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ユリスサクラと話し合う
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次の朝、朝食を食べた後昨日サクラの機嫌が悪かったことが気になり、自室でサクラを呼び出した。
「なんなの?」
やはり機嫌が悪い。ここはストレートに聞いてみるか
「サクラなんでそんなに機嫌が悪いんだ?」
「そんなのは自分で考えるなの。ユリスアンポンタンなの。フン」
うわー相当機嫌悪いなでもわからないんだよな。トホホ
「サクラお願い教えて」
「ハァ、ユリスは馬鹿だから仕方がないなの」
両手を上にあげてやれやれといったふうにな仕草をされ少し頭にきた。
「馬鹿てひどいな」
「事実なの」
「わかった。馬鹿でいいから教えてくれ」
「ようやく認めたなの。答えなの。ユリスがピンチてのを、王家の力を感知した精霊神様に教えてもらうまで知らなかったなの。ピンチの時にサクラを頼ってくれなかったなの。寂しかったなの。サクラはそんなに役に立たない子なの? 信用されてないなの?」
そう言うとサクラは泣き出してしまった。なるほどそう言うことか。僕の心は罪悪感で一杯だった。
「悪かったサクラ。僕が間違ってた。ピンチにテンパってたんだ。早くエルを助けなきゃてね。自分を過信してたのかもしれない。もっと周りを仲間を頼るべきだった。今度は絶対に頼るよサクラのことは信用してるからね」
今回のことは本当に反省しなきゃな。今回の僕の行動は仲間を裏切る最低な行為だ。
「本当なの???」
サクラは泣きながら言った。
「ああ、本当だ」
「なら許すなの」
サクラは、泣き止み笑顔を見せてくれた。
「さてじゃあ仲直りの記念においしいものでも食べるか」
「やったー!!なの。サクラは前食べたものと同じものがほしいの」
「わかった。わかった」
本当笑顔が戻ってよかった。僕はそう思いながらエクセアを開き、この前と同じ物を購入した。僕もケーキを購入して食べながら話していると、リリーがエルの来訪を扉越しに教えてくれた。
「ユリス様、エル様が外でお待ちです」
「わかった。すぐに行くよ」
エルどうしたんだろう? 普通なら入って来るのに。僕はサクラを連れて外に出た。
「エルどうしたんだ?」
「いきなりごめん。ユリス、実は昨日のことで自分の弱さが嫌になったんだ。だからパリスさんに鍛えてもらおうと思うんだけど、一緒に頼んでくれない?」
「いいよ。喜んで協力するよ!!」
「ありがとう。所でユリスの頭の上にいるのは何?」
「あー精霊のサクラだよ」
「サクラなの。よろしくなの」
「うん。僕はエルよろしくね」
エルは戸惑っていたが、なんとか紹介を終え僕たちはパリスのもとに向かって歩き出した。森につき学校の中に入ると、訓練場に向かった。おそらくそこで授業をしているだろうからな。訓練場に着くと、予想通りパリスがいた。それとレイア姉さんもだ。パリスとレイア姉さんが、こちらに気づいた。
「ユリス様今日はどうされたのですか?」
「いや、今日用があるのは僕じゃなくて、エルなんだ」
パリスは意外そうな顔をした。
「パリスさん僕を鍛えてもらえませんか?」
「いきなりどうしたんだい?エルくん」
エルは昨日のことを話した。
「何だって!!ユリス様なぜ私達を呼んでくださらなかったんですか??!!」
「そうよ。ユリス君なんで呼ばなかったの!!」
やばいレイア姉さんかなり怒ってる
「いや、いきなりのピンチでパニックてました。ごめんなさい」
「今度は絶対呼んでよ。(下さいよ)」
「うん。必ず呼ぶよ」
「あ、パリス相談なんだけど諜報部隊て作れないかな?商業国がどうやらきな臭いことになってるんだ」
「可能ですよ。志願制の特別部隊を作ってあるのでそこから選抜すればいいでしょう」
「では、早急に頼む」
「わかりました。特別部隊なんですが他より賃金を厚めにしてやりたいのですが、どうでしょうか?」
「構わないよ。他にも休みをまとめて取れるとか危険な任務に着くのだからそれなりの物はつけてやってくれ」
「ありがとうございます。ユリス様。それでエル君の話だが強くなりたいと言うのであれば大歓迎だ。なんなら今から参加するかい?」
「本当ですか!!ぜひお願いします」
と言ってパリスの後について訓練場に向かって行った。さて、僕はどうするかなと考えていると、いきなりレイア姉さんに抱っこされた。
「さぁ、ユリス君もお姉ちゃんと魔法の訓練しようね」
「え? なんで? 」
「心配だからお姉ちゃん直々に訓練をつけます」
「わかった、わかったから降ろしてレイア姉さん!!」
僕は一刻も早くこの恥ずかしい状態から逃げ出したかった
「ダメ。ユリス君逃げるかもしれないでしょ?」
「そんな~ レイア姉さん」
レイア姉さんは僕を抱っこしたまま魔法の訓練場に歩いて行った。
「なんなの?」
やはり機嫌が悪い。ここはストレートに聞いてみるか
「サクラなんでそんなに機嫌が悪いんだ?」
「そんなのは自分で考えるなの。ユリスアンポンタンなの。フン」
うわー相当機嫌悪いなでもわからないんだよな。トホホ
「サクラお願い教えて」
「ハァ、ユリスは馬鹿だから仕方がないなの」
両手を上にあげてやれやれといったふうにな仕草をされ少し頭にきた。
「馬鹿てひどいな」
「事実なの」
「わかった。馬鹿でいいから教えてくれ」
「ようやく認めたなの。答えなの。ユリスがピンチてのを、王家の力を感知した精霊神様に教えてもらうまで知らなかったなの。ピンチの時にサクラを頼ってくれなかったなの。寂しかったなの。サクラはそんなに役に立たない子なの? 信用されてないなの?」
そう言うとサクラは泣き出してしまった。なるほどそう言うことか。僕の心は罪悪感で一杯だった。
「悪かったサクラ。僕が間違ってた。ピンチにテンパってたんだ。早くエルを助けなきゃてね。自分を過信してたのかもしれない。もっと周りを仲間を頼るべきだった。今度は絶対に頼るよサクラのことは信用してるからね」
今回のことは本当に反省しなきゃな。今回の僕の行動は仲間を裏切る最低な行為だ。
「本当なの???」
サクラは泣きながら言った。
「ああ、本当だ」
「なら許すなの」
サクラは、泣き止み笑顔を見せてくれた。
「さてじゃあ仲直りの記念においしいものでも食べるか」
「やったー!!なの。サクラは前食べたものと同じものがほしいの」
「わかった。わかった」
本当笑顔が戻ってよかった。僕はそう思いながらエクセアを開き、この前と同じ物を購入した。僕もケーキを購入して食べながら話していると、リリーがエルの来訪を扉越しに教えてくれた。
「ユリス様、エル様が外でお待ちです」
「わかった。すぐに行くよ」
エルどうしたんだろう? 普通なら入って来るのに。僕はサクラを連れて外に出た。
「エルどうしたんだ?」
「いきなりごめん。ユリス、実は昨日のことで自分の弱さが嫌になったんだ。だからパリスさんに鍛えてもらおうと思うんだけど、一緒に頼んでくれない?」
「いいよ。喜んで協力するよ!!」
「ありがとう。所でユリスの頭の上にいるのは何?」
「あー精霊のサクラだよ」
「サクラなの。よろしくなの」
「うん。僕はエルよろしくね」
エルは戸惑っていたが、なんとか紹介を終え僕たちはパリスのもとに向かって歩き出した。森につき学校の中に入ると、訓練場に向かった。おそらくそこで授業をしているだろうからな。訓練場に着くと、予想通りパリスがいた。それとレイア姉さんもだ。パリスとレイア姉さんが、こちらに気づいた。
「ユリス様今日はどうされたのですか?」
「いや、今日用があるのは僕じゃなくて、エルなんだ」
パリスは意外そうな顔をした。
「パリスさん僕を鍛えてもらえませんか?」
「いきなりどうしたんだい?エルくん」
エルは昨日のことを話した。
「何だって!!ユリス様なぜ私達を呼んでくださらなかったんですか??!!」
「そうよ。ユリス君なんで呼ばなかったの!!」
やばいレイア姉さんかなり怒ってる
「いや、いきなりのピンチでパニックてました。ごめんなさい」
「今度は絶対呼んでよ。(下さいよ)」
「うん。必ず呼ぶよ」
「あ、パリス相談なんだけど諜報部隊て作れないかな?商業国がどうやらきな臭いことになってるんだ」
「可能ですよ。志願制の特別部隊を作ってあるのでそこから選抜すればいいでしょう」
「では、早急に頼む」
「わかりました。特別部隊なんですが他より賃金を厚めにしてやりたいのですが、どうでしょうか?」
「構わないよ。他にも休みをまとめて取れるとか危険な任務に着くのだからそれなりの物はつけてやってくれ」
「ありがとうございます。ユリス様。それでエル君の話だが強くなりたいと言うのであれば大歓迎だ。なんなら今から参加するかい?」
「本当ですか!!ぜひお願いします」
と言ってパリスの後について訓練場に向かって行った。さて、僕はどうするかなと考えていると、いきなりレイア姉さんに抱っこされた。
「さぁ、ユリス君もお姉ちゃんと魔法の訓練しようね」
「え? なんで? 」
「心配だからお姉ちゃん直々に訓練をつけます」
「わかった、わかったから降ろしてレイア姉さん!!」
僕は一刻も早くこの恥ずかしい状態から逃げ出したかった
「ダメ。ユリス君逃げるかもしれないでしょ?」
「そんな~ レイア姉さん」
レイア姉さんは僕を抱っこしたまま魔法の訓練場に歩いて行った。
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