神との約束を果たすために"異世界"を股にかける大冒険

雪丸大福

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1章 始まり 幼年期

終わりと始まりは唐突に

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始まりは突然だった。
目を覚ますと真っ白な空間にいた。
周りを見渡しても白い、どこまでも長い空間。
一体ここはどこだ?
確か…学校が終わって、何か面白いことがないか探して、家帰って風呂入って適当に過ごして自分の部屋で寝たよな?
今日?の行動を思い出しても特にここに来た覚えはない。
「おーい、誰かいないのかー?」
試しにちょっと大きな声で問いかけて見たが誰かが答える訳もなく…

「はーい!起きましたかー?」

いや答えるヤツいるんかい!!
さっき見た時は誰も居なかったぞ!

「お、起きたか?すまんなちょっと放ったらかしてたわ」

すぐ近くに2人の男女がいる、何処から現れた?
片方は魔女帽子みたいなのを被ったピンク髪のロリっ子、背は高くない、と言うか小さい140ギリギリあるかないか位じゃないか?
男の方は逆にそこそこ大きいな、いや横に小さいのが居るから大きく見えるのか?立ち上がり190近くある俺と比べると普通か?170~175の間くらい?黒髪を後ろに束ねて背中側に流している。特徴的なのは黒と紫を基調とした革のジャケットみたいなのに中はTシャツ、下も革っぽい細身のパンツ、結構全体的に細身だ。
さっきは座りながら見てたから余計に細く見えて横にチビッ子が居たから身長が高く見えたんだな。

「おはようさん」
「おはようございますー」

「あっおはようございます、すいません、ここどこですか?」
俺は先ずここが何処かとこの2人に尋ねた、何か知ってるだろうしな。

「ここ?ここは神界や」
男の方がそう答えた

へー、しんかい、深海?シンカイ?神界か?
「神の世界って感じですか?海の中じゃなくて」

「そだよー、ここは神界、神様が住まう世界の1つ、私ら2人の神界だよー」
今度はピンク髪のロリっ子が答える

「へー、そんな凄いところに……なんも無いところなんですね」
周りを見渡してもさっきと同じく何も無い空間が続いている。

「フーム、いきなりこんなとこ連れて来られても全然驚いとらんな…まぁそっちのが話が進めやすいか」
何やら微妙な表情をしながらこちらを見てくる、まぁ別に問題は無いか、実際に何も無い空間を見てるわけだし。

「あぁ…ここはアンタみたいなのを連れてくる時に使う空間やからなんも無いねん、俺らの住んどる場所に連れていく訳には行かんから」
下を指差しながらそう答える男。
次いで指を鳴らすと目の前に座布団と丸机が出てくる。

「とりあえず座って話そか」
男の言う通りに座布団に座ると、2人も迎えに座る。

「さっきも言った通りここは神界、俺ら2人が住んどる場所の1つ、ここにアンタの魂を俺が呼んだ、訳があって手伝って欲しい事があるからな……とりあえず自己紹介や、俺の名前はダビィ、遊技の神や」

「私の名前はラビィ!純愛の女神だよーよろしくね~」

「神が2人?2柱?とはねー あっ雪、城山雪です、それで?なぜ俺をここに?」
神が来るとは驚いた、リアルであったら信じないかも知れないけど……ここの空間にいきなり現れた2柱、目の前で起きてるわけだし信じるしかないかなと

「話が早くて助かるわ 実はやってもらいたいことがあるねん…まぁ言うても世界を救えとか、魔王を倒せとかじゃない 俺たち神が作った世界を旅して欲しい いろいろな世界を冒険して来てくれ」
そう笑いながらダビィは言った。
俺・た・ち・の世界ね、と言うことは神は他にもまだ、たくさんいると、そいつらの世界も含めて旅をしてくれって事ね。

「まぁいいけど」
俺は事も無げにそう言った。
特に問題は無いな、前の世界にいても暇だったし、楽しいことがあまり無かった、神の世界を旅する…うん楽しそうだ。
ニヤリと笑いながら
「それで?本当の狙いは?」

ギクリと2柱の身体が反応した
「な、なんの事かなー?」
目を逸らしながら女神がそう言うが

「単に世界を旅してくれ!で俺を呼ぶとは思えない、別に優秀でもない、なにか力がある訳でもない、ただの人間だぞ?旅をさせるならそっちの世界の誰かを行かせればいい、となると何かもしくは俺じゃないとダメな理由があるんだろ?」

「はぁー……」
ため息を着きながらダビィが髪の毛を片手でかきあげ、
「まぁある程度事情を説明するわ 先ず!アンタを呼んだ理由は俺と波長が合うかどうかや、誰でも呼べるわけじゃない ある程度俺と波長が合う人間じゃないとここに呼ぶことは出来ん それだけでもだいぶ少ないが2つ目として居なくなってもそっちの世界に大きく影響しない人間 3つ目に悪では無いこと まぁ3つ目に関してはちょっと大雑把やけどな」

なるほどね。
波長ってのはよく分からんが2つ目居なくなってもか、俺の家族はもう死んでしまっていない…まぁ元々中は良くないが…大学もそこまで人と関わりがある訳では無い。
何百人といるなかで1人が消えたところでそこまで大差ない。
悪では無いってのは犯罪か?まぁそう言うことに手は出してない、なるほどな。
内心で納得しとりあえず続きを促す。

「後は私たちの願いを叶えてくれればいいです、1つだけどうしてもやって頂きたい事があるので…それさえ叶えてくれれば、ぶっちゃけ世界を救おうが見捨てようが、国を滅ぼすとか王になるとかしても良いですよ♡」
とすごい笑顔で言ってくる女神ことラビィ。
つか国を滅ぼすとか…
まぁそこは置いといて

「とりあえず了解した」
俺は頷き、問題無いことを伝える。
「それで?このまま行くのか?」

「いや、アンタには生まれ変わってもらう、悪いがそのままの状態では向こうに行けんからな いくら魂を呼んだと言ってもそっちの世界のままでは悪影響が出るから、そっちの世界でのアンタを消して 魂事こっちの世界に移して新しく人生を初めて貰うわ」

「体は新しくなっちゃうけど今回は頼む側だから記憶と1つスキルを持って私たちの世界に生まれ変わってもらうよー ついでに!同じタイミングで私が作った命も貴方の近くで産まれるようにしておくからー 何も知らない人ばかりより知ってる人がいた方が楽だと思うしねー」

そう言いながら女神が手で何かモヤみたいなのを捏ねている。
もしかして今言ってた新しい命か?なんか餅みたいだな。

「まぁだいたいわかった 後はまぁ適当に2人の願いが叶えられるように動くよ」
俺は立ち上がり身体を伸ばしたりしながら固くなった身体を解す。

「おう 頼むわ」
サムズアップしながら告げるダビィと同じポーズのラビィ

「あっ!大事なこと忘れてた! この世界のルールね!先ずいくつかある私ら2人の世界には純愛の女神の加護がかかってるの これは性行為を無理やりしてはダメですよって加護がついてるの だから貴方もそこら辺の女の子とか奴隷とかにしちゃダメだからね 破ったら誰でも死んじゃうから そう言う神罰があるから気をつけてね   結婚しちゃったり魂の契約を結べばOKだから」

腕を組みながら鼻息荒くドヤ顔でとんでもない事を言う女神ラビィ。
下手したら死ぬ加護か
「あなたにも同じ加護を付けるから気をつけてねー」
俺にもかよ!
まぁ別に構わんが

「後はお金の通過 これはどの世界でも共通にしとる 他の世界でも同じもんが使えるわ まぁ分けるとめんどくさいからやなー」

どうやら有難いことにどの世界においてもお金、言語等は統一してくれているらしい…管理が面倒だからと、冒険者のシステムもどこも似たような感じらしい、ただ強さは世界ごとに違うらしいので気をつけなければ。

「まぁいろいろ説明したけど 後は頑張ってねー」
「分からんことは調べるなり、教会で祈れば俺らに繋がるから、タイミングがよければその時にまた聞いてくれー」
手をヒラヒラしながはヘラヘラ笑う2柱

「さて 後はスキルやな、とりあえず選ぶか言ってくれ、あれば付与するし無ければ他のを選んでもらう 場合によっては創るつくるがな」
そう言いながらスキル一覧表みたいなのを手渡ししてくれる。
が、多いな量が。
とりあえず決まっては居るから直ぐに伝えるすると

「ほー…面白いスキルを選ぶなぁ…やっぱりこれも波長か?ますます気に入ったわ」
「ほぇー なるほどー このスキルねー いいね!」
笑いながら気に入った様子を見せてくる2柱

「まぁ俺が好きな事でもあるしな ならこれしか無いかなって、出来るか?」
スキルリストには無かったスキルだが、問題無さそうだな

「ええで 問題ない 直ぐに作って付与したる それと最初に使う分は無料にしたるわ 頑張って面白くしてくれな よう見とるでアンタの事」

口元をニヤつかせながら、手で何かを描き、それを俺の胸に押し当てる
すると身体が光何かが自分の身体の中に入り込むのがわかった

「さぁ!準備は整った!アンタを俺らの世界に送ろう!そこで先ず鍛えるんだ!」
「どんどん強くなるんだよ!次に目指す世界は決まってるの!そこからが君たちのスタートだよ!まずは私ら2人の世界を2つ!旅してね!」

そう言いながら2人が立ち上がりながら両手を広げ地面に魔法陣が浮き上がる

「あぁ…楽しみにしておくよ アンタら2人の世界を その新しい命と出会うのを… それと最後に…アンタら2人の願いって何だ?」

いろいろな説明を受けた中、叶えて欲しい願いとやらは最後まで言わなかった、ずっと気になってしょうが無かったそれを今この瞬間、世界に飛び立つ瞬間に聞いておきたかった

「あぁ…それは… ……………だよ 頼んだぜ」

「あぁ…それは…大変そうだ」

ここに来て楽しくなりそうな予感の中更にワクワクすることを言われちゃーな、叶えてやるしか無いだろう。
そう口を歪めながら、白い光が全てを埋めつくし…





           俺は世界を超え…生まれ変わった
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