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最終章:乙女の祈りが叶うとき
約束①
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「『印』を……?」
ルゥナが繰り返すと、ピシカはギュッと小さくなった。
「アタシとユクレアは、『対』の存在なのよ」
「『対』?」
「そう。アンタたちで言うところの双子みたいなもん。それよりも、もっともっと『近い』けど。唯一無二で、他の何にも代えられない、存在。決して離れられない、失えない、相手」
ピシカは手の中の珠に目を落とし、そして小さく息をつく。
「それなのに、アタシはコイツを裏切った。アイツらに言われるままに、『印』を刻んだ。……刻んじゃったんだ」
「あいつらって、誰?」
「『オトナ』だよ。アタシたちより、ずっとずっと長く生きてきた奴ら。あの世界で、アタシたちはまだ産まれたばっかで、何も解かってなかった」
「赤ちゃんみたいなもの?」
首をかしげたルゥナにピシカは肩をすくめて返す。それは多分、同意なのだろう。
「アタシの『力の形を変える力』もコイツの『力を増幅させる力』も、珍しいものだったんだ。だからアイツらは興味半分でユクレアにアタシの力を使わせた。アタシの力でユクレアの力はユクレア自身に作用するようになって、増幅の力は真っ先にユクレアを壊してしまった。制御できなくなったんだ。アタシの世界はあっという間に滅茶苦茶になって、手に負えなくなったユクレアを……ユクレアとアタシを、アイツらは追い出した」
「ピシカ」
「アタシたちはアタシたちの世界を追い出されて、色んな世界を渡り歩いた。一つの世界に留まるとユクレアの力でそこが壊れちゃうから、そうなる前に動かなくちゃいけなかった。もう、どれだけの世界を通り抜けてきたか、覚えてない。……中には、間に合わなくて壊しちゃったところもあった」
ピシカが顔を上げてルゥナを見る。
彼女の眼差しには、もう怒りも恨みも聞き取れなかった。
あるのは、ただ、悔恨のみ。
不意にそれが揺れる。
「こんなふうに長くいられたのは、この世界が初めて。ここではユクレアの力がもたらす変化がすごくゆっくりで……この世界で、ルゥナのことを知って、ここならユクレアを何とかできるんじゃないかって、思えた。コイツの力で変わってしまったものを元に戻せたのなんて、ルゥナが初めてだったんだ」
そうして浮かんだ、泣いているような笑顔。
ピシカのその金色の目が、手の中の青銀色の珠を見つめる。
至高の宝物を見るように。
「最期を迎えるまで静かに眠らせてやれればいいって、それだけでもいいって思ってたのに、こんな……」
震える声でそう言って、両手の中に珠を包み込んだ。
恨みつらみをまくしたててやりたいところなのに、そんなふうに弱さを見せた彼女など初めてだったから、エディは何も言えなくなってしまう。
「何か、やりきれないなぁ」
隣で呟かれたトールのぼやきを、エディは否定することができなかった。
この地に災厄を持ち込んだピシカが単純な『悪』であったなら、話は簡単だったのに。
唇を噛んだエディの後ろから、能天気とも言えそうなほど明るい声が響き渡る。
「まあ、取り敢えず、その魔晶球の中身は『邪神だったもの』で、ルゥナが何とかしてくれたわけだ。もう危機は去ったということで、大事に至らず良かったじゃないか。ほら、弟君もすっかり元に戻って」
終わり良ければ全て良し――結果が良ければ経過などどうでもいい、と言わんばかりのシュウの台詞に、ヤンもうなずいて同意を示す。
「確かにな。さっきのルゥナの力がどこまで広がったのか見当もつかないが、あの勢いでは、少なくともこの島にいるものくらいは全て癒していそうだ」
「だな。さて、万事万々歳、というところで帰るとするか。ピシカの話にまだ続きあるなら、道々聞けばいいだろう?」
そこで、ハッとルゥナが立ち上がった。そうして慌てたように振り返る。
「どうしたの、ルゥナ?」
勢い余ってふらついたルゥナを支えながらソワレが訊くのへ、彼女は振り返ることなく答える。
「マギクが――マギクは大丈夫なの? 腕が取れて……治さなくちゃ」
今にも駆け出しそうなルゥナの腕を、ソワレが改めて掴み直した。
「マギクなら大丈夫だよ。さっきの君の力ですっかり治してやったみたい。まあ、腕は生えてきてないけどね」
「そう……良かった」
ホッと肩を撫で下ろしたルゥナに、ソワレは奇妙な眼差しを向けていた。弟の様子に気付いた彼女は、首をかしげて彼を見上げる。
「ソワレ、どうかした?」
「いや、君の力なんだけど……」
言いかけて、彼は口ごもった。
「わたしの力?」
それが? と言いたげなルゥナに、らしくなくためらいがちに、続ける。
「君の力、多分、消えてる」
「え?」
「ルゥナから、魔力が感じられないんだ。ほんの少しも。そのうち戻るのかもしれないけど、今のところはまるっきり、空っぽって感じだ」
ルゥナはポカンとソワレを見上げている。
だが、何でもない事のように平然としているソワレの台詞に驚いているのは、彼女だけのようだった。
「別にいいだろう。もう旅暮らしもしないんだし。ルゥナはエデストルで暮らすんだから。別に、治癒の力が必要になるような目には、もう遭わない」
「いやいや、シュリータに住むんだろ?」
「ルゥナには暮らし易いとは言えないだろうが、ヤンダルムでも構わない」
エディ、シュウ、ヤンから次々に提案されて、ルゥナは絶句している。
「でも……だって……わたし、力が無かったら、役に立たないし……」
しどろもどろにルゥナがそう言うから、エディは眉間にしわを寄せた。
「何が違うんだ? ルゥナはルゥナだろう? 何も変わってないじゃないか」
「だけど」
「前にもエデストルに来いって言っただろ。あの時も今も、俺は治癒の力を持つから来て欲しいわけじゃない」
「エディ……」
ルゥナは、あからさまな困惑の眼差しを返してくる。
エディには、なぜ彼女が自分の言葉を受け入れないのかが解からない。
ほとんど睨み付けるようにして彼女を見ていると、背後から忍び笑いが聞こえてきた。
「……何だよ、トール」
「いや、別に。気にしないで。まあ、エデストルに連れて帰ったら、時間をかけて解からせなよ」
言われなくても、そうするつもりだ。
「とにかく、ルゥナがエデストルに来るのは決まりだ」
ビシッと決めつけると、彼女はいくつか瞬きをしてから頷いた。
「じゃあ、ケリがついたところで出発しようか」
訳知り顔ににやにや笑いを浮かべたシュウが、妙に腹立たしい。が、何か言えば言うほどシュウやその他を楽しませそうな気がする。
(クソ)
腹の中で罵りつつ、エディは黙って指笛を鳴らして馬を呼んだ。
じきに、蹄の音が近づいてくる。
感心なことに、あれほど派手な戦闘を繰り広げたにもかかわらず、馬は五頭ともちゃんと戻ってきた。
ルゥナは来た時と同じようにソワレの馬に、意識がまだ戻らないマギは馬を操り慣れているシュウの馬に乗せる。
残っているのは――
「ピシカは、エディと一緒?」
大地に立ったまま動こうとしないピシカに、次いでエディに、ルゥナが伺うような眼差しを向ける。
ピシカを同乗させることにどうの、ではなく、ルゥナがさっさとソワレの馬に乗ってしまったことについて何となく釈然としない気分を抱きながら、エディはピシカに向けて手を伸ばした。
「ほら、掴まれよ」
素っ気なく付け加えたが、彼女は動かない。
「ピシカ? どうしたの?」
ルゥナが声をかけても、まだ反応はなかった。
ルゥナはまた馬を降りて、ピシカの前に行く。
「ピシカ、行くんでしょう?」
向かい合ってもまだ固まっているピシカに、少し心許なげな響きが、ルゥナの声に加わった。鈍いエディが聞いても、判るのだ。ピシカが気付いていないはずがない。
(何とか言えよ)
胸の中で、エディがそう言った時だった。
ルゥナが繰り返すと、ピシカはギュッと小さくなった。
「アタシとユクレアは、『対』の存在なのよ」
「『対』?」
「そう。アンタたちで言うところの双子みたいなもん。それよりも、もっともっと『近い』けど。唯一無二で、他の何にも代えられない、存在。決して離れられない、失えない、相手」
ピシカは手の中の珠に目を落とし、そして小さく息をつく。
「それなのに、アタシはコイツを裏切った。アイツらに言われるままに、『印』を刻んだ。……刻んじゃったんだ」
「あいつらって、誰?」
「『オトナ』だよ。アタシたちより、ずっとずっと長く生きてきた奴ら。あの世界で、アタシたちはまだ産まれたばっかで、何も解かってなかった」
「赤ちゃんみたいなもの?」
首をかしげたルゥナにピシカは肩をすくめて返す。それは多分、同意なのだろう。
「アタシの『力の形を変える力』もコイツの『力を増幅させる力』も、珍しいものだったんだ。だからアイツらは興味半分でユクレアにアタシの力を使わせた。アタシの力でユクレアの力はユクレア自身に作用するようになって、増幅の力は真っ先にユクレアを壊してしまった。制御できなくなったんだ。アタシの世界はあっという間に滅茶苦茶になって、手に負えなくなったユクレアを……ユクレアとアタシを、アイツらは追い出した」
「ピシカ」
「アタシたちはアタシたちの世界を追い出されて、色んな世界を渡り歩いた。一つの世界に留まるとユクレアの力でそこが壊れちゃうから、そうなる前に動かなくちゃいけなかった。もう、どれだけの世界を通り抜けてきたか、覚えてない。……中には、間に合わなくて壊しちゃったところもあった」
ピシカが顔を上げてルゥナを見る。
彼女の眼差しには、もう怒りも恨みも聞き取れなかった。
あるのは、ただ、悔恨のみ。
不意にそれが揺れる。
「こんなふうに長くいられたのは、この世界が初めて。ここではユクレアの力がもたらす変化がすごくゆっくりで……この世界で、ルゥナのことを知って、ここならユクレアを何とかできるんじゃないかって、思えた。コイツの力で変わってしまったものを元に戻せたのなんて、ルゥナが初めてだったんだ」
そうして浮かんだ、泣いているような笑顔。
ピシカのその金色の目が、手の中の青銀色の珠を見つめる。
至高の宝物を見るように。
「最期を迎えるまで静かに眠らせてやれればいいって、それだけでもいいって思ってたのに、こんな……」
震える声でそう言って、両手の中に珠を包み込んだ。
恨みつらみをまくしたててやりたいところなのに、そんなふうに弱さを見せた彼女など初めてだったから、エディは何も言えなくなってしまう。
「何か、やりきれないなぁ」
隣で呟かれたトールのぼやきを、エディは否定することができなかった。
この地に災厄を持ち込んだピシカが単純な『悪』であったなら、話は簡単だったのに。
唇を噛んだエディの後ろから、能天気とも言えそうなほど明るい声が響き渡る。
「まあ、取り敢えず、その魔晶球の中身は『邪神だったもの』で、ルゥナが何とかしてくれたわけだ。もう危機は去ったということで、大事に至らず良かったじゃないか。ほら、弟君もすっかり元に戻って」
終わり良ければ全て良し――結果が良ければ経過などどうでもいい、と言わんばかりのシュウの台詞に、ヤンもうなずいて同意を示す。
「確かにな。さっきのルゥナの力がどこまで広がったのか見当もつかないが、あの勢いでは、少なくともこの島にいるものくらいは全て癒していそうだ」
「だな。さて、万事万々歳、というところで帰るとするか。ピシカの話にまだ続きあるなら、道々聞けばいいだろう?」
そこで、ハッとルゥナが立ち上がった。そうして慌てたように振り返る。
「どうしたの、ルゥナ?」
勢い余ってふらついたルゥナを支えながらソワレが訊くのへ、彼女は振り返ることなく答える。
「マギクが――マギクは大丈夫なの? 腕が取れて……治さなくちゃ」
今にも駆け出しそうなルゥナの腕を、ソワレが改めて掴み直した。
「マギクなら大丈夫だよ。さっきの君の力ですっかり治してやったみたい。まあ、腕は生えてきてないけどね」
「そう……良かった」
ホッと肩を撫で下ろしたルゥナに、ソワレは奇妙な眼差しを向けていた。弟の様子に気付いた彼女は、首をかしげて彼を見上げる。
「ソワレ、どうかした?」
「いや、君の力なんだけど……」
言いかけて、彼は口ごもった。
「わたしの力?」
それが? と言いたげなルゥナに、らしくなくためらいがちに、続ける。
「君の力、多分、消えてる」
「え?」
「ルゥナから、魔力が感じられないんだ。ほんの少しも。そのうち戻るのかもしれないけど、今のところはまるっきり、空っぽって感じだ」
ルゥナはポカンとソワレを見上げている。
だが、何でもない事のように平然としているソワレの台詞に驚いているのは、彼女だけのようだった。
「別にいいだろう。もう旅暮らしもしないんだし。ルゥナはエデストルで暮らすんだから。別に、治癒の力が必要になるような目には、もう遭わない」
「いやいや、シュリータに住むんだろ?」
「ルゥナには暮らし易いとは言えないだろうが、ヤンダルムでも構わない」
エディ、シュウ、ヤンから次々に提案されて、ルゥナは絶句している。
「でも……だって……わたし、力が無かったら、役に立たないし……」
しどろもどろにルゥナがそう言うから、エディは眉間にしわを寄せた。
「何が違うんだ? ルゥナはルゥナだろう? 何も変わってないじゃないか」
「だけど」
「前にもエデストルに来いって言っただろ。あの時も今も、俺は治癒の力を持つから来て欲しいわけじゃない」
「エディ……」
ルゥナは、あからさまな困惑の眼差しを返してくる。
エディには、なぜ彼女が自分の言葉を受け入れないのかが解からない。
ほとんど睨み付けるようにして彼女を見ていると、背後から忍び笑いが聞こえてきた。
「……何だよ、トール」
「いや、別に。気にしないで。まあ、エデストルに連れて帰ったら、時間をかけて解からせなよ」
言われなくても、そうするつもりだ。
「とにかく、ルゥナがエデストルに来るのは決まりだ」
ビシッと決めつけると、彼女はいくつか瞬きをしてから頷いた。
「じゃあ、ケリがついたところで出発しようか」
訳知り顔ににやにや笑いを浮かべたシュウが、妙に腹立たしい。が、何か言えば言うほどシュウやその他を楽しませそうな気がする。
(クソ)
腹の中で罵りつつ、エディは黙って指笛を鳴らして馬を呼んだ。
じきに、蹄の音が近づいてくる。
感心なことに、あれほど派手な戦闘を繰り広げたにもかかわらず、馬は五頭ともちゃんと戻ってきた。
ルゥナは来た時と同じようにソワレの馬に、意識がまだ戻らないマギは馬を操り慣れているシュウの馬に乗せる。
残っているのは――
「ピシカは、エディと一緒?」
大地に立ったまま動こうとしないピシカに、次いでエディに、ルゥナが伺うような眼差しを向ける。
ピシカを同乗させることにどうの、ではなく、ルゥナがさっさとソワレの馬に乗ってしまったことについて何となく釈然としない気分を抱きながら、エディはピシカに向けて手を伸ばした。
「ほら、掴まれよ」
素っ気なく付け加えたが、彼女は動かない。
「ピシカ? どうしたの?」
ルゥナが声をかけても、まだ反応はなかった。
ルゥナはまた馬を降りて、ピシカの前に行く。
「ピシカ、行くんでしょう?」
向かい合ってもまだ固まっているピシカに、少し心許なげな響きが、ルゥナの声に加わった。鈍いエディが聞いても、判るのだ。ピシカが気付いていないはずがない。
(何とか言えよ)
胸の中で、エディがそう言った時だった。
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