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迷子の仔犬の育て方
三
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執務室のドアが控えめに叩かれて、一輝は書類から顔も上げずに入室を促した。確かめるべくもなく、この部屋に入ってくるのはそもそも橘しかおらず、時間的にもそろそろ帰ってきても良い頃間だったからだ。
消音カーペットが敷かれているために足音はしないが、入ってきた人物がデスクの傍まで来たことは気配でわかる。
そこで初めて一輝は顔を上げ、視界に入ったものに動きが止まった。
ギリッと歯軋りし、呻くような声でこの事態を招いた張本人だろうと思われる者の名を呼ぶ。
「……橘」
子どもらしからぬ地を這う声に、橘は背後に立つ少女に何かを囁いた。彼女はやや不安そうな眼差しを橘と一輝に向けてから、部屋を出て行く。
二人きりになるのを待って、一輝が立ち上がった。
「何で、あの人がこんなところに来ているんだ!?」
大石弥生。
この二年、逢いたくて逢いたくて、逢えなかった人。
耳の奥に残る声を何度も頭の中で再生し、写真の笑顔で飢えた心を慰めていた。
その彼女が、扉を隔ててすぐそこにいる。
予想だにしていなかった事態に、常に冷静沈着、常に最も正しい答えを速やかに弾き出すと定評のあった一輝の頭が巧く働かない。ギリギリと奥歯を噛み締めながら、目の前に立つ男をねめつけた。
「答えろ、橘」
普段、滅多に感情を荒げることのない一輝が噛み付くように問うているにも関わらず、橘はいつもどおりの飄々とした顔をしている。
「彼女ご自身が、こちらに来られるとおっしゃったもので。何でも、援助の恩返しをしたいとか」
「だからと言って、何故、ここに連れて来るんだ! 適当にごまかすのは得意だろうが!」
滅多に見ることがない激昂した一輝の表情に、橘は口元が緩まないように力を入れながら、「真に遺憾ながら」という表情を作って答える。
「いえ、私も気になさらないようにと申し上げたのですが、どうしても、と弥生様が。あまり強くお断りしたら、あの方を傷つけてしまうのではないかと……」
「なら、感謝の言葉を受け入れたらすぐに帰るんだな?」
一輝は溜息をついて、再び書類に目を落した。だが、それは気持ちを落ち着かせるための時間稼ぎに過ぎなくて、文面を追ってもその内容は全く頭には入ってきていない。
とりあえず表面だけは平静を装っていた一輝だったが、続く橘の言葉に、思考も動きも完全に停止した。
「それが……弥生様が、しばらく一輝様のお世話をなさりたい、ということで……」
「……何?」
それだけの返事をするのに、少なくとも五秒は間が空いた。そして、その後が続かない。
一輝の思考能力が回復する余裕を与えず、橘が畳み掛けていく。
「いえ、私は、お気になさらないようにと重ねてお伝えしたのですが……弥生様はたいへん義理堅い方のようで、金銭を返すことは難しいので、せめて、一輝様のために何かをしたい、と。これを聞き入れられるまでは帰れない、と仰っています」
ベンツでの会話を知らない一輝には、事の真偽は判らない。通常であれば、弥生自身にも話を聞いて確認を取った筈だ。だが、動揺と――それ以外の何かのために、彼は本来の慎重さを欠いていた。
「――わかった」
ポロリと、そう答えてしまう。
――自分が態度を間違えなければ、彼女もすぐに諦めるに違いない。
一輝は、そう自分に言い聞かせた。
とにかく、すげなくすればいい。他人の前で仮面を被ることは、いつもしていることなのだから、と。
戸惑う主人から言質を取り、橘は内心で両手の拳をグッと握る。
彼が一輝に仕え始めてから十年近くになるが、主がこれほど心が動いているところは見たことがない。父親である一雄を突然不条理な事件で失った時も、一輝は冷静だった。何か悩んでいたようではあったが、表には出さず、いつの間にか彼自身の中で解決してしまっていた――今では、何が主人を救ったのか知っているが。
年若い一輝の完璧なまでの指導者ぶりを、橘は誇らしく思う。しかし、同時に、何か大事なものを犠牲にさせているような気がしてならないのだ。今回、一輝が唯一個人的な関心を寄せている少女に接触することができて、これはチャンスだと感じた。一輝の中の何かを動かすことができるのならば、と思ったのだ。
主人の短い同意の言葉が覆される前に、橘は動く。考える時間を与えてしまっては、『より適切な答え』を出されてしまうかもしれない。
「では、彼女に入っていただきますね」
返事は聞かずに踵を返し、扉の外で待っている弥生を呼びに行く。生の彼女を見せてしまえば、より動揺を誘えるに違いない。
残された一輝は、今すぐに逃げ出したい気持ちと、実際に彼女に会えることを待ち望んでいる気持ちとに挟まれていた。相反するものに挟まれ、頭が全く働かない。
身の振り方を決める間も無く、橘に促され、彼女が、入ってくる。
あの時よりも少しは背が伸びているような気もするが、やはり小柄だった。一輝と同じくらいかもしれない。
黒目がちで大きな瞳に、低めの鼻と小さな唇。
可愛らしいけれども、平凡な顔立ち。それが――ニコッと笑う。
一輝には、一瞬、部屋の明るさが増したように感じられた。
写真の中で、ではなく、自分を見て、自分に対して向けられた笑みに、彼は言葉を失う。胸の中に何かが押し寄せてきて、いっぱいになると同時に締め付けられるような苦しさを感じた。
「こんにちは、はじめまして。大石弥生です」
その声は、何かつまずくことがある度に、一輝が心の中で思い出していたものと同じだった。落ち着いた響きの、柔らかな声――彼に「大丈夫」と言ってくれた、あの声。
一輝は、恐らく生まれて初めて、「言葉を失う」という心境を味わった。
むっつりと黙り込む一輝は、一見、不機嫌そのものだ。
普段の一輝を知るものが目にすれば、こんな表情もするのか、と驚いたことだろう。橘の前以外では常に柔和な微笑を絶やさず、穏やかで利発な新藤商事の後継者として周囲には認識されているのだ。
そんな彼の前で数瞬口ごもった後、弥生が意を決したように口を開いた。
「あの、今回はうちの借金を援助してくれて、ありがとう。工場を売らなくちゃいけないところだったの。そうしたら、一家四人で路頭に迷うところだったわ。わたし、たいしたことはできないけれど、おやつを作ったりとか、そういうのは得意なの。ちょっと一休みしたいときとか、お手伝いさせてもらえるかなぁ?」
軽く首をかしげて窺うに見つめてくる眼差しに、一輝は否と言うべきだった。
一輝の世界は、彼女がいるべき場所ではない。
「い――」
――いいえ、お引き取り下さい。
そう言おうとした彼の機先を制して、弥生が笑った。
ニコリと。
温かな春の陽射しが雲間から覗くように。
「どうかな?」
「ありがとうございます。ぜひ」
そんな台詞を口にするつもりはなかった。
なかったのに、気付けばそれが一輝の口を突いて出ていた。
「じゃ、ない――」
慌てて前言撤回しようとした一輝に、橘が割り込んでくる。
「一輝様は夕方の五時に三十分間休憩をとっています。その時に給仕をお願いしましょう」
再び笑顔がパッと花開く。
「ありがとう! 早速、明日からね。一輝君は何が好き? 甘いの? 辛いの?」
初めて彼女の声で自分の名前を呼ばれ、一輝は何ともいえない満足感に満たされる。それは祖父や橘に呼ばれたときには感じたことのないものだった。
「僕は……」
彼女の問いに答えようとして、好きなものも嫌いなものも思い付かないことに気付く。
「――特に何も」
つまらない答えだと、思った。彼女に失望されるのではないかと、不安になる。
だが、弥生は目を丸くして感心したような声を上げた。
「へえ、偉いねぇ。好き嫌いがないんだぁ。うちの弟も一輝君と同じくらいの年なんだけど、『野菜はいや、肉だけ出せ』とか言うんだよ」
一輝はからかわれているのかと思ったが、どうも彼女は本気で褒めているらしい。
今まで祖父に褒められたことと言えば、九歳で経営学の論文がアクセプトされた時と、十一歳の時に閉鎖するしかないと思われた営業所で大きな収益を上げさせた時くらいだ。
まさか、偏食がないことくらいでこれほど褒められるとは思ってもみなかった。
どう反応していいか判らず押し黙ったままの一輝にも、弥生は特に気にすることなく続ける。
「じゃあ、明日から色々なおやつを作ってくるからね」
そしてまた、笑顔を向けられる。
あれほど望んでいたものを惜しげもなく与えられて、一輝は戸惑うばかりだった。笑顔も、言葉も返せない。
「では、お送りしましょう」
そう言って、橘が彼女にさり気なく退室を促すのも、飽和状態の頭でぼんやりと受け止めた。
何も反応を示せずにいる一輝に「バイバイ」と手を振ると、弥生は橘の後について軽やかに部屋を出て行く。
扉が閉まると同時に、残された一輝は、糸が切れた操り人形のように、どさりと椅子に身体を投げ出した。
大切にしたかったからこそ、決して会う気はなかった筈なのに、いったい何処で狂ってしまったのか。
そして、計算外の結果となったというのに、何故、自分はこんなにも充足感を覚えているのか。
疑問符ばかりが頭に浮かぶ。
しかし、自問し、それらの答えが見つかったとしても何の解決にもならないことは、一輝自身にもよく判っていた。
消音カーペットが敷かれているために足音はしないが、入ってきた人物がデスクの傍まで来たことは気配でわかる。
そこで初めて一輝は顔を上げ、視界に入ったものに動きが止まった。
ギリッと歯軋りし、呻くような声でこの事態を招いた張本人だろうと思われる者の名を呼ぶ。
「……橘」
子どもらしからぬ地を這う声に、橘は背後に立つ少女に何かを囁いた。彼女はやや不安そうな眼差しを橘と一輝に向けてから、部屋を出て行く。
二人きりになるのを待って、一輝が立ち上がった。
「何で、あの人がこんなところに来ているんだ!?」
大石弥生。
この二年、逢いたくて逢いたくて、逢えなかった人。
耳の奥に残る声を何度も頭の中で再生し、写真の笑顔で飢えた心を慰めていた。
その彼女が、扉を隔ててすぐそこにいる。
予想だにしていなかった事態に、常に冷静沈着、常に最も正しい答えを速やかに弾き出すと定評のあった一輝の頭が巧く働かない。ギリギリと奥歯を噛み締めながら、目の前に立つ男をねめつけた。
「答えろ、橘」
普段、滅多に感情を荒げることのない一輝が噛み付くように問うているにも関わらず、橘はいつもどおりの飄々とした顔をしている。
「彼女ご自身が、こちらに来られるとおっしゃったもので。何でも、援助の恩返しをしたいとか」
「だからと言って、何故、ここに連れて来るんだ! 適当にごまかすのは得意だろうが!」
滅多に見ることがない激昂した一輝の表情に、橘は口元が緩まないように力を入れながら、「真に遺憾ながら」という表情を作って答える。
「いえ、私も気になさらないようにと申し上げたのですが、どうしても、と弥生様が。あまり強くお断りしたら、あの方を傷つけてしまうのではないかと……」
「なら、感謝の言葉を受け入れたらすぐに帰るんだな?」
一輝は溜息をついて、再び書類に目を落した。だが、それは気持ちを落ち着かせるための時間稼ぎに過ぎなくて、文面を追ってもその内容は全く頭には入ってきていない。
とりあえず表面だけは平静を装っていた一輝だったが、続く橘の言葉に、思考も動きも完全に停止した。
「それが……弥生様が、しばらく一輝様のお世話をなさりたい、ということで……」
「……何?」
それだけの返事をするのに、少なくとも五秒は間が空いた。そして、その後が続かない。
一輝の思考能力が回復する余裕を与えず、橘が畳み掛けていく。
「いえ、私は、お気になさらないようにと重ねてお伝えしたのですが……弥生様はたいへん義理堅い方のようで、金銭を返すことは難しいので、せめて、一輝様のために何かをしたい、と。これを聞き入れられるまでは帰れない、と仰っています」
ベンツでの会話を知らない一輝には、事の真偽は判らない。通常であれば、弥生自身にも話を聞いて確認を取った筈だ。だが、動揺と――それ以外の何かのために、彼は本来の慎重さを欠いていた。
「――わかった」
ポロリと、そう答えてしまう。
――自分が態度を間違えなければ、彼女もすぐに諦めるに違いない。
一輝は、そう自分に言い聞かせた。
とにかく、すげなくすればいい。他人の前で仮面を被ることは、いつもしていることなのだから、と。
戸惑う主人から言質を取り、橘は内心で両手の拳をグッと握る。
彼が一輝に仕え始めてから十年近くになるが、主がこれほど心が動いているところは見たことがない。父親である一雄を突然不条理な事件で失った時も、一輝は冷静だった。何か悩んでいたようではあったが、表には出さず、いつの間にか彼自身の中で解決してしまっていた――今では、何が主人を救ったのか知っているが。
年若い一輝の完璧なまでの指導者ぶりを、橘は誇らしく思う。しかし、同時に、何か大事なものを犠牲にさせているような気がしてならないのだ。今回、一輝が唯一個人的な関心を寄せている少女に接触することができて、これはチャンスだと感じた。一輝の中の何かを動かすことができるのならば、と思ったのだ。
主人の短い同意の言葉が覆される前に、橘は動く。考える時間を与えてしまっては、『より適切な答え』を出されてしまうかもしれない。
「では、彼女に入っていただきますね」
返事は聞かずに踵を返し、扉の外で待っている弥生を呼びに行く。生の彼女を見せてしまえば、より動揺を誘えるに違いない。
残された一輝は、今すぐに逃げ出したい気持ちと、実際に彼女に会えることを待ち望んでいる気持ちとに挟まれていた。相反するものに挟まれ、頭が全く働かない。
身の振り方を決める間も無く、橘に促され、彼女が、入ってくる。
あの時よりも少しは背が伸びているような気もするが、やはり小柄だった。一輝と同じくらいかもしれない。
黒目がちで大きな瞳に、低めの鼻と小さな唇。
可愛らしいけれども、平凡な顔立ち。それが――ニコッと笑う。
一輝には、一瞬、部屋の明るさが増したように感じられた。
写真の中で、ではなく、自分を見て、自分に対して向けられた笑みに、彼は言葉を失う。胸の中に何かが押し寄せてきて、いっぱいになると同時に締め付けられるような苦しさを感じた。
「こんにちは、はじめまして。大石弥生です」
その声は、何かつまずくことがある度に、一輝が心の中で思い出していたものと同じだった。落ち着いた響きの、柔らかな声――彼に「大丈夫」と言ってくれた、あの声。
一輝は、恐らく生まれて初めて、「言葉を失う」という心境を味わった。
むっつりと黙り込む一輝は、一見、不機嫌そのものだ。
普段の一輝を知るものが目にすれば、こんな表情もするのか、と驚いたことだろう。橘の前以外では常に柔和な微笑を絶やさず、穏やかで利発な新藤商事の後継者として周囲には認識されているのだ。
そんな彼の前で数瞬口ごもった後、弥生が意を決したように口を開いた。
「あの、今回はうちの借金を援助してくれて、ありがとう。工場を売らなくちゃいけないところだったの。そうしたら、一家四人で路頭に迷うところだったわ。わたし、たいしたことはできないけれど、おやつを作ったりとか、そういうのは得意なの。ちょっと一休みしたいときとか、お手伝いさせてもらえるかなぁ?」
軽く首をかしげて窺うに見つめてくる眼差しに、一輝は否と言うべきだった。
一輝の世界は、彼女がいるべき場所ではない。
「い――」
――いいえ、お引き取り下さい。
そう言おうとした彼の機先を制して、弥生が笑った。
ニコリと。
温かな春の陽射しが雲間から覗くように。
「どうかな?」
「ありがとうございます。ぜひ」
そんな台詞を口にするつもりはなかった。
なかったのに、気付けばそれが一輝の口を突いて出ていた。
「じゃ、ない――」
慌てて前言撤回しようとした一輝に、橘が割り込んでくる。
「一輝様は夕方の五時に三十分間休憩をとっています。その時に給仕をお願いしましょう」
再び笑顔がパッと花開く。
「ありがとう! 早速、明日からね。一輝君は何が好き? 甘いの? 辛いの?」
初めて彼女の声で自分の名前を呼ばれ、一輝は何ともいえない満足感に満たされる。それは祖父や橘に呼ばれたときには感じたことのないものだった。
「僕は……」
彼女の問いに答えようとして、好きなものも嫌いなものも思い付かないことに気付く。
「――特に何も」
つまらない答えだと、思った。彼女に失望されるのではないかと、不安になる。
だが、弥生は目を丸くして感心したような声を上げた。
「へえ、偉いねぇ。好き嫌いがないんだぁ。うちの弟も一輝君と同じくらいの年なんだけど、『野菜はいや、肉だけ出せ』とか言うんだよ」
一輝はからかわれているのかと思ったが、どうも彼女は本気で褒めているらしい。
今まで祖父に褒められたことと言えば、九歳で経営学の論文がアクセプトされた時と、十一歳の時に閉鎖するしかないと思われた営業所で大きな収益を上げさせた時くらいだ。
まさか、偏食がないことくらいでこれほど褒められるとは思ってもみなかった。
どう反応していいか判らず押し黙ったままの一輝にも、弥生は特に気にすることなく続ける。
「じゃあ、明日から色々なおやつを作ってくるからね」
そしてまた、笑顔を向けられる。
あれほど望んでいたものを惜しげもなく与えられて、一輝は戸惑うばかりだった。笑顔も、言葉も返せない。
「では、お送りしましょう」
そう言って、橘が彼女にさり気なく退室を促すのも、飽和状態の頭でぼんやりと受け止めた。
何も反応を示せずにいる一輝に「バイバイ」と手を振ると、弥生は橘の後について軽やかに部屋を出て行く。
扉が閉まると同時に、残された一輝は、糸が切れた操り人形のように、どさりと椅子に身体を投げ出した。
大切にしたかったからこそ、決して会う気はなかった筈なのに、いったい何処で狂ってしまったのか。
そして、計算外の結果となったというのに、何故、自分はこんなにも充足感を覚えているのか。
疑問符ばかりが頭に浮かぶ。
しかし、自問し、それらの答えが見つかったとしても何の解決にもならないことは、一輝自身にもよく判っていた。
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