【完結】-feelings of guilt 保健室で

宝希☆/無空★

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仮眠室で教師と生徒が

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仮眠室には一人の教師が寝ていた。



呑気な印象を与える家庭科の女性教師だ。怒った姿を見た学校関係者は、誰も居ない。



お気に入りの決まった位置の二段ベッドの下のベッドで、気持ち良さげに爆睡してる。



時折、夢心地に寝言を吐いている。

わりあい食べものの夢が多そうだ。



その上のベッドに私とたっちゃんが居る。



シーツの上に、何を目的で、誰が用意したか、ロッカーから取り出した、紙オムツみたいなペットシーツを敷き詰めて。



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この顛末はこうだ。



「出来るものならやってみろ(絶対出来っこないクセに)」が私の口グセで、それが今の顛末をまねこうとは。



昼休み、まだ次の授業の、雰囲気につつまれた、教室に帰りたくない私は「絶対に無理な事ゲーム」をツレ達としていた。



よく晴れた屋上で、学生特有の生意気な価値観で、色んなニュースの批評をしてる内に、誰かが何となく言った。ソレに乗っかっただけだった。



だから、これから起こることは、本当に偶然で、決して必然ではなかった。

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「たっちゃんに抱かれる」

と、誰かが言ったのに対し、私はへらへら笑ってソレを否定したが、いつもの悪いクセで「絶対に有り得ない現象」として「もし、たっちゃん×私が成立したら」留学の為に、貯めてる最中の、虎の子の貯金百万円

払うわ(ウケる)と話してしまったのだ。しかもチャイムに呼ばれ教室に帰るツレに従おうと立ちかけた私の右手を何かがつかんだ。



それは、たっちゃんの右手だった。



昼休み休憩にタバコを吸っていたとの事で…… 

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ダチではなくツレ達なので、私が屋上に取り残されても気づいてもらえなかった。

そして

たっちゃんはこう言う。



「悪趣味な会話は止めなさい」

握った手を離してくれない。



すぐキレる私の「冗談じゃないよ」とメンチきって態度に、大人として腹がたったのだろう。



「じゃあ証明しようじゃないか」と、たっちゃんに手を引かれ授業中の為、誰も居ない校内へと手をひかれた。



そして仮眠室に今、居る。



呑気な家庭科の女性教師の眠る、二階ベットに二人で息を殺している。









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「抱けば百万円だから」快楽はいらねーよなと耳もとで囁かれ、耳を甘噛された。



白衣のポケットをゴソごそして男性用の大きな粒の数珠みたいなモノを取り出した。そしてたっちゃんは言った。「入れるよ」



ベットに静かに仰向けに倒された私のスカートの内腿を右手が触れ、ショーツの足の伸ばしたゴムから、その手と数珠?を侵入させる。



「何」ってパニクってる内に冷たい数珠?の珠が私の縁に当てられた。



「イクよ」と囁かれた直後、たっちゃんは数珠?を私の中に入れ、そして泳がせた。不規則なリズムで泳がせる為、バージンの内皮に快楽が走った。保健体育で習った処女膜の形、星形多角形の二十芒星が、くりくり破かれた。





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喘ごうとした口にハンドタオルを押し込まれ、私の声はくぐもった。



その時、一階のベッドで音がした。



「誰か居ますか?」家庭科の教師はたずねる。寝ぼけた口調だ。



「達也です。」寝言が五月蝿かったですか?と、たっちゃんはエレガントに聞く。



私は自分の体液でショーツがぬるぬるになってる姿を、誰にも見られたくなかったので、快楽を必死で堪えた。



「なんだ、達也先生か」おやすびなさい。と、家庭科の教師は再び眠りについた。 



はあはあと、私の息づかいは荒くなってしまった。

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数珠?に飽きたのか?

たっちゃんは白衣の内ポケットから何か取り出した。何だろう?樹脂性の長い管の先に何かの液体が溜まった代物。



「医療用の浣腸」呟くたっちゃんは、その長い管に手の殺菌用のジェルを塗り付け、お尻の穴の中にと、ソレを忍ばせた。痛い。でもぐんぐん侵入したソレは、最後まで入ると液体を吐き出した。



「何」って想っていたら、たっちゃんが言った。



「これ10分くらいで効くから」

速くトイレでもよおして帰宅しな。



と……





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いってる内にお腹がもよおしてきた。



あっそっか。だからペットシーツをまんべんなくひいてるんだ、と理解した。とりあえずトイレに行く為に、動こうとしたとたん、もよおしてしまった。パンツが便で汚れてしまった。



にやにやする達也先生を無視して一番近くのトイレへ向かった。



家庭科の教師が目覚めない様に、校舎内で誰にも見つからない様に、一生懸命、爛れる下半身に歯向かいながらトイレにつく。そして溜め込んだモノを吐き出した。



パンツは匂うので、わからない様にごみ箱に捨てた。



とりあえず、私は今、ノーパンだ(汗)



< 28/ 45 >

一番近くのコンビニに向かう。



スカートが短いのを、この時ばかり呪う。中が見えない様に、そそくさと歩いた。



誰にも見られたくなかったから。





そして……



やっとたどり着いたコンビニで、完売していたから、男性用のトランクスを買った。

トイレを借りてソレを着用する。



何の気なしに、太股がすーすーするソレを感じ、達也先生もこんな、すーすーするモノを履いているのか?と想うと、さっきまでの顛末を彷彿し、血流障害を発生してしまった。



だからコンビニの洋式のトイレに座り、ふるえや快楽が、おさまるのを待った。



< 29/ 45 >

私は留学をあきらめ、ツレ達には内緒で、百万円を、達也先生に、手渡した。



はじめてのHは「恋しい人と」と想っていたが、そんな自分を子供だったなと今は想う。



今の私はツレ達と別れて一人で教室に居る。



「出来るものならやってみろ(絶対出来っこないクセに)」という私の口グセを一生懸命治した。





そして

それからの私は何があっても、

屋上と保健室には行かない様に配慮したのは言うまでもない。











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【あとがき3】

feelings of guilt

女子目線ラストです。

(秘書や執事や手術室のラヴシーンは、駄目(ノ_・、))次にお目見えする時は、男性目線で頑張ります。

私のセックスの知を全部?つぎ込みましたので、十年後?に真の形「回顧録 制服は汚さない」を公開できると良いのですが・・・



あとがきの後に、続きや番外編を、書く形は、なかめぐろ(めぐろ。)さんの作品に、影響を受けて、やってみました。面白かった(笑)



少女達は、たっちゃんに食べられちゃうのですが、悪いことしてたからで。サボタージュとか脅迫とか賭け事などの。因果応報でした。

そんな事解説してたら、たっちゃんアンガーマネージメント出来ない、不器用男子に見えもしました(汗)



でもピカレスクロマンの勧悪懲善。

犯罪の抑止力になあれ!☆

和久俊三先生の小説で女性の試験管の中に遺伝子がわかる※液が医学で発見され有罪という物語も在るし。





このあとがきは後に追加するかもしれません。とりあえずでーーー18.05.28.



日本カナヘビの陸みあいみたいな、体の美しさではなくパーツを魅せるアングルにすれば、上手い人なら絵コンテきれるんだ(凄)

顔も部分見せにして美しさを追及。18.05.31. 

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