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5章 ミゼリア王国編
依頼の理由
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「国を…滅ぼして欲しいと?第2王女の貴方が?仇?いったいどうゆう事ですか?」
「我が国では時期王、王女にはこの王印が渡されます、これは今回死ぬ前の王に託されたものです、これが無ければ王や王女として認められません」
ほほぅ…
つまり現在のミゼリア王国の王女は目の前にいるバーンレシア様になるわけか
「そして今回…大臣が反乱を起こしました、自らが王になりたいと言う理由で、王を殺したのです…それを止めた兵士達も…家族さえも…」
「大臣はそれ程までに強いのですか?兵士達を相手に出来るほど」
戦える大臣…面倒くさそうなんだよな
「いいえ…大臣に戦える程の力はありません…問題は…大臣が勇者に使った呪いの装備の方です…」
勇者に呪いの装備!?
なんかヤバいのてんこ盛りだな
「勇者は心優しき方です、国を助け、民を助け、モンスターと戦いました…戦闘力で言えばかなりのもの…本来は戦いが終わった後にはゆっくりして貰えるように別荘等を建てる予定でしたが…大臣が嘘偽りで呪いのネックレスを装備させてしまったのです…」
まともな人だったんだな
勇者ってのは
「呪いのネックレスの効果は単純…装備させた人に操られる呪い…しかも1度呪われれば死ぬまで効果が切れない、解呪も出来ないいわく付きのもの…そんな勇者が大臣の命令で暴れ回ったのです…その折に家族が…殺されました…」
結構壮絶な物だな…
殺されないと解けない呪いか…
解呪も効かないか…
試してはみるが…最悪…殺さないといけないな
そうして依頼を受ける事にした俺たち4人は…準備をし…数日後にミゼリア王国に向けて出発したのだった
――――――――――――――――――
ミゼリア王国…
城前広場
いくつもの死体が転がり…
張り付けにされた死体が5つ
王、王妃、第1王子、第2王子、第1王女
「あはははは!!この国はわしの物じゃ!誰にも渡さん!後は王印じゃ!あれさえあれば!バーンレシアのやつ!何処に消えおったァァァァ!」
雄叫びを上げる老人…
ミゼリア王国大臣、今回の謀反人
名をジルワール
王の座を狙い…王族を殺す指示を出した者
そして
そこでは…兵士がある1人の男に殺されていた
彼の名は勇者ライアン
心優しき勇者であり
いくつものモンスターを倒し…ミゼリア王国を守っていた男
彼の周りにはいくつもの死体が…
手を…首を…胴を…切り落とされた死体が山のように
彼と一緒に冒険していたかつての仲間もそこに…
大臣の高笑いが轟く中…
彼は涙を流し…
ただ一言
「誰か…俺を…殺してくれ………」
その一言は虚しく…
響き渡ったのだった
「我が国では時期王、王女にはこの王印が渡されます、これは今回死ぬ前の王に託されたものです、これが無ければ王や王女として認められません」
ほほぅ…
つまり現在のミゼリア王国の王女は目の前にいるバーンレシア様になるわけか
「そして今回…大臣が反乱を起こしました、自らが王になりたいと言う理由で、王を殺したのです…それを止めた兵士達も…家族さえも…」
「大臣はそれ程までに強いのですか?兵士達を相手に出来るほど」
戦える大臣…面倒くさそうなんだよな
「いいえ…大臣に戦える程の力はありません…問題は…大臣が勇者に使った呪いの装備の方です…」
勇者に呪いの装備!?
なんかヤバいのてんこ盛りだな
「勇者は心優しき方です、国を助け、民を助け、モンスターと戦いました…戦闘力で言えばかなりのもの…本来は戦いが終わった後にはゆっくりして貰えるように別荘等を建てる予定でしたが…大臣が嘘偽りで呪いのネックレスを装備させてしまったのです…」
まともな人だったんだな
勇者ってのは
「呪いのネックレスの効果は単純…装備させた人に操られる呪い…しかも1度呪われれば死ぬまで効果が切れない、解呪も出来ないいわく付きのもの…そんな勇者が大臣の命令で暴れ回ったのです…その折に家族が…殺されました…」
結構壮絶な物だな…
殺されないと解けない呪いか…
解呪も効かないか…
試してはみるが…最悪…殺さないといけないな
そうして依頼を受ける事にした俺たち4人は…準備をし…数日後にミゼリア王国に向けて出発したのだった
――――――――――――――――――
ミゼリア王国…
城前広場
いくつもの死体が転がり…
張り付けにされた死体が5つ
王、王妃、第1王子、第2王子、第1王女
「あはははは!!この国はわしの物じゃ!誰にも渡さん!後は王印じゃ!あれさえあれば!バーンレシアのやつ!何処に消えおったァァァァ!」
雄叫びを上げる老人…
ミゼリア王国大臣、今回の謀反人
名をジルワール
王の座を狙い…王族を殺す指示を出した者
そして
そこでは…兵士がある1人の男に殺されていた
彼の名は勇者ライアン
心優しき勇者であり
いくつものモンスターを倒し…ミゼリア王国を守っていた男
彼の周りにはいくつもの死体が…
手を…首を…胴を…切り落とされた死体が山のように
彼と一緒に冒険していたかつての仲間もそこに…
大臣の高笑いが轟く中…
彼は涙を流し…
ただ一言
「誰か…俺を…殺してくれ………」
その一言は虚しく…
響き渡ったのだった
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