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二十七話 【スライム】
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「……何か来る」
迷宮の中をゆっくりと進んでいるウルエ達のグループ。
そんなウルエ達の仲間に先ほどなったばかりのアンヌが口を開いた。
曲がり角にさしかかろうとしていたところだったが、その言葉を聞き皆足を止めた。
「ちっ……気付きやがったか、ウルエを脅かしてやろうとおもったのにな」
魔物の気配に気が付いていたゲウヌは、
まるで鬼の様な悪だくみをしていた様だが、
アンヌのお陰でそれは阻止された。
「酷くない?ミア、何か言ってあげてよ」
「え、え、私!?……そうね、よ、良くないわ」
「ミア?」
「さ、さぁ、魔物が来るよ!構えて構えて!」
ウルエが隣にいたミアに話を振ると、
物凄く戸惑い慌てふためき、冷や汗をかいていた。
ウルエはそんなミアをみて若干信用度が下がった。
(まさか二人共同じことを企んでいたとは……
流石に次は無いと思うが、一応自分でも周囲をさぐっておこう)
そう心の中で呟きながら気配探知系の魔法を発動させる。
すると三人が言っていた通りに曲がり角に近付く魔物の反応が確認できた。
ウルエからしてみると微弱な気配にしか感じないのだが、
一般的にこの確認できている気配はかなり強いものだ。
ちなみに三人は気配を感じ取る事は出来るが、
強さまでは曖昧にしかわからない。
「来る!」
ゲウヌの声と共に曲がり角から一匹の魔物の姿が現れた。
薄暗い迷宮の中で純白の体が輝き周囲が照らされている様に見え、
全体的に丸く形を留めずに不規則にグニャグニャと形を変えている。
一般的にスライムと呼ばれる魔物だ。
「スライムだと!?確か此処は……」
「嫌な予感がするわね」
「……」
だが、一般的に迷宮のスライムとは浅い階層に生まれるのだ。
ゲウヌ達がいま居るのは中層であり、スライムなど生まれるはずもない。
そんな事は誰でも知っている常識な為、かなり警戒心を高めた。
只、一人の世間知らずを抜いて。
「うわぁあ!!これがスライムなんだ!!!初めて見たよ!!!!」
生まれて初めて見るスライムに大興奮して
燥ぎながらスライムに向かって無邪気にスキップをした。
その行動を見た三人は目が飛び出そうな程驚き、
急いで止めようとしたのだが、ウルエ、足が速い!!
三人にとっては強敵が現れたと言う認識なのだが、
ウルエにとっては可愛いスライムが現れた!と言う認識なのだ。
目を輝かして何の躊躇いもせずにスライムの目の前で止まり、
膝を折ってスライムの事を素手でぺちゃぺちゃと優しく叩き始めた。
まるで水風船を叩いているかのような感覚だが、
若干違い、水風船よりも柔らかく反発力がある。
パンポチャペチャパンポチャペチャ……と迷宮の中に
この状況を知らない人が聞いたら何か勘違いをしそうな音が響き渡る。
「うぉぉぉおおぉおあぁあああ!凄い!!!本物のスライムだ!!!」
興奮しすぎて声が裏がっているがそんなの気にせずに
スライムを叩いたり突っ突いてみたり握って見たり……
様々な事を試しスライム独特の感触を楽しんでいた。
一方的に弄られているスライムはと言うと、
特に反撃をする訳でも逃げる素振りを見せる訳でも無く、
その場に留まり、思う存分ウルエに弄られている。
「可愛い!!!そうだ、持って帰ってペットにしよう!!」
この世間知らずは中層クラスの魔物をペットにするとぬかしやがった。
普通のスライムをペットにするのは良くあるケースなのだが、
得体のしれない魔物、しかも中層で生まれた魔物をペットにする
ケースなど聞いたこともない。
そんな事は知らないウルエはスライムを持ち上げて
胸の前で抱きかかえゲウヌ達の方に振り返った。
「ほら、可愛いよ!!……ってどうしたの?」
三人の顔はもうこの世のものだとは思えない程歪んでおり、
怒っているのか泣いているのか心配しているのか喜んでいるのか
一体どの感情を表しているのか判断する事が出来ない。
「はっ!」
やっと現実世界に帰って来たゲウヌの顔が
いつも通りの憎たらしいイケメンに戻った。
それに続きミアもアンヌも戻って来た。
「よし、ウルエ、お前が世間知らずの莫迦者だという事は良く分かった
……お前はまず一般常識を勉強するべきだな。
それまでは俺達の後ろで離れない様についてこい」
「ゲウヌと同じ意見なのは非常に残念だけど、ウルエ、下がっててね」
「お前、悪魔の事も大して知らないだろ……
グループを組んだ以上ケガさせる訳には行かないからな、
俺の後ろにいるが良い」
「え、え?皆俺に言ってるの?」
「「「他に誰が居るんだ!!!!!」」」
「う、うぅぅ……」
ずっと魔王城に籠っていた為、
世間知らずだと言う事は多少は自覚していたウルエだが、
改めて面と向かって言われてしまうと少し落ち込んでしまう。
ウルエは悲しみをスライムで紛らわせようと強く抱きかかえ、
トボトボと三人の後ろに回ろうと歩き出した。
「おい、ウルエ待つんだ」
「どうしたの?」
「そのスライムをどうするつもりだ?」
「え……ぺ――」
「「「莫迦か!!!」」」
「うぅっ……め、迷宮に居る間だけだから……駄目?」
折角見つけたペットを奪われてしまうそうな展開になり、
ウルエは涙目になりながら少しでもスライムと
触れ合える時間を稼ごうと条件を提案した。
「か、構わないぞ。ただし何かあった時は容赦なく倒すからな。なぁミア?」
「そ、そうね。それと、少し言い過ぎたわねごめんなさい」
「気を付けるんだな」
「う、うん……ありがと」
何とか三人の許可を得たウルエは
スライムの事を見つめながら三人の後ろへと向かった。
迷宮の中をゆっくりと進んでいるウルエ達のグループ。
そんなウルエ達の仲間に先ほどなったばかりのアンヌが口を開いた。
曲がり角にさしかかろうとしていたところだったが、その言葉を聞き皆足を止めた。
「ちっ……気付きやがったか、ウルエを脅かしてやろうとおもったのにな」
魔物の気配に気が付いていたゲウヌは、
まるで鬼の様な悪だくみをしていた様だが、
アンヌのお陰でそれは阻止された。
「酷くない?ミア、何か言ってあげてよ」
「え、え、私!?……そうね、よ、良くないわ」
「ミア?」
「さ、さぁ、魔物が来るよ!構えて構えて!」
ウルエが隣にいたミアに話を振ると、
物凄く戸惑い慌てふためき、冷や汗をかいていた。
ウルエはそんなミアをみて若干信用度が下がった。
(まさか二人共同じことを企んでいたとは……
流石に次は無いと思うが、一応自分でも周囲をさぐっておこう)
そう心の中で呟きながら気配探知系の魔法を発動させる。
すると三人が言っていた通りに曲がり角に近付く魔物の反応が確認できた。
ウルエからしてみると微弱な気配にしか感じないのだが、
一般的にこの確認できている気配はかなり強いものだ。
ちなみに三人は気配を感じ取る事は出来るが、
強さまでは曖昧にしかわからない。
「来る!」
ゲウヌの声と共に曲がり角から一匹の魔物の姿が現れた。
薄暗い迷宮の中で純白の体が輝き周囲が照らされている様に見え、
全体的に丸く形を留めずに不規則にグニャグニャと形を変えている。
一般的にスライムと呼ばれる魔物だ。
「スライムだと!?確か此処は……」
「嫌な予感がするわね」
「……」
だが、一般的に迷宮のスライムとは浅い階層に生まれるのだ。
ゲウヌ達がいま居るのは中層であり、スライムなど生まれるはずもない。
そんな事は誰でも知っている常識な為、かなり警戒心を高めた。
只、一人の世間知らずを抜いて。
「うわぁあ!!これがスライムなんだ!!!初めて見たよ!!!!」
生まれて初めて見るスライムに大興奮して
燥ぎながらスライムに向かって無邪気にスキップをした。
その行動を見た三人は目が飛び出そうな程驚き、
急いで止めようとしたのだが、ウルエ、足が速い!!
三人にとっては強敵が現れたと言う認識なのだが、
ウルエにとっては可愛いスライムが現れた!と言う認識なのだ。
目を輝かして何の躊躇いもせずにスライムの目の前で止まり、
膝を折ってスライムの事を素手でぺちゃぺちゃと優しく叩き始めた。
まるで水風船を叩いているかのような感覚だが、
若干違い、水風船よりも柔らかく反発力がある。
パンポチャペチャパンポチャペチャ……と迷宮の中に
この状況を知らない人が聞いたら何か勘違いをしそうな音が響き渡る。
「うぉぉぉおおぉおあぁあああ!凄い!!!本物のスライムだ!!!」
興奮しすぎて声が裏がっているがそんなの気にせずに
スライムを叩いたり突っ突いてみたり握って見たり……
様々な事を試しスライム独特の感触を楽しんでいた。
一方的に弄られているスライムはと言うと、
特に反撃をする訳でも逃げる素振りを見せる訳でも無く、
その場に留まり、思う存分ウルエに弄られている。
「可愛い!!!そうだ、持って帰ってペットにしよう!!」
この世間知らずは中層クラスの魔物をペットにするとぬかしやがった。
普通のスライムをペットにするのは良くあるケースなのだが、
得体のしれない魔物、しかも中層で生まれた魔物をペットにする
ケースなど聞いたこともない。
そんな事は知らないウルエはスライムを持ち上げて
胸の前で抱きかかえゲウヌ達の方に振り返った。
「ほら、可愛いよ!!……ってどうしたの?」
三人の顔はもうこの世のものだとは思えない程歪んでおり、
怒っているのか泣いているのか心配しているのか喜んでいるのか
一体どの感情を表しているのか判断する事が出来ない。
「はっ!」
やっと現実世界に帰って来たゲウヌの顔が
いつも通りの憎たらしいイケメンに戻った。
それに続きミアもアンヌも戻って来た。
「よし、ウルエ、お前が世間知らずの莫迦者だという事は良く分かった
……お前はまず一般常識を勉強するべきだな。
それまでは俺達の後ろで離れない様についてこい」
「ゲウヌと同じ意見なのは非常に残念だけど、ウルエ、下がっててね」
「お前、悪魔の事も大して知らないだろ……
グループを組んだ以上ケガさせる訳には行かないからな、
俺の後ろにいるが良い」
「え、え?皆俺に言ってるの?」
「「「他に誰が居るんだ!!!!!」」」
「う、うぅぅ……」
ずっと魔王城に籠っていた為、
世間知らずだと言う事は多少は自覚していたウルエだが、
改めて面と向かって言われてしまうと少し落ち込んでしまう。
ウルエは悲しみをスライムで紛らわせようと強く抱きかかえ、
トボトボと三人の後ろに回ろうと歩き出した。
「おい、ウルエ待つんだ」
「どうしたの?」
「そのスライムをどうするつもりだ?」
「え……ぺ――」
「「「莫迦か!!!」」」
「うぅっ……め、迷宮に居る間だけだから……駄目?」
折角見つけたペットを奪われてしまうそうな展開になり、
ウルエは涙目になりながら少しでもスライムと
触れ合える時間を稼ごうと条件を提案した。
「か、構わないぞ。ただし何かあった時は容赦なく倒すからな。なぁミア?」
「そ、そうね。それと、少し言い過ぎたわねごめんなさい」
「気を付けるんだな」
「う、うん……ありがと」
何とか三人の許可を得たウルエは
スライムの事を見つめながら三人の後ろへと向かった。
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