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第3章 蒼き海原と氷雪の砦
40話 追跡
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「くそッ! 待ちやがれ!!」
港町ポルターズのシンボルである大灯台を訪れた俺は、突如忍者のような恰好をした赤茶色のカエル頭に大金の入った袋を丸ごと盗まれてしまった。いや、まっすぐお金を預けにギルドに向かわずに灯台の見物に来てしまった俺にも非があるが、白昼堂々人の持ち物を力づくで奪うなんて思わないだろう。
やたらと癪に障るしたり顔を張り付けたままカエル忍者は人ごみの中をすいすいと駆け抜けていく。まずい、このままでは見失ってしまう。俺は焦る気持ちを無理やり押さえつけて、立ち止まって景色を眺める観光客たちを押しのけて赤茶の禿頭を追いかける。幸いその独特すぎる外見のおかげで人ごみの中で視認できなくなるということはなさそうだが、やたらと小柄な体格によってカエル忍者は障害物を感じさせないようなスピードで疾走している。
次第に灯台から離れ人ごみが薄れてくると、奴はさらにそのスピードを上げて街の中へ進路を急速に変えた。このまま走り続けても埒が明かない。ならば奥の手を使うまで──。
「待てええええッ!!」
右足に体内のマナを集中させ、地面を蹴る瞬間に一気にその蓄えられたエネルギーを開放する。失われつつあるという古きマナーゼンたちの秘技”纏い”によって爆発的な加速を得た右足は石畳を粉砕する勢いで蹴りつけ、俺は盛大に紫色の光の欠片をまき散らしながらまっすぐカエル忍者の方へ飛び出す。強烈な風圧に瞑りそうになる目でカエルの後ろ姿を捉えると、その首根っこを引っ掴もうと右腕を出来る限り伸ばした。しかし期待しているほど状況がうまく転がることはなく、手の先が奴の黒装束に触れんとした瞬間に急襲する俺に気づいたカエル忍者がさらにギアを上げ、俺の右腕はむなしく空を掠めた。歯ぎしりしながらそのままの勢いで反時計回りに素早く二百七十度回転し、右折するカエルの後方に強引に陣取ると、驚愕といった表情でこちらを見つめる奴の顔面が見えた。
「おぬし何者でござるか!?」
「ただの旅人だ!」
さすがに焦りを見せ始めた忍者を捉えようと再び纏いを発動し、低空でタックルを敢行する。少々手荒だが相手は強盗なのだ。それならばこちらも強行突破するのが最適解というものだ。バチリと紫電を閃かせながら飛びかかった俺を、なんとカエル忍者は垂直に飛び跳ねて見事にかわして見せた。頭がカエルなら足もカエルなの!? とびっくり仰天している間にもカエル忍者は空中で体をひねって飛び込んできた俺の体を踏みつけ、再び町の方へ走り去っていく。
「絶対逃がさねえ……ッ!」
カエルに踏みつけられた背中の痛みに苛立ちながら立ち上がり小さくなっていく背中を睨みつけると、俺も傾きつつある日差しの照らす町中へ駆け出した。
「……ぐうッ! しつこいでござるよ!!」
数分ポルターズの迷路のような町を走り回った末に、俺はようやくカエル忍者を人影のない袋小路に追い詰めた。周囲は高い建造物に囲まれているため自慢の跳躍でもさすがに逃げられまい。
「はあ、はあっ……、手間かけさせやがって……。さあ、観念してその荷物を返せ!」
俺は荒い息を整えつつじりじりと奴に接近していく。これでさすがに諦めたかと思いきや、顔中に汗を光らせて対面するカエル忍者は、あろうことか俺から奪い取った袋を上空に投げ上げた。空を舞う袋に目を奪われたその一瞬でカエル忍者は懐からナイフを素早く引き抜き、俺目がけ襲い掛かってきた。
「ぬおあっ!?」
咄嗟に左手に装備した、因縁の大ガニ”オーベルセルム”の甲殻でできた深緑の籠手で迫りくる凶刃を防ぐ。俺の一振り目の愛剣を破砕に至らしめたその堅牢な甲殻は籠手という形に変わっても遺憾なくその耐久性を発揮し、カエルの神速の一撃をがっちりと受け止めた。籠手に阻まれた奴の刃はこの国に広く存在するものとは異なる薄い片刃。元の世界のものに例えるなら包丁、いや、脇差とか小刀の方が近いか。
数秒のせめぎ合いの直後にバックステップで距離を取ると、俺も腰に佩いた長剣を引き抜いた。俺の大切なお金を強奪したとはいえさすがにこの盗賊を斬り殺すのはためらわれるが、防御・牽制用としては十分に役目を果たしてくれるはずだ。
「いざとなったらお前を斬ることだってできるからな」
「ぐっ……! ただの旅人ではないようでござるな……」
全くのはったりだが実物の剣を添えれば多少は説得力を増すようで、先ほどから焦りを見せていたカエル忍者はさらに緊張した面持ちになっている。今すぐに奴の背後にある金貨の入った袋を返してくれれば痛い目に合わせるようなことはしないが、さて、どう出るか……。
「……ぐっ、ここで退くは我が一族の恥! ベニャカワース族無敗の戦士グミャ、いざ参るううッ!!」
盗人とは思えない堂々とした口上とともに突っ込んできたカエル忍者改めグミャは、思い切り真上に小刀を振りかぶる。確かにこの身のこなし、そして攻撃の躊躇のなさは口上の通り無敗の戦士なのかもしれない。しかし格好良く言ってはいるものの、グミャが盗みを働いたという事実に何ら変わりはないのだ。大人しく初めての敗北を味わってもらおう。
駆けてくるグミャに向かって俺も走り始める。斬撃で狙うのは奴の振り上げられた短刀。オーベルセルムのロケットパンチやドラゴンの攻撃に比べればはるかに遅い刃を打ち落とすなど朝飯前だ。右肩に剣を構えてマナを右腕に集める。あと二メートル……一メートル……、今!! 纏いの発動によって超速で撃ち出された肉厚の刃は振り下ろされたグミャの刃の腹を正確に打ち抜き、辺りに甲高い金属音を響き渡らせた。互いの得物を振り抜いた姿勢のまま俺たちの体はすれ違い、ちょうど背中合わせの状態になる。
「……勝負あったみたいだな」
俺が長剣を振り払うと同時に、弾き飛ばされたグミャの短刀が地面にぶつかってカランと音を立てる。結局俺の目の前に袋が来るような結果となったのだから、本当にこいつは何がしたかったのだろうか。ひとまず俺は空いた左手で袋を拾い上げると、固まったままのカエル忍者の方へ振り返った。
「おい、もう勝負はついただろ。大人しく……」
「いや、まだ、まだ勝負はついていないでござるよ!」
そう言って俺の言葉を遮るや否や、グミャは素早く振り返って俺に向かって何かを投げつけた。飛来する黒い何かを半ば反射的に右手の剣で切り払ったその瞬間、破裂音とともに真っ黒い煙が飛来物を中心に爆発的に広がっていった。まさか今度は煙幕か。どこまでもその容姿に違わぬ忍者ライクな戦い方をする奴だ。瞬間的に生じた暗闇の中で奴のいたほうに剣を向けるがなかなか気配が感じられない。煙幕を払うために纏いを発動させようと右手にマナを込めたところで不意に背後から声が聞こえた。
「げっげっげ……拙者自身が敗北を認めなければ勝負に負けはないのでござるよ」
その瞬間に左手に握った袋に強烈な力がかかり思わず袋を手放してしまった。ようやく晴れてきた煙幕の向こうには数分ぶりのしたり顔を買える頭に張り付けたグミャの姿があった。
「待てえッ!!」
すでに袋小路から抜け出して道を曲がっていくグミャの背中目がけて、俺は腰のポーチの中から投擲用の釘を引き抜いて纏いを発動させながら投げつけた。尋常ならざる初速を得た釘はもはや円盤に見えるほどの超スピードでぐるぐると回転しながら飛翔し、しかしもう少しでグミャの体に当たるという所で器用に体を逸らされて奥の壁に突き刺さった。キン!という鋭い貫通音だけが俺以外に人のいなくなった袋小路に響く。
金貨の袋を奪われて怒りと絶望に暮れる俺の目に映ったのは、建物の陰で暗い光を放つグミャの小刀だった。
港町ポルターズのシンボルである大灯台を訪れた俺は、突如忍者のような恰好をした赤茶色のカエル頭に大金の入った袋を丸ごと盗まれてしまった。いや、まっすぐお金を預けにギルドに向かわずに灯台の見物に来てしまった俺にも非があるが、白昼堂々人の持ち物を力づくで奪うなんて思わないだろう。
やたらと癪に障るしたり顔を張り付けたままカエル忍者は人ごみの中をすいすいと駆け抜けていく。まずい、このままでは見失ってしまう。俺は焦る気持ちを無理やり押さえつけて、立ち止まって景色を眺める観光客たちを押しのけて赤茶の禿頭を追いかける。幸いその独特すぎる外見のおかげで人ごみの中で視認できなくなるということはなさそうだが、やたらと小柄な体格によってカエル忍者は障害物を感じさせないようなスピードで疾走している。
次第に灯台から離れ人ごみが薄れてくると、奴はさらにそのスピードを上げて街の中へ進路を急速に変えた。このまま走り続けても埒が明かない。ならば奥の手を使うまで──。
「待てええええッ!!」
右足に体内のマナを集中させ、地面を蹴る瞬間に一気にその蓄えられたエネルギーを開放する。失われつつあるという古きマナーゼンたちの秘技”纏い”によって爆発的な加速を得た右足は石畳を粉砕する勢いで蹴りつけ、俺は盛大に紫色の光の欠片をまき散らしながらまっすぐカエル忍者の方へ飛び出す。強烈な風圧に瞑りそうになる目でカエルの後ろ姿を捉えると、その首根っこを引っ掴もうと右腕を出来る限り伸ばした。しかし期待しているほど状況がうまく転がることはなく、手の先が奴の黒装束に触れんとした瞬間に急襲する俺に気づいたカエル忍者がさらにギアを上げ、俺の右腕はむなしく空を掠めた。歯ぎしりしながらそのままの勢いで反時計回りに素早く二百七十度回転し、右折するカエルの後方に強引に陣取ると、驚愕といった表情でこちらを見つめる奴の顔面が見えた。
「おぬし何者でござるか!?」
「ただの旅人だ!」
さすがに焦りを見せ始めた忍者を捉えようと再び纏いを発動し、低空でタックルを敢行する。少々手荒だが相手は強盗なのだ。それならばこちらも強行突破するのが最適解というものだ。バチリと紫電を閃かせながら飛びかかった俺を、なんとカエル忍者は垂直に飛び跳ねて見事にかわして見せた。頭がカエルなら足もカエルなの!? とびっくり仰天している間にもカエル忍者は空中で体をひねって飛び込んできた俺の体を踏みつけ、再び町の方へ走り去っていく。
「絶対逃がさねえ……ッ!」
カエルに踏みつけられた背中の痛みに苛立ちながら立ち上がり小さくなっていく背中を睨みつけると、俺も傾きつつある日差しの照らす町中へ駆け出した。
「……ぐうッ! しつこいでござるよ!!」
数分ポルターズの迷路のような町を走り回った末に、俺はようやくカエル忍者を人影のない袋小路に追い詰めた。周囲は高い建造物に囲まれているため自慢の跳躍でもさすがに逃げられまい。
「はあ、はあっ……、手間かけさせやがって……。さあ、観念してその荷物を返せ!」
俺は荒い息を整えつつじりじりと奴に接近していく。これでさすがに諦めたかと思いきや、顔中に汗を光らせて対面するカエル忍者は、あろうことか俺から奪い取った袋を上空に投げ上げた。空を舞う袋に目を奪われたその一瞬でカエル忍者は懐からナイフを素早く引き抜き、俺目がけ襲い掛かってきた。
「ぬおあっ!?」
咄嗟に左手に装備した、因縁の大ガニ”オーベルセルム”の甲殻でできた深緑の籠手で迫りくる凶刃を防ぐ。俺の一振り目の愛剣を破砕に至らしめたその堅牢な甲殻は籠手という形に変わっても遺憾なくその耐久性を発揮し、カエルの神速の一撃をがっちりと受け止めた。籠手に阻まれた奴の刃はこの国に広く存在するものとは異なる薄い片刃。元の世界のものに例えるなら包丁、いや、脇差とか小刀の方が近いか。
数秒のせめぎ合いの直後にバックステップで距離を取ると、俺も腰に佩いた長剣を引き抜いた。俺の大切なお金を強奪したとはいえさすがにこの盗賊を斬り殺すのはためらわれるが、防御・牽制用としては十分に役目を果たしてくれるはずだ。
「いざとなったらお前を斬ることだってできるからな」
「ぐっ……! ただの旅人ではないようでござるな……」
全くのはったりだが実物の剣を添えれば多少は説得力を増すようで、先ほどから焦りを見せていたカエル忍者はさらに緊張した面持ちになっている。今すぐに奴の背後にある金貨の入った袋を返してくれれば痛い目に合わせるようなことはしないが、さて、どう出るか……。
「……ぐっ、ここで退くは我が一族の恥! ベニャカワース族無敗の戦士グミャ、いざ参るううッ!!」
盗人とは思えない堂々とした口上とともに突っ込んできたカエル忍者改めグミャは、思い切り真上に小刀を振りかぶる。確かにこの身のこなし、そして攻撃の躊躇のなさは口上の通り無敗の戦士なのかもしれない。しかし格好良く言ってはいるものの、グミャが盗みを働いたという事実に何ら変わりはないのだ。大人しく初めての敗北を味わってもらおう。
駆けてくるグミャに向かって俺も走り始める。斬撃で狙うのは奴の振り上げられた短刀。オーベルセルムのロケットパンチやドラゴンの攻撃に比べればはるかに遅い刃を打ち落とすなど朝飯前だ。右肩に剣を構えてマナを右腕に集める。あと二メートル……一メートル……、今!! 纏いの発動によって超速で撃ち出された肉厚の刃は振り下ろされたグミャの刃の腹を正確に打ち抜き、辺りに甲高い金属音を響き渡らせた。互いの得物を振り抜いた姿勢のまま俺たちの体はすれ違い、ちょうど背中合わせの状態になる。
「……勝負あったみたいだな」
俺が長剣を振り払うと同時に、弾き飛ばされたグミャの短刀が地面にぶつかってカランと音を立てる。結局俺の目の前に袋が来るような結果となったのだから、本当にこいつは何がしたかったのだろうか。ひとまず俺は空いた左手で袋を拾い上げると、固まったままのカエル忍者の方へ振り返った。
「おい、もう勝負はついただろ。大人しく……」
「いや、まだ、まだ勝負はついていないでござるよ!」
そう言って俺の言葉を遮るや否や、グミャは素早く振り返って俺に向かって何かを投げつけた。飛来する黒い何かを半ば反射的に右手の剣で切り払ったその瞬間、破裂音とともに真っ黒い煙が飛来物を中心に爆発的に広がっていった。まさか今度は煙幕か。どこまでもその容姿に違わぬ忍者ライクな戦い方をする奴だ。瞬間的に生じた暗闇の中で奴のいたほうに剣を向けるがなかなか気配が感じられない。煙幕を払うために纏いを発動させようと右手にマナを込めたところで不意に背後から声が聞こえた。
「げっげっげ……拙者自身が敗北を認めなければ勝負に負けはないのでござるよ」
その瞬間に左手に握った袋に強烈な力がかかり思わず袋を手放してしまった。ようやく晴れてきた煙幕の向こうには数分ぶりのしたり顔を買える頭に張り付けたグミャの姿があった。
「待てえッ!!」
すでに袋小路から抜け出して道を曲がっていくグミャの背中目がけて、俺は腰のポーチの中から投擲用の釘を引き抜いて纏いを発動させながら投げつけた。尋常ならざる初速を得た釘はもはや円盤に見えるほどの超スピードでぐるぐると回転しながら飛翔し、しかしもう少しでグミャの体に当たるという所で器用に体を逸らされて奥の壁に突き刺さった。キン!という鋭い貫通音だけが俺以外に人のいなくなった袋小路に響く。
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