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四十六話 【特別欠席】
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「さて、ナーガ。今から学校にいくんだけど、
大人しく留守番していられるかい?」
二日間の休日が開けてウルエは学園に行かなくてはいけないため、
スライムを家に置いていこうとそうナーガに言うが、
ナーガ身体を上下にぽよんぽよんと揺らしたかと思うと、
次の瞬間、ウルエに飛びついていった。
「うわわわ」
慌ててキャッチして、再びテーブルの上に戻そうとしたが、
何本もの触手を生やして起用にウルエの腕に絡みついて
離れようとしてくれない。
「ちょっと、ナーガ?」
「連れていけば?何かあったらお姉ちゃんが処理してあげるから安心していいよ!」
(何か起きてフェルによって処理される相手の事を
考えてしまうと余計に留守番させたいんだよなぁ)
「フェルが処理するって何も安心できないじゃないですの!
何かあったら私に助けを求めるのですわ、しっかりと話し合いで解決してみせますわ!」
フェルかアンアで言ったらアンアの方が安心できるのだが、
この人もフェルと似た思想の持主の為、
ウルエは素直には安心出来ずにいた。
「よし分かったよ。ナーガ、ポケットに入っててね、
そして呼ばれない限り絶対に顔を出さなこと!良い?」
ウルエの言葉の意味を理解したナーガは嬉しそうに手のひらで跳ねて
その勢いのまま制服のポケットに入り込んでいった。
「よし、行こ!二人とも」
途中まで一緒に行き手を振って別れ教室に向かった。
教室に入るといつもなら少なくても数十人はいるはずだったが、
今日の教室にはアンヌ一人の姿しかなかった。
「おはよ、アンヌ。これは一体どういうこと?」
「……おはよ。あれをみろ」
いやそうな顔をしつつもちゃんと挨拶を返してくれた事に
喜びを感じながらもアンヌに言われた通り貼ってある紙を見てみた。
【ウルエ、アンヌ。君たちは前回の模擬戦にてその力を存分に発揮し、
見事チームを勝利に導いた、だが、あれはあくまで皆の実力を測るための試合なんだ。
二人には悪い事をしたが、今日の模擬試合は特別欠席扱いにしてあるから
存分に遊んだり勉強していてくれ――学園長】
つまり、ウルエとアンヌの力は測り知れない為、
うまくバランスの良いチームに分けられず外されたということだ。
学園長がそう言うのだからこれは仕方がない事だと、
二人は渋々納得するのであった。
「アンヌはこれからどうするの?」
「帰る」
「えー、どこか行かない?」
「帰る」
「……そっか、じゃあまた明日!」
「……ああ」
アンヌは帰ってしまい、ウルエも帰ろうかなと思ったが、
どうせなら友達に会いに行こうと思い、迷宮へと向かった。
「あれ、君、授業はどうしたの?」
初めて見る門兵にそう言われ、ウルエがかくかくしかじかと説明し、
無事納得してもらってから名前を書き迷宮に足を踏み入れる。
足を踏み入れた瞬間――
『ヴェッヘッヘ!待っていたぞ人間!!
今日は俺様の友達第一号としてサービスをしてやろう!』
元気の良いケインの言葉が頭の中に響く。
「サービスってな――うわあぁああ!」
突然ウルエの目の前の時空が歪み巨大な黒い手が現れ
ウルエの事を優しく一つかみして引きずりこんでいった。
そして、連れていかれた場所はと言うと
「何此処……」
黄色い花が沢山生えておりどこを見渡しても
黄色いカーペットの様になっていた。
上を見上げるとクリスタルが太陽の代わりに光っており、
此処が迷宮の中だと忘れてしまいそうになる。
『ここは最上階にある花畑だ!どうだ気に入ったか人間!!
人間は綺麗な物が好きだと聞いたぞ!!ヴェッヘッヘ』
人間が綺麗な物が好きだと何時か聞いた事を思い出したケインは
ウルエをここに招待しようと昨日の夜ずっと考えていたのだ。
彼の喜ぶ顔が見たくて寝れなかったのは秘密だ。
ちなみに、一面に咲いている花の正体はフワキーの花と言って、
近くにいるだけで心が癒され状態異常や病気が治る花だ。
伝説の存在とされている花が沢山生えており、
誰もがそのことを知ったら喉から手が出る程欲しがるだろう。
だが、そんな知識を持っていないウルエはというと――
「すっごい綺麗だね!ありがとうケイン!」
純粋な気持ちでケインにお礼を言うだけであった。
だが、それこそがケインが求めてい反応であり、
創造主としては大満足の結果となった。
「そうだ、ナーガ出ておいで」
ぽよんとナーガがポケットから飛び出したかと思うと、
みるみる内に巨大になっていき、ウルエの3倍程の身長まで大きくなった。
フワキーの花の力を吸い取って大きくなったのだが、
それもまたウルエが知っているはずもなく。
「うわ、すっごい!ナーガ、上に乗っけてよ~」
まるで巨大なベットの様だと思ったウルエは
ナーガにそう言って触手によって一番上まで連れて行ってもらい、
ぽよんぽよんのベットで癒されていた。
ぽよぽよと心地の良い揺れ方に徐々に意識が失われて行く――
大人しく留守番していられるかい?」
二日間の休日が開けてウルエは学園に行かなくてはいけないため、
スライムを家に置いていこうとそうナーガに言うが、
ナーガ身体を上下にぽよんぽよんと揺らしたかと思うと、
次の瞬間、ウルエに飛びついていった。
「うわわわ」
慌ててキャッチして、再びテーブルの上に戻そうとしたが、
何本もの触手を生やして起用にウルエの腕に絡みついて
離れようとしてくれない。
「ちょっと、ナーガ?」
「連れていけば?何かあったらお姉ちゃんが処理してあげるから安心していいよ!」
(何か起きてフェルによって処理される相手の事を
考えてしまうと余計に留守番させたいんだよなぁ)
「フェルが処理するって何も安心できないじゃないですの!
何かあったら私に助けを求めるのですわ、しっかりと話し合いで解決してみせますわ!」
フェルかアンアで言ったらアンアの方が安心できるのだが、
この人もフェルと似た思想の持主の為、
ウルエは素直には安心出来ずにいた。
「よし分かったよ。ナーガ、ポケットに入っててね、
そして呼ばれない限り絶対に顔を出さなこと!良い?」
ウルエの言葉の意味を理解したナーガは嬉しそうに手のひらで跳ねて
その勢いのまま制服のポケットに入り込んでいった。
「よし、行こ!二人とも」
途中まで一緒に行き手を振って別れ教室に向かった。
教室に入るといつもなら少なくても数十人はいるはずだったが、
今日の教室にはアンヌ一人の姿しかなかった。
「おはよ、アンヌ。これは一体どういうこと?」
「……おはよ。あれをみろ」
いやそうな顔をしつつもちゃんと挨拶を返してくれた事に
喜びを感じながらもアンヌに言われた通り貼ってある紙を見てみた。
【ウルエ、アンヌ。君たちは前回の模擬戦にてその力を存分に発揮し、
見事チームを勝利に導いた、だが、あれはあくまで皆の実力を測るための試合なんだ。
二人には悪い事をしたが、今日の模擬試合は特別欠席扱いにしてあるから
存分に遊んだり勉強していてくれ――学園長】
つまり、ウルエとアンヌの力は測り知れない為、
うまくバランスの良いチームに分けられず外されたということだ。
学園長がそう言うのだからこれは仕方がない事だと、
二人は渋々納得するのであった。
「アンヌはこれからどうするの?」
「帰る」
「えー、どこか行かない?」
「帰る」
「……そっか、じゃあまた明日!」
「……ああ」
アンヌは帰ってしまい、ウルエも帰ろうかなと思ったが、
どうせなら友達に会いに行こうと思い、迷宮へと向かった。
「あれ、君、授業はどうしたの?」
初めて見る門兵にそう言われ、ウルエがかくかくしかじかと説明し、
無事納得してもらってから名前を書き迷宮に足を踏み入れる。
足を踏み入れた瞬間――
『ヴェッヘッヘ!待っていたぞ人間!!
今日は俺様の友達第一号としてサービスをしてやろう!』
元気の良いケインの言葉が頭の中に響く。
「サービスってな――うわあぁああ!」
突然ウルエの目の前の時空が歪み巨大な黒い手が現れ
ウルエの事を優しく一つかみして引きずりこんでいった。
そして、連れていかれた場所はと言うと
「何此処……」
黄色い花が沢山生えておりどこを見渡しても
黄色いカーペットの様になっていた。
上を見上げるとクリスタルが太陽の代わりに光っており、
此処が迷宮の中だと忘れてしまいそうになる。
『ここは最上階にある花畑だ!どうだ気に入ったか人間!!
人間は綺麗な物が好きだと聞いたぞ!!ヴェッヘッヘ』
人間が綺麗な物が好きだと何時か聞いた事を思い出したケインは
ウルエをここに招待しようと昨日の夜ずっと考えていたのだ。
彼の喜ぶ顔が見たくて寝れなかったのは秘密だ。
ちなみに、一面に咲いている花の正体はフワキーの花と言って、
近くにいるだけで心が癒され状態異常や病気が治る花だ。
伝説の存在とされている花が沢山生えており、
誰もがそのことを知ったら喉から手が出る程欲しがるだろう。
だが、そんな知識を持っていないウルエはというと――
「すっごい綺麗だね!ありがとうケイン!」
純粋な気持ちでケインにお礼を言うだけであった。
だが、それこそがケインが求めてい反応であり、
創造主としては大満足の結果となった。
「そうだ、ナーガ出ておいで」
ぽよんとナーガがポケットから飛び出したかと思うと、
みるみる内に巨大になっていき、ウルエの3倍程の身長まで大きくなった。
フワキーの花の力を吸い取って大きくなったのだが、
それもまたウルエが知っているはずもなく。
「うわ、すっごい!ナーガ、上に乗っけてよ~」
まるで巨大なベットの様だと思ったウルエは
ナーガにそう言って触手によって一番上まで連れて行ってもらい、
ぽよんぽよんのベットで癒されていた。
ぽよぽよと心地の良い揺れ方に徐々に意識が失われて行く――
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