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第三章:角笛の音色と新たな夜明け
ルト川到着②
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進軍を開始してから十日になる。
投石器というお荷物を抱えての移動は緩慢で、今となっては戦に不可欠になった代物だが、アウストルはこの点だけは不満に思う。
投石器の運搬自体も遅々としているのだが、それを手入れする技術者達もまた、隊の足を引っ張っていた。元々、彼らは肉体労働者ではない。体調を崩させない為には休息を充分にとらせる必要がある。
かつては、道なき道を昼夜問わぬ強行軍で突き進んだものだ。
ニダベリルは、元来、岩山ばかりの土地である。だが、兵の数が増え、装備が重く多くなるにつれ、機動力は落ちていった。かつてはヒトが地面に合わせていたが、地面をヒトに合わせる必要が出てきたのだ。
ニダベリルは進撃の為に山を拓き、地を均し、長い年月を費やして東西南北各地へつながる道を敷いていった。
だが、そんな通り易い道でさえ、彼らの歩みは遅い。
大部隊なのだから足の遅いものに合わせなければならないことは解かっている。だが、時々、アウストルはかつての身軽だったニダベリル軍が恋しくなった。
トロトロと歩くよりも全力で駆けまわる方が好きな彼の愛馬も不満そうで、時々大きく鼻を鳴らしている。
「隊長」
アウストルは少し前を歩く近衛隊隊長に声をかけた。
「は」
「少しこいつを走らせてやってくる。すぐに追いつくから、先に進んでろ」
「わかりました」
遠征の移動中に王が独りでふらりと隊列を離れるのは、珍しいことではない。アウストルほどの腕前なら、中途半端な護衛などむしろいるだけ邪魔になる。
アウストルは隊長に小さく頷くと、馬首を翻して駆け出した。
常足《なみあし》、速歩《はやあし》、駈足《かけあし》、襲歩《しゅうほ》と速度を上げていくと、愛馬は水を得た魚のように生き生きとし始める。足場は悪いが、アウストルはものともせずに手綱を操った。
城にいる時であれば好きなように走らせてやるのだが、まだまだ長い行程が残っている今は、そうもいかない。小さな川に行き当たったところで、アウストルは馬を止まらせた。
清流とは程遠い濁った流れだが、水は水だ。アウストルは馬を下りると水辺まで馬を連れて行ってやる。
「しばらくおとなしくしていろよ」
水を飲み始めた愛馬の鬣を撫でながら、耳元で言い含めた。
そうして、アウストルは剣の柄に手を置き、刹那、彼の全身から闘気が溢れ出す。
付かず離れずの距離でまとわり付いていたその気配には、ニダドゥンを出た翌日から気が付いていたのだ。数は四人か五人。
――その程度でこのニダベリル王をどうにかできると思っているのなら、とんだお笑い草だ。
そう、小さく笑いを漏らした時だった。
「ニダベリル王、アウストル! 覚悟!」
大声と共に、岩陰から五人の男が飛び出してくる。
やれやれだ。
アウストルはため息混じりに胸の中で呟き、振り向きざまに剣を抜くと、斬りかかってきた男達にひるむことなく踏み込んだ。
刺客は、五人。皆、若い。
よけようとする気配も見せないアウストルに、むしろ男達の方の腰が引ける。微かにぶれた剣先を見逃さず、アウストルはその剛剣を振るった。
ズブリと、濡れた物を切り裂く音。
直後無造作に分断され地面に転がった仲間の身体に、残った四人の足が止まる。
「どうした? もう止めておくか?」
剣を振るって血を払いながら、アウストルは余裕に満ちた笑みを浮かべて見せた。もっとも、今さら止めると言われても、彼にはその気はなかったが。
一度ニダベリル王に剣を向けた者は、彼に勝つか、彼に殺されるか、そのどちらかしかない。
凄味のあるアウストルの笑みに、彼らはジリと後ずさった。だが、一瞬おいて再び剣を振り上げ怒号と共に駆け出してくる。
速度もない。全身隙だらけだ。
この程度の腕で、このニダベリル王アウストルを仕留められると思ったのか。
半ば失望に近い気持ちを抱いて切りかかってきた剣を二人まとめて打ち払い、返す刃で彼らの胴を薙ぎ払った。
ヒトはそう簡単には絶命しない。
その切り口から内臓を溢れさせながらも、苦痛に呻き声をあげ、男二人はこらえきれずにのたうちまわる。だが、それも長くは続かなかった。
あっという間に三人が斃され、残った二人は及び腰になる。多分、戦意はすでに底を突いていただろう。
だが、アウストルは足を踏み出した。
右と左。
二人並んだうちの、左に狙いを付ける。
ハッと気づいた男が剣を上げてアウストルの一撃を防ごうとしたが、そんなものは何の役にも立たなかった。
鋼と鋼がぶつかる音の後にズブリという鈍い音。弾き飛ばされた一本の剣が宙を舞い、離れた場所に落ちる。
一瞬後、アウストルの剣は、男の左肩から右脇腹へと、抜けていた。そして、どさりどさりと二度続けて地面に硬くはない者が落ちる音が響く。心の臓も切り裂いていたと見え、今度は、さほど苦しまずに逝けたようだ。
その横で、ただ一人残された男がヘタリと崩れ落ちる。股の辺りが黒ずんでいるのは、模様ではないだろう。
身の程を知らずにこんなことをしでかした男達に、アウストルは呆れと、微かな憐れみを覚える。若気の至りというには、あまりに大きな代償だ。
彼の喉元に切っ先を突き付けながら、アウストルは問うた。
「何処の者だ?」
「西……西のトレンド族だ……」
それは、一年ほど前に制圧した部族の名前だった。ずらりと並んだニダベリル軍の前に、族長は無血でその軍門に下った。しかし、その決断に、血気盛んな若者は納得がいかなかったようだ。
「愚かだな」
呟きながら、アウストルはその刃先を男の首筋に触れさせる。今まさに消え去ろうとしている己の命に、彼の顔は蒼白だった。その震えの所為で、首には浅い傷がいくつも付く。
「お前は生かしておいてやろう。村に戻り、今目にしたこのアウストルの力を他の者に伝えろ。二度とこんなバカな真似をする奴が出てこぬようにな」
低い声でそう告げ、アウストルは血糊を拭った剣を鞘に納める。
チラリと地面に転がる屍に目を走らせ、生き残りの刺客に背を向けた。
どれも、若い。二十歳を超えたかどうかというところだろう。
愛馬の元に戻りながら、アウストルは両手を握り締める。
この事態は、未だニダベリルに強さが足りない証拠だった。ニダベリルにはどう足掻いても太刀打ちできないのだと諦めさせることができていれば、この連中はアウストルを狙うことがなく、無駄に死ぬことも無かっただろう。
これまで制圧してきた連中の、大半は御しきれている。ニダベリルには逆らえないという恐怖の元に。だが、時たまこういう輩が現れる。
もっと、力を見せつけなければ――圧倒的な力を。
どれ程の力を手に入れればいいのか判らない。どこまでやれば充分なのか、判らない。
だが、それを為さねばニダベリルに待つのは崩壊のみだ。
祖国を護る為にアウストルが手にしているものは、『力』しかない。それ以外の手段など、知らなかった。
アウストルは再び馬上の人となる。
散らばる骸にも、打ちひしがれた生き残りにも、もう目をくれることはなった。
投石器というお荷物を抱えての移動は緩慢で、今となっては戦に不可欠になった代物だが、アウストルはこの点だけは不満に思う。
投石器の運搬自体も遅々としているのだが、それを手入れする技術者達もまた、隊の足を引っ張っていた。元々、彼らは肉体労働者ではない。体調を崩させない為には休息を充分にとらせる必要がある。
かつては、道なき道を昼夜問わぬ強行軍で突き進んだものだ。
ニダベリルは、元来、岩山ばかりの土地である。だが、兵の数が増え、装備が重く多くなるにつれ、機動力は落ちていった。かつてはヒトが地面に合わせていたが、地面をヒトに合わせる必要が出てきたのだ。
ニダベリルは進撃の為に山を拓き、地を均し、長い年月を費やして東西南北各地へつながる道を敷いていった。
だが、そんな通り易い道でさえ、彼らの歩みは遅い。
大部隊なのだから足の遅いものに合わせなければならないことは解かっている。だが、時々、アウストルはかつての身軽だったニダベリル軍が恋しくなった。
トロトロと歩くよりも全力で駆けまわる方が好きな彼の愛馬も不満そうで、時々大きく鼻を鳴らしている。
「隊長」
アウストルは少し前を歩く近衛隊隊長に声をかけた。
「は」
「少しこいつを走らせてやってくる。すぐに追いつくから、先に進んでろ」
「わかりました」
遠征の移動中に王が独りでふらりと隊列を離れるのは、珍しいことではない。アウストルほどの腕前なら、中途半端な護衛などむしろいるだけ邪魔になる。
アウストルは隊長に小さく頷くと、馬首を翻して駆け出した。
常足《なみあし》、速歩《はやあし》、駈足《かけあし》、襲歩《しゅうほ》と速度を上げていくと、愛馬は水を得た魚のように生き生きとし始める。足場は悪いが、アウストルはものともせずに手綱を操った。
城にいる時であれば好きなように走らせてやるのだが、まだまだ長い行程が残っている今は、そうもいかない。小さな川に行き当たったところで、アウストルは馬を止まらせた。
清流とは程遠い濁った流れだが、水は水だ。アウストルは馬を下りると水辺まで馬を連れて行ってやる。
「しばらくおとなしくしていろよ」
水を飲み始めた愛馬の鬣を撫でながら、耳元で言い含めた。
そうして、アウストルは剣の柄に手を置き、刹那、彼の全身から闘気が溢れ出す。
付かず離れずの距離でまとわり付いていたその気配には、ニダドゥンを出た翌日から気が付いていたのだ。数は四人か五人。
――その程度でこのニダベリル王をどうにかできると思っているのなら、とんだお笑い草だ。
そう、小さく笑いを漏らした時だった。
「ニダベリル王、アウストル! 覚悟!」
大声と共に、岩陰から五人の男が飛び出してくる。
やれやれだ。
アウストルはため息混じりに胸の中で呟き、振り向きざまに剣を抜くと、斬りかかってきた男達にひるむことなく踏み込んだ。
刺客は、五人。皆、若い。
よけようとする気配も見せないアウストルに、むしろ男達の方の腰が引ける。微かにぶれた剣先を見逃さず、アウストルはその剛剣を振るった。
ズブリと、濡れた物を切り裂く音。
直後無造作に分断され地面に転がった仲間の身体に、残った四人の足が止まる。
「どうした? もう止めておくか?」
剣を振るって血を払いながら、アウストルは余裕に満ちた笑みを浮かべて見せた。もっとも、今さら止めると言われても、彼にはその気はなかったが。
一度ニダベリル王に剣を向けた者は、彼に勝つか、彼に殺されるか、そのどちらかしかない。
凄味のあるアウストルの笑みに、彼らはジリと後ずさった。だが、一瞬おいて再び剣を振り上げ怒号と共に駆け出してくる。
速度もない。全身隙だらけだ。
この程度の腕で、このニダベリル王アウストルを仕留められると思ったのか。
半ば失望に近い気持ちを抱いて切りかかってきた剣を二人まとめて打ち払い、返す刃で彼らの胴を薙ぎ払った。
ヒトはそう簡単には絶命しない。
その切り口から内臓を溢れさせながらも、苦痛に呻き声をあげ、男二人はこらえきれずにのたうちまわる。だが、それも長くは続かなかった。
あっという間に三人が斃され、残った二人は及び腰になる。多分、戦意はすでに底を突いていただろう。
だが、アウストルは足を踏み出した。
右と左。
二人並んだうちの、左に狙いを付ける。
ハッと気づいた男が剣を上げてアウストルの一撃を防ごうとしたが、そんなものは何の役にも立たなかった。
鋼と鋼がぶつかる音の後にズブリという鈍い音。弾き飛ばされた一本の剣が宙を舞い、離れた場所に落ちる。
一瞬後、アウストルの剣は、男の左肩から右脇腹へと、抜けていた。そして、どさりどさりと二度続けて地面に硬くはない者が落ちる音が響く。心の臓も切り裂いていたと見え、今度は、さほど苦しまずに逝けたようだ。
その横で、ただ一人残された男がヘタリと崩れ落ちる。股の辺りが黒ずんでいるのは、模様ではないだろう。
身の程を知らずにこんなことをしでかした男達に、アウストルは呆れと、微かな憐れみを覚える。若気の至りというには、あまりに大きな代償だ。
彼の喉元に切っ先を突き付けながら、アウストルは問うた。
「何処の者だ?」
「西……西のトレンド族だ……」
それは、一年ほど前に制圧した部族の名前だった。ずらりと並んだニダベリル軍の前に、族長は無血でその軍門に下った。しかし、その決断に、血気盛んな若者は納得がいかなかったようだ。
「愚かだな」
呟きながら、アウストルはその刃先を男の首筋に触れさせる。今まさに消え去ろうとしている己の命に、彼の顔は蒼白だった。その震えの所為で、首には浅い傷がいくつも付く。
「お前は生かしておいてやろう。村に戻り、今目にしたこのアウストルの力を他の者に伝えろ。二度とこんなバカな真似をする奴が出てこぬようにな」
低い声でそう告げ、アウストルは血糊を拭った剣を鞘に納める。
チラリと地面に転がる屍に目を走らせ、生き残りの刺客に背を向けた。
どれも、若い。二十歳を超えたかどうかというところだろう。
愛馬の元に戻りながら、アウストルは両手を握り締める。
この事態は、未だニダベリルに強さが足りない証拠だった。ニダベリルにはどう足掻いても太刀打ちできないのだと諦めさせることができていれば、この連中はアウストルを狙うことがなく、無駄に死ぬことも無かっただろう。
これまで制圧してきた連中の、大半は御しきれている。ニダベリルには逆らえないという恐怖の元に。だが、時たまこういう輩が現れる。
もっと、力を見せつけなければ――圧倒的な力を。
どれ程の力を手に入れればいいのか判らない。どこまでやれば充分なのか、判らない。
だが、それを為さねばニダベリルに待つのは崩壊のみだ。
祖国を護る為にアウストルが手にしているものは、『力』しかない。それ以外の手段など、知らなかった。
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