で転げ落ちるようにして降りた後、そのまま喉を掻き毟って青年は命を落とした。
唇は青くなり、顔や首、そして腕にポツポツと赤い発疹が浮かんだ青年の死に様は、周囲の人間達に「すわ、流行病か!?」と、どよめかせるだけのインパクトがあった。
坂本良行が事件を知ったのは、その日の夕方である。
但し、所謂号外の類ではなく、事件の関係者?と遭遇したからだ。
その日、大家の老夫人の頼みで星海大道に面した生花店へ買い物に行った帰り、そろそろお隣さんも仕事上がりだろうと思い、彼の奉職する尖沙止警署へと足を伸ばした。
その、警察署の前で、良行の目的とするホーク・葉和偉は見憶えのない中年西域人に捕まり、機関銃の如き舌鋒に曝されている最中であった。
立板に水という言葉があるが、それにしたって良行には音の連なりとしてしか認識出来ない勢いである。
だが、所々に明らかに東方人を見下し侮辱する言い回しが使われているのに気付き、良行が割って入ろうとしたその時だった。
「例え数日前に本国からこちらに来たとしても、卑しくも弁護士ならば『原住民族差別禁止法』を知っているだろう。
しかも、警官として奉職する者を斯様に侮辱する以上、星海市警察全体への侮辱と捉えさせて貰おう」
凛とした声が響き、飛び上がって中年男性は詰め寄っていたホーク・葉から離れた。
声の主は、警署のエントランスに立っていた。
金髪蒼い目、痩身痩躯を制服に包んだその人物は、見るからに生粋の猊国人に見えた。
だが見鬼としての良行は、猊国人、否西域人には纏い得ぬ何かを、彼から感じ取って首を捻った。
「な、何者だ、きさ」
「私は、アラン・サリヴァン。高級助理処長、ああ、君には警視長の方が解かり易いかね?」
「!?」
三〇代半ばに至ったか否かに見えるその人物の肩書きに、八嶋から来た素浪人同然の三文文士は目を見開いた。
高級助理処長と言うのは、星海の警察内部で上から三番目のお偉いさんで、組織内に四人居るうちの一人と言う事だ。
当人は未だに敬礼を続ける若い警官に直るよう声を掛けると、警察署のど真ん前で騒いだ非常識に向き直った。
「捜査を始めたばかりの事件を、随分大きな声で触れ回ってくれたようだが、そうやって亡くなった人物を晒し者にする事が君の雇用主の希望かね?」
「っ」
「まだ殺人事件と断定も出来ない状況で、随分はっきりと犯人の存在を追求されていたが、つまりスチュワート・ウィルソン氏は殺される心当たりがあったと、貴方は仰る訳だ、そうだろうMr.?」
「!? いやその、失礼する!」
美男子と呼べる、しかも警察のお偉いさんからの追求に、男はさながら塩を掛けられたナメクジのように縮こまって走り去った。
その、コソ泥でももっと堂々と走るだろう後姿を大した感慨も無く見送った警察高官は、警察社会の最下位にいるだろう青年に声を掛け、建物に戻って行った。
知己が上官の後を追うのを見届けて、良行は下宿に戻る事にした。
結局、ホーク・葉和偉が下宿に戻って来たのは、とっぷりと日が落ちて以降の事だ。
青年の面持ちは、驚いたのと狐に摘まれたのと半々と言った感じで、どうやら突拍子もない事になったのは間違いなさそうだった。
「お偉いさんは、何と言って来たのです?」
「え? ああ、急に異動する事になった」
先日、大家の息子が喜々として配線した電灯の下、ホークは良行が取り置きしてくれた食事と、買って来た惣菜とをかき込みながら語ったところによると、例のお偉いさんの直下で捜査する、小間使いではないがまあそんな感じの職分に就く事になったらしい。
何でも、あのアラン・サリヴァンと言うお偉いさんは、数日前まで本国の命令で北東にある天堂市と西南にある泥蘭市に、長期の視察に出ていたそうだ。
因みに、天堂市は幾つかの『租界』を抱えた国際都市、泥蘭市は南洋と呼ばれる地域にある猊国の植民都市の中でも、最大の街である。
「視察ですか?」
「らしいよ。俺が奉職する前からの話で、高級助理処長殿の中に長期出張中の方がいるって言う、話は知ってたから」
そのお偉いさんが、捜査本部を置く程ではないが捜査したい事件に対応させる為の人員として、西域人に絡まれ悪目立ちしたペーペーに目をつけたと言う事らしい。
「そう言えば、あの猊国人は何の理由で君に因縁を付けてたのです?」
「ああ、そう言えばグッディ来てたっけ。
あの御仁は、とある商人のお抱え弁護士って奴らしい」
「ほほう?」
探偵小説を書き、又曲がりなりにも大学を出た身だ、弁護士なる職分には一応の知識がある。
そこからすると、あの人物は弁護士と言うにはややあれでそれではないかと思った。……主に、雇用主の利害と言う点において。
「グッディは号外を見たかい?」
「いいや。
あの時は、女将のお使いの帰りでね、君の終業時刻だろうと思って立ち寄ったところでしたから」
良行がそう答えると、ホークは頭を掻いてこう話し始めた。
曰く、今朝方の変死事件を、彼が目撃する事になったらしい。
市内警邏中に、バスの停留所に人だかりが出来ているのを見付け覗き込んだ結果、事切れる瞬間に立ち会う羽目になったのだ。
その後、書類作成だの上司への説明だのと一日中走り回り、やっと帰ろうと言う時にあの西域人に捕まったのだそうだ。
「要するに、朝方亡くなった青年の身内に雇われてる弁護士らしいんだけど」
「はあ。にしては暴力的だった気がしますが、彼は君に何の用事が合ったと?」
隣室の住人に、食事を終えた青年は大きく肩を竦めると、溜息混じりにこう語った。
「犯人を明かさないと身の為にならない、どうせお前達東方人が犯人だから、匿ってるんだろうって事らしい。
それだけの事言うだけに、ざっと二十分掛かってて、その大半が東方の先住民への差別用語だったけど」
「あー……」
話を聞きつつ、良行も軽い頭痛を覚える。
古い世代の西域人には、『一神教の聖句を知らない者、異教徒、辺境の未開人は動物と変わらないので、我々文明人がどう扱っても構わない』と言う暴言を未だに信じ、実行しようと言う輩が割と良く居るのだ。
だがしかし、まさか弁護士などと言う職分の人間に、そんな半世紀前の思想が根付いているとは。
余りな話に言葉も無い様子の小説書きに、警官の方は食器をまとめつつこう語った。
「だからって事もないけど、どうやら明日からMr.サリヴァンの下で朝の件を調査する事になるよ」
「はあ。頑張って下さい」
そう応えつつ、良行は翌朝新聞を買い込む事を決めた。
故に八嶋国と比べると夏が長く、冬と呼ぶには暖かい。(まあ、地元の人間には十分寒いらしいが)
そんな星海の四月は、一神教の祝祭を控えて、主に新城の方が賑やかになってくる時分だ。
城市にも教会はあるが、新城側に大きな聖堂があり、猊利典国からの移住者が多く住むからだ。
事件は、そんな季節の朝起こった。
登校出勤で多くの人がごった返すバスの停留所で、一人の猊国人青年が変死したのだ。
バスの中で苦しみだし、止まった停留所で転げ落ちるようにして降りた後、そのまま喉を掻き毟って青年は命を落とした。
唇は青くなり、顔や首、そして腕にポツポツと赤い発疹が浮かんだ青年の死に様は、周囲の人間達に「すわ、流行病か!?」と、どよめかせるだけのインパクトがあった。
坂本良行が事件を知ったのは、その日の夕方である。
但し、所謂号外の類ではなく、事件の関係者?と遭遇したからだ。
その日、大家の老夫人の頼みで星海大道に面した生花店へ買い物に行った帰り、そろそろお隣さんも仕事上がりだろうと思い、彼の奉職する尖沙止警署へと足を伸ばした。
その、警察署の前で、良行の目的とするホーク・葉和偉は見憶えのない中年西域人に捕まり、機関銃の如き舌鋒に曝されている最中であった。
立板に水という言葉があるが、それにしたって良行には音の連なりとしてしか認識出来ない勢いである。
だが、所々に明らかに東方人を見下し侮辱する言い回しが使われているのに気付き、良行が割って入ろうとしたその時だった。
「例え数日前に本国からこちらに来たとしても、卑しくも弁護士ならば『原住民族差別禁止法』を知っているだろう。
しかも、警官として奉職する者を斯様に侮辱する以上、星海市警察全体への侮辱と捉えさせて貰おう」
凛とした声が響き、飛び上がって中年男性は詰め寄っていたホーク・葉から離れた。
声の主は、警署のエントランスに立っていた。
金髪蒼い目、痩身痩躯を制服に包んだその人物は、見るからに生粋の猊国人に見えた。
だが見鬼としての良行は、猊国人、否西域人には纏い得ぬ何かを、彼から感じ取って首を捻った。
「な、何者だ、きさ」
「私は、アラン・サリヴァン。高級助理処長、ああ、君には警視長の方が解かり易いかね?」
「!?」
三〇代半ばに至ったか否かに見えるその人物の肩書きに、八嶋から来た素浪人同然の三文文士は目を見開いた。
高級助理処長と言うのは、星海の警察内部で上から三番目のお偉いさんで、組織内に四人居るうちの一人と言う事だ。
当人は未だに敬礼を続ける若い警官に直るよう声を掛けると、警察署のど真ん前で騒いだ非常識に向き直った。
「捜査を始めたばかりの事件を、随分大きな声で触れ回ってくれたようだが、そうやって亡くなった人物を晒し者にする事が君の雇用主の希望かね?」
「っ」
「まだ殺人事件と断定も出来ない状況で、随分はっきりと犯人の存在を追求されていたが、つまりスチュワート・ウィルソン氏は殺される心当たりがあったと、貴方は仰る訳だ、そうだろうMr.?」
「!? いやその、失礼する!」
美男子と呼べる、しかも警察のお偉いさんからの追求に、男はさながら塩を掛けられたナメクジのように縮こまって走り去った。
その、コソ泥でももっと堂々と走るだろう後姿を大した感慨も無く見送った警察高官は、警察社会の最下位にいるだろう青年に声を掛け、建物に戻って行った。
知己が上官の後を追うのを見届けて、良行は下宿に戻る事にした。
結局、ホーク・葉和偉が下宿に戻って来たのは、とっぷりと日が落ちて以降の事だ。
青年の面持ちは、驚いたのと狐に摘まれたのと半々と言った感じで、どうやら突拍子もない事になったのは間違いなさそうだった。
「お偉いさんは、何と言って来たのです?」
「え? ああ、急に異動する事になった」
先日、大家の息子が喜々として配線した電灯の下、ホークは良行が取り置きしてくれた食事と、買って来た惣菜とをかき込みながら語ったところによると、例のお偉いさんの直下で捜査する、小間使いではないがまあそんな感じの職分に就く事になったらしい。
何でも、あのアラン・サリヴァンと言うお偉いさんは、数日前まで本国の命令で北東にある天堂市と西南にある泥蘭市に、長期の視察に出ていたそうだ。
因みに、天堂市は幾つかの『租界』を抱えた国際都市、泥蘭市は南洋と呼ばれる地域にある猊国の植民都市の中でも、最大の街である。
「視察ですか?」
「らしいよ。俺が奉職する前からの話で、高級助理処長殿の中に長期出張中の方がいるって言う、話は知ってたから」
そのお偉いさんが、捜査本部を置く程ではないが捜査したい事件に対応させる為の人員として、西域人に絡まれ悪目立ちしたペーペーに目をつけたと言う事らしい。
「そう言えば、あの猊国人は何の理由で君に因縁を付けてたのです?」
「ああ、そう言えばグッディ来てたっけ。
あの御仁は、とある商人のお抱え弁護士って奴らしい」
「ほほう?」
探偵小説を書き、又曲がりなりにも大学を出た身だ、弁護士なる職分には一応の知識がある。
そこからすると、あの人物は弁護士と言うにはややあれでそれではないかと思った。……主に、雇用主の利害と言う点において。
「グッディは号外を見たかい?」
「いいや。
あの時は、女将のお使いの帰りでね、君の終業時刻だろうと思って立ち寄ったところでしたから」
良行がそう答えると、ホークは頭を掻いてこう話し始めた。
曰く、今朝方の変死事件を、彼が目撃する事になったらしい。
市内警邏中に、バスの停留所に人だかりが出来ているのを見付け覗き込んだ結果、事切れる瞬間に立ち会う羽目になったのだ。
その後、書類作成だの上司への説明だのと一日中走り回り、やっと帰ろうと言う時にあの西域人に捕まったのだそうだ。
「要するに、朝方亡くなった青年の身内に雇われてる弁護士らしいんだけど」
「はあ。にしては暴力的だった気がしますが、彼は君に何の用事が合ったと?」
隣室の住人に、食事を終えた青年は大きく肩を竦めると、溜息混じりにこう語った。
「犯人を明かさないと身の為にならない、どうせお前達東方人が犯人だから、匿ってるんだろうって事らしい。
それだけの事言うだけに、ざっと二十分掛かってて、その大半が東方の先住民への差別用語だったけど」
「あー……」
話を聞きつつ、良行も軽い頭痛を覚える。
古い世代の西域人には、『一神教の聖句を知らない者、異教徒、辺境の未開人は動物と変わらないので、我々文明人がどう扱っても構わない』と言う暴言を未だに信じ、実行しようと言う輩が割と良く居るのだ。
だがしかし、まさか弁護士などと言う職分の人間に、そんな半世紀前の思想が根付いているとは。
余りな話に言葉も無い様子の小説書きに、警官の方は食器をまとめつつこう語った。
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