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Ⅲ:捨てられ王子の綺羅星
ラムバルディアの城下町:彼が成したもの
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「やっぱり、都は大きいねぇ」
ラムバルディアの街の中央広場で馬車から降りたステラは、グルリと周囲を見渡し歓声を上げた。秋の初めというよりも夏の終わりと言った方が良い季節の今、昼を少し回ったばかりのこの時刻はかなり気温が高い。にも拘らず、街には人が溢れ返っていた。
白と赤の石畳が複雑な模様を描いて敷き詰められた広場の中央にある泉の中には、清楚な女神が佇んでいる。
「あれはクレア像?」
ステラは目を輝かせて、この外出に付き添ってくれているカロリーナを振り返った。本の挿絵でしか見たことがないが、美しさよりも慈愛に満ちたその姿は豊穣の女神クレアに違いない。
パタパタと服の皺を伸ばしていたカロリーナは顔を上げ、ステラの指が向けられた方を見てニッコリと笑う。
「そうですよ」
彼女はメルセデと共にステラに付けられた侍女だ。鮮やかな赤銅色の巻き毛と猫のように少し目尻が吊り上がった緑の瞳をしていて、ステラよりも五つ年下の十七歳だけれども、とてもしっかりしている。
ステラが王都に来てからふた月と少し。到着した時を除けば街に出るのは今日が初めてだ。
今になって城から足を踏み出す気になったのは、ようやくステラがアレッサンドロの変化を受け入れられるようになったからかもしれない。
彼は、もう、教会にいた頃の可愛いアレックスではない。
この国を治めている、アレッサンドロ・ティスヴァーレなのだ。
二ヶ月かけてそう思える――思うようになって、ふとステラは、自分がまだ彼が成したものをちゃんとこの目で確かめていないことに気が付いた。
大きく変わってしまったアレッサンドロが、この八年間何をしていたかを知りたい。
それを知ることで、彼と自分とを隔てている八年間を少しでも埋めることができないだろうか。
そう思って、ステラはメルセデに外出を願い出た。
(お城からここまで、歩きだったらどのくらいかかるんだろう)
この暑さだから、移動するだけで疲れてしまうかもしれない。
ステラは、もう一度街並みを見渡した。
最初にここに来た時目にしたように、通りは明るい活気に満ちている。行き交う人たちは皆、幸せそうだ。
(ディアスタ村も少し前から雰囲気が変わっていたよね)
あの村も、以前は荒んでいたというわけではない。ただ、それほど余裕はなかったから、どこか張り詰めたものが感じられていた。それが、いつしか消えていたのだ。
(都は、前からこんな感じなのかな)
胸の内でステラがそう呟いた時、カロリーナが首をかしげて問いかけてきた。
「さて、それじゃあどこに行きましょうか、ステラ様?」
目的は、街を見ることだ。
なので、どこに行くか、何をするか、具体的には決めていなかった。
「えぇっと……あのね、アレックスって、今は何が好きなのかな」
「アレックスって、アレッサンドロ様ですか?」
目を丸くしたカロリーナに、ステラは頷く。
「ええ」
ただ街中を見て歩くだけでも良かったが、せっかくだから、アレッサンドロにお土産を買っていきたい。残る物では、何となく重い気がする。食べ物なら無難だと思うけれども、今の彼が何を好きなのかが判らない。たまに席を共にする食事時もいつだって仏頂面だから、並べられた料理のうち、どれを美味しいと思って食べているのかを読み取ることは難しかった。
「昔はキイチゴのジャムで作ったパイがすごく好きだったの。でも、他の子に遠慮して、一切れしか食べなくて」
「パイ、ですか……すみません、ちょっと判りません。アレッサンドロ様のお世話はさせていただいたことがないので」
「そうなの?」
「はい。あたしは新米ですから、そんなすごいことさせてもらえません。だから、ステラ様のお世話を言いつかった時も、ビックリしました」
目をクルクルさせながら言う彼女は、とても可愛らしい。
「きっと、わたしとお友達になれそうな子がいいって、思ってくれたんだよ」
「そんな、恐れ多いです。アレッサンドロ様の大切な方にそんなこと……」
はにかみながら、カロリーナがそんなことを言ったけれども。
大切な方。
(それはどうかな)
昔は、確かに懐いてくれていたけれど。
今のアレッサンドロを見ていると、あまりそんなふうには思えない。
顔を曇らせたステラには気付いていない様子で、カロリーナが声を上げる。
「行きたいところが特に決まってないなら、あたしのお勧めのお店に行ってみませんか? 可愛い砂糖菓子を売ってるんです。ほら、アレッサンドロ様用なら、お仕事の時にちょっと摘まんだりとか」
小首をかしげ、人差し指を唇に当てて、カロリーナがステラを覗き込んでいる。ステラは微笑み、頷いた。
「行ってみたいわ」
「よし、じゃあ、こっちです」
パッと顔を輝かせ、カロリーナが歩き出した。
通りに居並ぶ店先を時折冷やかしながら、彼女は言う。
「昔はね、この辺りも治安が悪くて、女の子だけで歩くのはちょっとためらわれたんですよね」
「そうなの?」
「はい。あたしが子どもの頃は、仕事がなくて困ってる人とか、親がいない子とか、結構いたんです。今の露店並みに、そういうのが多くって」
思わずステラは通りに眼を走らせた。
見える限りでは、そんな姿は皆無だ。
「全然想像できない」
目を丸くしたステラにカロリーナが嬉しそうに笑う。
「でしょう? アレッサンドロ様が孤児院をいくつも作ってくださったんです。学校とか職業訓練所とかも随分できました。それに、食いっぱぐれてる人には仕事をくれたり、どうしても働けない人にはお金を配ってくれたり。あたしのうちも、ちょっと危ない時があったんですけど、こうやって、お仕事もらえて……アレッサンドロ様のお陰だって、家中で毎日の食前の祈りで感謝してます」
眼差しにも、言葉の端々にも敬慕の念を溢れさせるカロリーナに、ステラは誇らしいような気持ちになる。そして、ほんの少し、寂しいような気持ちにも。
(村にいた頃は、ずっとわたしの後をついてくるようだったのに)
アレッサンドロの人生は、もうステラなしでも大丈夫なのだ。
「アレックス、頑張ってるんだね」
「そりゃあ、もう。ちょっと働き過ぎなのが心配になっちゃいますよ。だから、早くお優しいお妃様を迎えて、幸せになっていただきたいって、みんな言ってるんです」
サラリと告げられたその台詞に、ステラの足が止まる。
「ステラ様?」
「あ、ごめんね。お妃さまって、その、もうお相手が?」
「だといいんですけど」
ため息をこぼしたカロリーナに、知らないうちに強張っていたステラの肩から力が抜ける。
「もしかして、アレッサンドロ様って、女の人がお好きじゃないのかも、とかいう噂も立っちゃうくらいで」
そう言って、カロリーナがチラリとステラを見た。
「あの、ステラ様は小さい頃にアレッサンドロ様と一緒に過ごされたんですよね?」
「え? うん、少しの間だけだったけどね。ディアスタ村っていうところにいたんだよ」
「じゃあ、そこに好きな人とか、いたりしませんかね?」
窺うようなカロリーナに、思わずステラは笑ってしまう。
「アレックスがいたのは十歳までだったから」
六歳から十歳――その間、殆ど教会から離れることがなく、あの頃、預けられた子どもたちの中で特に彼と仲が良かった子もいなかった。あれから八年経っているし、もしも淡い想いを抱いた子がいたとしても、もうただの思い出になっているだろう。
「多分、それはないと思うな」
「……そうかなぁ」
含みがある口調でカロリーナが呟いたところで。
「あ、ねえ、ちょっといい?」
浮薄な声が割り込んできた。
ラムバルディアの街の中央広場で馬車から降りたステラは、グルリと周囲を見渡し歓声を上げた。秋の初めというよりも夏の終わりと言った方が良い季節の今、昼を少し回ったばかりのこの時刻はかなり気温が高い。にも拘らず、街には人が溢れ返っていた。
白と赤の石畳が複雑な模様を描いて敷き詰められた広場の中央にある泉の中には、清楚な女神が佇んでいる。
「あれはクレア像?」
ステラは目を輝かせて、この外出に付き添ってくれているカロリーナを振り返った。本の挿絵でしか見たことがないが、美しさよりも慈愛に満ちたその姿は豊穣の女神クレアに違いない。
パタパタと服の皺を伸ばしていたカロリーナは顔を上げ、ステラの指が向けられた方を見てニッコリと笑う。
「そうですよ」
彼女はメルセデと共にステラに付けられた侍女だ。鮮やかな赤銅色の巻き毛と猫のように少し目尻が吊り上がった緑の瞳をしていて、ステラよりも五つ年下の十七歳だけれども、とてもしっかりしている。
ステラが王都に来てからふた月と少し。到着した時を除けば街に出るのは今日が初めてだ。
今になって城から足を踏み出す気になったのは、ようやくステラがアレッサンドロの変化を受け入れられるようになったからかもしれない。
彼は、もう、教会にいた頃の可愛いアレックスではない。
この国を治めている、アレッサンドロ・ティスヴァーレなのだ。
二ヶ月かけてそう思える――思うようになって、ふとステラは、自分がまだ彼が成したものをちゃんとこの目で確かめていないことに気が付いた。
大きく変わってしまったアレッサンドロが、この八年間何をしていたかを知りたい。
それを知ることで、彼と自分とを隔てている八年間を少しでも埋めることができないだろうか。
そう思って、ステラはメルセデに外出を願い出た。
(お城からここまで、歩きだったらどのくらいかかるんだろう)
この暑さだから、移動するだけで疲れてしまうかもしれない。
ステラは、もう一度街並みを見渡した。
最初にここに来た時目にしたように、通りは明るい活気に満ちている。行き交う人たちは皆、幸せそうだ。
(ディアスタ村も少し前から雰囲気が変わっていたよね)
あの村も、以前は荒んでいたというわけではない。ただ、それほど余裕はなかったから、どこか張り詰めたものが感じられていた。それが、いつしか消えていたのだ。
(都は、前からこんな感じなのかな)
胸の内でステラがそう呟いた時、カロリーナが首をかしげて問いかけてきた。
「さて、それじゃあどこに行きましょうか、ステラ様?」
目的は、街を見ることだ。
なので、どこに行くか、何をするか、具体的には決めていなかった。
「えぇっと……あのね、アレックスって、今は何が好きなのかな」
「アレックスって、アレッサンドロ様ですか?」
目を丸くしたカロリーナに、ステラは頷く。
「ええ」
ただ街中を見て歩くだけでも良かったが、せっかくだから、アレッサンドロにお土産を買っていきたい。残る物では、何となく重い気がする。食べ物なら無難だと思うけれども、今の彼が何を好きなのかが判らない。たまに席を共にする食事時もいつだって仏頂面だから、並べられた料理のうち、どれを美味しいと思って食べているのかを読み取ることは難しかった。
「昔はキイチゴのジャムで作ったパイがすごく好きだったの。でも、他の子に遠慮して、一切れしか食べなくて」
「パイ、ですか……すみません、ちょっと判りません。アレッサンドロ様のお世話はさせていただいたことがないので」
「そうなの?」
「はい。あたしは新米ですから、そんなすごいことさせてもらえません。だから、ステラ様のお世話を言いつかった時も、ビックリしました」
目をクルクルさせながら言う彼女は、とても可愛らしい。
「きっと、わたしとお友達になれそうな子がいいって、思ってくれたんだよ」
「そんな、恐れ多いです。アレッサンドロ様の大切な方にそんなこと……」
はにかみながら、カロリーナがそんなことを言ったけれども。
大切な方。
(それはどうかな)
昔は、確かに懐いてくれていたけれど。
今のアレッサンドロを見ていると、あまりそんなふうには思えない。
顔を曇らせたステラには気付いていない様子で、カロリーナが声を上げる。
「行きたいところが特に決まってないなら、あたしのお勧めのお店に行ってみませんか? 可愛い砂糖菓子を売ってるんです。ほら、アレッサンドロ様用なら、お仕事の時にちょっと摘まんだりとか」
小首をかしげ、人差し指を唇に当てて、カロリーナがステラを覗き込んでいる。ステラは微笑み、頷いた。
「行ってみたいわ」
「よし、じゃあ、こっちです」
パッと顔を輝かせ、カロリーナが歩き出した。
通りに居並ぶ店先を時折冷やかしながら、彼女は言う。
「昔はね、この辺りも治安が悪くて、女の子だけで歩くのはちょっとためらわれたんですよね」
「そうなの?」
「はい。あたしが子どもの頃は、仕事がなくて困ってる人とか、親がいない子とか、結構いたんです。今の露店並みに、そういうのが多くって」
思わずステラは通りに眼を走らせた。
見える限りでは、そんな姿は皆無だ。
「全然想像できない」
目を丸くしたステラにカロリーナが嬉しそうに笑う。
「でしょう? アレッサンドロ様が孤児院をいくつも作ってくださったんです。学校とか職業訓練所とかも随分できました。それに、食いっぱぐれてる人には仕事をくれたり、どうしても働けない人にはお金を配ってくれたり。あたしのうちも、ちょっと危ない時があったんですけど、こうやって、お仕事もらえて……アレッサンドロ様のお陰だって、家中で毎日の食前の祈りで感謝してます」
眼差しにも、言葉の端々にも敬慕の念を溢れさせるカロリーナに、ステラは誇らしいような気持ちになる。そして、ほんの少し、寂しいような気持ちにも。
(村にいた頃は、ずっとわたしの後をついてくるようだったのに)
アレッサンドロの人生は、もうステラなしでも大丈夫なのだ。
「アレックス、頑張ってるんだね」
「そりゃあ、もう。ちょっと働き過ぎなのが心配になっちゃいますよ。だから、早くお優しいお妃様を迎えて、幸せになっていただきたいって、みんな言ってるんです」
サラリと告げられたその台詞に、ステラの足が止まる。
「ステラ様?」
「あ、ごめんね。お妃さまって、その、もうお相手が?」
「だといいんですけど」
ため息をこぼしたカロリーナに、知らないうちに強張っていたステラの肩から力が抜ける。
「もしかして、アレッサンドロ様って、女の人がお好きじゃないのかも、とかいう噂も立っちゃうくらいで」
そう言って、カロリーナがチラリとステラを見た。
「あの、ステラ様は小さい頃にアレッサンドロ様と一緒に過ごされたんですよね?」
「え? うん、少しの間だけだったけどね。ディアスタ村っていうところにいたんだよ」
「じゃあ、そこに好きな人とか、いたりしませんかね?」
窺うようなカロリーナに、思わずステラは笑ってしまう。
「アレックスがいたのは十歳までだったから」
六歳から十歳――その間、殆ど教会から離れることがなく、あの頃、預けられた子どもたちの中で特に彼と仲が良かった子もいなかった。あれから八年経っているし、もしも淡い想いを抱いた子がいたとしても、もうただの思い出になっているだろう。
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