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スピンオフ
extra7 ゴールキーパーたちの夜〈1〉
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男が手に持ったトングで何枚もの肉を一気につかむ。
「ほら、こっちもそっちも焼けてるぞ」
食べろ食べろ、と弓立たちの皿へ無造作に放りこまれてくる肉は、食欲を刺激する香ばしい匂いを湯気とともに漂わせている。
焼肉なんて家以外では食べ放題の店でしか食べたことのない弓立敦宏にとって、今夜連れてこられた高級焼肉店なぞまったく未知の領域だった。
けれどもそこで腰の引ける弓立ではない。
「あざーっす! お言葉に甘えていただきます!」
快活に答えてさっそく箸を伸ばす。
だが彼の脇腹は隣にいる少年によって肘打ちされてしまった。
「おまえ、ちょっとは遠慮ってものを知れ」
不機嫌そうな小声でそう注意してきたのは姫ヶ瀬FCジュニアユースの正ゴールキーパー、友近聡だ。
すると目の前の男が「ははっ」とさわやかに笑う。
「友近くん、それは違うなあ。年上の人間が食事をおごってくれるときは遠慮せずに食べまくるのが正解だ。きみたちみたいな成長期にある少年なら特にね。さ、手加減無用でどんどんいってくれよ」
人の好さそうな笑顔からはなかなか想像しづらいが、彼は勝負の世界ですでに二十年近く戦ってきている。
草壁次郎、職業はプロサッカー選手。
名は体を表したか、ゴールキーパー一筋に地味なサッカー人生を生きてきた。これは草壁本人の談だ。
四十が近づいてきた大ベテランの現在でこそ姫ヶ瀬FCトップチームの二番手に甘んじているが、友近からの情報によればかつて草壁は代表候補合宿にも呼ばれていたほどの実力者らしい。
まだまだ駆け出しのキーパーでしかない弓立にしてみれば、いわば雲の上にも等しい大先輩である。
重ねて言うが、弓立はそんなことで気後れするようなタマではない。
取り皿にある肉を何枚も重ねてタレにつけ、一気に口の中へと突っこんだ。
「ほんなふまいにふ、はひめてたべるっふ」
「食うかしゃべるか、どっちかにしやがれ」
がっつく弓立に眉をひそめた友近は、対照的に育ちの良さを感じさせる食べ方をしている。弓立にしてみれば「なに気どってんだか」と嫌味のひとつも言ってやりたいところではあるが、それよりもまずは目の前の肉が最優先だ。
草壁は箸を手にとることなく、そんな二人を眺めながらいかにも楽しそうにしていた。
「きみらを見ているだけで面白いなあ。性格の違いはきちんとキーパーとしてのプレースタイルにも反映されているよね。的確なコーチングと堅実な守りが身上の友近くん、フィールドプレーヤー顔負けなキックの精度と果敢な飛びだしが売りの弓立くん。うん、本当に面白い」
弓立がかつて戦ったことのある友近とのみならず、親子ほども年が離れているうえに何段階もカテゴリーが違う草壁と食事をしているのは、弓立本人の気まぐれな思いつきが発端だった。
話は四時間ほど前に遡る。
姫ヶ瀬FCの敷地内には単身乗りこんできた弓立の姿があった。
中学総体県予選で折れた指もようやく完治し、プレーにはもう何の支障もない。けれども彼にはいくらかの迷いが芽生えだしていた。
この先、いったい自分はどんなゴールキーパーになるべきなのか。
その答えとはいわないまでも、何かしらヒントがあるのではないかと考えて姫ヶ瀬FCが誇る広大な練習場にわざわざ足を運んだのだ。
ただし選んだ曜日が悪かった。たいていのクラブユースは週末にみっちりと試合を組んでおり、週が明けた月曜の練習はまず休みであることが多い。もちろん、姫ヶ瀬FCジュニアユースも例外ではなかったというわけだ。
当てが外れた弓立は誰もいない練習場の前でしばらく呆然としていたが、彼の耳がボールの蹴られるかすかな音を捉える。
音の出どころを突きとめようと歩いていった先にあったのは、Jリーグ1部で戦う姫ヶ瀬FCトップチーム専用のグラウンドだった。
どうやら全体練習をすでに終えた後だったらしく、選手の姿はほとんど見当たらない。
散発的に聞こえてくるボールを蹴る音がむしろのどかさを感じさせるなか、弓立の視線はいつの間にかある選手の姿に釘づけとなっていた。
巨漢であるコーチらしき人物とマンツーマンでボールキャッチの練習を繰り返しているその選手は、考えるまでもなく弓立と同じポジション、ゴールキーパーであろう。けれどもそのことはさしたる要因ではない。
周囲の緩んだ空気を拒むかのような厳しさを漲らせ、金網越しにでも伝わってくる場違いなまでの集中力。それこそが弓立が目を離せなくなった理由だ。
「おいジロー、まだいくのか」
「もう少し、あとちょっとだけですので」
音を上げたコーチらしき男に対し、ジローと呼ばれた選手は全身に汗を拭きだしながらもさらなる練習の延長を願い出る。
「ベテランになってもおまえの練習好きは変わらんなあ。まったく、うちの若い連中にも見習ってほしいわ」
苦笑いしながらコーチが顔をグラウンドの外へと向けたとき、ちょうど弓立の視線とぶつかってしまった。
「おい、そこの少年」
すぐに掛けられてきた声に、弓立は「もしかしたら怒られるか……?」と身構えながら自分を指差す。もしそうなら迷わずダッシュで逃げる腹を決めて。
だが男は意外にも顔を綻ばせて言った。
「そう、おまえだよ。キーパーの練習を食い入るように見つめる子は今時珍しいな」
コーチの男の言葉に、ジローと呼ばれた選手も緊張感をいくらか解いて応じる。
「点を取るポジションに比べたら、どうしてもキーパーってのは地味ですからね」
「あと痛い。それに何よりミスが許されない」
いかにもきつそうにコーチが顔を歪めた。
「いつまでたっても言われますもんねえ。十年前のキャッチングミスでもいまだにサポーターの方たちから責められますよ」
だよなあ、と二人はともに声をあげて笑う。
ゴールキーパーというポジションにプライドを持っている弓立としては、プロの選手やコーチともあろう人間が愚痴って茶化しているように思えてしまい、どうにも我慢がならなくなってしまった。
「でも、最高に当たってる日のゴールキーパーはフィールドの支配者だろ。おれはいつだってそうありたいと願ってる。ゴールラインを割られるのが死ぬほど嫌いなんだよ。だいいち、最後に立ちはだかるキーパーがいなきゃサッカーなんて面白くも何ともねえよ」
抗議の意志をこめ、金網をつかみながら二人に食ってかかる。
無礼なのは百も承知だ。しかし二人の大人は弓立を咎めるどころか、むしろ笑みを浮かべて発言を喜んでくれているようにさえ見えた。
「少年、わかってるじゃないか」
そう言ってコーチの男は頷き、ジローと呼ばれた選手は弓立に向かって手招きをしている。
「おいでよ。ぼくはきみのことが気に入った」
どうせ自主練習なんだから誰にも遠慮することはない、そう言ってまた笑った彼が自らの名前を口にした。
これが弓立と草壁次郎のファースト・コンタクトだ。
その後すぐ自主練習のためにやってきた友近に見つかって、部外者が勝手に入ってきて云々などといろいろと文句を言われたりもしたが、草壁とコーチがとりなしたことによりどうにか事なきを得た。
結果的には姫ヶ瀬FCジュニアユースの自主練組によるミニゲームにも参加させてもらえたのだから、それだけでも弓立にとっては実りの多い一日だったのである。まさかプロの選手と夕食を共にできるだなんて想像すらしていなかった。
そのうえ、草壁はもうひとつ手土産を用意してくれていたのだ。
「ほら、こっちもそっちも焼けてるぞ」
食べろ食べろ、と弓立たちの皿へ無造作に放りこまれてくる肉は、食欲を刺激する香ばしい匂いを湯気とともに漂わせている。
焼肉なんて家以外では食べ放題の店でしか食べたことのない弓立敦宏にとって、今夜連れてこられた高級焼肉店なぞまったく未知の領域だった。
けれどもそこで腰の引ける弓立ではない。
「あざーっす! お言葉に甘えていただきます!」
快活に答えてさっそく箸を伸ばす。
だが彼の脇腹は隣にいる少年によって肘打ちされてしまった。
「おまえ、ちょっとは遠慮ってものを知れ」
不機嫌そうな小声でそう注意してきたのは姫ヶ瀬FCジュニアユースの正ゴールキーパー、友近聡だ。
すると目の前の男が「ははっ」とさわやかに笑う。
「友近くん、それは違うなあ。年上の人間が食事をおごってくれるときは遠慮せずに食べまくるのが正解だ。きみたちみたいな成長期にある少年なら特にね。さ、手加減無用でどんどんいってくれよ」
人の好さそうな笑顔からはなかなか想像しづらいが、彼は勝負の世界ですでに二十年近く戦ってきている。
草壁次郎、職業はプロサッカー選手。
名は体を表したか、ゴールキーパー一筋に地味なサッカー人生を生きてきた。これは草壁本人の談だ。
四十が近づいてきた大ベテランの現在でこそ姫ヶ瀬FCトップチームの二番手に甘んじているが、友近からの情報によればかつて草壁は代表候補合宿にも呼ばれていたほどの実力者らしい。
まだまだ駆け出しのキーパーでしかない弓立にしてみれば、いわば雲の上にも等しい大先輩である。
重ねて言うが、弓立はそんなことで気後れするようなタマではない。
取り皿にある肉を何枚も重ねてタレにつけ、一気に口の中へと突っこんだ。
「ほんなふまいにふ、はひめてたべるっふ」
「食うかしゃべるか、どっちかにしやがれ」
がっつく弓立に眉をひそめた友近は、対照的に育ちの良さを感じさせる食べ方をしている。弓立にしてみれば「なに気どってんだか」と嫌味のひとつも言ってやりたいところではあるが、それよりもまずは目の前の肉が最優先だ。
草壁は箸を手にとることなく、そんな二人を眺めながらいかにも楽しそうにしていた。
「きみらを見ているだけで面白いなあ。性格の違いはきちんとキーパーとしてのプレースタイルにも反映されているよね。的確なコーチングと堅実な守りが身上の友近くん、フィールドプレーヤー顔負けなキックの精度と果敢な飛びだしが売りの弓立くん。うん、本当に面白い」
弓立がかつて戦ったことのある友近とのみならず、親子ほども年が離れているうえに何段階もカテゴリーが違う草壁と食事をしているのは、弓立本人の気まぐれな思いつきが発端だった。
話は四時間ほど前に遡る。
姫ヶ瀬FCの敷地内には単身乗りこんできた弓立の姿があった。
中学総体県予選で折れた指もようやく完治し、プレーにはもう何の支障もない。けれども彼にはいくらかの迷いが芽生えだしていた。
この先、いったい自分はどんなゴールキーパーになるべきなのか。
その答えとはいわないまでも、何かしらヒントがあるのではないかと考えて姫ヶ瀬FCが誇る広大な練習場にわざわざ足を運んだのだ。
ただし選んだ曜日が悪かった。たいていのクラブユースは週末にみっちりと試合を組んでおり、週が明けた月曜の練習はまず休みであることが多い。もちろん、姫ヶ瀬FCジュニアユースも例外ではなかったというわけだ。
当てが外れた弓立は誰もいない練習場の前でしばらく呆然としていたが、彼の耳がボールの蹴られるかすかな音を捉える。
音の出どころを突きとめようと歩いていった先にあったのは、Jリーグ1部で戦う姫ヶ瀬FCトップチーム専用のグラウンドだった。
どうやら全体練習をすでに終えた後だったらしく、選手の姿はほとんど見当たらない。
散発的に聞こえてくるボールを蹴る音がむしろのどかさを感じさせるなか、弓立の視線はいつの間にかある選手の姿に釘づけとなっていた。
巨漢であるコーチらしき人物とマンツーマンでボールキャッチの練習を繰り返しているその選手は、考えるまでもなく弓立と同じポジション、ゴールキーパーであろう。けれどもそのことはさしたる要因ではない。
周囲の緩んだ空気を拒むかのような厳しさを漲らせ、金網越しにでも伝わってくる場違いなまでの集中力。それこそが弓立が目を離せなくなった理由だ。
「おいジロー、まだいくのか」
「もう少し、あとちょっとだけですので」
音を上げたコーチらしき男に対し、ジローと呼ばれた選手は全身に汗を拭きだしながらもさらなる練習の延長を願い出る。
「ベテランになってもおまえの練習好きは変わらんなあ。まったく、うちの若い連中にも見習ってほしいわ」
苦笑いしながらコーチが顔をグラウンドの外へと向けたとき、ちょうど弓立の視線とぶつかってしまった。
「おい、そこの少年」
すぐに掛けられてきた声に、弓立は「もしかしたら怒られるか……?」と身構えながら自分を指差す。もしそうなら迷わずダッシュで逃げる腹を決めて。
だが男は意外にも顔を綻ばせて言った。
「そう、おまえだよ。キーパーの練習を食い入るように見つめる子は今時珍しいな」
コーチの男の言葉に、ジローと呼ばれた選手も緊張感をいくらか解いて応じる。
「点を取るポジションに比べたら、どうしてもキーパーってのは地味ですからね」
「あと痛い。それに何よりミスが許されない」
いかにもきつそうにコーチが顔を歪めた。
「いつまでたっても言われますもんねえ。十年前のキャッチングミスでもいまだにサポーターの方たちから責められますよ」
だよなあ、と二人はともに声をあげて笑う。
ゴールキーパーというポジションにプライドを持っている弓立としては、プロの選手やコーチともあろう人間が愚痴って茶化しているように思えてしまい、どうにも我慢がならなくなってしまった。
「でも、最高に当たってる日のゴールキーパーはフィールドの支配者だろ。おれはいつだってそうありたいと願ってる。ゴールラインを割られるのが死ぬほど嫌いなんだよ。だいいち、最後に立ちはだかるキーパーがいなきゃサッカーなんて面白くも何ともねえよ」
抗議の意志をこめ、金網をつかみながら二人に食ってかかる。
無礼なのは百も承知だ。しかし二人の大人は弓立を咎めるどころか、むしろ笑みを浮かべて発言を喜んでくれているようにさえ見えた。
「少年、わかってるじゃないか」
そう言ってコーチの男は頷き、ジローと呼ばれた選手は弓立に向かって手招きをしている。
「おいでよ。ぼくはきみのことが気に入った」
どうせ自主練習なんだから誰にも遠慮することはない、そう言ってまた笑った彼が自らの名前を口にした。
これが弓立と草壁次郎のファースト・コンタクトだ。
その後すぐ自主練習のためにやってきた友近に見つかって、部外者が勝手に入ってきて云々などといろいろと文句を言われたりもしたが、草壁とコーチがとりなしたことによりどうにか事なきを得た。
結果的には姫ヶ瀬FCジュニアユースの自主練組によるミニゲームにも参加させてもらえたのだから、それだけでも弓立にとっては実りの多い一日だったのである。まさかプロの選手と夕食を共にできるだなんて想像すらしていなかった。
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