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四月五日、事件現場周辺
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翌日には華国系の方の新聞でも、停留所の事件を報じなくなった。
察するところ、スチュアート・ウィルソンの身内だか後見だかが、華国系の新聞社にまで圧力を掛けたのだろう。
言語統制の如き状況に呆れつつ、坂本良行は久し振りに点心店《竜胆》へ足を向けた。
一見すれば、東西色んな人種が訪れる国際色豊かな店だが、その実人外の存在が百鬼夜行する特殊な店は、雨がしとど降る今日も盛況である。
人が溢れるフロアの角の、空いた卓に腰を据え、ワゴンから蒸籠を二つ受け取ると、自称三文文士は周囲の話し声に耳を傾けた。
「何かあるかい?」
「いや、相変わらず美国の方で、酒を巡って揉めてるくらいかね」
『あの男、ついに死んだってよ』
『ああ、壊魔堕ち寸前だったあいつな。よく死ねたな』
「普国の方で、きな臭い男がけったいな組織を作ってるらしいな」
「西域の殆どを相手に戦争した所為で、インフレなんてもんじゃないからな、あの国。景気の良い事を話す人間に、人気が集まるんだろうよ」
『尤も、先に死んだ手下共々、眠れるのはまだ先だろうがな』
『仕方が無いさ、奴は二重の意味で女に呪われてやがるからな』
『ま、西域人だってんで、冥卒も奴の扱いに困ってるらしいがな』
人外達の言葉におやっと思っていると、別の方向から気になる会話が耳に入って来た。
「やれやれ、これでMr.サザーランドも気が楽になったな」
「おいおい、言ってやるなよ。まだ一番の難物は残ってんだぜ?」
「だが、甥の為と、売上の三分の一を一回の買い物で使われるって言う外道をされる事は、これで無くなるだろうよ」
「判らんぞお、あの奥方なら甥の墓所の為とか言って、馬鹿みたいに土地を買い占めるかもな。
確か、そんなノリで意味なく放牧場買っただろう?」
「全く、頭のおかしい女を女房に貰うと、苦労するよなあ」
そう言って、くつくつと忍び笑いしているのは金や茶色の髪を持つ、西域人の男達だった。服装から察するに、お忍びで飲茶を愉しんでいる、商会のお偉方のようだ。
色々興味深い話に、首を捻りつつ良行は店を後にした。
雨は上がり、人通りも増えてきた。
さてと頭を掻くと、良行が足を向けたのは件のバスの停留所であった。
新城側では、トラムと呼ばれる路面電車が走るようになっているが、城市側は今もバスが公共交通の中心だ。尤も、現在猊国首都のように、地下鉄道網整備が始まっているらしいが、足元の事は良く判らない。
スチュアート・ウィルソンが倒れ、息絶えたと言う路上は元々人の往来も激しく、又昨日の夕方に一雨降った事もあり、事件の痕跡など残っているようには見えなかった。
それに元々、何時ぞやの砒素による急性中毒と違い、体内の物を凡て撒き散らしながら等と言う、凄惨なものではなかったようだ。
腕組みしつつ、現場を見回していた良行の背に、ドンっとぶつかる者がいた。
驚き振り返った良行は、御用聞きの姿をした少年と目があった。どうやら、下を見ながら歩いていた為に、歩道の真ん中に立っていた良行につき当ったらしい。
一礼して、走り去る少年に声を掛け損ね、良行は頭を掻いた。
相手に感じた違和感に首を捻り、軽く溜息を吐いて歩き出そうとした八嶋人は、足の裏にこりっと言う感触を覚えて下を見た。
屈んで見ると、そこには一本の針があった。
所謂縫針ではなく、踏んで割れてしまったがセルロイドの飾りの付いた、待ち針と言う代物のようだった。
察するところ、石畳の隙間に入っていたのが、先ほどの雨で浮き上がり流されたのではないだろうか。
「針、ねえ」
それこそ頭を掻き、良行はその針を懐に入れた手拭いに挟んだ。
針一本とは言え、その辺に転がしていては危険だと思ったからだ。
そうして立ち去る彼の事を、物陰からじっと見詰める眼があった事を、良行が長らく知る事はなかった。
夕方、定時より半刻(約一時間)遅く戻って来たホーク・葉和偉は、ほとほと疲れ果てたと言う顔で、自室の寝床に倒れ込んでいた。
隣人の八嶋人が、取り置きしておいた夕食を運んでやると、ガツガツとものも言わずに詰め込み出した。
察するところ、昼食もまともに摂れなかったのかと坂本良行が眉を顰めていると、最後のお茶を一気飲みしてホーク・葉は人心地付いたようだった。
「あー食った、グッディありがとな」
「新しい部署は、かなり忙しそうですねえ」
良行の言葉に、ホークの方は一瞬考え相手が言わんとしている事に気付いて、「違う違う」と片手を振って見せた。
「午前中までは、研修って事で殆ど座学と資料整理だったんだけど、午後になって警察病院でのごたごたの収拾の応援に行ってさ」
「ごたごた?」
「ほら、あの停留所の、まだ検死中の遺体を返せって、叔母だって言う女性が押しかけて来てさあ」
「え?」
げっそりとした表情で、ホークが語ったところによると、午後のお茶の時間が過ぎた頃であった。
目撃者達の証言を整理していたところへ急に上司に付いて来るよう言われて、ホークは蒸気自動車に乗せられ――警察署の物ではなく、上司の私物だと言う話だった――あれよあれよで入江を越えて、新城は中環に有る警察病院に連れて来られたのだと言う。
その入口で、人足らしいガタイの良い男達を背景に、またおべっか使いと言うか太鼓持ちっぽい空気の先日ホークに絡んでいた男を従えた、四十絡みの流行のドレスを着た女性が顎を上げて立っていた。正直、染めたらしい不自然な金髪と、齢に不釣り合いなごてごてした化粧と流行りのドレスとで、成金丸出しの女性だった。
高級助理処長であるアラン・サリヴァンの姿に、警察病院側の人間は居住まいを正したが、女性の方は判っていないように視線を寄越しただけだった。
慌てて、太鼓持ちが耳打ちしたところ、女性は笑顔で彼に向かってこう言い放った。
「貴方が警視長なんですってね。
貴方の権限で、私の甥を家に返してくださいな。葬儀の準備をしているのに、あの子がいないと葬儀が出来ませんわ」
「……貴方は、何を言っておられるのです」
サリヴァン高級助理処長は欠片も表情を動かさなかったが、ホークや周囲の人間は女性の言葉の意味がつかめず、ぽかんと見ている事しか出来ない。
アンナ・サザーランドと名乗ったその女性は、次の日曜日に大聖堂を貸しきって甥の葬儀を盛大に行い、その後本国に運んでもう一度盛大な葬儀を行い、兄の墓所の隣に甥を葬ってやるのだから、早く返してくれと捲し立てた。
余りな内容に、猊国ではそれが普通かと居合わせた猊国人警官にホークが視線を向けると、同じように唖然としていた総督察(警部相当)の肩章を付けた髭の男は、視線に気づくや盛大に首を横に振って見せた。
「Mrs.サザーランド、ではMr.ウィルソンの検死を切り上げる指示書と、遺体引き渡しに対する命令書はお持ちで?」
「何それ、貴方が命令すれば良いのではなくて?」
首を傾げる夫人に、表情を動かすこと無くこの場での最高位の警察官僚はこう答えた。
「残念ながら、私より上位の人間が出した指示で甥子さんの検死は行われておりますから、私ではどうしようもありません。
犯罪事件であれ、病死であれ、死因を突き止めねば」
「犯罪事件に決まってるでしょう! お兄様の忘れ形見に不自由のない生活が送れる様、心を砕いて来たのですよ!」
この後、甥が死んだのは警察が無能だ、原住民などと言う下級人種に仕事をさせるからだ、高貴な人間を守れないなら警察など無駄だと、ノンブレスで喚いた女性に向かって、アラン・サリヴァンはいっそ穏やかな顔で言い放った。
「サザーランド商会と、エールオブハウプトンの名をこれ以上地に落とすような事はされませんよう。
処長(警視総監相当、警察総本部長)命令無く、検死の中断は認められません。お引取りを。
ああ、それとも公務執行妨害と言う事で、このまま最寄りの警察署へ移って戴きましょうか」
顔は穏やかで、声も決して大きかった訳ではない。
だが、彼の怒りを煽った女性以外のその場にいた面子は、全員背筋が凍るのを感じた。
サリヴァン高級助理処長の発言に向かって、全く理解出来なかった様子で文句を重ねようとした女性を、自称弁護士が宥めすかしつつ人足達をまとめて、逃げる様に帰って行った。
事態を、茫然と見守るばかりだったホーク・葉に、病院エントランスの方を見ていた上司が声を掛けて来た。
「葉君」
「イエス、サー」
条件反射宜しく姿勢を正したホークに向かって、アラン・サリヴァンは溜息交じりにこう告げた。
「ご覧の通り、この事件は面倒な事が多いだろう。
心して捜査してくれたまえ」
「りょ、了解しました」
敬礼するホークに頷くと、高級助理処長殿は部下達に尖沙止警署に戻ると言った。
そして警署に戻るや、ペーペーのホークに病院での一件の報告書を上げるよう命じたのである。
「何と言うか、現場では何もする事無かったんだけど、その分文章に起こす事になったら頭痛くなってきて」
遠い目になっている年下の隣人に、良行は黙ってお茶のおかわりを注いでやる。
そして、アラン・サリヴァンと言う人物が中々のスパルタ主義であると悟って、顔に出さないように胸の内で念仏を唱えた。
察するところ、スチュアート・ウィルソンの身内だか後見だかが、華国系の新聞社にまで圧力を掛けたのだろう。
言語統制の如き状況に呆れつつ、坂本良行は久し振りに点心店《竜胆》へ足を向けた。
一見すれば、東西色んな人種が訪れる国際色豊かな店だが、その実人外の存在が百鬼夜行する特殊な店は、雨がしとど降る今日も盛況である。
人が溢れるフロアの角の、空いた卓に腰を据え、ワゴンから蒸籠を二つ受け取ると、自称三文文士は周囲の話し声に耳を傾けた。
「何かあるかい?」
「いや、相変わらず美国の方で、酒を巡って揉めてるくらいかね」
『あの男、ついに死んだってよ』
『ああ、壊魔堕ち寸前だったあいつな。よく死ねたな』
「普国の方で、きな臭い男がけったいな組織を作ってるらしいな」
「西域の殆どを相手に戦争した所為で、インフレなんてもんじゃないからな、あの国。景気の良い事を話す人間に、人気が集まるんだろうよ」
『尤も、先に死んだ手下共々、眠れるのはまだ先だろうがな』
『仕方が無いさ、奴は二重の意味で女に呪われてやがるからな』
『ま、西域人だってんで、冥卒も奴の扱いに困ってるらしいがな』
人外達の言葉におやっと思っていると、別の方向から気になる会話が耳に入って来た。
「やれやれ、これでMr.サザーランドも気が楽になったな」
「おいおい、言ってやるなよ。まだ一番の難物は残ってんだぜ?」
「だが、甥の為と、売上の三分の一を一回の買い物で使われるって言う外道をされる事は、これで無くなるだろうよ」
「判らんぞお、あの奥方なら甥の墓所の為とか言って、馬鹿みたいに土地を買い占めるかもな。
確か、そんなノリで意味なく放牧場買っただろう?」
「全く、頭のおかしい女を女房に貰うと、苦労するよなあ」
そう言って、くつくつと忍び笑いしているのは金や茶色の髪を持つ、西域人の男達だった。服装から察するに、お忍びで飲茶を愉しんでいる、商会のお偉方のようだ。
色々興味深い話に、首を捻りつつ良行は店を後にした。
雨は上がり、人通りも増えてきた。
さてと頭を掻くと、良行が足を向けたのは件のバスの停留所であった。
新城側では、トラムと呼ばれる路面電車が走るようになっているが、城市側は今もバスが公共交通の中心だ。尤も、現在猊国首都のように、地下鉄道網整備が始まっているらしいが、足元の事は良く判らない。
スチュアート・ウィルソンが倒れ、息絶えたと言う路上は元々人の往来も激しく、又昨日の夕方に一雨降った事もあり、事件の痕跡など残っているようには見えなかった。
それに元々、何時ぞやの砒素による急性中毒と違い、体内の物を凡て撒き散らしながら等と言う、凄惨なものではなかったようだ。
腕組みしつつ、現場を見回していた良行の背に、ドンっとぶつかる者がいた。
驚き振り返った良行は、御用聞きの姿をした少年と目があった。どうやら、下を見ながら歩いていた為に、歩道の真ん中に立っていた良行につき当ったらしい。
一礼して、走り去る少年に声を掛け損ね、良行は頭を掻いた。
相手に感じた違和感に首を捻り、軽く溜息を吐いて歩き出そうとした八嶋人は、足の裏にこりっと言う感触を覚えて下を見た。
屈んで見ると、そこには一本の針があった。
所謂縫針ではなく、踏んで割れてしまったがセルロイドの飾りの付いた、待ち針と言う代物のようだった。
察するところ、石畳の隙間に入っていたのが、先ほどの雨で浮き上がり流されたのではないだろうか。
「針、ねえ」
それこそ頭を掻き、良行はその針を懐に入れた手拭いに挟んだ。
針一本とは言え、その辺に転がしていては危険だと思ったからだ。
そうして立ち去る彼の事を、物陰からじっと見詰める眼があった事を、良行が長らく知る事はなかった。
夕方、定時より半刻(約一時間)遅く戻って来たホーク・葉和偉は、ほとほと疲れ果てたと言う顔で、自室の寝床に倒れ込んでいた。
隣人の八嶋人が、取り置きしておいた夕食を運んでやると、ガツガツとものも言わずに詰め込み出した。
察するところ、昼食もまともに摂れなかったのかと坂本良行が眉を顰めていると、最後のお茶を一気飲みしてホーク・葉は人心地付いたようだった。
「あー食った、グッディありがとな」
「新しい部署は、かなり忙しそうですねえ」
良行の言葉に、ホークの方は一瞬考え相手が言わんとしている事に気付いて、「違う違う」と片手を振って見せた。
「午前中までは、研修って事で殆ど座学と資料整理だったんだけど、午後になって警察病院でのごたごたの収拾の応援に行ってさ」
「ごたごた?」
「ほら、あの停留所の、まだ検死中の遺体を返せって、叔母だって言う女性が押しかけて来てさあ」
「え?」
げっそりとした表情で、ホークが語ったところによると、午後のお茶の時間が過ぎた頃であった。
目撃者達の証言を整理していたところへ急に上司に付いて来るよう言われて、ホークは蒸気自動車に乗せられ――警察署の物ではなく、上司の私物だと言う話だった――あれよあれよで入江を越えて、新城は中環に有る警察病院に連れて来られたのだと言う。
その入口で、人足らしいガタイの良い男達を背景に、またおべっか使いと言うか太鼓持ちっぽい空気の先日ホークに絡んでいた男を従えた、四十絡みの流行のドレスを着た女性が顎を上げて立っていた。正直、染めたらしい不自然な金髪と、齢に不釣り合いなごてごてした化粧と流行りのドレスとで、成金丸出しの女性だった。
高級助理処長であるアラン・サリヴァンの姿に、警察病院側の人間は居住まいを正したが、女性の方は判っていないように視線を寄越しただけだった。
慌てて、太鼓持ちが耳打ちしたところ、女性は笑顔で彼に向かってこう言い放った。
「貴方が警視長なんですってね。
貴方の権限で、私の甥を家に返してくださいな。葬儀の準備をしているのに、あの子がいないと葬儀が出来ませんわ」
「……貴方は、何を言っておられるのです」
サリヴァン高級助理処長は欠片も表情を動かさなかったが、ホークや周囲の人間は女性の言葉の意味がつかめず、ぽかんと見ている事しか出来ない。
アンナ・サザーランドと名乗ったその女性は、次の日曜日に大聖堂を貸しきって甥の葬儀を盛大に行い、その後本国に運んでもう一度盛大な葬儀を行い、兄の墓所の隣に甥を葬ってやるのだから、早く返してくれと捲し立てた。
余りな内容に、猊国ではそれが普通かと居合わせた猊国人警官にホークが視線を向けると、同じように唖然としていた総督察(警部相当)の肩章を付けた髭の男は、視線に気づくや盛大に首を横に振って見せた。
「Mrs.サザーランド、ではMr.ウィルソンの検死を切り上げる指示書と、遺体引き渡しに対する命令書はお持ちで?」
「何それ、貴方が命令すれば良いのではなくて?」
首を傾げる夫人に、表情を動かすこと無くこの場での最高位の警察官僚はこう答えた。
「残念ながら、私より上位の人間が出した指示で甥子さんの検死は行われておりますから、私ではどうしようもありません。
犯罪事件であれ、病死であれ、死因を突き止めねば」
「犯罪事件に決まってるでしょう! お兄様の忘れ形見に不自由のない生活が送れる様、心を砕いて来たのですよ!」
この後、甥が死んだのは警察が無能だ、原住民などと言う下級人種に仕事をさせるからだ、高貴な人間を守れないなら警察など無駄だと、ノンブレスで喚いた女性に向かって、アラン・サリヴァンはいっそ穏やかな顔で言い放った。
「サザーランド商会と、エールオブハウプトンの名をこれ以上地に落とすような事はされませんよう。
処長(警視総監相当、警察総本部長)命令無く、検死の中断は認められません。お引取りを。
ああ、それとも公務執行妨害と言う事で、このまま最寄りの警察署へ移って戴きましょうか」
顔は穏やかで、声も決して大きかった訳ではない。
だが、彼の怒りを煽った女性以外のその場にいた面子は、全員背筋が凍るのを感じた。
サリヴァン高級助理処長の発言に向かって、全く理解出来なかった様子で文句を重ねようとした女性を、自称弁護士が宥めすかしつつ人足達をまとめて、逃げる様に帰って行った。
事態を、茫然と見守るばかりだったホーク・葉に、病院エントランスの方を見ていた上司が声を掛けて来た。
「葉君」
「イエス、サー」
条件反射宜しく姿勢を正したホークに向かって、アラン・サリヴァンは溜息交じりにこう告げた。
「ご覧の通り、この事件は面倒な事が多いだろう。
心して捜査してくれたまえ」
「りょ、了解しました」
敬礼するホークに頷くと、高級助理処長殿は部下達に尖沙止警署に戻ると言った。
そして警署に戻るや、ペーペーのホークに病院での一件の報告書を上げるよう命じたのである。
「何と言うか、現場では何もする事無かったんだけど、その分文章に起こす事になったら頭痛くなってきて」
遠い目になっている年下の隣人に、良行は黙ってお茶のおかわりを注いでやる。
そして、アラン・サリヴァンと言う人物が中々のスパルタ主義であると悟って、顔に出さないように胸の内で念仏を唱えた。
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